PR
Calendar
Category
Comments
Keyword Search
あの夜、私は所属していた暴走族チームの特別集会に参加していました。
それは族長である彼と、副長だった私の結婚を祝うための集まりでした。
恥ずかしながら、当時の私は粋がっていました。恐れるものなど何もなく、社会への迷惑など考えもしないで、ただ自分たちが楽しいことだけを謳歌していたのです。
そんな時でした。ライバルの暴走族チームが現れたのは。
彼らが祝福に来たのではないことは、すぐに分かりました。私の夫も地域の不良を束ねる身であり、喧嘩には自信がありました。怒号が飛び交い、ついに抗争が始まってしまったのです。
勢力的には私たちが勝っているはずでした。ところが、突如として味方の半分ほどが敵に寝返ったのです。すでに裏切り工作が進んでおり、彼らは計画的にこの集会を狙っていたのでした。
多勢に無勢となった私たちのチームは敗北しました。夫は無残な姿で地面にひれ伏し、私は無傷のまま捕らえられました。
敵の族長は、敗れて倒れた夫を私の前に晒し、無抵抗な彼をさらに痛めつけるよう、裏切った元仲間に命じたのです。裏切り者たちは躊躇なく、笑いながら夫を殴り続けました。
惨劇に耐えられなくなった私は「もうやめてほしい」と懇願しました。すると敵の族長は、歪んだ笑みを浮かべてこう言ったのです。
「お前次第だ……」
その意味を、私はすぐに悟りました。
私は目を閉じました。この現実から逃避したかった。でも、逃げられるはずもありません。敵の族長に抱き寄せられ、唇を奪われた瞬間の生々しい感触は今も残っています。
その時の敵たちの歓声も凄まじいものでした。誰かが「さすが族長、俺たちにできないことを平然とやってのける!そこにシビれる!あこがれるゥ!」と叫んでいたのを覚えています。今思い出しても、無性に腹立たしく、悔しさが込み上げます。
その後、私は部屋に監禁され、悪夢のような時間を過ごすことになりました。敵の族長だけでなく、次々と男たちに弄ばれました。何より屈辱的だったのは、かつての仲間である裏切り者たちにまで蹂躙されたことです。下衆な笑みを浮かべる彼らの子だけは、絶対に身ごもりたくないと願うばかりでした。
解放されたのは3日後です。夫と再会したとき、私たちは共に泣きました。
しかし、深く傷つけられた絆は、もう元には戻りませんでした。結局、私たちは別れ、チームも解散しました。
今振り返れば、ある意味では自業自得だったのだと思います。社会の屑だった私たちが、同じような存在に蹂躙されたという話に過ぎません。本当に馬鹿なことをしたと痛感しています。
現在は 更生