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November 1, 2007
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カテゴリ: 池田先生の指導
壮年部は中核であり重鎮




二番目に申し上げたいことは、幹部は個人プレーであってはならない。ということであります。おのおのの特色、個性、これは大いに発揮していい。

しかし、人々を小バカにし、人々を抑えて、自分だけ有名人になろう、自分だけいい子になろう、ということは「異体同心なれば万事を成し」(同1463頁)という大聖人の本義に反するのです。



地涌の菩薩は、全員使命があります。一人として、ムダな人はいない。したがって、根本的には、尊敬試合、助け合い、後輩が、伸びのびと成長していくための幹部である、自分であるのだということを自覚しなければならない。その人が偉いのです。

自分だけが偉くなり、他の人は偉くならなくてよい――これは、者宗教の行き方であります。



先日会ったある評論家も「いままでの学者は、自分がいちばん偉いと思って、わけもわからないことばかり書いておいて、ほんとうに、学生が、一日も早く立派に本を書けるようにしよう、という根性がない」といっておりました。そういう行き方は、正しい行き方ではありません。



私どもは、お互いに善智識であって悪知識ではないのです。幹部と後輩との関係は善智識であり、同志であり、後輩の信心を、より以上すすませ、より以上、立派にさせていこうということが、幹部の存在意義であります。



したがって、全会員が張り合いをもって、喜々とし、伸びのびと活動していけるように、心をくばっていただきたいのであります。

なかんずく婦人部、女子部に対しては、心からいたわってあげねばなりません。婦人部を叱ったり、女子とケンカしたり、小バカにするような壮年部であれば、すでに、大人としても、指導者としても失格です。



婦人部や、女子部からとやかくいわれること自体が、すでに壮年部の最高指導者として、敗北であり、失格であります。したがって、四者が、それぞれの特徴を生かしきり、その上で全体を調和させていける中枢になっていただきたいのであります。

(つづく)





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Last updated  May 6, 2019 03:08:52 PM
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