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「ウーちゃんが帰ってきた ひとりで」夫のその一言で私の頭の中が騒ぎ立てる。 「ウーちゃんが帰ってきたって」「帰った」「え・・・」「ひとりで」「生きてるの」「それとも・・・」「まさか誰かが亡骸を・・・」私の頭には次から次へと疑問が沸いてきます。とにかく急いで帰ることにしました。 バタン帰るなり大きな声で私は夫に「帰ったって、どういうこと」 夫は口に人差し指を当てて「し!」と言いながら、反対の手でケージを指差しました。 ケージの中には今朝入れた葉っぱの代りに食いちらかされた茎が並び、上には小さなグレーの毛の固まりがあってそれが、かすかに静かに膨らんだりしぼんだりしていました。 「ウーちゃんだ」思わず、ケージを開けて抱きかかえようと思いました。が、あまりにもよく眠っているのでやめました。大ネコの手から逃れ、きっと安心して眠っているのでしょう。 (その14)へ
2007年01月17日
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胸にポッカリ穴が開いたようで、家事をするにも力が入らない。そんな中でやはり考えるのは、初めて我が家に来た時からのウーちゃんとの思い出。・・・・・・・・・・・・。戸を開けて外を見ても、今までと同じ風景がつづく。「どうしたらいいんだろう・・・。」何をしたらいいか考えつかない私は、とりあえずまたペットショップに行ってみることにしました。何かをやってないと落ち着かないのです。 仕事休みの夫に留守番を頼んでふたたびペットショップに出かけました。ペットショップの動物たちの種類は昨日と同じでした。「そうよね。そんなに毎日、動物たちは増えないよね。」と思いながらも私の眼だけは、店内の隅々まで小さな白いウサギを探し続けました。やはり、居ませんでした。これから、またウーちゃんの居ない我が家に帰ります。車に乗ろうとドアに手をかけたところでけたたましく携帯が鳴りました。「ん? 何だろ?」携帯を耳に当てるなり、騒がしい夫の声が飛び込んできました。 「帰ってきた ウーちゃんが帰ってきた」「え」と私。夫が何を言っているのかわからない。 もう一度、「何?」と聞き返したら「ウーちゃんが帰ってきたんだ ひとりで」と夫の大きな声。「え」 (その13)につづく
2007年01月14日
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