全24件 (24件中 1-24件目)
1
近所のスポーツ用品店に行った。すると、わりと高さのあるパイロンを発見した。サッカー用品のコーナーにあったから、きっとサッカー用に違いない。IGNIOと云うメーカーで、マーカーコーンと云う商品名。お値段は、998円。比較的、柔らかい樹脂で出来たディッシュで、メッシュの巾着に10枚入っている。カワダのディッシュと比べると、かなり背が高い。ちょうど、ディッシュとコーンの、中間のような存在。なんで、こんなモノを買ったのかと云うと、原因はMチキバトルの過熱による。おっさんは「いけいけモード」に入ってくると、ついついディッシュを踏んでしまう。それと言うのも、カワダのディッシュだと、多少踏んでも、ぜんぜん平気なのだ。これは、尼タムディッシュでも一緒。ところが、実際のタミグラでは、ディッシュは完全に地雷と化している。それは、それは、対戦車地雷くらいの破壊力がある。何が違うのかな?と思って、タミグラの際にコース上に設置されたディッシュを観察してみた。すると、アイツはちょっと背が高いのだ。なので、迂闊に踏むと、ジャンプ台のごとくポーンと飛んでしまう。タミグラ本番では、いけいけモードは、まったく役に立たない。そんな訳で、ちょっと背の高いディッシュを探していたトコロなのだ。実際のコースでの使用&感想は、また明日。ついでに、明日に向けて、ランチボにウイングを付けた。たまたまツーリングカー用の樹脂製ウイングがあったので、それを流用した。んで、早速、ピンクに塗ってから、ボディ後部に付けてみた。う~ん、なんだか出来そこないのエロバンみたい。完全に趣味じゃないなあ。さて、どうしよう?せっかく塗ったのに、すてるのも忍びない。なので、ウイングがぴったりする場所を、あちこち探索してみた。フロントウイングっぽく、フロントバンパーの上に付けると、スキー場の除雪車っぽくなった。はたまた、道路清掃車みたい。う~ん、どっちも趣味じゃないなあ。ヤケになって、ウロントガラスの上にちょこんと載せてみると、これが意外と似合っている。おお、なんかリボンをした豚のようだ。もしくは、豚の耳。沖縄風に言うと、ミミガーですな。まあ初期の目的であるピンクキャディラックや、ペネローペ号とは、遠く離れてしまう。まあ、面白いから良いけど。ボディが決まったところで、リヤの3ダンパー化をしておく。ティディさんからの情報によると、ランチボの場合、1 リヤの3ダンパー化。2 ボディマウントの交換。3 強化ステアリングセイバーへの交換。以上3点については、楽しく走るための3原則らしい。そんでまあ、手持ちのホーネット用ダンパーを使って、ランチボにダンパー1本追加。3ダンパー化は、ホーネットで何回もやったので、慣れたもの。ボディマウントも、簡単に折れるらしいので、TT01のノーマル部品と交換しておく。確かに、ランチボのシルバーメッキ部品は、あまり強度が感じられない。そういえば、初期M03Rのシルバーメッキシャーシは、ものすごい勢いでメッキが剥がれる。まあ、樹脂メッキの宿命かな?強化ステアリングセイバーは、Mコロで使ってみたけど、あんまり調子良くなかったので今回はパス。それから、ランチボの試走を、ちょろっとだけやったのだけど、これがまあ良く転ぶ。重たい樹脂製ボディも転倒の原因かもしれない。対策として、TT01の時に使っていたポリカボディを、ランチボに装着してみた。おお、これはこれでカッコイイ。それからダンパー関係のセッティングもしておいた。なんでも、ビックタイヤ系は、リバウンドストロークが重要らしい。とりあえず、スプリング程度しかイジれないので、ちょっと試行錯誤してみた。う~ん、こんなモンかなあ?まあ、分からないトコロは、明日にでも、もらさんに聞く事にしよっと。
2008年12月30日
ランチボックスを買った。んで、正月休みの間にゆっくり製作・・・な~んて事を考えていたんだけど、どう考えても無理っぽい。「ゆっくり」なんて時間は、とても取れそうにない。なので、この休暇に入った時から、夜中にコツコツ作っていた。そう、睡眠時間を削っている。なので、ここ2日ほどは、普段の平日よりも寝ていない。夜中に気が付いたら、ランチボの箱に、頭を突っ込んで寝ていた。な~んて調子なのだ。これでは、普段仕事をしている時の方が、はるかに健全。それでも、その甲斐あって、本日、ようやく完成。んで、ランチボックスのインプレなど。その前に、買ったお店は、尼タム。おっさんの近所だと、尼タムが一番安かった。なんと、実売で7千円を切っている。これは安い。そんな訳で、サクサクと購入。「弁当箱は尼タムで!」が、今週のキーワード。しかし、この時代のタミヤ製品の化粧箱はイイ!特に、手書きのイラストが素晴らしい。んで、化粧箱を開けると、ギッシリとパーツが詰まっている。そのうえ、間仕切りにも、イラストやロゴが散りばめてある。それらが、ともすれば無機質な感じのするキットに、華やかな演出を添えている。まるで、お菓子の詰め合わせみたい。なので、箱を空けた瞬間に、意味も無くワクワクする。ラジコンキットを、こんな風にデコレーションしよう、な~んて事を、よく思い付いたモンだ。当時の子供達が惹かれたのも、無理もない。んで、箱の中で異彩を放っているのが、キラキラのメッキパーツ。キラキラと言っても、平井堅では無い。http://jp.youtube.com/watch?v=fiQ9rQnN-yQ&feature=relatedしかし、平井堅って、ワイルドな外見に反して、こんな歌もやるんだなあ。ひょっとして、阿部さんと同好の人?な~んてね。と思ってネットで検索してみると、そんな話題がうじゃうじゃ出てきてびっくりした。まあ、個人的には、どうでもイイので、この話題は、これにて終了。そんで、キラキラのメッキパーツを見ていて、平井堅の他に頭に浮かんだのが、あの車。そう、50年代のキャデイラックなのだ。それも、ピンクのテールフィンのおっ立ったキャデイラック。「明日は、卒業式のダンスパーティなんだよ!」「車は貸せないよ、坊や」「うちのダサイ車なんかで、行けないよ!女の子に笑われるよ!!」「・・・・・」「ねえ、オジサンのイカした車を貸してよ!一生のお願い!!」「しょうがねえなあ、坊やの正念場だしな・・・」「その坊やっての、止めてよ!」「ところで、サイドシートに招待するのは、キャサリンかい?ナンシーかい?」「そんな事、オジサンに関係ないだろ!」「まあ、そうだな。」「ねえ、お願い!」「貸してやるけど、シートを汚すんじゃないぜ、坊や」「オジサン、ありがとう!明日のパーティが楽しみだ!」「ヤレヤレ、単純な坊やだぜ・・・」とまあ、そんな小芝居の一つもやりたくなる、あのキャデイラックなのだ。あの陽気で大柄なボディには、陽気なカラーリングや、キラキラのメッキパーツが良く似合う。おっさんのランチボも、箱の中のメッキパーツを見た瞬間に、50年代アメリカングラフィティ路線で決定。なので、ボディ色は当然ピンク。そして、ピンクと言えば、サンダーバードに出てくるペネローペ号なのだ。んで、ペネローペ号で検索してみると、アレはどうやらロースロイスらしい。しかも、サンダーバードって、イギリスの作品だったのだ。