全14件 (14件中 1-14件目)
1
夏が来れば思い出す♪ と「夏の思い出」のなかで歌われる水芭蕉。あまりにも有名な歌なので、夏の花なのかなと思われがちだが、実は春一番、雪解けと共に咲き出す早春の花である。点々と湿地に群れ咲く様は夢の世界への入り口のようだ。先日まで雪の白だった場所で雪のように白く咲いている。ちなみに昨日は、当地は雪。夜うっすらと積もったが、湿原のなかは温度も高いとみえて真っ白な花も痛めず綺麗な姿にうっとりとしている。この白い部分は包であって、花びらではない。これはサトイモ科で単子葉植物なのだ。 珍しく、綺麗なのに盗掘などに遭わないのは、特有の変な匂いと有毒性にあると思う。匂いまでは画像では伝わらないが満開時にはなんともいえない、変な匂いとなる。
2007年04月27日
コメント(4)
久しぶりに海岸へ出てみた。海水の温度が低いので、暖かな春風とぶつかり海霧がたなびいている。昆布の切れ端などを拾いながら、のんびりと犬を散歩させる。落ちている海藻も春先特有のものが多い。ここらの昆布は有名ではないが、流氷の南下とともにちぎれた昆布が漂ってくる。つまり利尻昆布と同系列ということで、とてもよいだしが出る。今夜のお味噌汁の出しは昆布!庭の、石組みの隙間を埋めているヒースが満開になっていた。同じ白でも雪の白でないのが嬉しい。
2007年04月23日
コメント(2)
昨晩。長男坊が帰宅して怒ったの何のって! 昨夜は家族は銘々、難を逃れてのトンヅラ!犬は拷問されてママのところへ逃げてきた。朝になっても機嫌が直らずブツクサ言ってたけど誰も相手にしなかったら、昼になってもまだ文句言っている。あまりのしつこさに堪りかねたママに「ネクラ」「実は根に持つタイプ」と悪口を叩かれたが本当はひどい単細胞なので、激怒も食べ物でスンナリ治まり・・・「〇〇寿司」のサーモンとエビマヨネーズに感謝しなくては。しかし、何故かこの一件は思い出しても可笑しく・・・失礼。笑うな!と長男に一喝されているのだが、思わず顔が歪んでしまう。 一方、泰然としているもう一方・・・猫の「ぽーちゃん」であるが、こいつは賢いので部屋に閉じ込められても器用にドアノブを回して出てくるので、ああいうことを心配する必要は一切ない。だからこいつの「飼い主」の一番下の娘には、長男坊にふりかかったような災難の心配はありえない。ただ一つの問題は、彼は自分のやりたい事しかしない、ということだけ、である・・・。 書類とゴミの上に悠然と寝ている。好きなことは絨毯とキリムと犬をいじめること。好物はカニ、趣味は屋内の散歩とテレビとオセロ・・・
2007年04月14日
コメント(2)
今日は朝から忙しかった。主人の側の来客のもてなし中に、二年も来なかったNTTがやっと来て残っていた機材を引きあげ、同時に清掃会社が掃除しに来てワックスをかけ、電気屋が調子の悪いアンテナを見に来て、おまけに宅急便がピンポーン! ママは一日中出たり入ったりで犬ころになんか、かまってやれない。この子、深ーい家庭の事情により、本当はママと寝たいのに、毎日長男と一緒に「寝かされて」いる。たまに、隙をみて逃げてくるのだけれど、大概連れ戻される。今日は、どういうわけか長男坊の部屋にとじこめられていて、ママが帰ると部屋から「ウォッ!!」 という声が。出してやったら一目散に自分のねぐらへすっこんで入った。見てやって下さいよ、この後ろめたそうな顔! これはこの子なりの復讐を果たしたというわけでして、いつにない狼藉に呆れている。それでもいつものように「しらっ」・・・・ 閉じ込めるほうも悪いけど・・・こいつもなかなか、やるじゃん!
