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こんにちは。最近、完全遮光日傘のサンバリア100さんから、「完全遮光ハット」なるものが発売されました。完全遮光日傘があるからいいんですけど、自転車に乗っている時や、子供と一緒にいる時など、日傘をさせない場面の時にこの帽子があれば最強だなーと密かに狙っておりました。ところがこれも大人気で、発売日に見ても、いつもいつも売り切れ、、、、、しかししかし、苦心の末、ついにゲットすることが出来ました!見てください!これが新☆魔女帽子ですっ!!この帽子は地面からの反射を吸収するために裏側がどれも黒で、表は白、ベージュピンク、ブラウンの3色展開です。布自体が完全遮光100%のため色は関係ありませんから、私はベージュピンクにしたんですが、まぁピンクというよりほとんどベージュで、持ってる傘と同じ色でした。ツバはかなり広いんですが、希望を言えばワイヤー入りだったら形を整えられて更によかったのになーって思います。あと裏だけが黒いので、どうにもこうにもなんかおしゃれさに欠け、よくわからない人物になってしまいます(笑)ツバだけじゃなくて、頭の部分も完全遮光なので、結構ムレるという噂も聞いたのですが、生地が薄めなせいか、それほどでもありません。とにかくまぁこれさえ持っていれば、これからの季節は何かと安心です♪さて、今日はクリームについて。ノン合界クリームは、系統として3種類あります。★ミツロウ、シアバター乳化クリーム★レシチン乳化クリーム★石鹸乳化クリームこの中の石鹸乳化クリームについては、以前は許容してた時期もあったんですが、現在はやめたほうが無難と考えています。洗い流す分にはさほど問題はありませんが、石鹸のphがアルカリ性であることを考えると、それをずっと肌にのせておくのは、やはりトラブルの元です。汗と石鹸が結びつくとアルカリが遊離することがあり、その刺激で肌が荒れることがあります。それに健康な肌は弱酸性であるべきで、弱酸性でないと善玉菌も住めません。レシチン乳化の補助として石鹸を入れる場合は0.1~0.3%くらいが限界でしょう。それからミツロウ、シアバター乳化クリームについて。このタイプは探してみると、結構ナチュラル系にはあります。手作りコスメでも、わりと作りやすいタイプです。ただ乳化力は非常に弱いため、クリーム中に水分をあまり入れられません。ほとんどが油と考えていいでしょう。だから、このタイプのクリームをメイク下地に使うとだいたいメイクがよれますし、崩れやすいです。それにミツロウやシアバターは皮膜性が強く、やや毛穴をつまらせる傾向もありますし、使い続けると皮脂腺を退化させるという説もあります。しかしレシチン乳化クリームに少量エモリエント成分として配合されているくらいなら問題はないと考えます。ミツロウ乳化は皮脂腺のない唇に使うリップクリームとしてや、おなじく皮脂腺の少ない手に使う、ハンドクリームとして使用するのがいいと思いますし、角質ケアにも向いています。それから、バリアの弱っている超乾燥肌の方を守る皮膜としては短期間ならいいと思います。このタイプのクリームで優秀な物もたくさんありますので、また今度特集しますね。ひとつ注意事項なんですが、バリアが弱っている方が急に化粧品をナチュラル系に変えると、植物成分や、精製されていない植物オイルに肌が反応してしまう場合があります。ナチュラルだから肌に優しいということは、いちがいには言えません。化学物質では肌荒れを起こすけれど、ナチュラル系なら大丈夫という方も多いですが、無刺激の合成ポリマーには反応しないけれど、精油や精製度の低い植物オイルには反応するというタイプの方もいます。植物オイルは、精製度が低いほうがお肌への有効成分は多いですが、その分不純物も多いのです。もっとも無刺激なオイルは、実はみんなが嫌う精製された鉱物油(ミネラルオイル)なのですが、これは刺激はないし皮脂と混ざっても変質しにくいものの、微生物は分解出来ないオイルなので肌に残留すると問題です。一時的ならいいんですが、長期的に使うと代謝残留物が肌に溜まってゴワゴワしてくるという問題点があります。そういう意味ではバリアが弱っている方には、精製度を少し高めた炭化水素系植物オイルをレシチン乳化した無香料のクリームがいいと考えています。