なるほど、国際救助隊のクセに親族経営だったりして、ずいぶん閉鎖的だなあ、と思ったのだ。まあでも、キャデイラックにしろ、ロースロイスにしろ、おっさんには縁が無い車。なので、どっちでもイイや。とりあえずペネロープのシールを作って、ボディに貼っておいた。これで、執事のパーカーが、ハンドルを握っているような雰囲気になった。まあ、雰囲気が出れば、なんでもOKなのだ。それから、モーターはダートチューンを搭載した。とかくタイヤがでかいので、トルク型の方がイイだろう、と思ったからだ。そんで、ようやく完成。このランチボのギヤボックスは、前にホーネットで経験している。なので、簡単に作れるだろう、と思っていたら大いに甘かった。ランチボは、ボディ搭載位置を上げるために、意外と細かい細工が施してある。ステアリングサーボなんて、下向きにナナメに搭載されている。こんな搭載方法は、見るのも触るのも初めて。正直、ホーネットの方が、構造が簡単で作りやすい。そうそう、破壊王のタケさんも、ビッグタイヤを買ったらしい。車種は、ワイルドウイリスとの事。今ごろ、睡眠時間を削って、必死で作っているに違いない。タケさんの思考回路も、「オレ、前にホーネット作ってるけんね。」「ワイルドウイリスも、兄弟車みたいなもんだけんね。」「ホイホイ、簡単、簡単、サクサクじゃけんね。」「うむ?アレ?コレは意外と・・・」ってな事になっているに違いない。意外と手間取るんだよ、おいちゃん!なあ、タケちゃん!俺は、また旅に出るよ!オレがあ~居たんじゃ~お嫁に行けぬ~わかあっちゃいるんだあ~妹よお~・・・・・・・そんな訳で、タケさんの完成を待たずして、走行会をします。日時は、大晦日の31日。早朝7時の日の出とともに、本年最後の走り納めをします。場所は、西宮。最初は、舗装広場でMチキを2時間ばかしやります。疲れて集中力が落ちた後は、芝生広場の方に移動します。そこで、バギーやらランチボやらの、グダグダ走行会をします。手持ちのバッテリーは、フル充電しておいて下さい。あと、まるまる2日あるので、タケさんのワイルドウイリスも、きっと完成するでしょう。だいたいタケさんは、締め切り前の徹夜作業が日常化している。なので、プライベートでも締め切りがあった方が良いに違いない。おっさんとしては、そこまで深慮している訳ですよ。この暖かい心使いが分かります?そんな訳で、ご近所の皆さん、一緒にどうですか?
2008年12月29日
ちょっと嬉しいモノを買った。それは、コードレス半田コテ。おっさんは、専用の作業スペースなんて持っていない。なので、リビングのちゃぶ台で修理なんかをやっている。もちろん、このちゃぶ台で、ビールや日本酒を飲んだりもする。ついでにカウルで、クロカンごっこなんかもやっている。まあ、晩酌や、カウルで遊ぶ分には何の問題も無い。んが、電動ドライバーや半田コテを使う時には、それらのコードで悩んでいる。特に、半田コテは危ない。迂闊に酔っ払って、コードに足を絡めたりすると大変な事になる。そんな訳で、前からコードレス半田コテが欲しかった。もっとも、ここはラジコンブログらしく、「ピットでの半田付け作業のため」な~んて事にすれば、良かったのかもしれない。んが、そんな見え透いたウソを言っても始まらない。だいたい、ピットで半田付けなんて、この先も、する事は無いだろう。おっさんは、タミグラのピットでは、ソーメンを作ったり、おでんを作ったりで、それはそれは忙しいのだ。そんでまあ、晩酌の並行作業用としてコードレス半田コテを物色してみた。すると、乾電池式と、ガス式の2種類があった。最初は、乾電池式の方が良いかなあ、と思ったけど、ちょっとワット数が低い。それに比べると、ガス式は20~60ワットの広い範囲で調節が出来る。1本の半田コテで、ワット数が調整できる、と云うのはポイントが高い。おっさんの場合、20ワット、30ワット、60ワットの3本の半田コテを使い分けている。実際に良く使うのは、20ワットが多い。しかし、これが1本でカバーできる、と云うのは素晴らしい。そんな訳で、ガス式を購入。専用ボンベも一緒に買って、5000円ほど。商品名は、「コテライザー・ハンディプロ」。おお、なんかアナライザーみたいでカッコイイ名前。企画責任者は、きっとヤマト世代に違いない。ちなみに、商品説明には、「30秒で作業OK!」「半田コテ+熱風器+トーチ」「電圧の違う外国でも使える」「電気コテ20~60Wに相当」と、魅力的な説明が並んでいる。まあ、確かにガス式なので、電圧の違う外国でも使えると思う。んが、しかし、飛行機でガスボンベが持っていけないんじゃないの?他の機能は、実際に使ってみないと分からない。そんでまあ、実際に使ってみた。パッケージから取り出すと、小型のマッサージ器程度の大きさ。ちょっと握り部分が太いかな。標準で付いているコテ先は、30ワット程度の大きさ。最近、主流となっている多層基板をイジるには、ちょっと太い。ガスは、後部から充填する。ガス充填式のライターなんかと一緒の構造。着火には、別途、ライター等が必要。んが、着火するトコロが良く分からない。先っぽの穴に、ライターの火を近づけると、青い炎がボーボーと出てくる。どうも、火炎放射器のようになってしまう。そこで、取扱説明書を丁寧に読んでみると、ちゃんと着火穴があるらしい。コテ先の風防部分を、指でグイッと押上げると、コテの真ん中あたりに穴が現れる。そこにライターの炎を近づけると、ポッと云う小さな発火音がして、ガスがキレイに燃焼する。押上げた風防を元に戻すと、先っぽの穴の内部で、燃焼板が真っ赤に焼けている。これで、無事に着火した模様。燃焼音は、シューといった感じで、実に静か。もっと、鉄工所のようなボーボーと云う燃焼音がすると思っていたので、ちょっと安心。これくらいの音だったら、深夜の作業でも問題無い。んで、30秒で作業OKらしいので、さっそく半田付けをしてみた。火力調整のツマミは、ちょうど真ん中ぐらいの位置。これで電気コテの30ワットくらいかな?それで、ジャンパー線の半田付けをしてみると、実に快適。ああ、コードが無いって、こんなに快適だったのね。これは素晴らしい。火力調整も、ちゃんと機能している。最大火力にすると、けっこうな熱量で半田が沸騰する。ああ、これは便利だなあ。そんで、トーチ機能の方は、まだ使っていない。トーチとして使うには、先端のノズルを交換する必要がある。その交換用ノズルは、本体やノズルカバー内に格納する事ができない。とりあえず、工具箱に交換用ノズルを入れておいたけど、そのうち失くしてしまいそう。まあ、難点と云えば、その程度かな。そんな訳で、ガス式半田コテは良い。一般家庭用としては、これ一本で十分だと思う。もちろん、ラジコンとかの現場作業用としても、これ一本で十分じゃないかなあ。
2008年12月28日
