浅きを去って深きに就く

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January 3, 2007
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カテゴリ: 宗教と社会
池田大作



――昔、ある貧しい男に、裕福な親友がいた。ある日、男は、親友の家に遊びに行き、真心のもてなしを受けて酒に酔い眠ってしまった。

 その親友は急な仕事で旅立つことになり、やむなく熟睡する男の服の裏に、“無上の宝珠”を縫いこんで別れの贈り物とし、出発した。

 男は、その後、諸国を放浪し、やがてすっかり困窮した姿で、親友の前に現れる。

その姿に驚いた親友に教えられて、男は初めて、自分が無上の宝物に気づかぬまま流浪してきたことを知ったのである――。


ジャパンタイムズ 2006年6月8日


(つづく)





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