(が、こういうのはなかなかありません)いずれにしても、長い年月合界や顔の洗いすぎでバリアが壊れて薄くなっている方や、アトピー性皮膚炎でバリアがほとんどなくなっている方にとっては、いろんなものが異物です。バリアが回復してくれば、こういうものに反応することもなくなりますが、とにかく急激に化粧品を変えるというのは得策ではありません。特に生理前の1週間と生理中は、肌が過敏なので新しい化粧品を試すなどの冒険をしないほうがベターです。化粧品を変える場合はワンアイテムづつ、もっとも肌が安定している生理のあとの1週間の卵胞期に試すのが安全です。敏感肌の方はパッチテストも欠かせません。さて、最後にレシチン乳化クリームです。ノン合界クリームの系譜の中では、私はこれが一番だと考えています。レシチンはそもそも生体の細胞膜を形成するリン脂質の一種です。レシチンは細胞の中に油性や水性の栄養素を送りこんだり、老廃物を放出したりしている、要するに生きとし生ける物に欠かせない天然の界面活性剤なのです。レシチンは天然のクリームである皮脂膜の構成要素でもあるので保湿剤でもあり、角質層でも皮膚のバリアとして働き、皮膚の新陳代謝を活性化する働きまであります。肌に害がない乳化剤であるどころか、細胞膜の構成要素なんですからすごいのです。ただし、レシチンでクリームを作ることは乳化力の弱さから水と油の分離の問題があるのでかなり難しいと言えます。普通の化粧品製造メーカーさんに言うとたいてい「ええっ」と困惑されます。だから、まだまだ一般的ではないんですよね。レシチンを配合はしていても、よく見ると乳化は合界やカルボマーでしているクリームも多いです。表示名称は「レシチン」または「リゾレシチン」となります。リゾレシチンはレシチンを少し酵素分解して溶けやすくしているもので、ほとんどレシチンと変わりません。ただ「水添レシチン」というのはレシチンに水素を添加して乳化力を強めたもので、私はこれを合成界面活性剤だと見なしています。ただし、レシチンと言えども配合は5%以下が望ましいです。ノン合界、ノン合ポリ、ノン合成防腐剤でレシチン5%以下乳化をクリアしているものは、私の知る限り以下のクリームになります。●ドクターハウシュカ ローズデイクリームドイツのオーガニックコスメ。バラの香りのレシチン乳化クリーム。化粧下地にも使えます。●ヴェレダ アイリスデイクリームやはりドイツのオーガニックコスメ。毛穴を引き締めるハマメリス水(ウィッチへーゼル水)配合のリゾレシチン乳化クリーム。ちょっと香りが強く、好き嫌いが別れるかもしれません。●オーガニックフォレスト ローズ&ネロリスキンケアクリームWAGでお世話になった加川デザインLLPさんが新しく立ち上げたブランドのクリームです。まだ使ったことはないのですが、レシチンと微量の石鹸成分で乳化しているようです。●オラクル クリームルネサンス北海道のオーガニックコスメ。レシチンとリゾレシチン両方あわせて5%以下で乳化。お値段はお高いですが、香りもよく使い心地は上々です。ただ、おためしセットを頼んだら電話がかかってきたり、何度もDMが来るのは今時珍しいなと思いました。レシチン乳化クリームへの夢の旅路へGO♪人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年05月25日
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こんにちは。やっと、また暖かくなってきましたね。それと共に、紫外線も強くなってきました。UV-Bを浴びると大腸ガンや乳がんの予防になるし丈夫な骨も作られるので、あまり恐れすぎるのはいけませんが、この季節は必死で避けてたって外に出れば、反射である程度浴びますからね。5月、7月、8月は1年中で一番「紫外線総量」が多く、6月の晴れ間は1年中で最も「紫外線量」が多いという、まさに紫外線パラダイスな季節到来なのです。ちなみに紫外線の地面からの反射がとにかく最大級に大きいのは実は雪!その次が波、次が砂、次がアスファルトやコンクリートで、次が土。一番反射が少ないのは芝生だそうです。雪山や海辺はやっぱり反射がすごいんですねーしかしアスファルトも砂に近いくらいの反射率があるそうなので驚きです。また、緑だからって安心していると、山の上も太陽が近いのと空気が薄いために遮る酸素分子が少ないので紫外線量が多いですけどね。