年末だと云うのに、深夜にアルミの切断をしている。客観的に見れば、ムチャクチャ怪しい行動に写るに違いない。そんでまあ、何を作っているのかと云うと、単セル放電器。それも、バッテリーパック用の放電器。おっさんは、バッテリーパックの単セル放電は不可能だと思っていた。それが、どうも可能らしいと云う事が、最近になって分かった。マッチモアからも、パックイコライザーと云う商品名で発売されているらしい。しかし、マッチモアと云う名前は、なんだか怪しい感じがする。特に、カタカナで「マッチモア」と書くと、より卑猥な感じが強調される。なんか、チ○ポの増大器みたい。もしくは、精力剤といったイメージが膨らむ。成人雑誌の裏表紙に、どーんと毛筆書体で書いてあったら、ものすごく似合うに違いない。まあ、そんなマッチモアのチ○ポ増大器を、たいちょうさんが買ったらしい。もとい、マッチモアの美顔パックセット・・・いや、マッチモアのパク・ウンスクDVDボックスセット・・・ああ、また違った、マッチモアのパックイコライザーをたいちょうさんが買ったらしい。んで、詳しく動作原理を聞いてみた。すると、バッテリーパックの外皮を剥いで、セル側面の金属地から導通させるらしい。セル側面の金属部は、マイナス端子と短絡しているので、その前のセルのプラスとも導通している。なので、当該セルの側面と、前セルの側面をショートさせると、単セル放電が出来ると云う仕組みだ。当然、使用する際には、バッテリーパックの伸縮チューブや、セルの外皮を削る事になる。この作業は、新品バッテリーだとかなりの抵抗があると思う。しかも、高価なタミヤバッテリーだと尚更だ。それを決行した、たいちょうさんは偉い!グレイト!このビックマグナム!まあ、動作原理が分かってしまえば、簡単にマネできそう。そんな訳で、コツコツとアルミL字アングルを切っている。2センチほどに切ったアルミ片を、7個ほど用意する。それを、バッテリーの形に配置して、各セル接触用のネジを付ける。それを、樹脂版にネジ止めしたら、まあ一応は完成。でも、このままだと、どの端子が、どのセルのプラスマイナスなのか良く分からない。なので、ラベルシールを印刷してシャーシに貼る事にする。その後、使い古したニッ水のバッテリーパックでテストしてみた。ほぼ死んでいるバッテリーとはいえ、セルの金属部を露出させるのは、なんだか不安。しかも、意外と削らないと地金が出てこない。感覚としては、削る、切る、と云うよりも、彫る、といった感じに近い。う~ん、この作業を、まだまだ元気なタミヤバッテリーでやったたいちょうさんはすごい。そんで、いよいよ単セル放電の開始。実は、この放電器には、肝心の放電回路が付いていない。この放電させるシステムに関しては、ネット上で様々に公開されている。豆電球で十分、といった意見から、マイコン制御のプロっぽい物まで、多種多様。まあ、好きな回路で作ったら良いと思う。んが、実はムチャクチャ手軽で確実な方法があったりする。それは、エキパの放電機能を使うと云う方法。エキパは、1セルの放電にも、ちゃんと対応している。しかも、放電中のセルの電圧や、電流がモニターできる。これを使わない手は無い。欠点としては、各セルごとに6回も放電しないとイケナイと云う事。順番に接続していくのが、とっても面倒。最初に、通常の方法で、十分に放電しておかないと、ものすごい時間が掛かる。でも、この方法だと電子部品を買いに行かなくても良いので、近所のホームセンターで売っている材料でなんとかなる。んで、実際にエキパで単セル放電させてみると、最大放電電流が350mAに制限されている。最小放電電流は130mAまで。セルの電圧をモニターしながら、130mAで放電させていると、けっこう深いトコロまで放電できる。あんまりやるとセルが即死するらしいので、セル電圧0.3Vあたりで止めた。う~ん、しかし、6セルをモニターしながら放電していると、結構な時間が掛かる。やっぱり、なんか回路を組んだ方が便利。すぐにでも、日本橋に行って部品を調達したいトコロだけど、年末だけに忙しい。まあ、後は正月休みに入ってからの事だなあ~。(つづく・・・かもしれない)
2008年12月26日
朝起きたら、枕元に黒い包みが置いてあった。こっ、これは、ひょっとしてサンタからの贈り物?ああ日頃から、良い子にしていてヨカッタ、ヨカッタ。な~んてのは、ウソ。自分で買って、自分で枕元に置いていたのだ。しかし、真っ黒の商品袋が、極めて怪しい。中身は、怪しいグッズやDVDでは無い。梅田のヨドバシカメラで買物をすると、こんな真っ黒な商品袋に入れてくれる。中身は、安っぽいヘッドホン。KOSSと云う、よく知らないメーカーのモノ。プラスチック感満載で、貧相な事このうえない。実は、こんなモノを買うつもりは毛頭無かった。本当は、嫁さんへのプレゼントを買いに行ったのだ。んが、適当なモノが見当たらずに、結局、ヨドバシでは買わなかった。その事を、嫁さんに言うと、「ヨドバシカメラに、プレゼントを買いに行く時点で、間違っている。」との指摘を受けた。まあ、確かにそうだ。んで、梅田のヨドバシには、たくさんの視聴用ヘッドホンが並んでいる。ずら~と並んだ売場は、なかなか壮観。おっさんも、プレゼントの事はすっかり忘れて、ココで足が止まった。実は、かなり前から気になっているヘッドホンがあった。それは、FOSTEXのヘッドホン。http://www.fostex.jp/p/t7_5m/見た目が、猛烈に安っぽいのが特徴。値段は、そんなに高くない。おっさんのおこずかいでも十分買える。初めて、このヘッドホンを目撃したのは、日本橋のニノミヤ本店5階。今は確か、ロボット専門フロアーになっているハズ。当時、ここは電子部品や、無線機、スピーカーユニットなんかを売っていた。そんな中、場違いな感じのヘッドホンが、ポツンと展示されていた。それがFOSTEXのヘッドホンだった。いかにも店員の自作っぽいヘッドホンアンプに、ポータブルCDプレイヤーと云う構成。ただでさえ、安っぽいヘッドホンが、より貧相に見える組み合わせ。なので、大した期待もせず、何気に視聴してみた。んが、その高音質に心底たまげた。しばらく、開いた口が塞がらなかった。これが1回目。2回目は、ごく最近の電車の中。なんと、あの安っぽいFOSTEXのヘッドホンを、電車の中で使っている人を目撃したのだ。しかも、チェロのような楽器を抱えている。いかにも音楽家って云う感じのオーラを発した人が、コレを使っていた。やっぱり、あの製品は良い物なんだ、と単純に思った。そんな事もあって、ヨドバシの視聴コーナーで、このヘッドホンを探してみた。んが、見当たらない。すでに製造中止になったのかと思い、売場の店員に尋ねてみると、「ああ、あのプラスチックなヤツですよね。」と云って、案内してくれた。どうやら、堂々たるプラスチック感で、店員さんの印象にも残っているらしい。そんで、案内された場所は、アメリカ製品の展示場所。ボーズ製品なんぞに混じって、FOSTEX製品が並んでいた。まあ、確かに日本製っぽくないチープな外見だけど、立派な国産メーカーなんだけどなあ。そんでまあ、久しぶりのご対面&視聴。相変わらず元気な、あっけらかんとした鳴りっぷり。でも、ニノミヤ5階で聞いた時に比べると、ずいぶん劣る。あれは、自作っぽいヘッドホンアンプが、実は凄かったのかもしれない。そんで、展示の商品説明によると、コイツはスタジオのモニター用途が主らしい。どうりで、色付けの無いストレートな音質な訳だ。まあ、せっかくなので、周りのアメリカ製のヘッドホンも視聴してみた。んが、まわりのボーズ製品なんかは、いかにも人為的な音がする。