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2021.08.26
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カテゴリ: 家族



マルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ(画 ベラスケス, パブリック・ドメイン)。

輝く金髪、つぶらな瞳、うっすらとバラ色の頬、愛くるしい表情、幼いながらも気品あるポーズ。17世紀のスペイン王女、マルガリータ・テレサの2歳か3歳頃の肖像画。
スペイン絵画絶頂期を代表する画家ベラスケスの手による。

私が、彼女を知ったのは、元はピアノのために作られたラヴェルの「なき王女のためのパヴァーヌ」を聴いたのがきっかけ。
ラヴェルは、ルーブル美術館に飾られていたマルガリータ王女の画を見てインスピレーションを得、作曲に取りかかったと言う。

マルガリータの生涯は、しかし、この曲の旋律のように美しいものではない。
もともと伯父と姪だった両親が政略結婚で結ばれ、その間に生まれた彼女も勝手に縁談をまとめられて、15歳にして、何と母の弟、すなわち叔父と結婚させられた。二重の近親婚である。

それが影響したのかどうか、結婚生活6年間の間に6人もの子をもうけたのに、成長したのは1人。


21歳で迎えた末の子のお産の予後が悪くて回復が難しいとされるや、まだ生きているマルガリータのまわりで、早くも夫の再婚相手探しの話が進行する。
マルガリータの無事に育った唯一の子は、王位継承権のない女子だったのだ。

時代もあったのだろうけれど、身分のいかんを問わず、女性は結局まずは世継ぎの男子を産むことが求められた。

何だかなあ、、、。
哀しいね。






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最終更新日  2021.08.26 10:40:38
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