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警視庁に未公開で所蔵されていた横山大観(1868~1958年)の作とみられる富士山の日本画について、大観の孫で横山大観記念館の館長が、警視庁を訪れて鑑定し、作品が真作であると断定した。 大観作品の真贋(しんがん)の鑑定をしている館長は「数ある大観の富士の中でも指折りの名作。 これほどの大作が未発表で見つかるのは極めて珍しい。 大勢の人が見られる機会を設けてほしい」とし今後、警視庁に展覧会への出展など一般公開を依頼する方針を示した。 警視庁に所蔵されていた横山大観作の日本画 絵は縦112センチ、横156センチの大作で、警視庁本庁舎の公安委員会室に飾られている。 警視庁は「真贋不明」と一般公開してこなかったが、今年7月、本紙の取材で所蔵の事実が判明した。 この日、絵を鑑定した館長は「絵のタッチ、落款、特殊な紙などが大観のものと一致した」と断定。 1941年から54年ごろの間に描かれ、戦時中に大観の疎開を手伝った日本陸軍近衛師団に寄贈後、警視庁に引き継がれたと推測されるという。 保存状態も良く、「神々しく、どっしり落ち着いた富士だった」と評価した。 絵に署名とともに記されていた「正気時放光」(正気(せいき) 時に光を放つ)が画題とみられる。 江戸時代の水戸藩の政治学者藤田東湖の漢詩に由来し、水戸出身の大観が、戦時中の難局にあった日本を勇気づける願いを込めたとみられる。 絵が飾られている公安委員会室には一般人は立ち入れず、鑑定も非公開で行われた。 警視庁の総務部参事官は「絵が本物と確認され、安心した。 絵の梱包(こんぽう)や搬送で傷が付く恐れがあり、一般公開は考えていないが、記念館などから出展の要望があれば検討したい」と話した。 by tokyo web
2012年10月31日
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産業技術総合研究所などの研究グループは、月で約40億年前に起きたとされる巨大衝突の痕跡を見つけたと発表した。 暗く見える「海」の多い月の表(左)と、 白く見える「高地」が多い裏。 地球に向いた「表」にある点線で囲まれた大きな円の内側が、 巨大衝突の痕跡とみられるプロセラルム盆地 英科学誌ネイチャー・ジオサイエンス電子版に掲載される。 地球側に向いた月の表側には、暗く見える「海」と呼ばれる地形が多く、裏側は白く見える「高地」と呼ばれる地形が多い。 研究グループは、月探査衛星「かぐや」が2007年から09年に観測した約7000万地点のデータを解析、衝突時にできた物質に含まれる「低カルシウム輝石」と呼ばれる鉱物の分布を調べた。 その結果、この物質は、月の海の大半を占める直径約3000キロ・メートルのプロセラルム盆地付近に多く分布していることがわかった。 研究グループは、約40億年前に直径数百キロ・メートルの小惑星などが衝突して月の表側の「高地」がはぎ取られ、表と裏が非対称な現在の月の姿になったとみている。
2012年10月30日
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沖縄県・尖閣諸島の国有化に激しく反発する中国。 接続水域はおろか領海も侵犯し、隙あらば上陸しかねない状況だ。 その横暴さは領土をめぐる問題だけではない。 すでにお茶の間、食卓にも及んでいる。 2008年の毒餃子事件をはじめ、先日は、ドイツで中国産の冷凍イチゴが原因とみられる1万人規模の集団食中毒が発生した。 毒物が混入していた中国製粉ミルク 専門家は「同じようなことは今後も起こりうる」と指摘、背景には中国特有の危険なメンタリティーが関係しているという。 中国が世界中に毒をまき散らしている。 ドイツ東部の学校、幼稚園など500カ所で9月末に集団食中毒が発生した。 被害に遭った子供は1万2000人に及び、現地メディアが「ドイツ史上最大規模の集団食中毒」として連日報道。 給食に出された中国産冷凍イチゴに潜むノロウイルスが原因だったとみられる。 「中国産食品は安価なため、世界各国に輸出されているが、以前から安全性は問題視されている。 2007年には米国が輸入したペットフードで犬や猫が大量死する事件が起きた」。 日本では殺虫剤成分が入った中国製冷凍餃子の「毒餃子事件」が記憶に新しい。 