そんで、順番に視聴していくと、とあるヘッドホンで、手が止まってしまった。外見は、物凄く安っぽい。FOSTEXの上を行く、チープな外見なのだ。んが、その音たるや、やたらと爽快で気持ちイイ。ああ、コレ、良いなあ。それが、このKOSSと云うメーカーの、SPORTA PROと云う製品。値段は4990円。手に取って、しげしげと眺めてみると、本当に安っぽい。イヤー部分は、ペラペラのプラスチックだし、ヘッド部分なんてハガネの金属板だけ。ごっつい高級ヘッドホンに比べると、ほんとうにおもちゃみたい。その代わり、コンパクトで軽い。当然、頭に装着した際の違和感も少ない。うん、イイ。てな訳で、FOSTEXの事はすっかり忘れて、コイツを購入。パッケージから出してみると、黒レザーの収納袋や、ピンジャックの変換アダプターが付いている。そんなトコロが、単なる安物じゃない事を証明している。製造メーカーはKOSSだけど、保証書は国内メーカーのティアックが発行している。よく分からない代理店の保証書じゃないので、ちょっと安心。んで、さっそく色々なCDを聞いてみる。おお~、躍動感があってイイ!ちょっと低音がうるさいかな、と云う気もする。まあ、これは好みの問題だろう。大きな欠点としては、音漏れが酷い。オープン型なので、仕方が無いけど、これだけ盛大に洩れると、さすがに電車の中では使えない。その分、明るく開放的で、爽快な音がする。それと、もともとポータブル用なので、コードが1.2メートルしかない。自宅で使う分には、ちょっと短い。ソニーの高級イヤホンだと、延長コードが付属しているので、これにも付けて欲しかった。まあでも、トータルでは良い製品だと思う。聞きながら、一人でニマニマしてしまう。そんな訳で、KOSSの「SPORTA PRO」、手頃な価格でオススメです。
2008年12月25日
尼崎に三和の商店街と云う場所がある。大きなアーケードを設けた、長い長い商店街だ。昔は、いろんな意味で凄かったらしい。おっさんの世代になると、さすがに当時のにぎわいは知らない。それでも、地方都市の商店街に比べると、はるかに立派。ブラブラと歩いてみると、活気があって面白い。特に「尼崎」と云うトコロを知るには、ココが一番かもしれない。商店街には、昭和な香りのする食堂なんかが並んでいる。もちろん、テーマパークのセットじゃない。ちゃんと営業している。眼鏡屋の前には、メガネのセルフ洗浄サービスなんかもある。八百屋の前では、試食のみかんに、おばちゃん達がワラワラと集っている。たこ焼き屋の前では、「兄ちゃん、うまかったわ!今まで食った中で最高や!」などと、親しげに店員と話しているおっさんなんかが居る。フト前を見ると、全身豹柄のジャージを着た、おばちゃんなんかも居る。その横には、これまた全身豹柄のジャージを着た、その娘なんかも居る。その豹柄親子の横を、チリン!チリン!チリン!チリン!と自転車の鈴を、ず~っと鳴らしながら走っているジジイなんかも居る。どんなに混んでいても、このジジイは絶対に自転車から降りない。ヨロヨロしながら、人混みの中を微速前進している。あの自転車の超低速乗りは、なかなかマネできない。長年にわたって、この商店街を走ってきた者のみが体得する、超高等テクニックに違いない。想像するに、ジジイの長い人生においては、歩行者の反感を買って、ボコボコにされた事も何度かあるハズだ。しかし、ジジイは絶対に自転車から降りない。今日も、商店街の端から端まで、ず~っと鈴を鳴らしながら強行突破するのだ。まあ、そんな感じの商店街。マスコミ慣れした大阪の商店街なんかよりも、はるかにエキサイティングな場所。端から端まで歩くと、尼崎を十分堪能したような気分になるから不思議。んで、帰りに「やまとの湯」と云う温泉に寄った。天然かけ流し!とうたっているので、一度、行ってみたかったのだ。んが、泉質としては、近くのつかしん温泉の方が良かった。ココは、天然かけ流しを掲げているにも関わらず、お湯がカルキ臭かった。なので、プールに入っているような感じで、ちょっと興醒め。それから、商店街ではスイッチ付きの3口タップを買った。これを何に使うのかと云うと、エキパ用のスイッチとして使うのだ。おっさんの周囲で、やたらと使用率の高いエキパだけど、コイツにはスイッチが付いていない。なので、いちいち電源コードを抜いてからバッテリーの脱着をやっていた。これが結構、面倒くさい。本体を改造して、電源スイッチやボリュームを付けてやろうかなあ、と思案した。しかし、それをやってしまうとメーカー修理がNGになってしまう。そんでまあ、ボリュームはあきらめるとしても、スイッチは外付けで対応する事にした。そのための3口タップなのだ。実際に使ってみた感想としては、とっても便利。今まで、なんて面倒な事をしていたのか・・・と思う。そんな訳で、「ちょっとの工夫で、このお味!」ではないけど、ちょっとうれしいイブのおっさんなのであった。
2008年12月24日
ニッケル水素のバッテリーパックが全滅した。インテレクトセルのバッテリーだったけど、1年ちょっとの寿命だった。外側の伸縮チューブがボロボロになっていたので、良く使った方だと思う。これで、手元に残ったバッテリーは、タミヤ製のニッカドだけになった。コイツらは、値段こそ高かったけど、自然放電が少ないので重宝している。1週間前に充電したままのバッテリーでも、元気一杯に走ってくれる。サンデードライバーには、ありがたいバッテリー。ニッケル水素だと、こうはいかない。それに、1600や2400といった容量が、ちょっと遊ぶのに具合が良い。3800や4000だと、後半に飽きてくる。そんな訳で、2000前後のニッカドを物色していた。んが、これが店頭に無い。ついこの間まで、ワゴンセールで一杯あったのになあ。この調子では、ニッカドの消滅も近いかもしれない。確かにカドニウムは環境に悪い。希少金属の価格高騰なんかも影響しているのかもしれない。そんな時、ISUZUさんがタムタム製のニッカドバッテリーを持っているのを発見した。よく見ると、タミヤの2400ZAPと同じサンヨーセルが使ってある。値段も2本で5000円ちょっとらしい。これはイイ。と云う事で、おっさんも2本購入。尼タムの店頭には、まだまだ沢山あった。値札は2本で11000円となっているが、実際の売値は半額。これで、バッテリーの心配が無くなった。次に、日曜日のMチキ用のタイヤを作った。ミニクーパー用の50サイズのスーパースリック。コレは昨年、何も考えずに大人買いしたタイヤ。んが、想像以上のクソタイヤで、その後、箱入りのまま放置していた。レース本番で使う事は、この先も無さそうなので、野ラジで使い切る予定。それから、前回のMチキで、おっさんのMコロだけ、妙にスピードが遅かった。これでは、せっかく前進専用アンプに交換した意味が無い。きっと、アンプの初期設定ミスだろうと思ったので、再度やってみた。んが、全然改善されない。何度も、プロポとアンプの説明書を読んでも、原因が分からない。う~ん、なんでだろう?真顔で「トップスピードが伸びない・・・」な~んて言っていると、気分はまるでワークスなのだ。