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まことにけしからんものが、世間をにぎわしている。人間どもは、それを「乗れニャ椅子」と呼ぶ。なんでも、我ら猫族が乗れないようにする椅子らしい。その武器は「倒れる背もたれ」にあると言う。人間どもが椅子を使わない時、背もたれを倒して、我々が乗れないようにしてしまう。使わない時なのに、我々に椅子を使わせない。なんと人間どもは、了見が狭いことか。どれ、椅子を見てみよう。背もたれを倒すと、たしかに乗りにくい。倒れ方が中途半端で、アームレストも邪魔である。しかも、倒した背もたれの表面は、凸凹になっている。実に居心地が悪そうだ。なぜそこまでして、我々の安息の時を奪うのか。まったく、けしからんことだ。だが、我々は知っている。人間どもが椅子を使う時、直接、膝の上をねらえばよいのだ。膝に乗った我々を、人間どもは追い払えない。人間どもは、実にあまちゃんなのだ。だから我々の安息の時は、これからも奪われはしない。現に今日もこうして、くつろいでいるではないか。
2015.08.31
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全国の小学・中学・高校では、間もなく夏休みが終了します。北海道、東北、長野、岐阜などでは、すでに夏休みが終わっているという。夏が涼しいからというより、冬休みを長く取りたいからでしょう。夏休みの宿題に追われた、夏休みの終盤を思い出す大人たちも多いでしょう。しかし今の夏は、塾や予備校の夏期講習に追われる子供たちもいます。宿題どころの騒ぎではありません。塾も予備校も経験がない私には、夏期講習の思い出もありません。夏休みは自由な時、そして成長の時でした。社会に出れば知識より、多くの体験がその人を支えます。知識だけに頼る人は、その心がとても弱く儚い。夏休み、成長の時。今の子供たちは、成長しているでしょうか。・・・・・・・・・・「追伸」忘れていましたが、今日は私の誕生日でした。特にめだたくもない年齢です。
2015.08.29
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路傍の石像、道祖神。なぜ道祖神は、男女ペアなのでしょう。男女ペアで刻まれているのは、猿田彦(サルタヒコ)神とその妻の天宇受売命(アメノウズメ)と言われます。猿田彦神と道祖神が、同一視されるからです。しかしそれでは、なせ道祖神が、旅や交通安全の神様なのか分かりません。道祖神が旅の神様なのは、道祖神が来名戸祖神(クナトノサエノカミ)だからです。クナトノサエノカミは、日本書紀に登場します。黄泉の国を訪れたイザナミは、妻のイザナギに追われます。その時、イザナミは、妻に向かって「来るな」と杖を投げつけます。その杖から生まれたのが、クナトノサエノカミです。杖のおかげもあり、イザナミは黄泉の国から戻れました。だから、クナトノサエノカミ、道祖神は旅の神様なのです。イザナミが妻から逃げるために投げつけた杖から生まれた神は、夫婦円満の神ではないでしょう。猿田彦神の姿を借りて、夫婦円満に見せる道祖神。道祖神こそ、古くからの「仮面夫婦」なのかもしれません。
2015.08.27
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世界同時株安の様相を見せています。株式投資には「恐怖指数」という指標があります。恐怖指数は、株式の先行きに対する投資家の不安を示す指数。この値も異常な高値となっています。日経恐怖指数をグラフ化しました。8月25日の値は、47.07と危機的レベル。平常時は10~20で推移する値ですから、まさに異常値です。過去の高値を見てみましょう。・2001年9月のアメリカ同時多発テロ: 44・2003年3月のイラク戦争勃発: 34・2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻: 42・2008年10月の世界金融危機: 89.53本日の恐怖指数は、ついに同時多発テロも、リーマンショックも超えました。「恐怖」が株式市場を支配しつつあります。本当の恐怖は、これからかもしれません。
2015.08.25
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今日はちょっとゆるい記事を。奈良県には非公認キャラの「リニー君」がいるそうです。「れおピー母」さんにご紹介戴きました。【excite.ニュース】 「リニー君」宿泊観光客数で全国ワースト1位、県民一人当たりの飲食店数もワーストの奈良県。リニー君の活躍で「観光客素通り」の奈良県が活性化!・・・・・・、しないでしょうね。
2015.08.23
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日本人ってすごいよ。なんてすごい人たちなんだろうって、ぼくは思うよ。日本には「和」って言葉があるよね。みんなで仲良くしようってことだよね。ほんとのこと言うと、最初はなんだかなぁって思ったよ。なんか、みんなで足を引っ張りあうみたいで。でも、その「和」って、日本人が何千年もかけて生み出した強さなんだよね。何も失うことなく、幸せを得るための知恵なんだよね。終戦のあの日、日本人はなぜ泣いたかわかるかい。負けて悔しいからじゃない。そんな軽い涙じゃない。泣いたのは、自分らしく生きれなかったからなんだよ。柄にもなく、無理して争って、大切なものを失い、大切な人の命を失い、希望さえも失い、それなのに、争いでは何も得られなかった。