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バイクのバッテリーが、ついに死んだ。これまでは始動の度に、ブースターケーブルで車から給電していた。一度、エンジンが掛かってしまえば、後は全く問題が無かった。キュル、キュル、ブルン!ってな具合で、快調に走っていた。しかし、先日、ちょっと乗った際に、お店の駐車場で、ウンともスンとも言わなくなってしまった。仕方が無いので、駐車場で押し掛けした。まあ、XRは軽いので、自力でなんとかなる。んが、その日はバイクを止めた先で、すべて押し掛けするハメになった。さすがに、1日に4回も押し掛けをするとイヤになる。お陰で、ものすごく疲れた。これに懲りたので、いよいよ新品バッテリーに交換する事にした。新品バッテリーは、バーゲンの時に買い置きしていたモノがあった。今ほどバッテリー価格が高騰していなかった時の製品。それでも、定価11,655円もする。小さいバッテリーのくせに、四輪の高級バッテリーと変わらない値段。そういえば、ラジコンのピットでよく使われている軽自動車用の安いバッテリーも、一時は7~8千円もした。今はちょっと落ち着いているけど、それでも高い。だいたい、あのクラスだと2千円前後が相場だった。とかくバッテリー価格は変動が激しい。腐る物じゃないので、安いバッテリーを見つけたら、買い置きしておいた方がいいかも。そんでまあ、買い置きしていたバッテリーをゴソゴソと出してきて、電解液を注入する。電解液のパックを逆さにして、バッテリーの穴に刺せばOK。穴の先端が、竹やりのようにとがっているので、電解液パックのアルミキャップ部分を、ぶっすりと刺し込むだけで、どんどん注入される。う~ん、良く考えてある。注入後は、少し発熱して、バッテリー本体が温かい。しゅわ、しゅわとガスが発生しているので、しばらく放置。落ち着いたらシールドキャップを被せて準備完了。昔のバッテリーのように、ブローパイプを取り付けるノズルとかは無い。まあ、シールドバッテリーなので、当たり前。そんで、古いバッテリーを外してみたのだけど、これが手頃な大きさで良い感じ。捨ててしまうのも勿体無いので、再充電してからラジコン用の親バッテリーとして使ってみた。すると、現場での追い充電程度であれば、普通に使える事が判明した。しかし、さすがに不安なので、もう少しテストしてみるつもり。それで大丈夫だったら、レース用の親バッテリーとして使ってやろうと思う。いくら軽自動車用とはいえ、普通のバッテリーだと、重たすぎるのだ。あれを持って、駐車場とピットを往復すると、かなり疲れる。真夏のレースだと、それだけで汗だくになる。とかく、小さい事は良い事なのだ。そんでまあ、新しいバッテリーを積んだXRは絶好調。不思議と、パワーも上がったような気がする。これで、野ラジの時も安心。これから寒くなるけど、がんばって外で遊ぶぞぉ!と、口先だけで言ってみる。
2008年11月28日
コーナンのチラシを見ていたら、ぼちぼち防寒具が載りだした。そんな中にカストロコートと云うのを発見した。確かにカストロ議長が着ていたコートに似ている。定番のドカジャンに比べると、コートと言うだけあって、ちょっと丈が長い。ちなみにドカジャンの名称は、作業ジャンパーもしくはボア付ジャンパーとなっている。そういった作業用ジャンパーの一角を、カストロコートも堂々と占めている。もっとも、「カストロ」と云うくらいなので、労働者用防寒着としては、コッチの方が格上かもしれない。その横には、MA1タイプジャンパーと云うのも並んでいる。コレは、アメリカ空軍の制服として有名。そうすると、コーナンの作業服コーナーでは、MA1vsカストロコートの熾烈な販売争いが勃発している事になる。これは、売場占有面積に端を発した、小さなキューバ紛争の再現なのだ。とまあ、そんなアホな妄想が脳裏をよぎる。しかし、MA1にしろ、カストロコートにしろ、安い。よくもまあ、こんな値段で販売できるなあ、と思う。もっとも、コーナンで売っているような防寒ジャンパーは、かさ張るわりには暖かくない。本当に暖かいのは、釣具なのだ。そう、釣具店で売っている防寒具は、最高に暖かい。通勤で使うと、汗ばんでくるほどなのだ。そして釣と云えば、「くじら」なのだ。http://jp.youtube.com/watch?v=K5rCuXat4ek&NR=1「釣れたんじゃない、釣ったんだ!」が、最近のマイブームとなっている。ラジコン風に言うと、「Aメインに入れたんじゃない、入ったんだ!」と云う図式になる。まあ、そんな話はどうでも良い。今回は、壊れたサーボを分解してみようと思う。そう、タミグラ本番の前日になって、ぶっ壊れたロボット用サーボなのだ。コイツは、デジットで買ったGWS社の汎用サーボなんだけど、スペック的にはイイ感じ。サイズ 35×16.9×32重 量 24.3gスピード 0.19secトルク 3.4キロそんで、このスペックを書いたシールを剥がしてみると、なんとギヤ部分がムキだしになっていた。おお、限界まで小型化をしているのねえ。タップリとシリコングリスが塗ってあって、丁寧な作りになっている。そんで、ギヤを外していくと、2次減速用のギヤが欠けていた。ノーマルのサーボセイバーを使っていた時は、特に支障が無かったので、ハイトルクサーボセイバーに代えた事が、トドメを刺したみたい。見事にギヤの山が無くなっている。こういう物を見てしまうと、金属ギヤのハイトルクサーボが欲しくなる。どうにも、物欲と云うものはキリが無い。まあ、それでもネタ的には面白い買物だった。思い出深いワイン城に持っていって、墓標を立ててやりたい気分。もっとも、ワイン城の関係者から見たら、ゴミの不法投棄にしか見えないだろうから、良い子はやってはいけない。ついでに、死んだ親友のバイクだからといって、思い出の峠に持っていって、火をつけて燃やしてはいけない。そんな訳で、ありがとうGWSミニサーボ。君の事は、きっと忘れないよ!
2008年11月27日
週末は、白浜の温泉に行ってきた。正確に言うと、白浜温泉じゃなくて、その周辺の温泉。白浜の温泉街は、どこも一杯で宿が取れなかった。仕方が無いので、その先の椿温泉と云うトコロに泊まった。こっちは、釣客ばっかりのマイナーな温泉地。泉質は白浜温泉とは、まったく異なっている。ヌルヌルとした肌触りで、とても気持ちいい。源泉の新しくなった竜神温泉よりも、相当に美人の湯。和歌山は、良い温泉がいっぱいあって楽しい。マイナーな温泉だからと言って、決して侮れない。おっさん宅からだと、高速道路を使うと、かなり早く到着してしまう。それもなんだか勿体無いので、竜神スカイラインを抜けて行く事にする。途中、阪神高速を走っていると、イタ車の集団に抜かれた。ボディ全体に、アニメ調の女の子が、そこかしこに描かれている。これから日本橋にでも行くのだろうか?最近、この手の車が、ほんとうに増えたなあ。なんだか白昼に、UFOを見たような気分になった。和歌山に入ると、「串柿まつり」と云うのがやっていたので、ちょっと寄り道。車から降りると、会場全体に不思議な童謡が流れている。メイン会場のステージでは、それを子供達が大合唱している。なんだか、耳に残るフレーズで気になる。帰ってから検索してみたのがコレ。http://jp.youtube.com/watch?v=L4IBV1VJICAカラスと猿の大合唱で、カー!キー!で「柿」とは、素晴らしい作詞センスだ。これはきっと、近日中にブレイクするに違いない。その後、竜神スカイラインを抜けて、護摩壇山で休憩。ココまで来ると、絶滅危惧種のOFFバイクが、わらわらと居る。手前から順に、DRのクロスカントリー、CRF450、WR250、DRZ400。ハード系のドMなOFF車ばっかり。その先には、WR250、XR650が停まっていた。さすがにXR650はデカイ。近くで見ると、縮尺を間違って作ったような感じがする。皆さん、適度にドロドロになっていて楽しそう。そんで、缶コーヒーを飲んで休憩していると、売店の店員さん達が、ワラワラと店内から踊り出てきた。さらに、小脇に抱えた拡声器で、「ドクターヘリが来ますので、駐車場から車を移動させて下さい!」と叫んでいる。こりゃ、いかん、と云うわけで、おっさんも早々に出発。すると、数キロ先で救急車が止まっているのを見つけた。その脇の路上には、カウルが割れてボロボロになった大型バイクを発見。