07年12月から08年1月にかけて、これを食べた千葉、兵庫両県の10人が嘔吐、めまいの薬物中毒症状を訴え、子供1人が意識不明の重体となった。 事件・事故のあまりの多さに中国当局も対策を講じるが、効果は上がらない。 中国在住ジャーナリストは「中国国内では08年に有毒な工業原料のメラミンが混入した粉ミルクが出回り5万人以上の被害者を出しました。 ほかにも革靴の工業用ゼラチンが混入した『革靴ヨーグルト』や『下水油』といわれる下水汚泥からリサイクル処理した食用油。 人体に有害なトンデモ食品のニュースが毎日のように報じられています」と話す。 背景には、この国特有の金儲け優先主義があるという。 「中国人のメンタリティーを表す言葉に『没有問題』というのがある。問題ない、何とかなるなどの意味ですが、自分の利益を優先し、トラブルが起こればそこで対処すればいいという安易な考えです」。 日本などの外資系企業は中国産食品の被害を防ぐため、現地の工場の管理に乗り出したり、生産農家と専属契約を結ぶなどの対策を講じているが万全とは言えない。 『食品のカラクリ6 輸入食品の真実!! やっぱり危険!?「中国産」の知られざる実態』(宝島社)の著者で、食糧問題研究家は、「生産段階で汚染を防ぐことはできても、流通業者がコスト削減のため出荷前に人体に有害な農薬を散布してしまう。 こうした二次汚染は検疫時に防ぐしかないが、この検査体制が機能していない」と警告する。 厚生労働省によると、中国からの輸入食品に対して行われた検査は01年に約160万件だったが、昨年は約209万件。 業務は増え続けるものの、検査機関数は横ばいで「マンパワー不足が深刻化している」(厚労省関係者)のが実情だ。 「検査の網から漏れた汚染食品が市場に出回る事態になっている。 大量流通・大量消費が当たり前となったいまでは、ドイツのような食中毒のアウトブレーク(爆発的な拡散)も起こりうる。 zakzak掲載
2012年10月29日
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ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使い、目が見えにくくなった人の網膜の再生医療を目指している理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)などの研究チームは、臨床研究の実施申請を理研の倫理委員会に提出した。 実施病院の倫理委員会にも近く提出する。 来年度中の開始を目指す。 倫理委と国が承認すれば、iPS細胞を使った初の臨床応用となる。 米サンフランシスコで、国際幹細胞学会などが主催する「細胞の初期化に関する国際シンポジウム」の講演で理研の研究チームリーダーが明らかにした。研究チームは眼科医で、ノーベル賞受賞京都大教授らの協力を得てiPS細胞を使った再生医療の研究を進めている。 研究チームによると、老化で網膜中心部の黄斑に障害が生じた「加齢黄斑変性」の患者6人が対象。 患者の細胞をもとに作ったiPS細胞から網膜の細胞シートを作り、移植する。 手術は隣接する先端医療センター病院で行い、神戸市内の病院で術後管理をする予定。 研究チームは、まず理研の倫理委員会に実施申請書を提出した。 病院側の倫理委員会にも近く申請書を提出するという。各倫理委は、がん化などに対する安全性が確保されているか、iPS細胞の品質管理は問題ないか、などを審査した上で国に申請する。 国も「ヒト幹細胞を用いる臨床研究に関する指針」に基づき、安全性や施設基準、手続きなどを細かく審査する。 各倫理委と国で承認されれば、臨床試験に着手するようだ。
2012年10月27日
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たばこを吸うと寿命が8~10年縮まることが、放射線影響研究所や英オックスフォード大による調査でわかった。 日本人約6万8千人を分析した。 未成年でたばこを吸い始め、吸う本数が多い人ほど死亡リスクは高かった。 英医学誌電子版に発表した。 研究チームは、被爆者の健康影響を調べるために放影研が60年以上続けている「寿命調査」の対象者のうち、喫煙の有無が判明している人を分析した。 被爆していない人も含まれる。 未成年でたばこを吸い始めた男性(1920~45年生まれ)の72%は70歳まで生きた。 一方、同じ年代でたばこを吸わない男性の72%は78歳まで生きた。 