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土曜日の朝、さすがに前々日睡眠時間1時間半だったのでゆっくり目に起き、シャワーを浴びて試合までの時間をどうしようか考えながらメールのチェックをしたら、ファンクラブのロジャーからメールが入っていた。
彼からは「無事に着いたと聞いて安心したよ、今日のチケットは試合前にダフ屋からすぐに手に入るよ。そしたらグッズのショップ前で1時に待ち合わせよう、それで会えなかったら僕達のいる席へ来てくれ、それでも会えなかったら試合後また、ショップ前で会おう」との事だった。
1時まで、まだ2時間ほどある。
モントリオールはダブルデッカーシティと言われるようにアンダーグラウンドにも何やら一杯ショッピングモールやレストランなどがあるらしい。しかも外は雪だ。よし、アンダーグラウンドシティに行って、食事をしよう。フロントデスクに、そこまでの行き方を聞いて、外へ出た。
さっぶ~~い~~!!
コロラドの冬でかなり鍛えられたと思っていたが、モントリオールの寒さはコロラドのそれとは似つかない。とにかく 冷たい
のだ。
耳が痛い。唇が乾く。手がかじかむ。。。
何度もコロラドの冬について、この日記に書いてきたが、コロラドは気温がコロコロ変わるので冬でもTシャツでオーケーな日もあるくらいだ。モントリオールとなると日中でもマイナスゼロで、しかもそれがずっと続き、夜や風のある日だと目を開けて歩けないんじゃないかと思うくらい寒いと思った。私は地図を片手に、早くアンダーグラウンドシティへ潜りたいと痛切に感じながら足早に歩き始めた。それは私の故郷、大阪の難波、心斎橋、梅田にある地下街を思い出させた。懐かしいな、と思いながらアンダーグラウンドシティの地図を開けてぶっ飛んでしまった。
で、で~か~い。。。。

これは1日では把握できないんじゃないか、と思われるくらい大規模な地下街なのだ。私は時計を見ながら、少しだけショッピングしてからアリーナに行こう、と決めた。どうしても衣食住の中では食住衣の順番なのでどこへ旅行に行ってもショッピングはほとんどしない上、今回のこれは観光というよりもホテルから出て、寒くなくて試合までの間、それなりに有意義に(?)時間を潰せる所としてだけの目的だったのかもしれない。(汗汗汗)
さて、12時を少し過ぎた。アリーナへと向かわなければ。地下街だから地下鉄までも行けるはずだ。グルグルグルグル。。。(目印はあるものの、私には役立たずとしか思えなかった。汗)
何度か同じ所を歩いて、やっとの思いで地下鉄の入り口まで来れた。(地下鉄の入り口を探すのに20分はかかったであろうか。。。汗)自動販売機があるのかと思ったが、そういうのは全然なくボックスで座っている切符売りのお姉さんからチケットを買わなければいけないらしい。
(↓)
私はチケット販売しているお姉さんに
聞こえるように
「ベルセンター行きのチケット下さい」
と言ったが、返ってきた言葉は やはり
「アァ~~~ン????」

だった。。。(なんでやねん。。。爆涙。土佐犬さん、覚悟できてます。爆爆)
慌てて、即効ブロークン英語に変えて、「チケット、ベルセンター、ワン!」
(切符、(会場名)、一枚!)と言ってみた。おばちゃんは怪訝そうな顔をしながら「アン?ドゥー?」と何回も聞き返してくる。「アンドゥートロワー」(1.2.3)くらいのフランス語は知っていたはずなのに焦る私をさらに焦らせた。
あぅ~あぅ~あぅ~~~。。。。
仕方がないのでもう一度、英語で「チケット、ワン、ベルセンター」と言うと彼女は半ばイライラした態度で「2ドル75セント!」と言った。のに、それさえも聞き取れなくて「ハウマッチ?」(いくら?)と私は聞き返さなければならず、さらにおばちゃんはイラついて「2ドル75セント!」と怒鳴るような勢いで答えた。私は半泣きになりそうになるのをぐっとこらえながら(この程度の英語でひっかかるのは15年ぶりだ。涙)コインをかき集めおばちゃんに渡した。そこで人行きが増えてきたので彼らにしばらく道を譲り、私はどうしてももう一度、このおばちゃんと対決しなければならないことがあるのを確認し、コブシを握り締めたのだった。
「エクスキューズミー」
ちょっと弱気な出方だったが、また怒られたくないから仕方ない。
おばちゃんは「またお前さんかい」と呆れたような、怒ったような顔をしたが、それにもメゲず、私はもう一度、ブロークン英語を使ってみた。
「ハウ、ベルセンター、ゴー?