フロントフォークが、飴のようにぐにゃりと曲がっている。救急車の後ろでは、ストレッチャーを囲んで、救急隊員が懸命な処置をしている。その周りには、心配そうな顔のライダー姿の人々が、大勢で囲んでいる。う~ん、痛々しい。とても他人事とは思えない。だいたい、大勢で走ると、無理をするから危ない。バイクは単独で走った方が、実は安全なのだ。この日、竜神スカイラインや周辺道路は、交通量が多かった。どこもかしこも紅葉で美しく、観光するのには良いシーズン。しかし、ちょっと日陰に入ると、積雪があった。そのせいか、この日の竜神スカイラインは、チェーン規制が布かれていた。バイクは、積雪の為、通行禁止。とはいっても、検問をしている訳ではないので、入るのは自由自在。でも、バイクはマジで危ないですよ。翌朝、帰路に「とれとれ市場」に寄った。いつものごとく、まぐろ解体ショー&即売会をやっていた。おばちゃん&おっさん達が、わらわらと寄って買い漁っていた。そうそう、和歌山はガソリンが安かった。一番安いお店だと、なんと、なんと112円!!我が眼を疑う安さなのだ。あまりにも安いので、満タンにしておいた。その激安ガソリンで帰って来たけど、加速も燃費も、平素と変わらない。安いからと言って、成分がおかしい、不純物が混じっている、と云う事も無さそう。そんな訳で、和歌山の海岸線を走ったら、ガソリン満タンにした方が良いですよ。
2008年11月26日
デジカメを紛失してしまった。仕方が無いので、今回はイメージ画像とたいちょうさんの画像を盗用している。(たいちょうさん、すみません。)原因はハッキリしている。つまるところ、酔っ払っていた訳だ。場所は、大阪市内の某焼鳥屋の片隅。日時は、週末の金曜日の夜。そう、サタデーナイトフィーバーなのだ。おっさんは、金曜日の昼間、研修のため、ホテルの会議室に終日缶詰にされていた。これが、とってもツライ。気分としては、禅寺で修行する雲水なのだ。自宅にまで、その気分を引っ張りたくないので、帰宅途中に出来る、気分転換の方法を思案していた。そこで、フト思い付いたのが、タケさんの会社訪問。タケさんは、あのように見えて、出版社のエライ人らしい。なので、日頃から若い婦女子に囲まれつつ、ローライズの半ケツを見ながら仕事をしているらしい。幸い、研修先のホテルと、タケさんの会社は、ごくごく近い事が判明した。そこで、「大人の社会見学」を敢行する事とした。一応、社会人のモラルとして、タケさんに断りの電話なんぞを入れておく。ピッポッポッポ、プルルル、プルルル・・・「ハイ、タケです。」「明日の夕方、会社に行くから、ローライズの若い婦女子を3人ばかり準備しといてね。じゃ、そう云う事で。」「え、マイキンさん?ホント?」「うん、ホント。グーグルで会社の場所も調べてあるから心配しないでね(はぁと)」「え、マジ?」「うん、マジ。じゃ、明日ね。」「ちょっと!待って!」プツ、プープープー・・・ふう~。さすがタケさん、寛大な心を持って歓迎してくれるらしい。そこで、一人では寂しいので、同好の士を誘ってみる。「ローライズ」、「半ケツ」をキーワードにして、脳内検索をしてみると、もらさん、たいちょうさん、ティディさん、がヒットした。早速、電話してみると、たいちょうさん、ティディさんが、急遽、仕事帰りに駆け付けてくれる事となった。もらさんは、東京にて単身赴任中のためムリ。非常に残念がっておられたので、次回は是非ご一緒に。そんで、金曜日の夕方。タケさんの会社近くの駅にて待ち合わせていると、身の危険を感じたタケさんが、定時に退社して現れた。これでは、「大人の社会見学」にならない。おっさんは、商用で訪問した事にするために、名刺や挨拶の言葉まで準備していたのに、全てがパーなのだ。そこで、今から会社に戻るようにタケさんに命じたが、テコでも応じない。タケさんに言わせると、「今日の午後からは、心配で仕事が手に付かなかった。」「何時、ドアがスーと開いて、そこからランチボックスやホーネットが、スルスルと進入して来るのではないかと思うと、心配で、心配で・・・。」との事。まったく、これでは仕方が無い。今回の「大人の社会見学」は中止として、普通の飲み会に趣旨替えする。そこに、ティディさん到着。たいちょうさんは、ちょっと遅れて来るので、先に飲み屋を探す事にする。そんでPM7時ごろに焼鳥屋にゲートイン。周りは、普通の仕事帰りの疲れたスーツ姿の男達。同僚や仕事関係の人達と、しみじみと飲っておられる。おっさん達も、普通の疲れたサラリーマン姿なのだが、ちょっとテンションがおかしい。まあ、仕事の付き合いじゃないので、非常に気軽。こんな飲み会も、イイもんだ。焼鳥の竹串で、プチコースなんぞを作って、脳内バトルなんぞもやってみた。今回、たいちょうさんが考案した、脳内映像を可視映像化する機械(大国町3号)で、映像化する事に成功したので、以下に貼っておきます。http://jp.youtube.com/watch?v=nvNAD0oTImw&feature=related結局、そのままPM11時半まで、ハイテンションな飲み会が続いた。いやあ、笑った、笑った。話の内容は、あまりにも下らないので全てカット。とても、ココでは書けない。しかし、とっても面白かったので、またやります。今度は、Qステアのバギーを持ち寄って、本当にレースしましょう。名付けて「居酒屋ラジコン」ですな。
2008年11月25日
学研シンセを嫁さんに触らせてみた。んが、まったく反応が無い。「キャー」とか「すごい」とか、といったリアクションが全く無い。せめて、「なにコレ」程度の反応があっても良いもんだ。そこで感想なんぞ伺ってみると、「何が面白いのか、サッパリ分からない」と云う事らしい。おお、この反応は、ラジコンを運転させた時の反応と全く一緒なのだ。そう、全く興味が無いらしい。次に子供で実験してみると、やっぱり長男の方が食いついて遊んでいる。観察していると、ツマミをくるくる回して、サルのように遊んでいる。気分はモンキーセンターの研究員なのだ。長女の方は、そういった機械部分には全く興味が無い様子。ドレミファと音階を弾こうとして、それが難しい事に気付くと、ポイと止めてしまった。「これは楽器じゃ無い」と言っている。長女にしてみたら、ヘンテコな実験機器にしか見えないのだろう。やっぱりシンセサイザーと云うモノは、「男の子用おもちゃ」の部類に入るんだろう。その辺が、形こそ似ているがピアノとは根本的に違っている。そんで、この雑誌には、薄い冊子が付いている。これを読んでおけば、とりあえずシンセに関するウンチクが語れる、という便利な冊子だ。もっとも、便利すぎて中身は薄い。ハードの方も、ソフトの方も、サックリと紹介している。最後には、シンセサイザーの歴史年表なんてモノまで載っている。このあたりは、「月刊 川中島の合戦」と一緒。そんで、有名なシンセ奏者が紹介されているのだけど、やっぱり男が圧倒的に多い。というか、女性がまるっきり居ない。中年のオッサンが大半なのだ。そんな中に、電気ヴルーヴの石野卓球が混じっていたけど、えらいおっさんになっていてビックリした。なんか中学校の体育の先生みたいな風貌になっている。ああ、なんか時代の流れを感じる。そんな中年のおっさん連中が、楽しそうに付録のシンセで遊んでいる。まあ、分かる人が触ると、かなり楽しいらしい。おっさんといえば、その楽しさがサッパリ分からない。1時間ほどイジクリ倒した時点で、飽きちゃった。やっぱり、才能が無いのだ。しかし、せっかく買ったのに1時間でポイでは、ちょっと惜しい。そこで、ちょっと曲の練習をしてみた。選んだ曲は、年末なので「第九」。これがまた、大変。音階が良く分からないので、子供にピアニカを吹かせつつ、必死でタッチ位置を探ってみた。すると、なんとなくドレミファの位置が分かってきた。そこで、ガムテをボディに貼って、ドレミの位置をマジックで印を付ける。ちょっと練習したら、なんとなく形になったので、アップします。http://jp.youtube.com/watch?v=WlECDdO9c-Mしかし、深夜0時に、こんな事をしてて良いのだろうか?思わず、ジッと手を見るのであった。
2008年11月20日