たばこで寿命が8年縮まったことになる。 女性は、寿命が10年縮まっていた。 この傾向は、被曝(ひばく)線量や飲酒の習慣、肥満度、年齢を考慮しても変わらなかった。 ただし、喫煙開始年齢が遅くなると寿命への影響は小さくなった。 英米の大規模な疫学調査では、たばこで寿命が10年短くなるという結果が出ていたが、これまでの国内の疫学調査では、影響は4年程度にとどまるとされてきた。 従来の国内の調査には、喫煙開始年齢が比較的遅く、吸う本数も少なかった1920年以前に生まれた人が多く含まれていたため、影響が過小評価されていたと、研究チームは分析している。 「たばこの健康リスクは日本も他の国も変わらない」と警告している。
2012年10月26日
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ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは、2012年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった135カ国中101位となり、前年より順位を三つ下げた。 順位低下は2年連続。 女性議員が少なく、企業幹部も男性に占められていると指摘。先進国や主要国の中で最低水準の評価が続いている。 首位はアイスランドで、上位は例年通り、北欧諸国となっている。米国は22位で前年より順位が五つ下がった。中国は69位で八つ順位を下げた。アジア太平洋地域ではニュージーランドの6位が最高位。フィリピンが8位で続く。
2012年10月25日
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身分証の代わりにもなる運転免許証。「運転はしないけど、身分証がなくなるのは不安」と持ち続けるシニア世代も多いのでは?。 そんな方にお勧めなのが、免許の自主返納後に受けられる「運転経歴証明書」だ。 今春の制度改正で身分証として生涯使えるようだ。 運転経歴証明書は2002年から発行されている。 だが、有効期限が6ヵ月で更新もできなかった。 それが、今年4月の改正で生涯有効になった。 交付期間も「返納後1ヵ月以内」が5年以内に変わった。 住所など記載内容の変更は届け出が義務化され、紛失しても再交付が可能となった。 交付手数料は千円で免許の更新より経済的だ。 免許更新には、講習や手数料などで70歳未満で3,000円(優良運転者)、70歳以上には高齢者講習料が義務付けられ、8,300円、75歳以上はさらに講習予備検査(認知機能検査)が必要で8,500円。71歳以上は更新期間も一律で3年になる。 3月以前に発行の旧運転経歴証明書も、新しい証明書への切り替えが可能だ。 ただし、原則として返納から5年以内で再交付の手数料1,000円がかかる。 証明書で特典もある、例えば、東京都、神奈川県などでは、三越などの大手百貨店で自宅配送無料が受けられるほか、一部の眼鏡店では10%割引。 埼玉、千葉両県ではタクシー会社によっては10%の割引があるようだ。 年齢制限があり、別途に手数料500円程度で優待証を受ける必要があるが、千葉県ではバス運賃半額や小湊鉄道(市原市)の運賃2割引きもある。 交通運賃では、高齢者には自治体によって違うが、わが横浜市では70歳以上の高齢者に市内を運行しているすべての「バス」及び「市営地下鉄」であれば、所得に応じてではあるが、8,000円~3,300円 /年間 の敬老特別乗車証があります。 そもそも顔写真付きの身分証には、パスポートや住民基本台帳カードなどもある。 それに、顔写真付き身分証がなくても、国内ではほとんど困らない。 銀行や役所の窓口で求められる本人確認書類は、健康保険証や年金手帳など、写真がないものでも済む場合がほとんどだ。 それでも、身分証代わりに免許証が重宝されているのは、財布に入りやすいサイズで、旅先などでいつ運転するか分からないので、持ち歩く習慣があるからだろうか。
2012年10月24日