モントリオールカナディアンズ
?
(←それとなく(ビビってたので。汗)この言葉だけ過剰に力を込めてみた。)」
おばちゃんはフゥッとため息をついて、フランス語の駅名を言い並べ始めたので、すかさず私は持っていた小さな駅マップとペンとを渡し、「ウェア?」(どこ?)と聞いて駅マップにマークしてもらうことにした。おばちゃんもそのほうが伝えやすい、と思ったのだろう、3箇所、今いる駅、乗り換える駅、降りる駅、にペンでマークし、窓口から身を乗り出して「こっちの電車に乗って」と駅マップを見せ、彼女が記した乗換駅の名前を言い、「ここで乗り換えて、こっち行きの電車でここで降りるのよ。」と急に優しく説明してくれたのだった。
(Mcgillという駅から搭乗。↓ 駅の壁にあった、大きなマップ)
(で、こちら行き ↓ の電車に乗る。)
なぜ、急に優しくしてくれたのか、わからない。母性本能が動いたのだろうか、冷たくした事に罪悪感を感じたからだろうか、モントリオールカナディアンと言ったことがうれしかったのだろうか、私にはわからない。ただ、その説明だけはとても、とても、わかりやすく、私は感動して「サンキューベリーマッチフォーユアヘルプ」と答えた後、生まれて初めて「メルシーボクー」と言ってみた。彼女は私を見つめ、とってもうれしそうにフランス語で「どういたしまして。」と言った(と思う。汗)後、「ユーアーウエルカム」とフランス訛りの英語で答え、初めてニッコリ微笑んでくれた。
私はこんな時、幸せになれる。
言葉が通じなくて、諦めそうになる。
でも、諦めずに何度もトライする。相手が胡散臭そうに、邪険に取り扱っても、それが彼らの習慣なんだ、と思うようにする。そして、やっと分かり合え、お互いが微笑みあう事ができる。人間ってまだ、捨てたもんじゃないのかな、こんな時、そう、信じられるような気がするから。
私は寒い中、心だけはポカポカ温かくなるのを感じながらおばちゃんに言われたとおり電車を待ち、おばちゃんの記してくれたマークを目印に乗り換え (↓)
乗り換えを待っている間には駅の中にある大型スクリーンで、天気予報や後何分で電車が来るかわかるようにもなっている。
しかも、昨日のホッケーの試合結果なども見れる!さすが! ↓
そして降りるべき駅で降りる事ができた。(↓)
電車を降りるとモントリオールカナディアンズのロゴが駅にあり迷うことなくアリーナへと到着した。
(ベルセンターへはこちらへ。 ↓ )
(ホッケーのメッカとでも書いてあるのかな?↓)
(駅からアリーナへと続く通路にはカナディアンズの選手達が描かれたパネルがズラリ ↓ )
ただ、トレードされちゃった選手なんかはこうやって塗りつぶされる運命らしい?どうせ塗りつぶすんだったら、ちゃんと顔まで塗りつぶしてあげたらどうだろう?かわいそう、だなんて思ってしまったのは私くらい?爆。(元選手?↓ )
それにしても。。。
ごめんなさい、まだまだ続くんです。。。
たった2泊3日の旅行なのに。。。(汗汗汗)
会いに、行くよ。(その2。) 2007年02月09日 コメント(4)
ニューヨーク珍旅行その2.感傷編 2006年10月10日 コメント(4)