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至誠をもって交わる
「日本資本主義の父」と評される渋沢栄一氏は、約 500 もの会社設立に携わったという。その生涯の特徴の一つに、伊藤博文や五代友厚など、「幅広い人脈」が挙げられる
▼渋沢は 81 歳の時、ワシントンでの会議にオブザーバーとして参加。その折、ニューヨークでの昼食会に招待された。だが、先約が入っていた。招待状の持参者は諦めかけたが、渋沢は時間を空けることを約束。彼の誠意に、招待者は胸打たれた。
▼人と交流する上で最も大切なことは——渋沢は強調する。「如何に無口なところ、いわゆる交際下手な人でも、至誠をもって交われば、心は必ず相手に通ぜぬということはない」(『渋沢栄一伝』ミネルヴァ書房)
(略)
【名字の言】聖教新聞 2021.5.31
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