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日本の象徴である富士山が最も美しく見えるのは、山梨側か、それとも静岡側か--。 フジテレビ系列の対戦型バラエティー番組の企画で、富士山を巡って長年のライバル関係にあった両県が雌雄を決しようとしている。 番組の企画は、「どちらの県から富士山を見たほうがより美しいか」を競うもの。 3月11日放送分では、山梨県から富士急行(富士吉田市)が、静岡からは富士市観光課が参戦し、富士山の写真5枚を出し合ってその美しさを競った。 山梨は、富士山と共に、新倉山浅間神社と桜が写り込んだものや、一面雪景色の河口湖から見た富士山の景色などで挑戦。 静岡は、美しく刈り込まれた茶畑や三保の松原の浜辺から臨む作品などで勝負に臨んだ。 5人の外国人芸術家が「より美しい」と感じた写真を選ぶ方式で、山梨が3対2で初対決を制した。 この結果を受け、静岡側が番組を通して再対決を要請すると、今度は県同士で対戦することになった。 再戦の放映予定日は来年7月。9月2日に放送された予告編では、山梨県の観光部長と静岡県観光・空港振興局の局長が固く握手。静岡県観光・空港振興局の局長が「絶対勝ちますので」と言うと、山梨県の観光部長が「何度やっても山梨が勝つと思います」と火花を散らした。両県は、1年かけて撮影した四季折々の富士山の「これぞ」という写真で勝敗を決めるという。 初戦の結果は、山梨が3対2で初対決を制したが、富士山をまじかに見上げる山梨県VS静岡県、 どちらから観たほうがよいか、古くから両県人の論争の的である。 あなたは、どちらだと思います?。 嗅い(甲斐)でみるより するが(駿河)いいと、 世の殿方なら常識問題ですよね ・・・!(小噺)。
2012年10月22日
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沖縄県立博物館・美術館は、沖縄県南城市のサキタリ洞遺跡で、人骨化石と石英製の石器、獣骨などが見つかり、同じ地層の木炭を放射性炭素年代測定法で分析した結果、約1万2千年前と判明したと発表した。 約1万2千年前の人骨化石(上)と石英製石器 同館によると、旧石器時代の人骨と石器が同じ遺跡で出土したのは初めてで、国内最古の事例。 同館は「旧石器時代の人類の文化を解明する手がかりとなる」としている。 見つかったのは、子供の犬歯1点と石器3点、遺跡の付近では採れない海産の貝2点、食べかすとみられるイノシシなどの骨。 サキタリ洞遺跡は、旧石器時代の代表的な人骨「港川人」(約1万8千年前)が発見された場所に近く、2009年から調査を開始。 昨年夏に人骨と石英片が見つかり、年代や石英が石器かどうか慎重に分析していた。 MSN産経ニュース掲載
2012年10月19日
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東南アジアのチョウの羽から猛毒が見つかった。 海にすむ巻き貝の毒と同じ成分だった。 カエル、トカゲ、アリなど天敵から身を守るのに役立てているらしい。 米科学アカデミー紀要に発表された。 オーストリアの研究チームは、フィリピン、インドネシア、マレーシアで採集したツマベニチョウというチョウの羽や、幼虫の体液の成分を分析した。 この結果、イモガイと呼ばれる猛毒を持つ貝の毒と同じ成分が見つかった。 ツマベニチョウは大型のモンシロチョウの仲間で、羽を広げると10センチ近い。 羽に猛毒が含まれていることが分かったツマベニチョウ 日本でも沖縄や九州の一部に分布する。 イモガイの毒は、生物の毒としては最強レベルの神経毒で、貝は魚などの狩りに役立てているほか、ダイバーらが貝に刺されて死亡する事故も多発している。 一方、モルヒネが効かない痛みを抑える鎮痛剤にも使われる。 恐竜SF映画「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」では、恐竜を倒す武器の弾に使われていた。 by asahi.com
2012年10月18日
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7~9月に熱中症で救急搬送された人は4万3864人で、2008年の調査開始以降では10年(5万3843人)に次ぎ2番目に多かったことが、総務省消防庁のまとめで分かった。 各地で最高気温35度以上の「猛暑日」が続いたことが影響した。 医師の初診時に死亡が確認されたのは73人、3週間以上の入院が必要な重症は940人だった。 死者数は10年の167人から大幅に減っており、消防庁は「熱中症が知られるようになり、早めに救急車を呼ぶようになったのでは」とみている。 今年の搬送者は、7月が2万1082人で同月として最多。 8月は1万8573人、9月は4209人だった。