本屋にぶらぶらと立ち寄ったら、「大人の科学」がで~んと平積されていた。おっさんとしては、このシリーズには、あまり興味が無い。なんか、物足りなくてストレスが溜まるのだ。例えるなら、本場九州豚骨ラーメンを食べたい時に、インスタントラーメンで我慢したような気分になる。趣味として食い付くには、もっとディープな物の方が楽しい。んで、素通りしようと思ったけど、今回は違った。なんと、手作りシンセサイザーが再販されている。これは、買わねばならない。ご存知のとおり、この本には付録としてシンセ本体が付いている。本がメインなのか、付録がメインなのか、どっちか分からないのは、子供のお菓子と一緒。しかし、そのアナログシンセSX-150、通称「学研シンセ」は、静かなブームになっている。ユーチューブで検索すると、演奏風景や改造例がゴロゴロと出てくる。そのどれもが楽しそうなのだ。これは、ぜひやってみたい。ちなみにおっさんも、YMOから始まるシンセサイザー全盛期をリアルに体験している。そう、ヤマハDX7最盛期なのだ。ところが自分の才能の無さに気付いて、その後、まったく興味が無くなった。しかし、なんか妙にモヤモヤとした気分だけは残っている。これはきっと、時代の波に乗れなかった、怨念のようなモノなのだろう。この本が再販される、と云う事は、そんなテクノ亡霊が巷にウロウロしている証拠だ。まあ、そんな調子で衝動買い。値段は3000円ほど。雑誌として見たら高いような気もするが、電子工作キットとして見たら安い方だと思う。早速、自宅に帰って、ハンダゴテやニッパーなどを用意してから開封する。んが、完成基板のため、ハンダ付けは一切無し。ああ、なんか食い足りない。キットの組立説明書を読むと、なんと、なんと、ネジを10本締めるだけで完成する。あまりにも簡単過ぎて拍子抜け。仕方が無いので、完成基板をジッと見ていたら、表面に電解コンデンサと可変抵抗しか載ってない。アレ、おかしいなあ?と思って、裏側を見ると、米粒のような表面実装部品がブツブツと貼り付いていた。確かに、こりゃ組立はムリだ。そこで良く観察すると、アンプIC1個と、2回路入りのオペアンプ2個が実装されている。しかも、両方ともJRCの石を使っている。意外と、細かい部分で手を抜いていない。おもちゃとは違う楽器だぞ、といった意気込みのようなモノをちょっと感じる。そんで組立だけど、ネジ止めするだけでアッサリ完成。使用するドライバーが1番なので、ちょっと注意が必要かな。普段、良く使うのは2番のドライバーなので、それよりもちょっと小さいタイプが必要。あと、プラ部品にイモネジで固定するので、あまり強く締めるとネジ穴がバカになる。それから、ツマミがポロポロと簡単に落ちるので、可変抵抗のネジ山に、カッターナイフで下から上に切り込みを入れて、脱落防止対策をしておいた。組立が終わったら、単四電池4本を入れて完成。実質、10分くらいの作業で出来る。やっぱり、このシリーズは食い足りない。そんで、早速、いじってみた。んが、これがなかなか難しい。ドレミファを弾く事すら至難のワザ。ユーチューブで公開されている演奏風景は、アレは神々の領域なのだ。う~ん、難しいなあ。しかし、楽器を触ると自分の才能の無さを痛感して、ホトホト嫌になる。華麗な演奏風景をアップして・・・などと云うのは、到底ムリ。さて、この学研シンセをどうしよう?う~ん・・・・そういえば、学生の頃にシンセを買って、同じように悩んでいたのを思い出す。その時も、ピカピカのシンセを目の前にして、「う~ん」と唸っていたような記憶がある。我ながら、まったく進歩していない。さて、どうしよう?(つづく、かもしれない)
2008年11月19日
さて、ロジックボードを引っ張り出してきた。しかし、コレがなかなか本体から外れない。コネクターが硬化して、固着しているのだ。無理に引っ張って断線するとイヤなので、ドライファストルブを一吹きしてみた。すると、スルッと簡単に外れた。さすが、プラ部品専用の潤滑剤なのだ。吹き付けた後も、CRCのようにベタベタせずにサラッとしている。最近の工業製品は樹脂部品だらけなので、ドライファストルブは活躍の場が多い。難点としては、なかなか売っているトコロを見掛けない、と云う事。さて、シマシマックの原因だけど、ネット上に詳細な修理レポートがたくさん載っている。おっさんも、それらを参考にして、5年ほど前に修理している。なので、今回は2回目。C6の1μFの電解コンデンサの容量抜けが、主な原因とされている。しかし、C6は前回の修理の時に交換している。その時、すでに表面実装コンデンサの電解液が洩れていて、付近の基板パターンが腐食していた。なので、この5年間に、いよいよ腐食が進んで、どっかで断線したみたい。こうなってくると、コンデンサの交換だけでは直らない。さて、どうしよう?テスターでパターンを追ってみると、このC6は、隣のSONY製の音源ICに繋がっている。7番ピンがプラスで、8番ピンがマイナスに導通している。なので、ICの足にコンデンサを直接ハンダ付けしてみた。これで直らなければ、あきらめるしかない。多層基板の、真ん中のパターンが断線していたら、まず分からない。次に、C11の220μFも、端部がジクジクしていたので、この際、交換する事にする。これは簡単。それから、内蔵電池も液洩れしていたので交換する。使ったのは、3.6Vのリチウム電池。普通のお店では、こんなヘンテコリンな電池は売っていない。今回、交換したのは、その昔、日本橋にオールドマック専門店があった頃に、買い置きしていたモノ。ちなみに、そのオールドマック専門店があった場所には、現在、特撮系のあやしいお店が入っている。「女性ヒーロー、女性隊員・・・」と云う貼紙がデカデカとあって、怖くて入れない。マニアな人から見たら、一種のパラダイスなんだろうなあ。もっとも、オールドマック専門店も、一種のパラダイスだった。あのビルは、そういう超マニアックなお店が入りやすい立地条件が揃っているに違いない。そんで、電池の液洩れの影響で、電池ボックスの金属端子が腐食して、ポッキリと折れてしまっている。交換パーツなんて物は当然無いので、ジャンク箱の中から適当な金属板を加工して、代用しておいた。とりあえず、こんだけやってから、再度、組み立ててみる。んで、電源投入!チーンと云う起動音がして、無事に復旧した。シマシマックになる前は、音がブツブツと途切れるような感じだったのが、すっかり直っている。やっぱり、音源ICの足に、コンデンサを直接ハンダ付けしたのが効いたみたい。しかし、なんで音源ICのパスコン不良が、起動不良に繋がるんだろう?そのヘンの理由になると、サッパリ分からない。さて、直ったところで、再度、スタントコプターをやった。おお、やっぱりおもしろい!ちなみに、今でもオールドマック用のゲームは、ネット上に色々あって遊ぶ事ができる。漢字トーク7.1だと、選択肢はけっこう広い。んが、SE/30の場合、なんといっても800×600のモノクロ画面なので、実際にプレーできるゲームは限られる。しかし、あの小さなモノクロ画面で、チマチマと遊ぶのがイイのだ。なんと云うか、箱庭的な面白さがあって楽しい。もっとも、すぐに飽きちゃうけどね。そんな訳で、オールドマックのディープな世界は、「女性ヒーロー、女性隊員」級にマニアックな世界なのだ。R18指定である事はもちろん、健全な社会人の方々には、まったくオススメしません。
2008年11月18日
エロエロコメント対策として、書き込み制限をしてましたが、上手くいかないので解除しました。ご迷惑をお掛けしてすみません。
2008年11月17日