最近、例の完全遮光日傘のサンバリア100の社長さんのブログに面白い記事があったんですが、、、、、新聞1冊分はなんと完全遮光だとのこと!!屋外で日傘がなくてどうしようもない時は新聞をかざすってのも、覚えとくといい知恵かもしれないですね!さてさて、コスメの続きです。メイクアイテムを「ノン合ポリ」「ノン合界」「ノンナノ粒子」にしたら、いよいよ「ノン合界のクレンジング」に心置きなくチェンジ出来ます。クレンジングは、拭き取りタイプと洗い流すタイプがありますが、毎日のことなので断然オススメしたいのは、やっぱり洗い流すタイプ。前回も書きましたが「拭き取る」という行為自体に、肌にとっては刺激になって、メラニンも発動しやすいし、炎症を起こしやすくなるというマイナス面があります。洗い流せるタイプのレシチン乳化のクレンジングは、以前も書きましたが私が知る限り2つ。ドイツのオーガニックコスメの「マルティナ」と「ドクターハウシュカ」のクレンジングミルクです。ハウシュカのほうはエタノールの量が多いようで、やや匂いが気になるかなーって思います。マルティナのほうはそれはないのですが、洗い上がりが若干べたつきます。しかし、両方ともノン合界のすばらしいクレンジングだと思います。最近マルティナにはハッピーエイジシリーズなる「アンチエイジングライン」が出来たのですが、こちらの御試しセットを使ったところ、ハッピーエイジクレンジングミルクもなかなかよかったです。<全配合成分>水、オリーブ油*、エンドウデンプン*、ニンジン種子油*、ブドウ種子油*、ウンカリアトメントサエキス、ニンファエアアルバエキス、レシチン*、香料*、セチルアルコール ちなみにこのシリーズのモイスチャーミルクやクリームもよかったんですが、こちらはレシチンすら使ってなくて、シアバターやミツロウで乳化しているのでとにかく分離がすごく、モイスチャーミルクのように振って混ぜられる容器のものはまだいいんですが、クリームのような水が少なくクリームジャータイプのものは振って混ぜることもままならず、油が表面に浮いていてしまうのが残念です。レシチン乳化のクレンジングの、クレンジング力は合界に比べるともちろん弱めです。ちなみに私が以前プロデュースしたクレンジングは、レシチン乳化よりも更に肌に優しい、界面活性剤自体を使わない粘土のゲルクレンジング剤でした。優しいということは、メイク用品によって、またはメイクの濃さによっては落ちづらいということでもあります。クレンジング力の強さで言うと、、、、合界クレンジング>石鹸乳化クレンジング>レシチン乳化クレンジング>粘土のゲルクレンジングです。この中のレシチン乳化クレンジング、粘土のゲルクレンジングの場合は、メイクの濃さによっては、そのあと石鹸などでダブル洗顔をする必要があると思います。私はW洗顔の場合は、夏は石鹸で、冬は【ゼノア】びがんこか、粘土のゲルクレンジング剤をもう一度使ってW洗顔していました。前回紹介したようなメイク用品であれば、まず問題なくこれで落ちます。もちろんメイクをより薄くすませ、ノン合界クレンジングで、W洗顔なしで1回ですませるというのがより肌に優しいですけどね。ノン合界日焼け止めとパウダーのみという薄化粧の方はこれで十分です。ちなみに石鹸乳化クレンジングとは「レシチン」や「合界」の代わりに「石鹸」で水とオイルを乳化したクレンジングなんですが、レシチン乳化や粘土ゲルクレンジングよりクレンジング力が強く、アグロナチュラのクレンジングミルクなどは、W洗顔がいらず1回で結構落ちるところが魅力です。同じく石鹸乳化クレンジングにはナチュラピュリファイのナチュラルクレンジングがありますが、これはそのあと石鹸でのW洗顔をすすめているようです。アグロナチュラより水分が多く、同じ石鹸乳化でもクレンジング力はやや弱めです。(目に沁みるとちょっと痛いです)このあたりは、自分のメイクの状況と落ち具合を考えて判断するのがいいんじゃないでしょうか。ちなみに朝の洗顔ですが、私は皮脂がそんなに多くないタイプの普通肌なので、春と秋冬は水スプレーのみ。朝でも前日オイルマッサージした日はびがんこで、真夏は体のためにエアコンをつけて寝ないので汗をかいているため、毎朝石鹸洗顔です。