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南条あや 1999年 3月30日


自殺否定文


バン☆さんへ!!


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出会い 服薬2ヶ月前。


出会い2。


幸せな大学生活。


幸せな大学生活・2


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MとSと。


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殺意の理(ことわり) 序章


殺意の理 1


殺意の理 2


殺意の理 3


殺意の理 4


殺意の理 終章


舞い降りた天使は闇夜を照らす 1


舞い降りた天使は闇夜を照らす 2


舞い降りた天使は闇夜を照らす 3


舞い降りた天使は闇夜を照らす  4


舞い降りた天使は闇夜を照らす 5


舞い降りた天使は闇夜を照らす6


舞い降りた天使は闇夜を照らす7


舞い降りた天使は闇夜を照らす8


舞い降りた天使は闇夜を照らす9


舞い降りた天使は闇夜を照らす10


舞い降りた天使は闇夜を照らす11


舞い降りた天使は闇夜を照らす12


2008年08月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
就寝0時ころ
起床5時ころ




なのに早く起きました。

謎。


今日からまた新しい講習が始まります。

3日区切りで講習は変わります。
つまり3日に1回試験があるのです、ちょー多忙。

今日は精神科の日です。
診察時間に間に合うかな?
心配です。



つづく

~~~~~

つづき

講義は面白いけど難しくて大変でした。
グループに分かれて図書の分類をしたのです。

この講習で初めてまともに人としゃべった!
しかも女の子!!
\(◎o◎)/!

好みのタイプじゃなかったけどまぁいいでしょう。

そして精神科。

いつも通り。



あ、アイポッドの純正イヤホンも購入。
4500円のやつ。
純正じゃないとネ~

あー頭が破裂しそうです。
勉強大変!!



1、ないない

●お薬

1234567890-

お薬増量中!

「ろっくんろーるすうぃんどる」

真夏の新宿駅前の人混みは地獄だった。
うだるフライパンの上のようなアスファルトは溶け出して…行きかう人々の足跡を深く残していくように沸騰している。



携帯電話を親指で巧みに操作している所謂ギャルやギャル男などの一様に派手なファッションをした若者が大声で若手芸人の一発ギャグを連呼しながら歩いている、その横を日傘を持ち日よけのためだと思われる純白のアームカバーをした四十がらみの女性が歩いている。
さらに目を遠くに向けるとオタクと言われる部類の太って頭にバンダナ巻いて全身迷彩服の男と陶器を漂白したかのように白い肌をしガリガリに痩せメガネをかけこのくそ暑い中で長袖のシャツを着ている男の2人組が巡回の警察官に職務質問をされていた。



いつもと変わらない営業回りの出先の風景だった。



僕はミネラルウォーターを買わない主義だ。 今日もペットボトルに家の水道につけた浄水器からひねり出した水を500ミリのペットボトルに入れていた。
しかし500ミリだけではこの炎天下の足回りの営業は務まらない。
水が切れ喉が渇いたので僕は近くの落書きだらけの自動販売機からペットボトルのスポーツドリンクを購入した。
無駄な出費だからこそ味のあるスポーツドリンクを購入した。
水などその気になれば図書館でも出向いた先でも公園でも、とにかく蛇口を捻ればいい。
日本の水道水は飲むに支障はない。

スポーツドリンクを一息に半分ほど飲みほした、そしてふと空を見上げるとみるみると雨雲が垂れこめ恵みの雨は、降ってきた。



始めはぽつりぽつりと頬を濡らす程度だったその空からの恵みはすぐにゴロゴロと咆哮し南米のスコールのように溶けだしたアスファルトを強く激しく叩きだした。



僕は仕事の電話がかかってきたので雨宿りのできそうな建物の屋根を探しペットボトルを鞄にしまった。そして右肩に携帯電話を挟み、右手にペン、左手にシステム手帳を持ってその電話に対応した。



「雨か…」 ぽつりと声が出てしまった。
先方から「ん?どうした?」と言われたが「いえ、こちらの事情で」
と言葉を濁し電話を切った。



電話が終わり僕は手帳にスケジュールを書きこみながら足もとに置いた鞄から折り畳み傘を出して殆ど左手だけで器用にさした。



そしてまたペットボトルのスポーツドリンクを飲もうと鞄に手を伸ばした。



そんなときだった。
妻からあの電話が鳴ったのは。







「もしもし、どうした?」



「穂波が… どうしよう どうしたらいい」




まったく会話にならない、小さいながらもデザインの会社を20代前半という若さで起業しキャリアウーマンとして雑誌にも取り上げられるような妻が…普段は凛とした妻が…これほどまでに取り乱している様を電話越しでも知ってしまったのはこれが出会ってから結婚までの6年で初めてだ。



電話の中で僕が得た情報は大学時代のサークルの友人だった穂波が入院先の病院の屋上から飛び降りたということのみだった。



飛び降りた…予期は無かったと言ったら嘘になる。



全てを吐き出し吠えるように泣きじゃくる妻から病院の名前だけを聞いてタクシーを拾った。



まだ見舞いにも行っていないのだ、忙しさにかまけて。






病院につくと懐かしい顔が揃っていた。
妻は僕が来た事を知ると真っ赤に泣き腫らした焦点の合わない目で僕を見つめ、僕の身体に飛び込むようにもたれ…崩れ落ちた。



つづく。





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最終更新日  2008年08月12日 07時03分40秒
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コブナガ @ Re[1]:26日の日記(03/26) バン★さん >もうMixiはやってないの…
バン★@ Re:26日の日記(03/26) もうMixiはやってないの?

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