2012年10月17日
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駅のホームに「気持ちを落ち着かせる効果がある」とされる青色照明を設置すると、列車への飛び込み自殺が約84%減少すると、東京大学の応用計量経済学らのグループが、発表した。 青色照明の自殺防止効果が科学的に証明されたのは初めてという。 グループは、2000~10年の首都圏の計71駅のデータを解析したところ、ホームからの飛び込み自殺は計128件あったが、ホームに青色照明が取り付けられた11駅では、設置後の自殺は昼間の1件のみ。 照明を点灯させる夜間は0件だった。 利用者数など駅の特性を考慮して試算した結果、駅ホームの自殺は、照明設置後、平均で約84%下落していたという。 応用計量経済学らのグループは「青色照明も、ホームドアのように有効な鉄道自殺防止の方法と言える」と話した。
2012年10月16日
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首相は、海上自衛隊観艦式の訓示で「安全保障環境はかつてなく厳しさを増し、領土や主権をめぐるさまざまな出来事が起きている。 海上自衛隊の観艦式で、隊列を組んで航行する艦艇 新たな時代を迎え、自衛隊の使命は重要性を増している」と強調し「諸君が一層奮励努力することを切に望む」と締めくくった。 「一層奮励努力」は、日本海海戦で掲げられたことで知られる「Z旗」で使われた表現。 訓示では旧海軍兵学校の「五省」も読み上げた。 沖縄県・尖閣諸島や島根県・竹島をめぐり中国、韓国との関係が悪化する中での、旧海軍を意識した首相の訓示は賞賛に値する。
2012年10月15日
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東京電力は、福島第一原子力発電所を報道陣に公開した。 昨年11月の初公開以降、がれき処理、廃炉工程の進展に応じて、公開する施設、エリアを広げている。今回は汚染水からストロンチウムなど62種類の放射性物質を除去し、環境への放出可能な法令基準以下に下げる「多核種除去設備」アルプスを披露。 「多核種除去設備」(アルプス) 1日500立方メートルの浄化能力を持ち、本格試験を近く始める。東電では敷地内散水などに活用し、汚染水増加を抑制したい考えだ。1、2号機の原子炉建屋の山側も初めてバスで通過した。昨夏、1時間で確実に死に至る毎時10シーベルトを計測した排気筒。その排気筒から15メートルほど離れた道路の線量は、1万分の1以下の800マイクロ・シーベルトだったが、それでも背筋が寒くなった。4号機は今年7月に建屋上部のがれき撤去が完了し、遠目にはすっきりした印象だが、近づくと水素爆発で大破した傷あとが依然、生々しい。 現在は、来年末の使用済み燃料取り出し着手に向け、建屋カバー設置のため、足場が組み立てられていた。3号機は9月の鉄骨落下事故で、がれき撤去が中断していた。第一原発にいた3時間30分で、累積の被曝ひばく線量は56マイクロ・シーベルト。昨年3月の原発事故から1年7か月が経過しても、油断できない作業が日々続く。本当の意味での事故収束には、まだ時間はかかることを痛感した。 by yomiuri online
2012年10月14日
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世界保健機関(WHO)は、世界でうつ病で苦しんでいる人が人口の約5%に当たる3億5000万人以上に上るという推計を発表した。 自殺で亡くなる約100万人の大半がうつ病経験者で、WHOは治療と支援の重要性を訴えている。 WHOは、うつ病は一時的な気分の浮き沈みとは異なり、2週間以上ふさぎ込んで、仕事や家庭での活動に影響が出る病気と強調。 女性の5人に1人が産後うつを経験し、心疾患とうつ病の発症には、強い関連性がある。厳しい経済状態や失業、災害に直面すると、うつ病の危険性が高まるという。 カウンセリングや投薬が効果的な治療となるが、半数以上が必要な治療を受けていないとみられる。 厚生労働省によると、2008年に、うつ病を含む気分障害で治療を受けた人は国内で推定101万人。
2012年10月12日
