brog

brog

2021.01.22
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
この問題は第一結集約100年後に、べーサーリーで再燃し、第二結集と呼ばれる全体集会となり
結局大衆部と上座部の2つに大分裂する契機となりました。

律(僧侶の規則)の改変がその議題なのですが
その中で最も問題なのは、この金銭の授受の取り扱いです。

僧は托鉢で食物を在家からいただく事になっています。
今でも南方の上座部では、そのことが行われています。

しかし、托鉢の時にその鉢のなかに、金銭を入れる人が現れてきたのです。
もっとも商業がさかんであったべーサーリーならではの話だと思うのです。

この布施する行為は在家信者にとっては、非常な功徳があるとされてきています。


律には金銭にはふれてはいけないとあるかです。

これを突っ返すことは布施する行為を禁止することなりますので、おかしいことになります。
在家信者には、入れるなという決まりはなかったはずです。

鉢に入った金銭を捨てるわけにも行きませんし、持ち帰ってどうしましょうか?
って事になったとおもわれるのです。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021.01.22 10:25:46
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: