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ねずみを中心とした、とても季節感のあふれる絵に、やさしい詩をつけた絵本です。いちがつは おしょうがつにがつは ゆきあそびさんがつは しょしゅんの 安定しない天気しがつは あたらしいいのちのいぶきごがつは みどりろくがつは いちばんすばらしいことしちがつは あついなつはちがつは りょこうくがつは やがてくるふゆへの じゅんびじゅうがつは ぶどうじゅういちがつは かれはじゅうにがつは あたたかいおうち日本だと 6月は梅雨だけど、この絵本では一番いい季節なんでしょうね。そして10月。日本ではぶどうの季節は済んでいるし、それほど重要な果物じゃない。でも、ぶどうは、ワインの材料であり、ヨーロッパにとっては、特別な果物なのでしょう。『ねずみのつきめくり』レオ=レオニ 絵谷川俊太郎 詩佑学社
2005年07月31日
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麦を育てる農夫と、麦を狙うからすの間の争いが中心のお話です。ですが、どちらか一方が勝った、というのではなく、最終的には仲直りします。読み終わった後の感想は、「よかった~」という気持ち、それも優しく心地よい「よかった」なんですよね。子どもたちも、これから友達とけんかすることもあるでしょう。友達同士のけんかの 仲裁をすることもあるでしょう。ちょっとした言葉や誤解で 嫌な気持ちになることも あるでしょう。そんな時 この話を 思い出して欲しいな、と思いました。『6わのからす』レオ=レオニ 作・絵谷川俊太郎 訳佑学社
2005年07月30日
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この話は、天敵の鳥たちから、勇気と知恵を持って自分の身を守ったしゃくとりむしの話です。絵本ですので、字だけではなく、絵を見ながら、「こうやって計っているのね」を、子どもたちに見せながら説明することもできます。でも最後に、「わたしのうたをはかって」と言われたときは……。『ひとあし ひとあし -なんでも はかれる しゃくとりむしの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月29日
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にじがいけの まんなかの ちいさいしま。そこに、3びきのかえるが すんでいました。だけど、その3びきは、まいにちけんか。「ぼくの みずだぞ」「ぼくの じめんだぞ」「わたしの くうきよ!」聞いていると、まるで兄弟げんかのようですね。そんなかれらが 仲良くなる日は来るのでしょうか。『ぼくのだ! わたしのよ! - 3びきの けんかずきの かえるの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月28日
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うさぎたちの すんでいる にわは とても美しくて へいわでした。あるひ、としよりうさぎが たびに でるまえに、2ひきの こうさぎに こう言って でかけました。「にんじんは すきなだけ たべていい。だが りんごは たべては いけない。たべたら きつねに やられるぞ」にんじんは 土の下に あるから、気づきにくいけど、りんごは 食べたら うさぎが いるのが わかってしまいますよね。としよりうさぎの アドバイスは もっともなことだと 私は思いました。こうさぎたちは としよりうさぎの いいつけをまもり、りんごは たべませんでした。 だけど あることを きっかけに たべて しまうんです。そして、こうさぎの そんざいは きつねにばれるのですが……。このはなしは、としよりの 忠告を聞かなかったらどうなるか、という話ではなく、もっと深い意味が感じられます。一度の失敗で学ぶことは、同じ失敗を繰り返さないことではなく、どうしたら成功するのかを考えなさい、というお話なのでしょうか。だって、こうさぎたちは、その後も りんごを 食べ続けたのですから。『うさぎたちの にわ - りんごの すきな うさぎの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月27日
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おいしそうな キャベツに かたつむりたちが すんでいた。ある日、ちびかたつむりが せかいいち おおきな うちが ほしいと、おとうさんに言った。おとうさんは、ちびかたつむりに 「せかいいち おおきな うちを 持った、かたつむり」の はなしを した。****************************うちは メロンみたいに おおきく なった。おまけに、しっぽを ぷるぷる ふって、つのかざりまで くっつけた。(中略)はっぱを ぜんぶ たべつくし、くさしか のこらなく なった あるひ、かたつむりたちは べつの キャベツへと ひっこした。ところが かわいそうに、ちびかたつむりは うごけなかった。うちが あんまり おもすぎて。****************************やがて、そのかたつむりは、たべものもなく、やせほそり、きえてしまうのですが、そんなはなしをきいた ちびかたつむりは、やっぱり うちは ちいさいほうが いいと 思い直すのでした。『せかい いち おおきな うち - りこうになった かたつむりの はなし -』レオ=レオニ訳 谷川俊太郎好学社
2005年07月26日
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ちいさなおばけのブーが、こんやはじめてにんげんをおどかしに でかけることになりました。「ヤスパーのうちがいいわ」ということで、ヤスパーのうちへと出かけます。だけど、ヤスパーのうちでは、大人たちがテレビを見てたんです。テレビを知らないヤスパーは、何を怖がったのでしょう。そして他にも、ブーが知らないものがいっぱい!さて、ブーは無事、にんげんをおどかすことはできるのでしょうか。『こわがりおばけのブー』ビルヒッテ・ミンネ・さくリスケ・レッメンス・えひしき あきらこ・やくフレーベル館
2005年07月25日
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この本を読み終わった後、子どもと二人して「これ、全然 意味わかんない~!」と叫んでいました。一通り読んでみたんだけど、最初は楽しく騒いでいたのに、なぜここで争いになるの?????その流れが 全く 理解できなかったのです。訳者の谷川氏は「今度私の訳した3冊の絵本にも、レオニの不安と、それ故のメッセージが読みとれるように思えるからです。」と書かれていますが、その前の文章を読んでも、何の不安なのかが、やはり理解できませんでした。今回のお話の中に出てくる『マルディ・グラ(懺悔火曜日)』を調べてみましたところ、ニューオリンズのマルディ・グラは、世界3大祭りにもあげられているとか(私は知らなかったです)。カトリック教徒がイースター前の絶食より先に、肉を腹一杯食べようとしたのが始まりだとか。飲んで踊って騒いで、けばけばしい衣装をつけ、コインやカップを投げながら町中を歩く祭りは、人々の心を解放するだけでなく、「このくらいならいいだろう」と、秩序を守る気持ちをも、壊してしまうものだったのかもしれない。レオ・レオニの話には、そういった祭りの裏に潜む人間の心を風刺したのだろうか。『みどりの しっぽの ねずみ- かめんに とりつかれた ねずみの はなし -』
2005年07月19日
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これはイヌイットの少女が、おかあさんに「かあさん、わたしのこと すき?」と尋ねる絵本です。少女がいたずらをしたときは おこりますが、それでも、あなたのことがすきよ、というメッセージを送り続ける、とっても温かい内容です。こういう絵本、子どもって好きですよね。「かあさん、わたしのこと すき?」「ええ すきよ、だいすきよ」「どれくらい すき?」「わたりがらすが たからものを すきなのよりも、もっと いっぱい。」『かあさん、わたしのことすき?」バーバラ・ジョシー作バーバラ・ラヴァレー絵わたなべいちえ訳偕成社
2005年07月18日
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きつねくんがひっこしてきてからというもの……。きゅうにおかしなことばかり おこるようになりました。りすくんの どんぐりに いしが混じっていたり、ライオンぼうやが、水をかけられたり、ゾウさんのおしりに、らくがきされたり。モグルは、みんなに 聞き込みをすることにしました。聞き込み調査のけっか、 やはりきつねくんがあやしい……。『しかけえほん たんていモグルのきつねくんがあやしい』木村裕一・作渡辺有一・絵ベネッセ
2005年07月17日
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エルフは、わかくて つよい、とてもおおきな おすの だちょうです。ひといきで 千メートルはしったことが あったので、みんなはエルフと、よぶようになりました。エルフとは、アフリカのことばで 千のことなのだそう。ある日、エルフは仲間を助けるために、ライオンと戦います。やっとのことで、ライオンを追い払ったのですが、エルフは片足を失ってしまいました。片足を失ったエルフは、歩くのもやっと。エサを探すのもままならず、だんだんと弱っていく様子を見ているのは辛いです。しかし、エルフのすごいところは、そんな状況の中でも、仲間を恨む心がないことなんですよね。かわいそう、辛そう、という同情的な気持ちを持つことはできますが、恨みや妬みのような、負の気持ちがないため、思っていたほど暗いイメージは感じないです。『かたあしだちょうのエルフ』文・絵 おのき がくポプラ社
2005年07月16日
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ひろい のはらの はじっこで、4ひきの ちいさな のねずみが いました。おいしいのいちごを みつけることが できなかった のねずみたちにレイモンドおじさんは「とりたちが さきに きたんだ」といいました。のねずみたちは、とりたちに腹をたて、「とりたちなんか くたばれ!」とさけびました。ニコラスは、まだとりたちにみつからない のいちごを さがしにでかけました。途中大きな鳥にさらわれますが、別の鳥の雛たちと仲良しになります。そして、ニコラスは、鳥に対するイメージがすっかり変わるのですが……。相手を良く知ること、仲良くすることの 大切さのメッセージが入っている本だと思いました。『ニコラス どこに いってたの?』レオ・レオニ 作・絵谷川 俊太郎 訳佑学社
2005年07月15日
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やまのふもとにすんでいる、ごんべいじいさんは、とっても楽しいおじいさん。しごとしながら歌う歌は、とっても楽しい歌でした。やまのきつねのつねきちは、このうたが大好きで、ごんべいじいさんとお友達になりたいと思うようになりました。だけど、なぜか うまくいかない。それどころか、じぶんのせいで、ごんべいじいさんはケガまでしてしまいます。このままで つねきちは ごんべいじいさんと ともだちになれるのでしょうか。文章も絵も、リズミカルでとても愉快です。特に、ごんべいじいさんの うたが とても たのしいです。******************************どっこい どっこい どっこいしょおてんとさまの あかるいうちにそうれ げんきに はたらけ よいしょにわとり コケコうまっこ ヒヒヒンどじょっこ ふなっこうかれて うたうどびん てつびん すっから ぴん********************************『にじのきつね』作・さくらともこ絵・島田コージポプラ社
2005年07月14日
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えんぎをかつぐことでゆうめいな、ごふくやのだんながいました。***********************************『うえ』という ことばは すきですが、『した』は きらい。『かみ』が よくて、『しも』が いや。『あがる』と きくと よろこびますが、『さがる』ときくと おこります。**********************************だから店で働いている者たちは、そりゃもう、大変!『した』も『しも』もついつい、使っちゃいますよね。今日の我が家だって、「早く下におりてきて、ご飯の準備を手伝って!」と言いましたが、もう「した」「おりる」を使っているのよね。そんなところに、ざる売りが通りかかりました。『こめあげザルぅーっ』との売り声にだんなさんは、「なんてえんぎがいいんだ」ってことで、ザルを買うことにしました。店の者はざる売りに、だんなさまのえんぎかつぎの話を、こっそり教えてあげました。いいことを聞いたざる売りは、『うえ』『かみ』『あがる』を使いよう、気を遣ったおかげで、おこづかいをたんまりもらえます。が、最後の最後でうっかり……。らくご絵本『えんぎかつぎのだんなさん』話 桂 文我絵 梶山俊夫福音館書店
2005年07月09日
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やかんに乗って宇宙を旅するネコのクニャンコはかせ。うっかりやかんの取っ手を握ってしまったアキラは、クニャンコはかせと一緒に旅をするはめに。クニャンコはかせと出かけた星は、人間も木も建物もみんな横に曲がっているヨコッチョ星、小さな字を使うと牢屋に入れられてしまうジオーキ星、そして……。**************************************「じゃあ、ハンタイ星にいくか。」 はかせは、赤い星をゆびさしました。「どんな星?」「あの星では、よるになると、かおをあらって、学校にいく。あさ、歯をみがいて、ねるんだ。」「なんだ、学校へいくのか。なら、ふつうだ。」「わはは、学校がはんたいになってるんだ。先生が生徒で、生徒が先生。」*************************************一体学校で何を教わるのでしょう。このお話ですが、私が子どもの頃、読んだ記憶があります。とっても面白くて、わくわくして読みました。我が家の子どもも、とても楽しそうに聞いていたから、面白かったのでしょう。『やかんねこ』矢玉四郎・作岩崎書店
2005年07月07日
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