子供としては、ゲーム機が欲しいらしい。友達の家に行くと、小さなモノから大きなモノまで、様々なタイプのゲーム機がある。小さなモノと云うのは、おそらくDSだろう。大きなモノと云うのは、おそらくWillに違いない。まあ、欲しいだろうな。おっさんも、子供の頃にゲームウオッチが流行ったので、その気持ちは良く分かる。しかし、そんな高価なオモチャを持っていたのは、小学生と云えども高学年になってからだ。それも、ごく一部のお金持ちの子供だけだった。いや、まてよ。今になって冷静に考えてみれば、決して裕福な家庭の子供では、無かったように思う。お金持ちの子供だから買ってもらっていた、と云う認識は、大きな誤りのような気がする。その理由については、ちょっとリアルな大人の話になるので割愛。んで、そんな子供の憧れのゲーム機なんだけど、最近では幼稚園児が持っていたりする。それは、それは、ガキ共の間で溢れている。しかし、アナログなおっさんとしては、子供がゲーム機を持つ事はイヤ。なので、絶対に買ってやらない。うちの長男は、まだ幼稚園の年少なので、あまりゲーム機に対する欲望は無い。しかし、長女の方は小学2年生になるので、ゲーム機に対して渇欲している。友達の家にあるようなゲーム機で、自分も遊びたい様子。日々、モンモンとしたようだ。そんなある日、うちの居間にあるLC630でゲームが出来る事を、長女は発見した。このLC630は、古い古いマックなのだが、TVカードが入っているので、今でも現役で使っている。どうしてもゲームがしたい長女は、一人でこのマックを起動させて、アイコンを開いて勝手にゲームをしていた。しかも、LC630が高い位置にあるため、ゲームをやっている間、必死で爪先立ちしている。そんで、どんなゲームをやっているのかと思って、コッソリ観察していると、夜店シリーズの射的とか金魚すくいを、一生懸命やっている。そこまでして、そんなゲームをしなくても・・・、と思うのだが、本人は楽しいらしい。そんな長女の行動に心動かされたので、この際、長女専用のPCを与える事にした。んが、ここで子供用のオモチャパソコンとか、本物のwindowsマシンを与えるような親では無い。そう、おっさんは変人なのだ。そんな変人の親を持った事は、運命だと思ってあきらめてもらうしかない。そんで、ゴソゴソと物置部屋から引っ張り出して来たのだが、大昔のマック。モニター一体型のSE/30。LC630が一人で使えるのだから、これも大丈夫だろう。それに、子供のおもちゃや、ぬいぐるみと一緒に置いていると、実に良く似合う。約5年ぶりに通電させてみると、ちゃんと起動する。そんで、昔なつかしいゲームをやって遊んでみた。おお、なんか楽しいぞ。おっさんは、スタントコプターでハマった。モノクロ画面で遊ぶゲームも良いもんだ。んが、順調に動いていると思っていたら、だんだんフリーズするようになってきた。さすがに20年前の機械だけに、いかにも苦しそう。最後には、有名なシマシマックになって終了。さて、どうするか?実はシマシマックの症状については、約5年前に発生しており、自力で修復している。なので、これで2回目。とりあえず、ロジックボードを引っ張り出して、調べる事にする。SE/30の筐体を開けるには、特殊ネジの専用ドライバーが必要。最近では、ホームセンターで普通に売っているので、特殊では無くなってきている。特殊ネジを外したら、これまたマックオープナーと云う特殊工具で、筐体を分割する。もっとも、マックオープナーなんぞが無くても、市販のスクレイパーとかで十分代用できる。なんせ、お金の掛かったケースなのだ。安物のDOS/V機に慣れた方々に、ぜひオールドマックの金満ケースを触って欲しい。きっと、感動すると思う。さて、中身が出てきたら、高電圧注意のマークが、あっちこっちにやたらとあってビビる。次はロジックボードを引っぺがすのだけど、一筋縄では行かないので、今日はヤンピ。また明日から、ゆるゆるやろう。(つづく)
2008年11月17日
さて、いよいよ決勝。注目のタケさんは、Eメインで出走。これまでのタケさんのトラブルを整理しておくと、練習走行 サーボホーン断裂(1回目)予選1回目 リヤダンパー脱落(1回目)、サーボホーン断裂(2回目)予選2回目 無事完走。しかし、計測トラブルでレース無効予選3回目 リヤダンパー脱落(2回目)といった具合で、まったく良いトコロが無い。決勝では、リヤダンパーの取り付けネジを、エポキシ接着剤でガチガチに固めての出場。タケさんは、真ん中くらいのグリッドでスタート。んが、スタート直後の第1コーナーで、ゴチャゴチャとクラッシュ発生。あわやタケさんも巻き込まれて、どっかが壊れて本日終了、チーン!かと、思いきや、きわどいところで回避して、スルスルと抜けていく。お~、良い感じじゃないの。そのまま、先行する車を、追走する。その直後の2コーナーでは、先行の車がアウトに膨らんだところを、鋭くインを突いてかわす。おおおお~、まるで、ちゃんとレースをしている人のようだ。これで、3位浮上。タケさんは、後半のつづら折れで、リヤが巻き巻きになってしまい、ペースが上がらない。それでも、前半の高速コーナーは、わりあい安定している。そこらへんで、先行する2台も抜いて、なんとトップに躍り出た。すると、場内アナウンスが、「現在のトップは、チームおっさんモード学園のタケ選手!」と、チーム名を大音量で連呼してくれる。ああ、こんなアホなチーム名とはいえ、タミグラ本番で、何度も連呼されると感動する。そんな、感動の余韻に浸っていると、いつの間にやら、後続の車がヒシヒシとタケさん号に迫っていた。場内アナウンスが、「トップはチームおっさんモード学園のタケ選手、それを追うのは○○選手!」と、何度も何度も連呼している。タケさんは、後半のつづら折れで、リヤタイヤの挙動が安定しない。懸命に押さえ込んでいるのだけど、どうしてもオーバーステア気味になってしまう。その間に、じわじわと後続が迫ってくる。そして、ついにラスト2周となったところで、抜かれてしまった。その後、必死で追撃するけど、なかなか及ばない。コース前半では差が縮まるけど、後半で大きく離されてしまう。結局、そのまま2位でフィニッシュ。まあ、タケさんの成績はどうあれ、タミグラ本番でチーム名が呼ばれたので、非常に満足。さて、次はおっさんの出番。スターティンググリッドは、なんとCメインのポール。先頭スタートと云うのは、プレッシャーが大きい。んで、緊張のスタート。1周目は、手堅く走ってトップで帰ってきた。さすが、Cメインともなると、皆さん、なかなかミスしない。後続が、ズラーと続いている。おっさんは、2周目で2コーナーのパイロン地雷を踏んでしまい、ゴロゴロと転倒。そのスキに、4~5台ほどに抜かれた。ああ~、短いトップだった。んが、この単独クラッシュで緊張が取れた。淡々と追走して、スキを伺っていると、前の集団が激しいバトルの末にクラッシュ。それを、かわして3位に浮上。次のコーナーでは、さらに1台抜いて、2位に浮上。お~、なんか楽しいぞ!いつものMチキのテンションが、フツフツと湧いてきた。抜かれた車も、激しく後方から迫ってくる。場内アナウンスも、「チームおっさんモード学園のマイキン選手が2位に浮上、さあ激しい2位争いだ!」と叫んでいる。おおお~、なんか楽しいぞ!この2~5位あたりが、混走状態となっている。トップの車は、淡々と先を独走している。とりあえず2位に浮上したおっさんは、後方は意識しないようにして、トップを追い掛ける。しかし、全然、差が縮まらない。それどころか、後続の車とのバトルで忙しい。ちょっとでもインを空けると、スパンと抜かれてしまうので、タックインで慎重に回って行く。すると、トップとのタイム差が、ますます広がってしまう。結局、そのままの状態でフィニッシュ。1位は逃したけど、終始、激しい接戦をやったうえでの2位なので、かなり満足。Bメインに進出したもらさんは、淡々と走って中盤の順位でゴール。しかし、ABメインあたりになってくると、やたらと早い人と、普通の人の差が歴然としている。とても、同じMシャーシとは、思えない。なんか、新しい時代に突入したような感があった。同時開催されたGT3700の走りも、見ていて圧巻だった。さすがにダブルデッキのカーボンシャーシは、走りが違う。最近発売されているGTツーリングのボディは、相当に空力が良いみたい。皆さん、地面に吸い付くような感じで走っていた。その代わり、パイロン地雷を踏んでダウンフォースが抜けると、空中に放り出されるような感じで転がっていた。ちなみに、GT3700のタイヤは、スーパースリックのM2が主流だった。しかし、決勝レースが終わると、やる事が無くなる。そこで、裏メインの動物レースを急遽開催した。各車、華麗なハングオンでコーナーを攻める!優勝は、うさぎさんを駆るタケさんだった。その走りは、Mコロでの無念を晴らすかのような、見事なポールトウウィンを決めた。そんで、最後はお楽しみの抽選会。ここで、まるで狙ったかのように、タケさん、もらさん、おっさんの3人にカタログが当たった。ちょうど、さっきまで動物レースをしていた面々なのだ。ただし、あたったカタログは2007年版。なんか、微妙な景品なので、あたった当人達も、微妙な笑いを顔に貼り付けていた。まあ、そんな感じで、今秋のレースは終わった。次回は、オートメッセになるのかな?それまで、皆さん、ごきげんよう。(終わり)
2008年11月14日
予選2回目のやり直しレースの模様です。これに出場したタケさんにとっては、実質3回目の予選レース。しかし、ここでも予想外のアクシデントが、タケさんを待ち受けているのであった。http://jp.youtube.com/watch?v=6i7UXPHwZmc