しかしこれも水分の足りているタイプの脂性肌の方(同じ脂性肌でも水分が足りていないために皮脂が過剰に出ている方は別)は冬でも石鹸、バリアが弱っている敏感肌の方は夏でも粘土ゲル系など、肌質によって違うと思います。ちなみに粘土ゲル系といっても、水分の少ない粘土系は石鹸よりも皮脂を奪いますから注意して下さい(こういう物でたまにパックするにはいいですが)びがんこのように、水分が多くてゆるゆるのジェルになっている粘土系の洗顔料のことを指しています。次回はクリームについてお話しますね。ほんとにいろんな種類のノン合界クリームを新たに試しました♪ノン合界の基本はやっぱりクレンジングです!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年05月21日
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こんにちは。なんだかまた冬に逆戻り?って感じでずいぶん気温が下がってしまいましたねー体調を崩している方も多いようなので、金時しょうが+ブラックジンガー玄米+梅干でも飲んで、温まって下さい。喉が痛い時はオーガニックハニーをひとなめすると、かなり改善します。先日マヌカハニーをクレヨンハウスで初めて買ったんですが、今まで買ったどんな蜂蜜にも似てなくて、ティートゥリーの香りたっぷりの、まるでワックスのようなクセになるおいしい蜂蜜でした。殺菌力は相当強いみたいですよ。さて、コスメ選びの続きです。鬼の基準で選ぶ時、一番の大問題は「クレンジング」です。通常合成界面活性剤の使用量がかなり多いので、バリアを破壊する威力が一番強いのが洗い流すタイプのクレンジングだと言えます。しかし、前回も書いたようにジメチコン、メチコン、シクロメチコンなどのシリコンポリマー入りのメイク用品を落とそうと思うと、同じくシリコンオイル入りの合界たっぷりクレンジングでないと、洗い残してしまう可能性が否めません。最近のメイク用品は、どんどん発色が良く、そして落ちづらくなっています。こういうメイクを落とそうと、皮膚をゴシゴジこするというのが何より良くありません。表皮はわずか0.1~0.2mmの薄さ。表皮をこすると角質が過剰に剥がれ落ち、乾燥しやすく小じわになりやすくなりますし摩擦による軽い炎症が起きて、色素沈着も起こします。だからフェイスマッサージする時も、たっぷりオイルを手に取り、あまり力を入れずに、すべらせるように行い、決してゴシゴシこすってはいけないんです。顔を洗ったあとタオルで拭く時も、こすらず水滴を押さえるように拭きます。特に目元の皮膚はとっても薄いので、注意が必要です。そう考えると、クレンジングをノン合界に変えることと、メイク用品を変えることは本来ワンセットなんですよね。アイメイクだけはシリコンポリマー入りじゃないと!って方はアイメイクだけは専用クレンジングで落として、あとはノン合界クレンジングにするというのも手です。そういう意味では、ファンデーションだけでも、なんとかシリコンポリマー不使用のものに変えてみるといいかもしれません。固形ファンデではなく、お粉タイプのファンデには、加工天然鉱石だけのものが結構あります。ここ数年流行のミネラルファンデなども悪くないと思います。しかし以前にも書きましたが、中にはナノテクノロジーの粒子を使用している物があるので、注意が必要です。ミネラルファンデだけじゃなくて、日本で流通しているメイク用品にも結構ナノ粒子が多いんですが、安全性がまだ確立されていないのでやめておいたほうが無難です。1ナノメートルとは、10億分の1メートルのこと。1マイクロメートルが100万分の1メートル(0.001ミリ)で、1ナノメートルは0.001マイクロメートルです。どんだけ微粒子かわかりますか?通常ナノ粒子と言われるものは、1ナノメートル~100ナノメートルで、特に問題になっているのは50ナノメートル以下みたいですね。これまでは日本では一応安全だってことになってましたが、米国立毒性研究センターで、マウスの皮膚にナノ粒子を塗布したところ、数分後にはリンパ節でナノ粒子が検出されたとか、ナノ粒子の一種フラーレンを含む水中で飼育された魚の脳に異常が報告されたり、マウスにナノ粒子粉体を吸引させると脳で検出されたといった実験結果が公表されたりしたことで、近年にわかに騒がしくなってきました。