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November 17, 2007
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カテゴリ: 新・人間革命
山本伸一は、『人間の運命』の内容を踏まえて、ショーロホフに質問した。

 「人間の運命を変えることは、一面、環境等によっても可能であるかもしれません。
 しかし、運命の変革を突き詰めて考えていくならば、どうしても自己自身の変革の問題と関連してくると思います。

 この点はどのようにお考えでしょうか」

 彼は、大きく頷いた。

 「そうです。運命に負けないかどうかは、その人の信念の問題であると思います。一定の目的に向かう信念のない人は何もできません。
 われわれは、皆が“幸福の鍛冶屋”です。幸福になるために、精神をどれだけ鍛え抜いていくかです。
 精神的に強い人は、たとえ運命の曲がり角にあっても、自分の生き方に一定の影響を与えうるものです」

 伸一は、身を乗り出して言った。


たとえ、どんなに過酷な運命であっても、それに負けない最高の自己をつくる道を教えているのが仏法なんです。

 その最高の自己を《仏》と言います。また、そう自分を変革することを、私たちは《人間革命》と呼んでいます。

 仏法では、生命を永遠ととらえ、過去世からの自分自身の行為や思考の蓄積が、宿命すなわち運命を形成していくと説いているんです。

 したがって、現在をどう生きるかによって、未来の運命を変えることができる。今をいかに生きるかがすべてであるというのが、仏法の考え方なんです


 ショーロホフは、目をしばたたき、盛んに頷きながら、伸一の話に耳を傾けていた。

 彼は、社会主義国ソ連を代表する文豪である。しかし、人間が根本であり、精神革命こそが一切の最重要事であるという点では、意見は完全に一致し、強く共鳴し合ったのである。

 人生の達人の哲学、生き方は、根本において必ず仏法に合致している。いな、彼らは、その底流において、仏法を渇仰しているのだ。

 日蓮大聖人は民を助けた賢人たちについて、「彼等の人人の智慧は内心には仏法の智慧をさしはさみたりしなり」(御書一四六六ページ)と仰せである



【新・人間革命 懸け橋56】聖教新聞07・10・4





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