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負けないことを信念とする
気性の激しい織田信長、工夫を凝らす豊臣秀吉、我慢強い徳川家康という、3人の武将の性格を表現した句がある。家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」。詠み人知らずの句とされるが、広く知られている。
▼家康の実際の性格とは異なるという説がある。また、彼の人生もホトトギスが鳴くまで何もせず、ただ待つようなものではなかった。幼少期に人質にされ、数々の合戦を経て江戸幕府の解説に至った生涯を見れば、苦闘の中で道を開いてきた生きざまが想像できる
▼真の「忍耐」には、負けないことを信念とする強さがある。苦悩の重圧に服従する「忍従」とは違う。環境の不遇を嘆かず、試練に耐えて生き抜く中に、幸福の種は必ず芽吹き、花と咲く。
【名字の言】聖教新聞 2022.12.6
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