2008年11月13日
今回の昼食は、おでんなのだ。寒い時には、熱いモノが食べたくなるのが人情。皆さんで、おでんの入った鍋を囲んで、ノンアルコールビールで乾杯。おっさんばっかりで、しみじみとおでんを食べていると、これはもう屋台の赤提灯なのだ。誰からとも無く、仕事のグチや、上司の悪口なんぞも飛び出してくる。気分は完全に、平日の仕事帰りの午後8時17分頃。屋台の客A「もらちゃんも、言い返さないとダメだよ~。なんで、黙っていたの?」屋台の客B「まあ、まあ、そこがもらちゃんの良いトコロだよ。」屋台の客C「そうそう、まいきんさんとは違うって事ですよ。」屋台の客A「なんだと~、オレがうるさいって事かよ!」屋台の客B,C「まあ、まあ、落ち着いて!落ち着いて!」効果音A ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン・・・効果音B ニャーオ、ニャーオ!、ワン!ワン!まあ、そんな感じなのだ。しかし、予選1回目が終わったばっかりなのに、こんなにユルユルとしてて良いのだろうか?いや、一人だけ緊張感をみなぎらせている人物がいる。それは、トラブル続きのタケさんなのだ。現時点までのトラブルを整理すると、練習走行 サーボホーン断裂。予選1回目 リヤダンパー脱落、サーボホーン断裂(2回目)といった調子で、まだ一回もまともに完走していない。昼休みも返上して、修理に励んでいる。修理が終わると、そそくさとコントロール台前の調整区域で、テスト走行を繰り返している。そんなタケさんだったけど、テスト走行から帰って来た時には、表情が明るかった。なので予選2回目は、なんとかなりそうな感じ。昼休みには、予選1回目のリザルトが貼り出された。ゾロゾロと皆さんで見に行くと、おっさんはなんと16位。ぬええ!このままの成績だと、Bメイン?うう~、なんか妙に緊張してきた。しかし、予選2回目があるので、まだ分からない。タイヤのセットを変えた人達が、ゴンゴンとタイムアップしてくるに違いない。さて、そんな脱力気味な昼休みを終えて、予選2回目が始まった。Mクラスから開始なので、バタバタと慌しい。さて、おっさんの予選2回目だけど、今度は前列のアウト側スタート。今日のおっさんM号は、かってないほどに走るので、少し期待がもてる。ポーンと云うスタート音で飛び出したら、3番手くらいで第1コーナーへ侵入する。おお、これは好スタートなのだ。そのまま、前の車の着いて行こうとするけど、これがなかなか速い。がんばって走っていたのだけど、2周目で第2コーナーのパイロン地雷を踏んでしまい、そのまま場外ホームラン。幸いにも、これまたマーシャルの目の前に落ちたので、すばやく復帰した。しかし、この間に4~5台ほど抜かれた。その中に、同じ予選組のもらさんの車を発見。すると、妙な闘志がムラムラと湧いてきた。必死で追走するけど、先頭集団は、なかなかミスしない。もらさんも、ミスせずに淡々と走っている。そんで、結局、そのまま2分間が終了。おっさんは、最終コーナーで、再度、地雷を踏んでしまい、良いトコロ無し。車の調子が良いだけに、なんだか残念。もらさんは、終始、先頭集団にくっついて走っていたので、決勝も期待が持てそう。さて、トラブル続きで注目のタケさんだけど、予選2回目は快調だった。しかし、リヤタイヤのグリップが安定しない様子。コーナーの立ち上がりでは、リヤがクルクルと巻いてしまっている。それを捻じ伏せるような、懸命のドライビングで、今回は無事に完走か!?と思ったら、計測コンピューターの不調でレース中止。やっと完走かと思ったら、今度は計測されていなかったなんて・・・。タケさんは、なんてツイていないんだろう。こんだけ不幸が続くと、ある意味リッパ。このレースについては、協議の結果、後で再レースとなった。さて、再レースに挑むタケさん。途中までは、快調に走っていたけど、最終コーナーの手前ぐらいで、なんだか様子がおかしい。マーシャルがタケさんの車を持ち上げると、リヤダンパーがポロリンと、車外に飛び出している。おっさんは、その様子をピットから眺めていたけど、「ああ、タケさんのレースは終わったな・・・」と思った。結局、タケさんは練習走行を含めて、4回走って1回しかマトモに走っていない。しかも、そのマトモに走れた1回は、計測機器の不調で無効となっている。もう、冗談みたいな話だけど、コレ本当に本当。信じるも自由、信じないも自由だけど、都市伝説じゃなくて、本当の実話なのだ。幸い、参加人数が少ない為、全員決勝進出となった。快調だったもらさんは、なんとBメイン進出、スゲー、スゲー!こうなってくると、あのドライバー人形も、伊達や酔狂に見えなくなってくる。そういえば、もらさんはスタート前、何やら小声でドライバー人形と話していた。ひょっとすると、あのドライバー人形が、自分で操縦しているのかもしれない。いや、まさかな・・・しかし、もらさんの事なので、何があっても不思議ではない。もしや、ドライバー人形の方が主(あるじ)であって、もらさんの方が僕(しもべ)かもしれない。そうなると、もはやホラーの世界だ。そんで、おっさんの決勝はCメイン。しかも、ポールポジション。これは、嫌だなあ。さて、そんなプレッシャーを感じつつ、もらさん人形疑惑も深まりつつ、決勝が始まるのであった。(つづく)
2008年11月13日
さて、車検&練習走行が終わると、ドライバーズミーティング&コンデレとなる。んが、練習走行から戻ったタケさんが、なにやら必死でゴソゴソとやっている。手元を覗いてみると、強化サーボセイバーの交換をしている。どうやら練習走行で、サーボセイバーのアームが、ポッキリと折れた様子。話を聞いてみると、そんなに激しいクラッシュをした訳じゃないのに、どういうはずみか壊れてしまった、との事。折れたアームを、しげしげと観察してみると、冗談のように根元からポッキリと折れている。う~ん、こんな丈夫そうな部品が折れるんだなあ。さすが、クラッシュ大王!予期せぬタイミングで、予期せぬパーツが壊れる事に関しては、他者の追従を許さない。しかも、普段の野ラジだと快調なのに、どういう訳かタミグラ本番で必ず壊れる。そのタイミングの悪さに関しては、誰にも負けない。幸い、強化サーボセイバーは予備があったので、サクサクと交換して完了。クラッシュ大王は、リカバリーも早い。んが、この後、様々なアクシデントがタケさんを襲う事になろうとは、この時点では知る術も無い。そして、いよいよ予選1回目が始まった。中世の城を背景にして走る車は、昔のジェミニのCMを思い出させる。「街の遊撃手」だっけ?ラジコンの派手なボディが、周りの風景に、それなりに溶け込んでいてカッコイイ。最初は、Mクラスから始まったけど、なんだか妙にレベルが高い。初めてタミグラに出場した頃のMクラスは、もっともっと派手にゴロゴロと転がっていた。そんで、コースフェンスを飛び越えて、ショートカットするなんて事はザラにあった。それが今回は、全然無い。多少の接触はあるけど、それはGTクラスも一緒。Mクラス独特のコミカルなチキチキ模様は、なんだかすっかりと影を潜めている。う~ん、プレッシャーを感じるなあ。そんで、おっさんの予選レースが始まった。スターティンググリッドが、後列のイン側なので、あまりムリをせずに冷静に走り出す。しかし、なんだか今日のおっさん車は、やけに加速が鋭い。まるで、高級アンプに交換したみたい。みるみる間に、前列スタートの車に追い付いてしまう。想定外の速さで、おっさんの頭が混乱する。最初の作戦では、ゆるゆるスタートして、第1コーナーのクラッシュを回避するつもりだった。しかし、第1コーナー進入時には、先頭集団のイン側に食い込んでしまっている。ああ、このまま団子で突っ込むと、確実にクラッシュする。と思ったら、イン側にわずかな隙間が出来たので、そこに飛び込んでタックインでカックンと曲がる。後方では、ゴロゴロと派手なクラッシュが発生している。ああ、アレに巻き込まれなくて良かった、良かった。上手な人達は、第1コーナーで、ほとんど減速せずにスムーズに抜けて行く。だから、イン側がぽっかりと空いたのだ。なので、おっさんが第1コーナーを立ち上がった時には、4台ほどの先頭集団が形成されており、すでに次のコーナーに差し掛かっている。その人達は、抜群に速い。