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MとSと。


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殺意の理 1


殺意の理 2


殺意の理 3


殺意の理 4


殺意の理 終章


舞い降りた天使は闇夜を照らす 1


舞い降りた天使は闇夜を照らす 2


舞い降りた天使は闇夜を照らす 3


舞い降りた天使は闇夜を照らす  4


舞い降りた天使は闇夜を照らす 5


舞い降りた天使は闇夜を照らす6


舞い降りた天使は闇夜を照らす7


舞い降りた天使は闇夜を照らす8


舞い降りた天使は闇夜を照らす9


舞い降りた天使は闇夜を照らす10


舞い降りた天使は闇夜を照らす11


舞い降りた天使は闇夜を照らす12


2008年09月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
就寝?
起床6時50分



五感をフルに使って吸収したいと思います。

生きてるんだ、素晴らしい。

現在7時半

さ、出かけるべ

つづく

~~~~~

つづき

欲しかったCDが中古で安くなってたのでゲット。


この人のラップはかっこいいね~
あとBAKUの2ndも中古であったから買ってみた。
音源は持ってたんですけどなんとなく。

今日は大学図書館の裏の裏の裏を見てきました。
さすが、某大学!といった感じの内部でした。

明日で司書講習は終わります。
まだ終わってません。

だから何も書けません。
明日、きっと何か書けます。

●今日の懺悔

1、ないない



1234567890-

お薬増量中!

朝、通学電車を降り学校へと続く長い一本道を歩いていると30メートルほど前に彼女があるいていた。


「あの」音楽室での彼女だ。


彼女は大きく不格好なヘッドフォンを付けて音楽を聴いているようだった。僕が通う学校は進学校だからか校則がそれほど厳しくない。勉強に関係ないものでも持っていて没収ということは無かった。
実際僕なんて髪の毛を少し茶色く染めている。



僕は彼女に駆け寄って肩を二度ほど叩いた。



彼女は心底めんどくさそうに、しかし慣れた手つきでヘッドフォンを外すと僕に向かってこれまためんどくさそうに「なに?」と言った。



僕は湧き上がる想いを押し殺して両手でヘッドフォンを掴む仕草をして「なに聴いてたの?」と言った。


彼女は「ハイスタのメイキングオブザロードよ」と気だるそうに答えた。



「あぁ、ハイスタか。 健一から借りたんだろう?」僕は言った。



健一は僕と同じ中学を卒業した。
勉強はあまり出来ない方だが何故か芸能や音楽や学校に関するあらゆる情報を知っていて「あのバンドの新譜は来年に延期だとさ」などや「A組の柳沢とB組の高橋は付き合ってる」など、果てには「F組の乾は援助交際をしている」など信ぴょう性に欠ける情報など全てを網羅的に持っていた。
彼はひょうきんで誰からも好かれる人柄の持ち主だった。
先輩からも同級生からも異性からも同性からも好まれる人だった。



彼は「あの彼女」の噂を何処からか嗅ぎ付け彼女に話しかけては「うっさい」「うざいんだよ」と門前払いを食っていた。


しかし何度か話しかけるうちにふと音楽の話題になり、健一が「好きなバンドとかある? 気になってるバンドとか?」と聞くと彼女は少し考えて


「ハイスタかな? 新譜を聞きたいと思っているトコロよ」と言ったそうだ。



健一は音楽は好きだが残念なことにハイスタ、ハイスタンダードを知らなかった。
彼の音楽情報は専らビジュアル系だ。
だがそこで諦める健一ではない、ハイスタを調べ新譜を買い彼女にまた話しかけた。



「ハイスタなら俺、持ってたんだ! 貸してもいいぜツタヤよりは安くしておくよ」と軽い冗談を混ぜながら彼女にCDを貸した。



そのCDを、MDに録音したものを彼女は聞いているのだった。



「何で、何であいつから借りたって知ってるの?」彼女は言った。
「健一のやつ言いふらしてたよ、キミと仲良くなってそろそろデートに誘おうかな?なんてさ」


彼女はうんざりだわと溜息といっしょに漏らした。



「健一はいいやつだよ、一回くらいデートしてみたらいいじゃないか」僕は茶化すように言った。
「バッカじゃないの。 第一あいつはきっとハイスタも知らなかったんだわ、知らないけれど知らないと言うのが嫌だし下心もあるしで調べてCDを買ってきたのよそれでアタシと対等になろうとしたのよ」早口で彼女はまくしたてた。


「なんだ知ってたのか」僕は笑いを堪え切れなくなり声を出して笑った。



そうこうしているうちに校舎が見えてきた。
校門の前では三文小説に出てくるようなジャージ姿に竹刀の生活指導の身体のがっちりした角刈りで髭の濃い体育教師が立っていた。



「あぁ行かなくちゃ遅刻しちゃうわよ、雅人」


一瞬彼女の言葉の意味が分からなかった。
何故…何故僕の名前を、しかも下の名前を知っているのだ。
僕は咄嗟に「呼び捨てにするなよ」と口走った、それが限界だった。
彼女は余裕綽々と「ハイハイ、塚本雅人さん」と今度はフルネームで僕の名前を呼んだ。



僕も負けじと「分かればいいよ、渡会(ワタライ)穂波さん」と言った。名前は健一から聞いたものだ。



校門の前で体育教師が「お前ら早くしろー遅刻だぞー」と竹刀を地面に叩きつけて叫んでいた。






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最終更新日  2008年09月13日 07時30分39秒
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バン★@ Re:26日の日記(03/26) もうMixiはやってないの?

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