いかん、いかん、本ブログは、もっとアホな内容で埋め尽くさなければならない。んで、何気にプロポをいじっていたら、アクセルのトリムが+6になっているのを発見した。ひょっとして、コレが原因?とりあえず、トリムをゼロに戻して、再度、アンプの初期設定を行う。んで、再度の試走。するとまあ、猛烈に加速するようになった。トップスピードも申し分無し。う~む、どうやらトリムが進んだまま、アンプの初期設定をしていたのが原因だったみたい。分かってしまえば、実にアホな理由。でもまあ、解決したので良かった、良かった。んで、日曜日。朝の6時半ごろに家を出たら、ちょうど朝焼けが広がっていた。夜と朝の境界の空と云うのは、幻想的な景色で良いもんだ。現地に到着すると、すでにトシさんが先着されていた。さっそく、コースを作っていると、もらさん、シンリンさんも到着。本日のMチキは4台。ちょっとタミグラを意識して、ナナメ系のコースにしてみた。コース設営が終わったら、軽く10キロほどジョギングをして、体をほぐす。その後、腕立て伏せを100回。腹筋&背筋を50回ハリセンチョップの素振り100回。いい加減にしなさい!の突っ込み100回。欽ちゃん飛び900回。とまあ、そんな感じで、入念な準備運動を行う。ワレワレは超体育会系チームを目指して、日夜、肉体改造に余念が無いのだ。準備運動が終わったら、次は車検。もらんぼん車検長に「やらないかシール」の貼付確認をしてもらう。なお、このシールが汚れたり、剥れたりしていると、その場で銃殺刑らしい。車検が無事に終わったら、早速、Mチキ開始。4台とも、タミグラレギュレーションなので、接近戦が楽しい~!そんななか、トシさんが、なんだか妙に速い。しかし、時折、もんどりうってゴロゴロと転がっている。どうも、FMAの食い過ぎが原因みたい。その分、コーナーリングスピードが速い速い。う~ん、つくづくFMAは、諸刃の剣だなあ。シンリンさんは初参加なので、タイヤやダンパーのセッティングに苦しんでおられた。おっさんともらさんは、同じミニクーパーと云う事もあって、ほぼ互角。まあ、タイヤの差くらいかな。なので、バッテリー交換以外は、延々と超接近戦をやっていた。すると、10時頃には、ドライバーの方が疲れてきた。もうちょっとペース配分を考えないと、人間の方が壊れる。それくらい走り込んでいると、クソタイヤのメリットも分かってきた。あのクソタイヤ、正式名称50スーパースリックは、タイヤカスの飛散が妙に少ないのだ。60SグリップやFMAに比べると、格段にシャーシの汚れが少ない。なるほど、グリップしない代わりに、磨耗も少ないのだ。練習用タイヤとしては、これは良いタイヤかもしれない。もっとも、グリップ性能としては、ノーマルラジアルよりも劣っているように感じる。それを承知で、練習で使う分には、良いタイヤだと思う。これは、新たな発見だった。それから今回、初めてMチキでタムタムオリジナルのニッカド2400ZAPを使った。走行時間なんかは、本家タミヤ2400ZAPと遜色無かった。細かい事を言えば、タムタムオリジナルは最初のパンチが足りない。ニッカドらしい元気さは、タミヤ2400ZAPの方が上。まあ、そんな印象だった。んで、あんなこんなで、正午前にバッテリーと体力が尽きたので解散。Mチキは面白いんだけど、麻薬的にハマる傾向にあるので、用心しないとイケナイ。次回からは、「やらないか?ダンス」とかを入れて、適当に息抜きをしましょうね。
2008年12月23日
ミドリ電気に乾電池を買いに行った。すると、最近の電気屋には、おもちゃコーナーがあったりする。そんでまあ、最近ハマっているカウルの棚を物色してみた。すると、結構な種類が売れ残っている。おお、ココはカウルの希少な生息地だったのか!ちなみに、尼タムにもカウルの物色に行ったけど、全然無かった。あそこは、もっと趣味性の高い商品が主流みたい。なんだか、ホビー商品と、トイ商品の微妙な境界線のようなモノを感じる。尼タムは、トイラジも扱っているとはいえ、やっぱりホビー系のお店なんだろうな。カウルは残念ながら、やっぱりトイ系の商品。そういえば、尼タムの1階にあるスーパーは面白い。阪急オアシスの片隅で、昭和の香りをたれ流している、あのスーパーだ。ちょっと変わった商品が置いてあったりする。しかも、激安。コレこそが尼崎価格と云うヤツなのだ。そこで、チチヤスヨーグルトのペットボトルを発見した。これは、おっさんの近所では目撃した事が無い。さすが、デイープ関西、デイープ尼崎。チチヤスヨーグルトは知っていたけど、こんなドリンクまで作っていたのね。味は、普通のヨーグルトドリンク。期待したようなエキセントリックな味では無かった。話のネタとしては、ちょっと弱い。阪神高速池田線を走ると、巨大なチチヤスヨーグルトが、屋上でグルグルと回っていた。アレは、今でも元気にグルグル回っているんだろうか?まあ、そんなチチヤスネタは、どうでも良い。んで、トイ専門のミドリ電気で、カウルのハイエースを発見した。うん、これは欲しい。と云う訳で、即確保。自宅に帰って、カウル専門メカニックの長男の手に委ねる。うちのメカニックも、だんだん慣れてきたみたいで、作業が早い。途中で、泣きわめいたりせずに、サクサクと完成させていく。組み終わったハイエースを眺めてみると、コレがなかなか良いデキ。ハイエースと云う車は、実は造型が難しい。各部が微妙な曲線で構成されているのだ。コレは、自分で絵に書いてみると良く分かる。真っ直ぐなボディラインを書いていると、全然、別の車になってしまう。もっとも、最近の車は、みんなそんな感じ。三次元CADやNCが、製作現場に普及したせいかなあ。しかし、ハイエースはカッコ良い。んが、走破力は極めて低い。最強コペンには、到底かなわない。しかも、ステアリングをフルに切った状態で、タイヤとボディが接触してしまう。これは、根本的な設計ミスだ。その分、造型が良いから許すけど。走らせて遊ぶ分には問題があるので、ロボットの胴体にしてみた。まあ、ワンボックスと云うのは、特撮編隊モノでは、常にこんなポジションなのだ。それから、ミドリ電気ではスカイラインとデリカも買った。スカイラインは、サメ顔のR32GTR。R33GTRもあったけど、R32以降のスカイラインは、あまり好きじゃない。R32は、スパルタンな雰囲気が良く再現されていて、カッコ良い。不思議な事に、このR32のシャーシが、良く走るうえに、良く曲がる。座布団クローリングの性能も、かなり高い。コイツはコペンを超えるかもしれない。デリカの方は、発売時期が違うのか、パッケージのデザインが違っている。んが、中身は一緒。造型は良くない、イマイチ。ハイエースと同じメーカー、同じ部署が作ったとは思えない。フロント部分が、のっぺりしている。もっとも、デリカはフロントガラスを中心に、装甲車のごとくカクカクしているのが特徴。しかし、ちょっとデフォルメし過ぎた感がある。でも、この手の車は、積極的にデフォルメしないと、みんな一緒になってしまう。「みんな」とは、デリカ、ステップワゴン、ボクシーあたりの車。まあ、こんな調子で、カウル収集は、当分、続きそう。う~ん、おっさんにはコレクション癖は、全然無いんだけどなあ。これも、中年化が進行した影響かな?