なので、ムリをせずに自分のペースで淡々と走る事にする。しかし、今日の車は、よく走る。メインストレートの終わり付近では、今まで経験した事の無いスピードが出ている。慎重にコントロールするけど、どうも調子が狂う。そんで、5周目あたりで、ついにやってしまった。目測を誤り、第1コーナーの内側に設置されたパイロンに、正面から乗り上げてしまった。そのまま、ドカーンとジャンプして、コース外まで飛び出した。ああ、こりゃあダメかなあ、と思ったけど、コースマーシャルの足元に落ちた為、すぐにコース復帰。幸い、どこも壊れた様子は無い。そのまま後続とバトルをしつつ、5番手くらいでフィニッシュ。派手なクラッシュはしたものの、楽しく走る事が出来て、とっても満足満足。そんで、今日の車が妙に速い理由だけど、実はコレ、ナナミのパパさんのブログで拝見した必殺技を使ったのだ。その必殺技とは、出走直前にモーターブラシの上下を逆転させるだけ。簡単なワザだけど、けっこう効果が大きい。しかし、それをコントロールする腕が無いと、おっさんのように場外ホームランを披露するハメになる。まあ、このあたりは痛し痒しなのだ。それで、予選1回目が無事に終了。と思ったら、タケさんがピットで、なにやらゴソゴソとやっている。さっきの予選1回目で、今度はリヤダンパーの取り付けネジが外れたらしい。ついでに、先ほど修理した強化サーボセイバーが、再び折れたらしい。その壊れっぷりたるや、もう見事としか言いようが無い。とりあえず、昼休みを返上して、ネジ穴の修復とサーボセイバーの交換をする。ところが、新品のベース部品が、なかなかサーボのネジ山に入らない。四苦八苦して、手で押し込むけど、結局ムリ。早田狼さんの提案で、固定ネジをゆっくり捻じ込んだら、やっと装着する事が出来た。しかし、KO製サーボの金属ギヤと、タミヤのベース部品は、やたらめったら結合が渋い。そして、いよいよ本日のメインイベントの昼食。その様子については、また後日。(つづく)
2008年11月12日
さて、神のご神託によると、どうやらMグリップが良いらしい。まあ、これはウソ。本当は、名古屋大会まで遠征した事のあるツワモノの諸兄が居られて、「この路面はMグリですよ。もう、名古屋で経験済みですわ。不思議とグリップするんですよ。」と教えてもらったのだ。さらに詳しく教えて頂くと、石畳路面はMグリップで、インナーはソフトが良いらしい。同じMグリップでも、インテックス大阪とかのカーペット路面だと、インナーがハードになるので、微妙に違う様子。そうこうしているうちに、車検と練習走行が始まった。車検の方は、そこそこ行列が出来るけど、練習走行の方はガラガラ。これも、2.4Gプロポが普及したせいだろう。リザルトを眺めていると、全体の3割ほどは、2.4Gへ移行している。こうしてレースに参加してみると、2.4Gの恩恵と云うのは、計り知れない。おっさんも、インテックス大阪以来、一度も出番の無かったMグリップを引っ張り出して来て、練習走行に挑む。インナーは、インテックス大阪の時のまんまなので、ハードが入っている。すると、多少はリヤが流れるけど、アクセルを慎重に操作すれば、なんとか普通に走れる。あらかじめ、タイヤの準備をしておられる方々は、まったく問題無さそうにスイスイと走っている。今日のレースは、タイヤの選択で、ずいぶん差がつきそう。幸い、おっさんチームの面々は、皆さん、Mグリップを持って来ていた。もちろん、インテックス大阪の時の、使い回しである。と、思ったら、ティディさんだけは、Sグリップしか持っていない。しかし、Sグリップで挑んだ練習走行は、けっこう良い感じで走っていたので、そのままSグリップで走る、との事。実際、練習走行のティディさんは、快調に走っておられた。う~む、Sグリップでも快調に走れると云う事は、FMAでも、かなりイケるんじゃないかなあ?などと、これまた迷う。なんせ、初めての場所なので、情報もノウハウも無いのだ。特に、野ラジ専門のおっさん達にとっては、Mグリと云うタイヤは、全く信用が無い。パーキングとかの屋外では、全く出番の無いクソタイヤなのだ。FMAでグリップしない場合は、「まあ、仕方が無いかなあ~」と、素直にあきらめが付く。しかし、屋外の路面で、Mグリがグリップしないのは当たり前、と言う意識が根底にある。なので、予選開始までの間、再びタイヤ選択で悩む。おっさんの場合、とりあえず予選1回目は、そのままMグリで挑む事にした。これでダメなら、2回目で変更するつもり。それから、画像の方は、当日のコース全景。今回は、なんと右回りなのだ。練習走行では、いつもの調子で左回りをする車がいて、スタッフが慌てて静止していた。コースレイアウトとしては、前半が高速コース、後半がテクニカルなコースと続く。一見、単純に見えるけど、なかなか難しい。特に、コーナーの内側には、パイロン地雷が潜ませてあるので、これに乗り上げると、盛大にジャンプしてしまう。おっさんも、2回ほど場外へ飛んでいった。最初の第1~3コーナーは、Rこそキツイけど、ノーブレーキで回れる。Mコロだと、タックインを使ってインを突く事も出来るし、ツーリングのように、なめらかに抜ける事も出来る。上手な人は、ツーリングのようなラインで、スピードを殺さずに回っていた。その様子は、従来のMコロのコミカルな走りとは、随分、違っていた。確かに、その方が速い。これも、新しいダンパーの影響かなあ。コントロール台から、遠い場所にある第4~5コーナーは、イン側のパイロンが邪魔して、ラインが急に狭くなる。ここでクラッシュする車が多かった。次の第6~最終コーナーのつづら折れは、結構、タイム差が出る。GT3700の予選トップの人は、ここの通過スピードが、やたらと速かった。Mコロだと、タックインを使ってクルクルと走れば、結構なペースで抜ける事が出来る。もっとも、上手な人は、アウトインアウトで、コース幅を有効に使って回って行く。まあ、コース概要としては、こんな感じ。FF名人のメイさんが居てくれれば、もっと的確なアドバイスがもらえたハズなんだけど、今回は残念ながら欠席。コレは痛い。この人の、攻略ポイントの解説は、ものすごく的を得ていて分かりやすい。なので、今回はおっさんの適当な解説で、勘弁して欲しい。さて、予選1回目の模様については、また後日。(つづく)
2008年11月11日
さて、タミグラ関西大会に出場してきた。結果から先に報告しておくと、MクラスのCメイン2位。1位こそ逃したものの、トップとのタイム差は8秒もあるので、くやしい気持ちは全然無い。今回は、終始、激しい2位争いをやったうえでの結果なので、非常に満足している。レース本番の、緊張した雰囲気の中でやるMチキは、最高に面白かった。んで、いきなりレポートに移ったりはしない。いつものように、だらだらと前日の出来事あたりから始めるのだ。前日、Dランドで試走していると、ステアリングに使っていたロボット用ミニサーボが壊れた。急遽、ティディさんからノーマルサーボを借りて、その場で装着して使っていた。そういえば、そのDランドの公衆トイレに、強烈な貼紙があった。「夜間、住まないこと!」ええ、トイレに住むヤツが居るのかよ!!公衆トイレと云えば、はってん場を連想するけど、宿舎としての機能もあるらしい。んで、やっぱり不安なので、自宅で再度、丁寧にサーボを装着してから、夜に近所の公園で試走しておいた。タミグラ本番の練習走行では、2分間しかないので、ニュートラルを合わせる事すら難しい。せいぜい、打角量を微調整するので精一杯。なので、前日の試走と云うのは、とっても大事。おっさんは、前回のタミグラで、車が蛇行して非常に困った。あんな目に遭うのは、もうイヤ。しかし、ラジコン用サーボに戻してからは、そのなめらかな感触に感動している。プロポセットに含まれているような、ごくごく標準的なサーボでも、すごくフィーリングが良いように感じる。こういった体験をしてしまうと、ちょっと高級サーボと云うモノに興味が湧く。そういえば、スーラジの店員さんも、「プロポ本体に投資するんだったら、サーボに投資した方が、変化を体感できますよ。」と、力説していた。そんでまあ、夜の試走を終えた時点では、絶好調だった。一応、車重を計っておくと、1264グラム。まあ、M03Mとしては、こんなモンだろう。希望としては、1250グラム以下にしたかったけど、いまさらどうしようもない。翌朝は、AM5時に起きて、ティディさんと一緒に、会場となる神戸市立フルーツフラワーパークに向う。