今年の三月にも厚生労働省で「第1回ヒトに対する有害性が明らかでない化学物質に対する労働者ばく露の予防的対策に関する検討会、第1回ナノマテリアルの安全対策に関する検討会」が開かれたばっかりです。ちなみにインフルエンザウイルスが、80ナノメートルだそうですから、ナノ粒子はそれ以下!ひーーーー、見えません、見えません!肉眼で見えません!(汗)ナノ粒子でも、要するに有機物で体に入っても大丈夫なものならまだいいんですが、メイク用品や日焼け止めに使われている酸化チタンとか酸化亜鉛とか、フラーレンとか、こういう無機物が問題みたいですね。お肌の細胞と細胞の間が40~60ナノメートルだということで、まぁ100ナノメートルくらいなら通さないんじゃないかと言われています。しかしそれも、合界と一緒だったら分かりません。合界には粒子を均等に分散させるという働きもあるわけですが、石鹸乳化とかレシチン乳化とかの弱い乳化力なら、例えナノでもナノ同士がくっついてしまって、そもそもナノを保てないらしいです(笑)ですが、前々回紹介した日焼け止めは全部ナノ粒子ではありません。ナノ技術は使ってないそうですが、ヴェレダだけ100nm~200nmとちょっと小さめなんですが、まぁリゾレシチンだし100以上だし、その上からアルミナとステアリン酸などで3重コーティングしてるそうですし、問題はないと思われます。問題はお粉やチーク、アイシャドーなどの粉体ですね。これは肺に吸い込むことも懸念されるし、油分の中に包まれているわけじゃないので皮膚に吸着しやすいようですし、ナノ粒子じゃないほうがいいでしょう。その上シリコンポリマー除外となると、世の中の化粧品かなりアウトなんです、実は。ナノ粒子についてはちょうど「The美肌道」のルルさんも興味深い記事を書かれているので、ぜひ読んでみて下さい。ナノ粒子、シリコンポリマー、合界、タール色素、石油系防腐剤不使用のメイク用品をいくつか紹介します(メーカー確認済み)★ナチュラピュリファイヒーリングメイクアップシリーズ(ただし、クリームファンデは合界で、パウダリーファンデの酸化チタンはナノ粒子です。9月か10月にノンナノ粒子に切り替える予定だそうです。その他は大丈夫。コンシーラが結構カバー力もあっていいです)★オーストラリアのマイエッセンス(ただしクリームファンデとかはカバー力はあまりないです)★ドクターハウシュカのメイクアップシリーズ(ただしコンシーラとリキッドファンデは合界です)★フランシラのクリームファンデは合界1%でナノ粒子不使用 今もこれを愛用。★ドイツのロゴナのメイク用品(ただしアイカラーペンシル、アイブローペンシル、リキッドアイライナー、マスカラ、リップスティックウッド、リキッドファンデ、リキッドコンシーラは合界。アイカラーデュオ、アイライナーペンシル、リップライナー、リップスティックロータリー、リップグロス、プレストファンデ、スティックコンシーラー、ルースパウダー、カラーデイクリームはOK)ロゴナとハウシュカは表参道のクレヨンハウスでも店頭で試して買えます。 ★ミネラルファンデ系では、こないだ紹介したNZのところもナノ粒子不使用でした。あとは、MMU自体あまり物色してないんで知りませんので、問い合わせてみて下さい。あと、よく聞かれるんですが、マスカラ。最近ハウシュカの代理店が代わって、メイクものがたくさん入ってきたんですが、その中でマスカラに感動!ついについに、合界もポリマーもないマスカラに初めて出会った!と購入したんですが、、、3時間もしたらパンダ目。しかもすんごいまっくろけ!その上落とす時、黒い色が広がる広がる、、、結果的に敏感な目元を何度も洗うはめに、、、、すぐに挫折しました、、、、マスカラだけは、成分はきっぱりとあきらめ「お湯でスルっと落ちる」これにだけこだわっています。これがパンダ目にもならず、結局落とす時一番目をこすりませんし、いっさい目のまわりに広がらずスルッとフイルム状に落ちます。ほんとはつけないほうがまつ毛にはいいんでしょうけどねー★SUQQUのマスカラ私はロングボリュームタイプ 下地も使います。いっさい目の下につかないのに、お湯でスルッと落ちます。まつ毛を指で軽くしごくようにするのがポイント。★クリニーク ラッシュパワーマスカラ ロングウェアリングフォーミュラ成分を見たらイヤになりますが、これは繊細で長くなり、最近気にいってます。これも、いっさい目の下につかず、お湯でスルっ!★安いのでは、デジャビュのファイバーウィッグが有名ですね。肌に密着しない、落としやすいメイク用品選びは合界断ちの鍵を握る!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年05月13日