そんな、自分らしく生きれなかった自分たちへの、後悔の涙なんだ。「惑わず」って言葉を知ってるよね。あれは、自分らしく生きよということなんだよ。選択に迷ったら、自分らしいと思うように決断せよ。それが「惑わず」ってことなんだ。きみたちにある「和」ってやつ、それがきみたちらしさだと思うんだよ。それが、きみたちの強さなんだと思うんだ。もっとその強みを信じていいと思うよ。きみは、もう知っているはずだよね。争うってことは、たくさんのものを失うことだ。大切なものを犠牲にして、後悔の涙を流すってことなんだ。きみに、争いは似合わないよ。くりかえすよ、大事なことだから。自分らしく生きなよ。意地を張るなよ。無理をするなよ。本当は、争いたくはないんだろ。仲良くしたいんだろ。なにもかも失って、らしく生きれなかったって、泣きたくはないんだろ。大丈夫、きみならできるよ。きみは強いよ、きみが自分で思っているより。そんなにおびえなくても大丈夫だよ。みんながきみを好きなになり、みんなと仲良くできる。そんなことが、きみならできるよ。約束だよ。自分らしく生きなよ、大切なものを失いたくないなら。無理はするなよ、もう後悔に泣きたくないのなら。
2015.08.20
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心霊世界に没頭し、人生の晩年を心霊探索に捧げた科学者や著名人は多くいます。しかし彼らが信じた心霊の多くは、トリックと判明しています。シャーロック・ホームズの著者コナン・ドイルが、偽の心霊に翻弄されたことは有名です。【過去の日記1】 「いつかあえる そのときまで - 心霊術 -」コティングリー妖精事件では、少女2人が撮った偽の妖精の写真を妄信しました。ドイルが妖精の写真を信じたのは、彼が心霊世界の実在を願う気持ちからでした。なぜドイルは、偽の心霊写真を信じたのでしょう。当時、欧州では第一次世界大戦で、多くの家族が大切な人を亡くしていました。その人たちのためにも、ドイルは人霊世界の実在を示し、亡くなった人たちが死後も存在することを示したかったのです。また、彼は子供を疑うことをしませんでした。妖精の写真を擁護する彼の主張はこうでした。「純真な子供たちが嘘をつき続けるはずはない。」しかし、少女と共に写る妖精の写真。それは、絵本の妖精の絵を切り抜いて写しただけの、単純なトリック写真でした。老婆となった少女たちが、その事実を明かしたのは、ドイルの死後約50年が経ってからでした。少女たちをかばい続けたドイルには、その事実を知ってほしくなかったのでしょう。信じる気持ち、信じたいと願う気持ち。その気持ちがある限り、人は誤りを犯します。それは、いつの時代も変わりません。【過去の日記2】 「まだ 何もわかってはいない - 幽霊を捕まえようとした科学者たち -」
2015.08.17
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連休終了。戻って参りました。久しぶりのPCオンで、Windows updateがたくさん更新待ちなのには驚きました。遠距離移動の疲れもあり、すみませんが、今日はゆっくりさせて戴きます。明日からブログも復活しますので、またよろしくお願いします。
2015.08.16
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NHKの「幻解!超常ファイルダークサイド・ミステリー」は面白いので、何度か見ています。内容は心霊現象,心霊写真,UFO,UMAなどの真相解明。出し惜しみせず、20分の短時間で次々と真相を解説してくれます。民報であれば2時間番組になるでしょう。【NHK】 「幻解!超常ファイルダークサイド・ミステリー」例えば、次の動画をご覧ください。右下のエレベータ内の男性達に注目。この動画は、もちろんトリック。シンガポールの人材コンサルタント会社が作成した動画。多時間残業の防止を呼びかける目的で作成したもの。番組では、動画製作会社からのコメントも放送されていました。真相解明ではその裏付けも示されるのが、この番組の特徴。難点は、深夜放送が多い点。とはいえ、昼間の番組でもないでしょう。真相を知る、心霊現象ではないと知る。それでも、人は心霊動画を見てしまう。いつか本物に会いたいと願うから。人が知らない、何かがあると期待するから。【過去の日記】 「いつか、きっとその姿を - 巨人伝説 -」
2015.08.10
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原爆の日のニュースを聴きながら、フライパンで調理する。科学の進歩とは何かと、その時に想う。焦げ付かないフライパン、その表面は黒いテフロンコート。汚れが付着しにくく、熱に強い、テフロンの特性が生かされている。デュポンの商品名テフロン、材料名ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、当初は作りにくく高価なものだった。高価すぎて使われない、テフロンを救ったのは、戦争だった。当時、原爆開発のマンハッタン計画が進行していた。その原爆の製造では、六フッ化ウランを運ぶ必要があった。腐食性が高い六フッ化ウランを運ぶパイプや容器に、使われたのがテフロンだった。原爆開発を前にして、テフロンの高価すぎる欠点は問題ではなかった。マンハッタン計画を通じて、テフロンの製造法が改良された。製造法の改良により、テフロンの低コスト化と実用化が加速された。テフロン採用の成果で、原爆が完成した。原爆は2度も日本に投下され、無数の命が奪われた。戦争は終わり、安くなったテフロンは、フライパンにも使われた。もう誰も、テフロンを、殺人兵器のための道具とは思わない。テフロンの過去が忘れられ、原爆投下の記憶すら忘れられつつある。忘れてはならないことすら、忘れられつつある。原爆の日のニュースを聴きながら、フライパンで調理する。これで良いのかと、何度も想う。