ココは、おっさん世代にとっては、懐かしい場所でもある。独身の頃に、デートで訪れた方々も多いんじゃないだろうか?ココで結婚式をやった人も、たくさん居るハズ。そんな、メジャーなテーマパークなのだ。しかし、その施設のメイン広場で、ラジコンのレースをやるとは、当時は夢にも思っていなかった。そんで、AM6時半過ぎにゲート前に到着。すでに、何台かの車が並んで、ゲートの開場を待っている。皆さん、朝が早い。AM7時になると、ゲートが開場となり、入口で入場料500円を支払う。場内の進入路を、車でどんどん進むと、ホテル脇の駐車場に到着。このあたりの道順は、ワイン城よりも、分かりやすい。駐車場に車を置いたら、会場となるメイン広場までは、徒歩3分くらい。延々と歩く必要もないけど、駐車場のすぐ横、といった感じでも無い。荷物の多い方々は、カート等を準備した方が良いと思う。メイン広場の内部は、まさに中世ヨーロッパといった感じ。そこの真ん中で、モコモコ、フゴフゴといった調子で、一気にテント村が出現する。もちろん、タミグラのピット群である。傍から眺めていると、地中からキノコが生えてくるがごとく、テントが立ち上がってくるので、なかなか壮観だった。んが、中世ヨーロッパも良いけど、その路面を見て唖然とした。そう、古き良きヨーロッパと云えば石畳なのだ。当然、メイン広場の足元も、石畳が敷き詰められている。ええ~、こんな路面は初めて。これは、ひょっとして、噂に名高いタミグラ名古屋大会の変態路面と一緒なのではないだろうか?なので、練習走行開始前の各ピットでは、タイヤ選択の話題で持ちきり。おっさん達も、どのタイヤを選択したものか、まったく見当がつかない。仕方が無いので、殺伐党のもらさんと、タイヤで五目並べをして決める事にした。つまり、勝った方のタイヤを使うと云う、ナイスな作戦だ。名付けて「神だのみ作戦」。さあ、神のご神託はいかに?(つづく)
2008年11月10日
今日のタミグラは雨で中止らしい。久しぶりのF1開催で、モンモンとしていた方々は残念。歴史あるカテゴリーだけに、心待ちにしていた諸兄も多いハズ。まあ、天気ばっかりはどうしようもない。明日は晴れるみたいなので、とりあえずコツコツとメンテをやっている。とりあえず、フロント回りの駆動パーツを新品にしておく。これらが磨耗すると、真っ直ぐに走らなくなる。んで、ドッグボーンをしげしげと観察すると、これが意外なほどに磨耗している。これは購入後、一回も交換していない。駆動力の掛かる部分が凹と磨耗している。う~む、すごいなあ。次が、ホイールシャフト。これも盛大に削れてボコボコになっている。デフカップジョイントも、強化パーツのくせに、盛大に削れている。ホイールシャフトと、デフカップジョイントは、数ヶ月前に交換したばかり。それでも、すでにボロボロ。アルミの六角ホイールハブと、シャフトピンは、まったくなんとも無い。TT01の時は、結構ココが磨耗していたので、なんだか意外な感じがする。これらの金属パーツを交換したら、後は、トリム調整をするだけ。幸い、昼から雨が上がったので、ティディさんとDランドで試走タイム。ついでに、タイル路面のタイヤテストもやった。浮砂の少ない場所を選んで、ちょっと走らせた。んが、磨り減ったSグリでも、全然、問題無い。あれ?Dランドのタイルって、こんなにグリップしたっけ?なんだか、拍子抜け。タイルの種類うんぬんよりも、浮砂の大小の方が影響するみたい。なので、砂の浮いていない場所だと、アスファルトと遜色無い感じで走れる。これで、ちょっと安心。その後は、いつものアスファルトに移って、軽くMチキをする。んが、悲劇はここで発生。おっさんのMコロのステアリングが、なんだかおかしい。全然、まっすぐに走れない。最初は、ノーコンかニュートラルのズレかと思った。しかし、回収して調べてみると、サーボの動きがなんだかおかしい。シャーシから外して調べてみると、サーボ内部のギヤが欠けているようで、ちゃんとニュートラルに戻らない。なんとまあ、よりによってレース前日になってから、サーボが壊れるなんて・・・どよーんと落ち込んでいると、ティディさんから、「レース前日で良かったじゃない。明日の本番だったら最悪ですよ。ある意味ラッキーですよ。」と励まされた。おまけに、ティディさんのM04に搭載していたサーボを、タミグラ終了まで貸与して頂ける事になった。 いや、ほんと、すみません、ティディさん。そんで、公園の片隅で、サーボの載せ換え作業をする。しかし、今日に限って妙に寒く、作業がなかなかはかどらない。寒い時期のDランドと云うのは、何かある。そんで、サーボ交換後は、絶好調!不調だったサーボを、まともなサーボに交換しただけなのに、体感的には高級サーボを搭載したように感じる。要は、錯覚なのだ。そうとは分かっていても、やたらとステアリングの動きがスムーズに感じる。ああ、普通のサーボはイイ!そんな訳で、ラジコン用サーボの良さを、あらためて体感した。もう、ロボット用サーボは、コリゴリ。次からは、ちゃんとしたラジコン用のミニサーボを買います。
2008年11月08日
最近、迷惑な書き込みが、やたらと増えた。他のブログを拝見していると、対策をしておられる方もいるようなので、ちょっと真似してみました。ついでに、トラックバックも禁止にして、掲示板も書込み禁止にしました。これで、少しはマシになるかなあ~。
2008年11月07日
ふらふらと中古PCショップに行ったら、TVチューナーが激安だったので買ってしまった。棚卸しセールとかで、表示価格の50%OFF、と云うのに惹かれた。ちょっと前に、無線LANの中古でハズレを引いたばかりなのに、我ながら懲りないヤツ。それでも、外付チューナーが2000円は安い。嬉々としながら自宅で開封すると、ケーブル類はビニール袋に包装されたままになっている。どうやら、外箱が壊れただけの新品みたい。しかし、ドライバー類が全く付属されていない。う~ん、買う時に欠品が無い事を確認したハズなのに、どうもおかしい。おかしいと言えば、PC本体と接続するUSBケーブルも無い。もっとも、今年買ったキャノンのプリンターも、USBケーブルが付属していなかった。まあ、そんなモンなのかなあ、と思いつつ、本体をしげしげと観察してみると、USB端子がどこにも無い。これは、やっぱりおかしい。何か、ヘンな物を買ってしまったようだ。とりあえず、アイオーデータのHPに行って、この「TVBOXES」が、どんな商品なのかを調べてみた。すると、コイツはTVチューナー付きのアップスキャンコンバーターだと、しつこくしつこく説明されている。要は、単独で機能するTVチューナーなのだ。PCは特に必要としないので、このTVBOXと、PCモニターさえあればテレビ視聴が出来る、と云う仕組み。もちろん、PC本体とモニターの間に、このTVBOXを挟めば、テレビ画面とPC画面の合成も出来る。しかし、HDDレコーダー代わりに、PCのHDDに録画保存なんぞは、一切出来ない。だから、ドライバーなんかも必要ない訳だ。なるほどなあ~。うちのモニターには、入力が2系統あるので、空いている方にTVBOXを接続する。そんで、おもむろにTVBOXをスイッチオン!すると、あっさりとテレビ画面が出て来た。む~、なんか拍子抜け。PCを起動させる必要が無いので、とてもお手軽。しかも、PC用TVチューナーみたいな、複雑な初期設定が一切無い。これは簡単で良い。本体も、とても小さいので、PCの脇のスペースに押し込んでおいた。アナログ放送も2011年までらしいので、それまでは活躍してもらおう。といっても、あと3年かあ~。長いような、短いような。まあ、実際のところ、2011年にアナログ放送を打ち切るのは難しそうなので、当面は安泰だろう。それから、タミグラ用の昼食を買った。レトルトパックの「おでん」を5袋。今回買ったのは、ヤマサ蒲鉾のおでんパックなので、いわゆるブランド品なのだ。これが、お手軽な割には、けっこうおいしい。バイクでフラフラしていた頃は、よく買って食べていた。キャンプ場で、おでんを食べながら、ワンカップ大関を飲んでいると、「とても、ツーリングをしている人には見えませんねえ。」とか、「キャンプ場で、おでん食っている人を始めてみました。」とか、「赤提灯の疲れたサラリーマンみたい。」とか、様々に言われていた。ああ、懐かしい。それとノンアルコールビールを1パック買った。これで、レース模様を肴にして、ゆるゆるとやりましょう!