2008年12月19日
カウルが面白い。ちょっとしたマイブームで、ついつい買ってしまう。500円ちょっと云う値段が肝かもしれない。自宅に帰って、晩酌のついでに、チョコチョコと組み立てるのが楽しい。なんと言うか、ほどほどの作業量で、ちょっとした達成感が味わえる。その後、座布団の丘を登らせて、クロカンごっこをやっている。名付けて、座布団クローリング。シャーシは同じなのに、車種ごとに走破力が違うので不思議。現在のところ、コペンが最強となっている。そんで、最近はヤマダ電器とかのおもちゃコーナーを、ちょくちょくチェックしている。前回、訪れた時にはNSX-Rがあった。んが、今回は無し。5個ほど、商品棚に並んでいたのに、今回は1個も無し。RX7FCも、前回はたくさんあったのに、今回は1個も無し。う~ん、密かにカウルコレクターが徘徊しているようだ。現行車種のデミオやフィットなんかは、たくさん売れ残っている。しかし、そのあたりの車種には、全く興味が湧かない。仕方が無いので、1個だけ残っていたスープラを買った。自宅に帰って、ゴソゴソと箱から出していると、長男が血相を変えて飛んできた。どうしても、自分で作りたい、と激しく駄々をこねる。仕方が無いので、コイツに組立を委ねた。しかしまあ、しょせん4歳児なので、ムチャクチャ。一人前に、組立図を見ているフリをしているけど、そもそも字が読めない。もっぱら、野性のカンでやっている様子。それでも、どうにかこうにか完成。さっそく、座布団クローリング開始!んが、スープラの走破力は低かった。ダメだ、こりゃ。気分転換のため、コペンでレッツクローリング!ああ、やっぱりコペンが最強なのだ。まあ、そんな感じで、このカウルのマイブームは、まだまだ続きそう。それから、ラジコン運搬用のカバンを買った。値段は1000円。近所の本屋の店頭で、ワゴンセールで売られていた。もちろん、ノーブランドの全く知らないメーカー製。これまでは、スポーツバッグを使っていたが、アレはラジコン運搬に向かない。こいつは、カバンの形が四角形なので、工具箱やシャーシが、キッチリと入る。サイドポケットやフロントポケットも、ちゃんと付いているので便利。スポーツバッグには、この手のポケット類が一切無かった。そんでまあ、ラジコン道具一式を、適当に詰め込んでみた。う~ん、こりゃイイ。そんな訳で、自宅で重たいカバンを持って、一人ニマニマしているおっさんなのであった。<お知らせ>日曜日の早朝に、Mチキやります。場所は西宮で、AM7:30ごろから、ぼちぼちと。ご近所の皆さん、どうですか?
2008年12月18日
日曜日は、昼まで寝ていた。QステアGPを開催した土曜日は、結局、終電まで遊んでいた。う~ん、こんな事は、実に久しぶり。たまには、ハメを外して遊ばないとイカンね。しかし、一休さんのオープニングソングを、男女の振り付けで踊るとピッタリ、と云うのは新たな発見だった。今年の忘年会のお座敷芸として、ぜひ皆さんも演って頂きたい。そんでまあ、土曜日が、そんな状態だったため、日曜日はヘロヘロ。こんな時は、胃腸にやさしいモノが食べたい。そこで、近所のうどん屋さんへ行った。名前は「千船屋」。http://r.tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28005510/以前にも、ちょろっと紹介したお店。ここのうどんは、香川県綾歌町なみにおいしい。口コミで、どんどん評判が広がっているようで、最近では、かなり混雑するようになった。土日だと、ちょっと早めに行かないと、10人以上の行列が出来ていたりする。まさに、住宅街の中の「小さな観光地」と化している。この日も、小さな店内は満席。注文した品々が出てくるまで、ちょっと時間が掛かる様子。なので、レジ脇に置いてある「おでん」をつまむ事にした。んが、これがまたおいしい。おでんを食べながら、昼間から瓶ビールを飲んでいると、妙な幸せに包まれる。ガキ共も、ガツガツと食べている。ここは、うどんもそうだけど、とにかくダシがおいしい。温うどんの汁だけ飲んでみると、とても上品なカツオ節の香りがする。まるで、高級料亭の「お吸い物」のような味わいなのだ。しばらく待っていると、注文していた「釜揚げ」が出て来た。ここのうどんは、ストロング系強腰うどんじゃなくて、柔らか系のやさしいうどん。これを、暖かいダシに付けて食べる。ダシに飽きたら、醤油をたらして食べてもおいしい。醤油だと、うどんの素朴な甘味のようなモノが感じられる。これは、冷凍うどんや、乾麺のうどんでは、絶対に味わえない。各テーブルには、天カスが置いてあるので、好みに応じて投入する。おっさんのオススメは、さくらエビの天カス。これは、各テーブルじゃなくて、おでん鍋のトコロに置いてある。これを、サラサラとのせると抜群に美味しい。トッピングも沢山あるけど、かしわ天がオススメ。うどん汁の中に、バチャバチャと漬けないで、ちゃんと別皿で出てくる。なので、トッピングと言うよりも、一品料理に近い。揚げたての鶏肉がホコホコして、とてもおいしい。そんな訳で、休日は近所のうどん屋で、昼間からビールを飲むのがイイ。昼真っから、酔っ払っていると、ちょっとドロップアウトしたような感じがする。「今日は、何もしないぞ!」と、高らかに宣言したようで、気分が良い。まあ実際は、この後も赤い顔をしながら、ゴソゴソと作業をしてるんだけどね。
2008年12月17日
さて、QステアGPである。場所は、泉の広場を上がったトコロにある個室居酒屋「真ごころ」。http://r.gnavi.co.jp/k682803/ココのウリは、席が全て個室になっている、と云う事らしい。グルナビで検索したので、詳しい事は行ってみないと分からない。もちろん、おっさんも初めてのお店。場所が、「泉の広場」を上がってすぐ、と云う事なので、非常にあやしい雰囲気がある。しかも、個室居酒屋ときたもんだ。アホな妄想が、無限大に広がるってモンですね。おっさんは、これの前に、仕事関係の忘年会に出席している。なので、これにて本日2本目の飲み会。すでに、ビール2本ほど飲んでおり、イイ気分。中締めまで付き合っていたので、少々、遅刻気味に到着。幹事が遅刻してすみません。案内された個室では、たいちょうさん、もらさんが、まったりとお話し中。んで、個室居酒屋の個室だが、普通の居酒屋の座敷と、たいして変わらない。臨席との間仕切りが、ちょっと高い程度。