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財務省は、今月末に期限が切れる日韓通貨スワップ(交換)協定の拡充分について、延長しないと発表した。 韓国大統領の竹島上陸で、日韓摩擦がひろがり、日本側は延長を「白紙」としてきた。 韓国から延長要請がないため政府は打ち切りを判断した。 財務相は9日の会見で「足元では両国の金融市場が安定しており、両国が延長は必要ないとの結論に至った」と述べた。 今日(11日)に日韓財務相会談を開く。 同協定は、例えば韓国からドルが急に流出したときに、韓国ウォンと引き換えに、日本がドルを供給する仕組み。 両国間には130億ドル(約1兆円)の枠があったが、昨年10月、外国為替市場でウォン安が続いたことを背景に今年10月末まで枠を700億ドル(約5兆5千億円)まで拡充することが決まった。 韓国から要請されたことが背景で、日本としては韓国を金融面で支援する狙いがあった。
2012年10月11日
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全国自治体の住民1人あたりの負債額について、県で最大121・2万円、町で最大161万円の差があることが、公益財団法人「日本生産性本部」がまとめた調査結果でわかった。 調査は2010年3月時点の全国の都道府県、政令市、市区、町の計1613団体について、09年度決算を対象に調査し、回答が得られた635団体分をまとめた。 自治体の区分ごとに比較すると、県ごとの比較では、最も少ない神奈川県が46・6万円だったのに対し、最も多い島根県が167・8万円だった。 町では、愛知県長久手町(現在は長久手市)が14・2万円で最少だったのに対し、宮崎県美郷町が175・2万円で最多となった。 市区では東京都町田市の18万円が最も少なく、徳島県三好市が160・7万円で最も多かった。 同本部によると、負債が大きい自治体はいずれも地方債や職員の退職給付引当金が大きい割合を占めているという。 調査結果には、東京都、北海道、大阪、京都府は含まれていない。
2012年10月10日
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運動をしない20代前半の体力は、ほぼ毎日運動をする40代後半レベル--。 文部科学省が発表した「体力・運動能力調査」で分かった。 男性の運動習慣の有無でみる 女性の運動習慣の有無でみる 体力テストの結果 体力テストの結果 運動をしない20~30代女性が増える傾向も明らかに。 女子の「部活離れ」を要因の一つとする指摘もある。 調査は昨年5~10月、6~79歳の男女約6万6千人に実施。 握力や50メートル走、立ち幅とびなど6~8種目の成績を年齢層別に調べた。 20~60代前半(6種目)の合計点をみると、男性では、ふだん運動をしない20代前半は平均37.8点で、運動を週3日以上する40代後半(平均37.3点)と同水準。 女性では、運動をしない20代前半(同36.4点)は、運動をする50代前半(同34.7点)に近いレベルだった。
2012年10月09日
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筋力が衰えて歩けなくなったり、心不全や呼吸不全のために20代で死亡したりすることが多い進行性の難病、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬ができそうだ。 米サレプタ社が米国で行った新薬の小規模臨床試験で、患者の歩行能力の改善などが確認された。 筋ジストロフィーの薬物治療の仕組み この病気は、筋肉を作るジストロフィンというたんぱく質が体内で合成されず、筋肉が壊れることで起きる。 ジストロフィンの設計図に当たる遺伝子に変異があるためで、根本的な治療法は見つかっていない。 だが遺伝子の変異部分を読み飛ばす(無視する)作用を持つ薬ができれば、正常に近いジストロフィンの合成が期待される。 このアイデアは「エクソン・スキップ」と呼ばれ、今回の新薬エテプリルセンも、これに基づいて開発された。
2012年10月08日