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ついにゴールデンウィークも終わってしまいましたね。私は1日だけ三浦半島のほうに家族で遊びに行きましたが、やはり混んでいて大変でした。でも海岸を走り回ったりてんとう虫とたわむれたり、息子はとっても楽しそうだったので良かったです♪さて、今回もコスメの話題です。ご挨拶が遅くなりましたが、私がプロデュースさせて頂いていたオーガニックコスメブランド「WITCH AURA GARDEN」は、かねてからお知らせしていたとおり3月末で終了となりました。WAGの商品をご愛用して下さっていた方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。鬼としての理想の化粧品を企画・プロデュースしたい!という夢はさらに広がっていますので、いつになるか分かりませんが、今後もまた機会があればぜひやりたいと思っています。そろそろ手持ちのWAGコスメもなくなりつつあり、今後は何を使おうかと、ここしばらくいろんな許せる市販コスメを探求していました。コスメのことを書くのはすごく久しぶりなので、今日は私の現在のコスメチョイスの基準について、あらためて少し書いてみたいと思います。私が特に嫌う成分に、水と油を混ぜる乳化剤である合成界面活性剤があります。合界には肌のバリアを壊して慢性的な乾燥肌、敏感肌を作り上げ、化学物質を皮膚から吸収させてしまう性質があり、肌のたんぱく質を変性する性質があるという説もあります。全面的にだめというよりは種類にもより、中には肌に吸着しづらく比較的マイルドな合成界面活性剤もありますし、配合%が少なければ問題がない場合もあります。ただ現在どんどん種類が増えて3000種類以上もあり、名称を見ただけでは容易に判断がつきづらく、配合%などは社外秘として教えてもらえないことも多いため、そもそも合成を使わず、マイルド中のマイルドである「天然界面活性剤 大豆レシチン」を使っているものがベストだと考えています。それに乳化剤にレシチンを使っているようなメーカーは、そもそも他の化学物質もあまり使っていない場合が多く、成分を見ても「間違って食べても大丈夫なんじゃない?」って思えるほどシンプルな場合が多いのも魅力!そもそもレシチンは表皮で天然のクリームを作り上げているリン脂質の仲間。水になじみやすく水分を閉じ込める作用もあるので、乳化作用以外にバリアを強化してくれるエモリエント成分でもあるのです。アンチエイジングの鬼のコスメチョイス基準☆植物由来であろうが、石油由来であろうが「合成界面活性剤」を使っていないこと。☆乳化には天然の乳化剤である大豆レシチン5%以下が望ましい。表示は「レシチン」またはレシチンを少し酵素分解した「リゾレシチン」となる。レシチンの補助剤として石鹸成分を使う場合は0.1%程度が望ましい。表示にレシチンとあっても、他に合界を使用している場合もあるので注意が必要。合界は配合数が多ければ多いほど問題も多い。レシチンではなくて蜜ろうやシアバターで乳化しているものもあるが、水分が少ないので油っぽい物が多く、そうでなければ分離しているものも多い。超乾燥肌や、ボディ用や目のまわり用、リップクリームとしては悪くない。☆合成界面活性剤の配合量は化粧水は0.1%まで、乳液やクリームは合成界面活性剤が1種類なら3%まで。2、3種類なら2%まで。クリームファンデーションは1%まで。クレンジングや洗顔は、できれば合成界面活性剤は使わないのが望ましいと言われる。(なのに通常洗い流すタイプのクレンジングオイルには、10~20%の合成界面活性剤が入っている。ちなみに台所用合成洗剤では20~30%でほとんど変わらない。)☆石鹸はそれ自体が界面活性剤だが、皮膚の酸で無害化するため、洗い流す分には安全性が高いとされる。ただバリアがとても弱っている方には石鹸も刺激が強い場合あり。普通肌~脂性肌の方には石鹸は洗浄剤として悪くない。