2007年04月13日
コメント(2)
このところ、毎日寒い日が続いてみぞれや雪が降り、春は少しも進行していないようにみえる。春らしい景色もみつからないので、先日貰ったバースディ・カードのお披露目することにする。 贈り主は一番下の娘。カード貰ってママはとっても嬉しいよ。こういうイラストを描くのも随分上達したね。キレ味が出てきたっていうか、手垢くささがなくなってきたね、良い出来栄え・・・でもなあ。 お前、何年ピアノ弾いてんだよっ!!!それにあんた、今いくつ? 中学〇年生? その年齢で鏡文字とは・・・見れば見るほど、ため息の出る誕生日カード・・・はぁ。
2007年04月12日
コメント(4)
今日はミゾレのような雨が降った。いつも雪まじりなので、これがこの春最初の、ちゃんとした雨のような気がする。トウフツ湖の白鳥も、旅立ちを前に別の場所、これは空港近くのデントコーン畑・・・に集合している。じつは湖に居座ったカモメを嫌気しての行動かもしれないけれど、仲間でその辺を飛び回ったりして羽を慣らし、今日はイースターなので、復活祭を日本で祝ってから旅立つつもり・・・のように見える。彼らが一組、また一組と旅立つ毎にこの地は本格的な春となっていくだろう。
2007年04月08日
コメント(4)
やっと咲いたフクジュソウ。雪の残る土手の陽だまりで、フキノトウもいっしょだね!枯れ草に埋もれて、花だけは出したけれど寒いので、体は暖をとっている。若干の亜種があり、葉に白毛があればキタミフクジュソウとなるらしいが掘ってみる気もしない。学名はアムール地方のアドニスである。ようやくにして訪れてくれた黄金のアドニスよ、君を心から歓迎するよ、ほら、駒鳥も春の喜びを叫んでいる!
2007年04月07日
コメント(0)
畑の雪が大分融けたので、さっそく緑の麦が雪の下から現れた。春の歩みは遅々として進まず、この直後は吹雪に!雪は降ったり、融けたりを繰り返しながら少しずつ融けてゆく。ネコヤナギ、とひとことで言っても、種類はいくつかあるようだ。しかしなんと言っても、春一番の知らせは土手のネコヤナギと麦畑から!
2007年04月06日
コメント(2)
遠くで見ていると白兎が跳ねているみたいに見えるが、先日出戻った流氷の帯が砕け、散って行くところである。今日のお天気は晴れ。青空が広がり、春はいっそう近づいてきた感じがする。 といっても、雪が消えたわけではなく、流氷も、いつ戻ってこないとも限らない。流氷は、とんでもない気まぐれ屋なのだ。
2007年03月22日
コメント(2)
水平線からは完全に消えていた流氷が、戻ってきちゃった! 寒いっーーーブルルル!手前に見えている岩は、帽子岩と言いまして、昔はアイヌの人達の祭儀場だったそうで、今では網走港のランドマークとなっている。ただ眺めるだけではなく、夏は釣り、仕掛け花火の台などに活用され、果てはあそこにカジノでも作ったら!なんて意見も飛び出す忙しい岩である。岩をつないで防波堤が延々と築かれているが、その内側が新旧二つの網走港である。
2007年03月20日
コメント(2)
本日のChipashiriこと網走地方の天候は雪。お彼岸の頃は、天気が荒れて吹雪くことが多い。こうした天気を「彼岸荒れ」と言い、こういう雪は真冬の乾いた雪ではなく、湿って重たい雪ですぐに融けるので、「腐れ雪」などという。初冬のころ、小雪がちらつき始めると「やあ、いい寒さになってきましたね。」などと年寄り連中は挨拶したりしていたものだけれど、今日は写真どころではないので、先日撮った能取湖の春景色をアップすることにした。トッカリちゃん(アザラシのこと)でも、いれば良いのにナァ・・・
2007年03月18日
コメント(4)
オホーツク海の海明け。海明けとは、流氷が去ったので出漁再開、という意味である。流氷の威力はすさまじく、ぶつかったら船がこわれてしまうため、ここいらの船は流氷が来ると丘に上げるか、太平洋側に非難するのだ。ああ、これで釧路から運ばれる腐れ魚じゃなくて、ここの前浜の魚が食べられる!と思うと嬉しい。画像は、青い海の向こうにぽっかり浮かんだ春のウナベツ岳、知床の入り口に当たる山。下のは能取湖で、まだまだ流氷でいっぱいだけれど大分融けてきた。融けてゆく流氷を惜しむように、オオワシがじっととまって海を眺めている。彼らも、もう少し季節が進むと共に北方領土などへと渡って行くのだろう。
2007年03月17日
コメント(2)
いちばん早い春は水辺から・・・といってもまだ、緑は何にもない。せめてフキノトウとか、フクジュソウとかないかな・・・仕方ないのでツララにでも春を感じることにする。海辺にも、緑など一切なく、打ち上げられた流氷がオブジェを作っているだけ。海岸の植物は一体今いずこ?
2007年03月16日
コメント(2)
知床の、道路わきの川辺に集まったエゾシカ。百頭ほども、いただろうか。みんなで木の皮をかじっている。命をつなぐためだから、齧るなとも言えないし・・・もう、角は落ちてしまったのだろう、角のあるやつは一頭もいない。今年は鹿の落ち角がとても早いように思える。しかし、緑はまだ全くなく、一面はモノトーンの世界であり、遠くから見ると鹿だか木だか分からないのだけれど、角のない鹿たちに春の訪れを感じる。
2007年03月15日
コメント(8)
全14件 (14件中 1-14件目)
1