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頭はオス、胸から下はメスという突然変異のノコギリクワガタが茨城県内で発見され、6日から千葉県立房総のむら(千葉県栄町)の企画展「むらの自然-里山の暮らしと生きもの」で展示された。 専門家が「成虫で見つかるのは極めて珍しい」と話すクワガタ。 成田西陵高校(同県成田市)の教諭と発見者の高校生が偶然出会い、展示されることになった。 このクワガタは、オスの特徴である大顎を持つが、前脚は平たく、後脚も短い上、生殖器もメスであるなど、胸から下はほぼメスの特徴を持つ。 茨城県立竜ヶ崎第一高校2年、同県牛久市内の雑木林で昆虫採取中に発見した。 「雌雄モザイク型」 ほかのクワガタと比べ、部位によって雌雄が異なる「雌雄モザイク型」と気付いた。 高校生がこの後、龍ヶ崎市内の昆虫専門店に相談に行った際、たまたま訪れた成田西陵高校の教諭が相談に乗った。 大学時代からクワガタムシを研究し、論文を発表してきた教諭は、「左右で雌雄が分かれるのはあるが、上下は珍しい。 発生確率は数万分の1ではないか」と思ったという。 教諭は、東京都内の昆虫専門誌を紹介。 「あまりにバランスがいいため、偽物と言われないように」と、第三者である編集者が生存を確認した上で、翌日標本にした。 教諭が顧問を務める同校地域生物研究部は、校内の「昆虫館」で国内外のカブトムシなどの昆虫を飼育して標本を展示し、チョウの保護活動などもしている。 部では「房総のむら」で活動結果を発表する企画展を準備していた時でもあり、展示が決まった。 日本昆虫協会理事の早稲田大学国際教養学部教授は、頭と胸で分かれることは聞いたことがない。 何度も繰り返し変わった細胞分割が起きた結果と考えられ、成虫で見つかるのは極めて珍しい」と話す。
2012年10月07日
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マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から卵子をつくることに京都大の研究チームが成功した。 その卵子を体外受精させ、子どもや孫も生まれた。 iPS細胞から生殖能力のある卵子ができたのは初という。 米科学誌サイエンスの速報電子版で発表した。 iPS細胞は体のあらゆる組織や臓器の細胞になる能力がある。 チームは昨年、マウスのiPS細胞から生殖が可能な精子をつくったとも報告しており、人に応用できれば理論上、精子ができない男性と卵子ができない女性が、皮膚の細胞などをもとに自身の遺伝情報を引き継ぐ子どもをつくることに道を開く。 研究チームは、雌のマウスのiPS細胞から卵子の元になる「始原生殖細胞」をつくり、胎児から取り出した将来卵巣に育つ細胞と一緒に培養。 そのうえでマウスの卵巣に移植したところ、卵子ができた。 この卵子計163個を、マウスが自然につくった精子と体外受精させて、雄雌3匹の子どもが生まれた。 いずれも正常で、別のマウスとの間に孫をつくることもできた。 受精卵をもとにしたES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)を使っても同様の結果が得られた。 by asahi apital
2012年10月06日
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日本気象協会は3日、来春のスギやヒノキなどの花粉の飛散予測を発表した。この夏の猛暑の影響で、関東、東北では例年の110~200%と多くなる一方、雨の多かった九州、四国では70~90%と少なくなる見通しという。花粉は、一般的に前年の夏に気温が高く、日照時間が長いなどの条件がそろうと、飛散量が多くなる。関東と東北ではこの夏、日照時間が長く雨も少なかったため、2012年までの10年間を平均した「例年値」よりも多くなると予測された。一方、全国的に飛散量が平年並みか少なかった今春と比べると、九州を除いて多くなり、関東や東北、北海道では2~5倍になる所もある見通し
2012年10月05日
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生まれたばかりのジョコウィちゃんを抱くトーリ インドネシア中ジャワ州ソロの動物園でたばこを吸うオランウータンとして人気を集めていたトーリが先週、赤ちゃんを産んだ。性別は不明だが「ジョコウィ」と名付けられた。 9月30日、AP通信が伝えた。 約10年の喫煙歴がある現在15歳のトーリは今年7月、"禁煙治療"を行うため園内の湖に浮かぶ島に移された。 園長によると、トーリはその後もたばこを吸い続けたが、出産を機にやめたという。 by MSN産経news