石鹸のみで乳化したクリームもあるが、石鹸成分を長時間肌に載せておくので、どうしても肌がアルカリ性に傾きやすく、汗と石鹸が結びつくとアルカリが遊離することがあり、その刺激で肌が荒れることがあるので、基本的にはやめておいたほうが無難。☆合成ポリマーを使用していないこと。ゲルやジェルタイプの保湿剤や美容液に使用されていることが多い。赤ちゃんの紙おむつにも使われている高分子吸収剤の一種で、大量の水を抱え込む事が出来て、手触りはツルツルになるが、肌自体がツルツルになったわけではない。合成樹脂や合成ゴム製で安くて腐らない。無刺激で肌からは吸収されないが、皮膜性が強いので肌に貼りついて落ちにくいのが問題点。しかも微生物が分解できない成分のため、洗い残すと慢性的に肌に残留しやすいという傾向もあり。合成ポリマーではなく、キサンタンガムやアルギン酸など天然ポリマーならOK。☆メイク用品にシリコン性の合成ポリマー、タール色素を使用していないこと。「ジメチコン」「シクロメチコン」などと書いてあるのがそれで、肌に貼りついて落ちにくいのでシリコンオイル入りの合界たっぷりクレンジングが必要となり、バリアを壊しかねない。タール色素は石油系の合成色素で、発がん性やアレルギー性が指摘されている物がある。☆合成防腐剤を使っていないことパラベンは旧指定成分で、人により接触性皮膚炎の可能性、アレルギー性湿疹を起こす危険性がある。が、1種類で配合量が0.1%くらいなら実のところあまり問題はない。ただブチルパラベンは環境ホルモンの疑いが消えていない。また、パラベンだけが合成防腐剤の悪の象徴のように扱われるが、フェノキシエタノールはパラベンより防腐力が若干落ちるので量を多く配合されている事が多い。(ちなみに食べた時の急性毒性はパラベンより強い。)また、天然でもヒノキチオールには動物での催奇性があるから、配合量は厳しく制限されている。☆原料に使われている植物オイル、精油、植物エキスは出来る限りオーガニックが望ましい。簡潔に書きたかっんですが、長々となってしまってすみません。この鬼の基準で世の中の化粧品を見ると、かなり選択肢が少なくなっていきますが、ここ数年のオーガニックコスメブームで、いろんなメーカーが日本に入ってきて状況はずいぶんマシで、オーガニックコスメにはこの基準をみたしている物もマレにあるため、最近では少し選択肢が増えたように思います。でも驚いたことに、オーガニックコスメを使用している人は、まだ日本女性の0.3%だということですから、こういうことを気にして選んでいる人は、まだまだ少数派なんですね。ところで、上記の基準以外に消費者には分かりにくい問題点があります。去年1年自分自身が化粧品作りに参加させて頂き、つくづく驚いたのはキャリーオーバー成分の存在。キャリーオーバー成分とは、ある1つの原料を抽出したり保存したりする時に使用される成分で、使用量に関係なくパッケージに表示する必要はありません。キャリーオーバー成分には防腐剤、安定剤、アルコール、酸化防止剤などがあります。驚く事に、これはオーガニックの原料でも入っていることがあり、オーガニック植物エキスや蒸留水のキャリー成分に防腐のために、なんとパラベンが入っていることがあるんですよね。また、そもそもエキスの抽出に石油系溶剤を使っている物も実に多くあります。こういうものを極力排除していくと、使える成分は本当に少なくなっていき、本当に苦労しました。最近は全成分表示を見て「お、合界使ってない!」とかいう化粧品に出会っても、裏を見て~エキス、~エキスって植物エキスの名称があまりに多く書いてあると、「溶剤はなんだろう?キャリーオーバー成分は?」って考え出すと、安易に手を出せなくなっています。海外の自社農場を持っているようなオーガニックコスメメーカーはさすがにこういうことは少ないですが、特に国産の化粧品で植物エキスを多用しているようなものは、ちょっと注意が必要です。さてさて、そんな鬼の基準で最近試したいろいろな市販のコスメの数々について書こうと思ったのですが、もうこんなに文字数が、、、(汗)次回に続きます。アン鬼流コスメ選びで見えてくる、許せる市販化粧品とは?次回以降、お楽しみに!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2008年05月07日
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