経理は地味だが役に立つ〜マラソン二刀流HIROの経理の仕事とマラソン日記〜

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2020年04月27日
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カテゴリ: 決算
先日来、監査法人との協議で、 「コロナの影響を見積もれ」 という難題に直面しています。
正解もなく、また無理難題なので、苦戦しています。

監査法人もやや手探り状態かと思いますが、先日の企業会計基準委員会(ASBJ)が出した意見をもとに、コロナの影響を見積もるように言ってきます。
ASBJに、何か指針を出してもらいたいものです。

影響を見積もれ、と言うのは簡単です。
その仮定については各企業に任せるということで、正に丸投げ状態です。

この対応に四苦八苦している時に、日経新聞に気になる記事が出ていました。
「決算のコロナ影響緩和 引当金や減損、世界で柔軟対応」とし、「将来の価値を過度に悲観的に見積もらなくてもいいようにし、経済収縮の悪循環につながることを防ぐ」とあります。


さらに大手監査法人幹部のコメントとして、「新型コロナの収束前提を今後3カ月程度とするなど、ある程度の楽観シナリオを許容する方針」と記載されています。

正にASBJの意見と真逆なので、一体どうなっているのか、という感じです。
もちろん、この日経の記事に書かれている内容の方が、ごく普通の考え方だと思います。

監査法人に尋ねても、会計士協会から出されている公表情報で対応します、という回答です。
要するに、日経の記事は根拠がなく、ASBJの意見に会計士協会も従っているので、今まで通りの意見で変わらない、ということです。

もう4月も最終週です。
経理部の現場は大混乱しています。

早く正しい情報を出してほしいものですが、日経の飛ばしではないかとの疑念もあります。
金融庁も早急に正しい情報を出していただき、企業会計の現場を混乱させないでほしいです。






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最終更新日  2020年04月28日 05時50分35秒コメント(0) | コメントを書く


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