板切れ一枚で仕切られているので、臨席の声なんかは、ガンガン聞こえる。総じて、密室感はソコソコ。ちょっと、Hなロケーションを想像していたので、少々ガッカリ。個室居酒屋は、思いのほか健全だった。んで、掘りごたつの席に着くと、目の前に下駄箱がドーンとある。これは、ちょっと興醒め。靴箱は、部屋の外にあった方が良い。神経質な人は、かなり抵抗があると思う。そんでまあ、忘年会シーズンなので、メニューの方はコースのみとなっている。一人4000円のコースなので、どんどん料理が出てくる。飲み物も、コース料金に含まれているので、好きなお酒をどんどん注文する。このような環境であってこそ、ラジコンに専念できるってモンなのだ。そんでまあ、客観的に見れば、疲れたサラリーマンのささやかな忘年会にしか見えない。しかし、1点だけが違う。それは、料理の皿に混じって、何やらカラフルな物体が並んでいる事だ。そう、Qステアである。ズラっと並べてみると、総勢6台。Tカーも含めると、8台はあったんじゃないかな。んで、おもむろにレースを開始する。しかも、カツカツの殺伐レースなのだ。もちろん、無駄な会話なんぞ、一切無い。ビールを飲む。刺身を食べる。ストレートを疾走する。ビールを飲む。カルパッチョを食べる。コーナーを曲がる。ビールを飲む。もう、一口飲む。チーズの揚げ物を食べる。ジャンプを飛ぶ。ゲップする。といった具合なのだ。まさに、ラジコンと居酒屋の夢のコラボレーションである。脳内小学生な大人には、たまらない世界だぜ!んで、肝心のバトルであるが、やはり第1コーナーでクラッシュが多発する。その後、ジャンプ台を飛んで、刺身醤油の上を通過する。トシさんの操る緑フロッグが、大ジャンプをキレイに決めていた。その先で、普通のジャンプを飛んだら、オシボリで作った特製ウオッシュボードが待ち受けている。くう!まったくバトルが熱いぜ!しばらく、カツカツバトルをやっていると、お酒が入っている関係上、非常にエキサイトしてくる。普段、冷静なトシさんも、目が据わっている。実は、トシさんが怒っている原因は、他にもある。それは、タミグラで「ラジコン戦隊 広坂正美」と云うチーム名は、はたして可能なのか?と云う事で、慎重に討議を重ねていた。その中で、ラジコン戦隊の色分担について、協議された。ちゅどーん!(効果音)ラジコン戦隊、広坂正美、ただいま参上!まいきんまん、「正美レッド!」(決めポーズ)もらんぼんさん、「正美グリーン!」(決めポーズ)タケさん、「正美ブルー!」(決めポーズ)たいちょうさん、「正美イエロー!」(決めポース)と云う具合に、居酒屋の席順に従ってポーズを決めていく。すると、どうしてもトシさんが「正美ピンク」になってしまうのだ。これが、どうも気に入らなかったようだ。しかし、そこはさすがに大人の対応で、トシさんも「正美ピンク!」とやってくれる。んが、だんだん酔いが回るにつれて、目が据わってきた。いかん、このままでは危険だ!殴り合いに発展すると困るので、主催者の判断で、急遽、バトルは中止。殺伐とした心を鎮めるために、Qステア運動会に趣旨変更する。その後は、心を一つにして、組体操をやった。最後は、当然ファークダンスなのだ。その模様については、もらさんのブログを参照。http://rc-lunchbox.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-a9b9.htmlちなみに、ココに「運動会の思い出」、と云う文集がある。その中の854ページ。もらんぼん君の感想を、ちょっとばかり紹介しよう。運動会の思い出2年1組 もらんぼんきょうわ、うんどうかいだったみんなで、ちからをあわせたピラミッドぼくは、いちばん下だったけど、がんばったよフォークダンスでは、ぼくは女子をやらされましたみんな、女子とおどって、とてもたのしそうでしたぼくは、ずっと男子とおどっていましたでも、ちょっとドキドキしましたこんなきもちは、はじめてでした先生、ぼくはいったい、どうなってしまったんでしょう?今日のホームルームは、このもらんぼん君の作文について、話し合いを行います。意見のある人は、以下のコメント欄に記入しなさい。
2008年12月16日
先週末にQステアGPを開催した。トイラジだからといって、容赦は無い。もちろん、阿鼻叫喚の殺伐カツカツバトルである。レースたるもの、仲良しクラブでは面白くない。我々は、Qステアで世界を制するのだ。その為の、プレ開催でもある。とまあ、目標を遠大に掲げたトコロで、Qステアの解説をしよう!戦闘モードに入る前に、マシンや装備の解説モードに入るのだ。これは、戦隊モノの定番の展開なので、我慢して聞いて欲しい。この解説が入る事によって、「うおお!ハイウエイバスターすげええ!!」などと全国の幼児達が狂喜して、お年玉を握りしめてオモチャ屋に殺到すると云う仕組みなのだ。スポンサー様への露骨なコビなどと、とってはイケナイ。ここは素直に、「うおお!Qステアすげええ!!」と狂喜して、ボーナスを握りしめてオモチャ屋に走って欲しい。それが、正しい脳内小学生な大人ってモンなのだ。んで、解説しよう!Qステアとは、タカラトミーのトイラジである。最近、このシリーズに「タミヤバギー」シリーズなるものが、新たに加わった。その車種選択が、やたらと渋い!完全に大人向けの商品構成なのだ。グラスホッパー、ホーネットあたりは、ラジコンブームの主力商品だったから分かる。んが、バギーチャンプなんて、40才以上でプラモデルをやっていた人しか、知らないだろう。しかし、バギーチャンプが企画会議で通るんだったら、他のメーカー物も通るかもしれない。個人的には、京商とコラボしてもらって、スコーピオンとか出して欲しい。もっと大人路線で行くのなら、パイプボディのサーキット20、ランドジャンプとか、ピーナッツレーサーなんてのも渋いかもしれない。まあ、そんな訳で、Qステアシリーズには目が離せない。商品パッケージも凝っている。裏側の箱絵は、当時のタミヤラジコンのパッケージのまんま。っくう~、イイねえ!ものすごくツボを突いている。ミニタリーミニチュアシリーズなんかと一緒の、リアルな絵がカッコ良過ぎます。やっぱり、あの手書きのリアルな絵がないとね。最近発売されたライジングファイターなんかは、妙にパッケージが安っぽい。もちろん、手書きの箱絵じゃなくて、写真画像が使ってある。