2008年11月07日
最近、朝夕が寒い。ママチャリで走っていると、顔や手が冷たい。なので、バイクに乗る機会もめっきり減った。そうするとバッテリーがあがってしまい、再始動が大変。95年以降のXRは、セルが付いた代わりに、キックが省略されている。軽いオフ車なので、押し掛けをしてもイイのだけど、バッテリーが弱っていると、なかなか始動しない。エンジンが掛かった頃には、ヘロヘロになってしまい外出する気力が失せる。仕方が無いので、毎回、毎回、サイドカバーを外して、車からブースターケーブルを繋いでセルを回している。これが、かなりめんどくさい。なんとか、サイドカバーを外さずに、ブースターケーブルが接続できないものか?と云う事で、バッテリー端子に太目のケーブルを接続して、サイドカバーの外に出してみた。このケーブルは、両端にY字ラグが取り付けられているので便利。しかし、ちょっと細いので心配。サイドカバーの外に出したケーブル末端は、ショート防止のため、テープで絶縁しておく。そんでまあ、車からブースターケーブルを延ばして来て、セルを回してみた。すると、アッサリ始動した。ケーブルが熱くなっている様子も無いので、一安心。ちょっとした工夫だけど、うまく行ってチョット気分が良い。近所をちょろっと走ってみたけど、やっぱりバイクは楽しい。途中、「眼鏡の愛眼」の前を通ったら、「ハゲるフレーム」と云うノボリが立っていて、びっくりした。メガネのせいで、頭がハゲたらあかんだろ。と思いつつ、よくよく見ると「ハグするフレーム」だった。う~ん、まぎらわしい。しかし、薄着でバイクに乗ると、やっぱり寒い。早々に帰って来て、水槽の熱帯魚を見ていると、ヤツらも底の方に沈んでいて、動きが鈍い。そういえば、ヒーターを入れるのを、すっかり忘れていた。慌ててヒーターを物置から引っ張り出してきて、水槽の底に沈めてやった。コイツらは、根っからの温室育ちのおぼっちゃまなので、寒さにはとても弱い。まあ、熱帯魚なので、当たり前。そんな調子で、おっさん的に冬支度をしている。しかし、1年の過ぎ行くスピードが無茶苦茶早い。年に数回しかないタミグラなんだけど、ものすごいサイクルで迫ってくる感じがする。きっと、仕事漬けの日々を送っている皆さんも、そう感じているに違いない。
2008年11月06日
週末のタミグラに向けて、セッセコ、セッセコとメンテに励んでいる。あんまり壊れる事の無いMコロなんだけど、フロント回りに関しては、疲弊が激しい。壊れると云えば、長らくウ○ルスキラーのせいで、自宅PCが起動不良となっていた。これは、久しぶりにwindows2000SP4の更新が行われたのだが、ウイルス○ラーの対応が遅れたため、起動不良を起こしていたのだ。そのため、ウイ○スキラーを削除するか、windows2000の更新プログラムを削除するか、と云う事態になっていた。仕方が無いので、windows2000の更新プログラムを削除して、LANケーブルを引っこ抜いていた。当然、ネット環境は使えない。そのまま3日が過ぎ、5日が過ぎ、10日が過ぎ、と徒然なる日々を送っていたが、ウイ○スキラーのサイトでは、何のアナウンスも無い。もちろん、サポート情報も無い。その間、迂闊にネット接続をすると、windowsの自動更新が始まって、起動不良の原因となっている更新プログラムがインストされてしまう。仕方が無いので、そのまま放置していた。そんで、お手上げ状態のまま2週間が過ぎた。いくら中国製の安物ソフトでも、そろそろ対策プログラムを配布しているだろうと思い、昨晩、ネット接続をしてみた。そんで、ウイル○キラーの更新ボタンを押して、最新版をダウンロードする。そのうえで、windowsの自動更新をしてみると、ようやく起動するようになった。これで、やっとこさ自宅のネット環境が復活した。しかし、2週間も起動不良を放置するとは、ウイルスキ○ーの対応は悪い。とても、仕事では使えない。ウイルス対策ソフトなんて、どれも一緒だと思っていたけど、やっぱり安物は安物だった。そんで、何で○イルスキラーの名前を伏字にしているのかと云うと、今回の起動不良に関する一件は、検索エンジンにヒットしないのだ。正確に言うと、最初にアップしたと思われる1件の情報を除いては、全てヒットしなくなる。おっさんのブログも、アップした日から、2日間ほどはグーグルでヒットしていた。それ以後になると、検索結果から削除されてしまい、まったくヒットしなくなった。会社のPCから、windows2000、○イルスキラー、起動不良といった単語で検索をしてみるけど、1件を除いては全くヒットしない。世の中には、たくさんのwindows2000&ウイ○スキラーのユーザーが存在すると思うのに、それらの市井の声が、全然ヒットしないのだ。う~ん、なんだか非常に気持ち悪い。まあ、「金盾」に象徴される中国のソフトなので、裏で何があっても不思議ではない。冷凍食品の農薬混入も、うやむやになったままだしなあ~。同じ調子で、ウイル○キラーの起動不良&2週間放置の件も、うやむやにされるんだろうなあ~。そんで、Mコロのメンテだけど、ベアリングを外して洗浄をしている。すると、みるみる間にパーツクリーナーが真っ黒になっていく。む~、すさまじい汚れ方なのだ。そんで、フロントのアップライトを点検すると、強烈に段付磨耗している。これはもう、左右ともに交換。次に、フロントのCハブを点検すると、上側のネジ穴部分に亀裂が入っている。まったく、こんなんで、よく走っていたなあ。これも、左右ともに交換。次はモーターのメンテ。おっさんは、ライトチューンは1個しか持っていない。なので、大事にしないといけないと思いつつ、これが全然、大事にしていない。なぜかと云うと、ライトチューンは走らせていて気持ち良くないのだ。これに比べたら、スポチュンの方が、はるかに気持ちいい。ライトチューンは、モーモーと云った感じがして、どうにも好きになれない。そんな訳で、連日の酷使で、すでにボロボロ。とりあえず、断線しかかっているコードを、再度、ハンダ付けした。後は、3Vで10分ほど回したら、モーターメンテは終了。そんなにパワー不足は感じないので、これで十分。そんで、バッテリーの充電をしていたら、エキパから、またもや異音がする。ひっくり返してファンの部分を見ると、糸クズがファンに絡まっていた。これで4回目なので、除去作業は慣れたモノ。しかし、エキパのファンは、どっからともなくゴミを引き寄せては、巻き込んでしまう。そのまま使っていると、メイン基板が死んでしまうらしい。エキパ所持者の方々は、注意した方が良いですよ~。
2008年11月05日
さて、3連休の初日にMチキをやっていた。ラジオを聴いていると、中国道下りは、朝から22キロの渋滞らしい。世間は、秋の行楽で忙しいみたい。おっさんは、午前中が出勤だったので、そんな世間の流れとは、あまり関係ない。仕事が終わったら、そそくさと野ラジ場所へ急行する。今回は、もらさん、ISUZUさん、たいちょう殿と、ご一緒させて頂いた。Mコロに鎮座されているジャック様が、とっても素敵。やっぱりドライバー人形が座っていると、雰囲気が出るなあ~。そんでまあ、いつもの調子で、Mチキ開始。皆さん、タミグラ仕様なので、スピードはほぼ互角。ちなみに腕前の方も、ドングリの背比べなので、延々とバトルが続く。途中、恒例の5周レースもやってみた。しかし、フリー走行の状態から、ず~とバトルが続いているので、あえて5周で区切る意味が無い。そんな訳で、フリー走行&連続バトルを、延々とやっていた。やっぱり、Mチキは面白い&飽きない。そんで、もらさんと激しく競りながら走っていると、2台同時に転倒。そのひっくり返り方まで、一緒なんだから笑ってしまう。そういえば、もらさんが、いつの間にかMシャーシ用ハイグレードアルミダンパーを装着していた。ハリガネでドライバー人形が縛り付けられているシャーシに、場違いなヤツが、ひっそりと輝いているのだ。もっとも、場違いなのはドライバー人形の方であって、アルミダンパーの方では無い。もらさんのマシンは、どんなレーシーな改造をしても、どこかフザけた感じがするのが素晴らしい。これも人徳なんだろうな。んで、そのアルミダンパーなんだけど、圧倒的な差は感じなかった。しかし、もらさんの転倒する機会が、めっきり減ったので、それなりの効果はあるみたい。もっとも、転倒しなくなったのは、タイヤをFMAからSグリに交換した事の方が大きいみたい。タミグラ本番で、FMAにするか?Sグリにするか?、かなり悩むところ。予選1回目と2回目で、タイヤ交換する手もあるので、チーム監督と相談して決めるつもり。「チーム監督って、ダレ?」って云う声も聞こえてきそうだが、それはあえて秘密。それから、おっさんのMコロに装着した強化サーボセイバーだけど、これがダメダメ。当たりの激しいMチキでは、ニュートラルが頻繁に狂ってしまい、全然真っ直ぐに走れない。そう云えば、トラブル大王タケサンが、過去に同じ症状で苦しんでいたのを思い出した。そこで、必殺のリング交換技「金、黒、金」を、現地でやってみた。最後の金を、必死でハメ込んで、再度、コースイン。んが、激しい接触が続くと、すぐにずれてしまう。仕方が無いので、タイラップで固定してみたけど、これも効果無し。一度、ガバッとリングが開いてしまうと、なかなか直らない様子。再度、現地でバラしてから、リングをペンチでかしめてみる。その上で、ノーマルの「金、金、黒」に戻してから、タイラップで強く縛ってみた。これでやっと、ニュートラルのズレが治った。もっとも、これらの症状は、当たりの激しいバトルを、延々とやった上での話。紳士的かつクリーンなバトルを心掛ければ、全然、問題無い。そんでまあ、そんな調子でやっていたら、たいちょう殿のタイヤも、いつの間にかバーストしていた。しかし、ブルーメッキがピカピカの、新しいM03Rは、とってもキレイ。そのうちメッキが剥げて、ボロボロになるのは見えているのだけど、非常にそそられる一台なのだ。ジャック様の運転するISUZUさんのミニも、前回のドアンダーが、かなり改善されてきた様子。ここで、思い切ってM03Mや、M03Lも試してみると、面白いかも。ホイールベースが長くなると、シャーシの安定感が高くなるので、コントロールが楽になりますよ~。その代わり、ミニ特有の軽快感も無くなりますけど・・・。まあ、痛し痒しですね。んで、夕方になって寒くなってきたので解散。もらさんは、持参したパイロンがわりの電線カバーを、なんとバイクの側面にガムテープで貼り付けていた。まあ、合理的と云えば、合理的だけど、しばし呆然としてしまった。なお、本人の弁によると、「え~普通ですよ。関西電力とか、普通にやってますよお~。」との事だそうだ。う~ん、さすがだ。しかし、関西電力を弁護する訳じゃないけど、ガムテープで荷物をベタベタと固定する事はやってないハズ。まあ、こんなトコロが、レーシーな雰囲気を感じさせない人柄の秘密なんだろうな。
2008年11月04日
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