PR
Keyword Search
Freepage List
普遍の励ましを
日蓮大聖人の御在世当時には、たびたび疫病が流行した。そうした中、佐渡の門下、阿仏房の身延に入る大聖人のもとを訪れたことがある。大聖人は阿仏房の顔を見るや〝あの人は大丈夫か〟〝この人はどうしているか〟と真っ先に門下らの安否を尋ねたという
▼大事な門下の身を案じ、現実の幸福を祈る大聖人の振る舞いを通し、池田先生は語った。「『現実』を離れて仏法はない。ただの理屈でもない。観念でもない。『人間性』を離れて仏法はない」
▼先生の同志への励ましも同様であった。会長に就任した翌年の 1961 2 室戸台風の被災者と、小児まひと戦う少女などその母親の激励に走っている
▼新型コロナウィルスの感染拡大を警戒する日々が続く。先が見えない不安や不測の事態への恐怖が生まれる場合もある。正しい情報をもとに、適切な判断や行動を心掛けたい
▼とも、家族、そして自身のために、賢明にして現実的な用心を怠らず、強盛な祈りをともどもに貫いていこう。環境は変わっても、いな、変わっていくからこそ、生命力を湧きいだす普遍の励ましがどこまでも大切である。
【名字の言】聖教新聞 2020.2.27
遅すぎることはない September 24, 2024
失敗は欠かせないもの August 23, 2024
希望は自ら創り出すもの August 12, 2024
Calendar
Comments