2012年10月04日
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呼吸のリズムをコントロールしている脳の細胞群を突き止めることに、国立病院機構村山医療センター(東京都)や東京大などのグループが動物実験で成功した。 睡眠時無呼吸症候群などの治療法開発につながると期待される。 英国の生理学専門誌で発表した。 同センターの室長らは、後頭部の下方にある延髄のうち、呼吸との関連が指摘されている領域に注目。 ラットの延髄を切り出して、この領域と呼吸リズムとの関連を分析。 その結果、延髄にある特殊な細胞(グリア細胞)の一部が、呼吸の吸い込み動作に連動する神経細胞などに、1秒弱さきがけて活動することを発見。 さらに、光が当たるとグリア細胞が活動するよう遺伝子改変したマウスで、延髄に光をあててみると、呼吸と連動する神経細胞が活動した。 研究チームは、グリア細胞の一部にペースメーカーのような役割があり、その細胞が活動すると神経細胞に信号が送られ、呼吸の動きにつながると結論づけた。
2012年10月03日
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加齢や事故によって損傷した軟骨や骨折を修復するため、磁石を利用した再生医療の研究が、文部科学省の研究開発推進事業に採択された。 広島大の研究で、3年後をめどに臨床研究の開始を目指す。 実用化されれば、従来より効率がよく患者への負担が少ない治療法として期待される。 採択されたのは、広島大整形外科らの研究。 患者の骨髄細胞から培養した幹細胞を、患部の近くに注射して軟骨や骨に変化させて修復する方法だが、幹細胞に鉄粉を混ぜるのが特徴。 体外から強力な磁石で幹細胞を患部に誘導するため、人工関節など従来の治療法と違い手術の必要がない。 研究班らは、これまでブタを使った実験で有効性や安全性を確認。 文科省の事業では鉄粉を混ぜた細胞の安全性などをさらに詳しく評価する。 研究班らは「3年後をめどに臨床研究を始めたい」と話している。
2012年10月02日
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戦後最多を更新し続ける生活保護を見直すたたき台を、厚生労働省がまとめた。 「生活支援戦略」 扶養できない理由の説明を扶養義務者に義務づけたり、受給者の保護費支出状況まで調査できるよう福祉事務所の権限を強めたりするなど、引き締め策が目立つ。 ただ本当に支援が必要な人まで制度を利用しにくくなる恐れもある。 たたき台案は社会保障審議会の特別部会で示された。 高齢化や不況で生活保護受給者は増え続け、6月時点で約211万5千人。 見直し案は、現役世代の受給者を念頭に、「就労・自立」を強く求める内容だ。 まず求職活動を半年程度続けても就職できない場合、希望以外の仕事や場所でも求職活動をしてもらうことや、低収入・短時間の仕事でもとにかく就労してもらうことを基本とする、との考えを打ち出した。 また、人気芸人の母親が生活保護を受けていたことが社会問題化したことを背景に、親子兄弟など扶養義務がある親族に収入があるとみられる場合などに、扶養できない理由を説明することを義務づける案も提起した。さらに自治体の福祉事務所の調査権限を強化。 資産・収入の状況に加えて、就労や保護費の支出状況まで調査できる権限を与え、受給者の生活実態を把握しやすくする。 また調査対象者を「過去に受給していた人」にまで広げ、過去に不正受給が見つかれば返還を求める考えも示した。 このほか保護費が目的外に使われないよう、住宅扶助を自治体が家主に直接納付する仕組みを推進▽福祉事務所が受給者の健康診査結果を入手できるようにし、 健康状態を把握▽長期間、医療扶助を受けている場合は、 ほかの医療機関で受診してもらい、 病状や働く能力などを確認--などの案も明らかにした。 見直し案について厚労省は、社保審部会で年内に議論を終え、 自立を後押しする支援策とセットで、 「生活支援戦略」として来年の法案化を目指すようだ。
2012年10月01日
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