2015.08.08
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「捏造の科学者」を読みました。数頁読んでは考え込む。そんなことを繰り返し、通読には長い時間がかかりました。毎日新聞社の科学記者らしく、事件の経緯が良く分かる本でした。ただ残念なのは、真理を追究する姿よりも、端々に他社とのスクープ合戦に一喜一憂する様子が垣間見られること。断片的で扇動的な表現のスクープは、情報の混乱を招きます。人々が欲するのは数時間早い情報ではなく、正確で整理された情報のはず。しかし思えば、科学者も新聞記者と変わりません。ライバルに先んじた研究成果の発表を、科学者がマスメディアを使ってまで発表します。その発表は幾分誇張され、センセーショナルで、まさに研究成果のスクープ合戦。そうしなければ、研究費が集まらず、研究が停滞するあせりが、STAP細胞事件を生みました。誇張された成果発表、断片的な情報に翻弄されたのは、私の大きな反省点。「論文がSTAP細胞の存在を論述できているか」と「STAP細胞があるか」は別問題。それは早くから感じながら、両者の情報を混同させてしまいました。「論文がSTAP細胞の存在を論述できていない」ことは早々に明らかであり、「STAP細胞の存在」を追究する長期を必要とする研究とは分けて考えなければなりませんでした。実証試験は別問題であるのに、その試験の結果を静観しました。同様の旨はこの本でも触れられていましたが、新聞記者も、理研も、他の研究者も、結局は交通整理できませんでした。情報を交通整理できなかった理研は、責められても仕方がありません。ただ、研究者を守り、組織を守ろうとした結果でもありました。利己的といえば利己的で、ほめられたことではありません。より冷徹で迅速な判断が必要でしたが、それは人としての弱さでもありました。これらの事件では、いつも科学者の人としての弱さを感じます。研究者を守ろうとして、結局は極めて優秀な科学者の命を奪うことになりました。笹井氏自身にも最期まで、自分以上に組織を守ろうとした様子が感じられます。連日の徹夜で疲れ果てた若手科学者が、「先生、成功しました!」と追い続けた研究成果を持ってくれば、かける言葉は「ついにやったな! がんばった甲斐があったな!」であり、「そんな結果が信じられるか! やり直せ!」ではありません。人の努力を前にすると、真理の追究より気持ちを優先させてしまう。その弱さが、今回の様な事件を生み出します。科学者も人だから、ある意味で人としては弱い人だから、事件は何度も繰り返されます。優秀な科学者の命を奪ってまでも、今回の事件で学べたものはほとんどありません。もう一度、似た事件が起こったとしても、報道も、研究機関も、科学者も、適切に解決できるとは思えません。反省ばかりが大きくて、得たものはほとんどない。それだから、より悲しくてならない事件です。少し難しい技術説明もありますが、この事件を深く考察されたい方はご覧ください。
2015.08.05
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レユニオン島で見つかった航空機の破片。これは昨年3月に姿を消したマレーシア航空機と同型のボーイング777の破片でした。海流によって1年近く、破片は海を運ばれたと考えられています。このニュースを聞くと、あらためてマレーシア航空機を巡る都市伝説が思い出されます。都市伝説、それは米軍によるマレーシア航空機撃墜説。370便行方不明直後、話題になっていました。インド洋、モルディブの南東700kmには、ディエゴ・ガルシア島があります。この島は、中東地域を監視する米軍の重要な軍事基地。370便が十分に到達可能な場所に、その軍事基地はあります。そのため、米軍に対するテロ目的で、マレーシア航空機が使われたと噂されたのです。さらに行方不明当日、モルディブで北から南東に低空飛行で向かう、航空機の目撃情報もありました。複数の目撃者が、それはマレーシア航空機らしい機体だったと語ったと言われます。では、軍事基地があるディエゴ・ガルシア島と、破片発見場所のレユニオン島。その位置関係を、概略図で見てみましょう。概略図ですので、正確な場所はご自身でご確認ください。次に、気象庁が発表している海流を確認しましょう。(気象庁HPより)噂と伝聞で伝わる、もしかしたらと思わせる情報。これは都市伝説の特徴です。しかし、中国人の乗客が多かった370便。この都市伝説がもし真実なら、米国と中国の関係はさらに微妙になるでしょう。その危惧が、この噂を人々の記憶に留めさせます。基地、発見場所、海流の関係からは、都市伝説は否定されそうにありません。そればかりか、各国がインド洋東部ばかりを捜索していたことが不思議にすら思えます。都市伝説が都市伝説と証明される、それはいつの日か。その時の到来を、静かに見守りたいと思います。
2015.08.03
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しばらく留守にしていました。遠方より戻りましたが、日記更新は明日にさせて戴きます。それにしても猛暑日が続きます。くれぐれも皆様、体調管理には十分にご配慮ください。
2015.08.02
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