四葉になりたいクローバー

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krow-ber

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2005年09月01日
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カテゴリ: 夫婦



私の何を心配しているのかわからない。
かといって、何も心配していないわけではない。


土曜日は出かけるからね・・・。と
私の顔色を伺いながら夫は言った。


あえて


顔色を伺われていることを悟った私は
「そうなの、わかったo(*^▽^*)o」と笑顔で答えた。


行き先も、誰と行くのかも告げないまま
土曜日をむかえ、私はその日、子供たちをつれ
いつものストレス発散、衝動買いに走りまわっていた。


夕方、夫から着信が入ったが
夫の電話には出なかった。


なぜなら


私がどこで誰と何をしていようが
夫に知らせる必要がないと思ったから。



電話に出ると夫は必ず


「どこにいるの?」


「夕飯は何?」と私に聞く。


そして


「誰と?」と聞くんだ。


私は、その問いに


「心配しなくていいよ
パパが帰る前にはちゃんと帰るから。」と答え


いつもなら夕飯の支度をして夫の帰りを待っていたんだ。


でも
その日を境に
それらの事を聞いてほしくないと思いはじめた。



夫が帰ったのは
夜中の12時半を回っていただろうか。
いつもなら、部屋の明かりをつけたまま
無理にでも起きて夫の帰りを待ち、
笑顔でお帰り!と声をかけ
パパが帰ってきたからこれで安心して眠れる!
先に寝かせてもらうね・・・などと言ってから布団に入るのに
「ただいま」と声をかけられたが話す気にも起き上がる気にもなれなかった。




私が何を怒っているのかというと
家族に行き先も誰と出かけるのかも
告げないまま出かけるということ。


夫の身に万が一何かあった場合
私たちに万が一何かがあった場合


主人に連絡がつかず、
主人はどこで何をしているのかも
わからないと答えるしかない状況になったときや、

私たち家族の誰かが、死に目に会えないような状況を
迎えてしまって、それを救ってあげられなかったときのことを思うと
寂しくてたまらなくなる。


夫がどこへ行こうと誰と何をしようと
私は、かまわないと思っている。




それでも
私にやましい行動をとるべきではない。

ただせめて、行き先または誰と出かけるのかくらいは
自分だって逆の立場だったら私に問うはずのことを
言わずに出かけてしまうというのは理解できない。

私は、やきもちなどやかない。
死ななければいいのだから、
あえてそれらに対する感情を無視している。


ただ


私の夫である以上は
行き先と誰と出かけるのかくらいは知らせてほしかった。


いまだ、迷宮入りさせようとしている主人に対し
私は言いました。


「私がこのうちへ帰ってくる以上、
どこで誰と何をしていたかということに関して、
これからは一切聞かないでほしい。」


「私がこのうちへ帰ってこない場合に
その答えが返ってくるのだから。」と。



夫は、「なんで?いやだよ」と笑いながら返答した。


私は、
「あなたも、同じでしょう?あなたは私の何を心配しているの?」といった。


すると


何も言わず、ようやく私が土曜日のことを怒っていることに気付いたようだ。
「そうやって、夫婦の距離をどんどん離していったらいいんだよ_s(・`ヘ´・;)ゞ..」と
ささやきながら
私はその場を離れた。


夫の食卓には、透明のテーブルクロスに挟まれた
家族の写真がずらりと並べられている。


夫は日中、働いている間、家族と一緒にいられない、
子供たちが寝静まった頃に帰ってくれば
子供たちとの会話も笑顔も見られない主人に対し、
私が配慮したものだ。


私が主人に冷たいとも捕らえられるであろうその言葉を発した日、
夫は、その暖かい家族の写真を見ながら
一人静かに夕食をとった。


私は


もう夫が帰っても
私自身の事に関しては何も語らなかった。
そうやって夫婦の距離がだんだん離れてゆくんだ。
でも私は
子供たちのことについても何も語らなかったんだ。
なぜなら
夫に家族の心配をもっと理解してほしかったからである。


すると夫は、長女に聞いた。
「今日は、何をしてたの?」


長女は普段、聞かれないことをパパが熱心に聴いてくれるから、
とても嬉しそうにシャキシャキと答え始めたんだ。


私は、夫に嫌味を言ったわけではない。
そうやって子供たちとのコミュニケーションをとる時間さえ
配慮したいと考えているからこそなのだ。


私の一方的な無視ではない。
私は、家族を愛している。
私は、家族を一番に考えたいと思っている。


パパにも家族がどれだけ家族を大事に思うべきかを
考えてほしいからこどなのだ。


私のとる行動、私の発する言葉、私の問いには全て意味がある。
その問いに答えられないのならば自分自身の心の中で答えを出せばいい。


その答えは、結果として現れてくる。
あえて、無理に聞き出そうとは思わない。


夫が私に心配していること


それは


自分自身を悟られてはいないかどうかということ…。


後ろめたいこと、やましいこと、秘密にしたいことなど
誰にでもあるんだ。


もちろん、私にだってある。
全てを、語れといわれたら、まるで操り人形だ。


人は、一人一人皆違った生き方をしてゆくものなんだ。
しかし、家族がばらばらになってしまうとか、
家族が悲しむような事態は絶対に避けて通りたい。


そのためには、家族みんながお互いに
お互いを守ってゆかなければならないと私は思う。


お互いがお互いを縛って行くこととは別で
どこで誰と何をしようと自由、それでもその中で、
死んでしまうようなことがあれば、それは絶対にとめなければならない。


それが、私の守る家族の形である。
夫は、子供たちから
一日の様子を熱心に聞き、楽しそうに会話するようになった。
その光景を
私は
とても
微笑ましく思うんだ。


~わたし論~






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Last updated  2005年09月01日 08時11分24秒
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