写真画像を絵にするだけで、ずいぶん安っぽい雰囲気が解消されると思うけどなあ。アレでは、購買意欲がそそられないどころか、レジを通過する事さえ恥ずかしい。そんで、中身を取り出すと、トイラジで主流の赤外線コントローラーと、本体マシンが梱包されている。電池は、単四電池を、コントローラー側に3本セットする。マシン側の電池は無し。コントローラーの充電端子に、マシンを接触させて内蔵バッテリーに充電する。充電が完了すると、コントローラーの充電ランプが消える。充電時間は、1分間ほど。コレが結構マチマチで、10秒ほどで終わる時もある。早く充電が終わった時には、当然、走行時間も短い。まあ、簡易充電なので仕方が無い。特に問題は無いけど、充電時間はちゃんと計った方が、イイかもしれない。バンドはA、B、C,Dの4種類が存在する。なので、同時走行は4台まで可能。マシンを裏返すと、あらかじめ設定されたバンドが大きくプリントされている。コントローラー側は、バンドの切り替えスイッチがあるので、変更は簡単。んが、マシン側が固定バンドなので、実際の変更はムリ。マシンのリヤには、リジットながらも一応サスペンション機構が付いている。ストロークは3ミリほどで、上下方向のみ動作する。フロントは、左右独立懸架となっており、ストロークは2ミリほど。このサイズで、サス機能を持たせてあるのは立派。これで、3連ジャンプを飛んでも大丈夫、かなあ?実際にテーブルの上で走らせてみると、なかなかコントロールが難しい。カウルもそうだったけど、小回りが効かないのだ。デフギヤが無いのが原因かな?その分、片輪が接地していれば進むので、走破力はけっこうある。何度も切り返して、障害物を乗り越えていく姿は、バギーと云うよりもクローラー。いや、むしろ昆虫に近いかな?まあ、そんな感じで進んで行く。果たして、こんな小さなバギーで、レースが出来るのか?テーブル上のコースを、ちゃんと周回出来るのか?不安は尽きないけど、とりあえずQステアGPの会場へ向うのであった。(つづく)
2008年12月15日
飛ばす前には充電をしないとイケナイ。機体内部のバッテリーは、付属のコードを使って充電する。このコードを、プロポ本体から伸ばして、機体下部の端子に差し込めば、自動的に充電が始まる、と云う仕組み。とはいっても、おそらくプロポ側から取り出した12V電源を、ダイオードを挟んでバッテリーに直結しているだけだと思う。説明書を読むと、内臓バッテリーは「ニッケル水素」とだけ記載があって、セル数や容量は分からない。せっかくラジコン専用の充電器があるのだから、今回はエキパを使って充電する。電流値を1Aに設定して充電してみると、エキパの方で4セルとして認識している。充電容量は、150mAhあたりで飽和した。そんな訳で、ニッスイ4セル、4.8V、150mAhと推定。んで、まだ薄暗い朝もやのなか、近所の広場に行ってみた。さすがに、誰も居ない。さっそく、動作確認。スカイホーク2は、エレベーター、エルロンは無くて、スロットル、ラダーの2chのみ。スロットルを全開にすると、けっこうな推力で機体が引っ張られる。ああ、こりゃ飛ぶなあ。んで、軽く手投げで発進。スロットル全開だと、ぐんぐん上昇する。おお、お前はブルーインパルスのデモンストレーションか!っていうくらい上昇する。失速すると思ったので、慌ててアクセルオフにすると、今度はけっこうな滑空速度で降りてくる。パッコン、パッコンと左にラダーを当てて旋回させながら、広場の中央に着地、と云うか墜落。う~ん、難しい。機体を回収すると、幸い故障箇所は無し。さすが、最近の発砲ボディは丈夫。バルサボディだったら、バラバラになっていたハズ。とりあえず、急上昇を抑えるべく、エレベーターの端部を0.5ミリほど下げた。再度、手投げで発進!今度は、ゆるやかに上昇していく。おお、いい感じ。とても、トイラジとは思えない飛びっぷり。う~ん、楽しい!んが、けっこうな速度で飛ぶので、あっと云う間に広場の先に行ってしまう。慌てて、パッコン、パッコンとラダーを当てて旋回する。ゆっくり、ゆっくりと回って、機首がこっちに向いたところで、ちょうど朝日が出て来た。しかも、具合の悪い事に、朝日をバックにして飛ぶ形になったので、一瞬、機体を見失った。コリャまずい、と思ったので、そのまま滑空させて、ムリヤリ着陸、というか墜落。う~ん、着陸が難しい。必ず、バチャンといった衝撃音を発して墜落する。慌てて回収してみると、幸い故障箇所は無し。おお、すばらしい。コイツは、こういう着陸をさせるモノなんだろう。うん、うん、そうに違いない。しかし、フライトエリアが狭い。おっさんが飛ばしている場所は、100メートル四方はある。昔、グライダーを飛ばしていた頃は、もっともっと広かったけど、さすがに最近では狭くなってきた。それでも、こんな小さなトイラジだったら十分だろう、と思っていたけど甘かった。朝日が出たので、もう帰ろうかな、と思ったけど、バッテリーが元気なので、最後のフライトをさせてみた。しかし、コレが悪かった。さっきと違って、なかなか上昇しない。バッテリーがパワーダウンしている様子。高度が稼げないまま、旋回に移ったけど、そのままだと民家の方に行きそうなので、慌ててスロットルオフ。すると旋回姿勢のままで、ガッシャンコと墜落。衝撃音も、78dbくらい発した。んっがああ、と慌てて回収してみると、機体後部がポッキリと折れている。あ~あ、コレにて本日終了。スカイホーク2は、公園用のトイラジだと思っていたけど、決してそんな事は無かった。かなり、しっかりした飛びっぷりでビックリ。マニアな人々だったら、きっと3ch化とか、やりたくなるに違いない。そのかわり、ちゃんとしたフライトエリアで飛ばさないと危ない。おっさんの近所だと、安全なエリアって、まず無さそう。そういう点では、岡山県に島流しにされた番頭さんがうらやましい。そんな訳で、トイラジ飛行機だからといって、ナメてかかってはイケナイ、と云う事を実感した。ちゃんと修理したら、今度はシーズンオフのスキー場とかで、思いっきり飛ばしてやりたいなあ。
2008年12月12日
飛行機を買った。もちろん、横山やすし師匠ではないので、実機ではない。タイヨー工業のトイラジ。スカイホーク2と云う名前。「2」と云う事は、その前に初代があったんだろうな。値段は、なんと2980円。とてもラジコン飛行機のフルセットとは思えない価格。近所のジョーシンで、売れ残りの空物が、叩き売りされているのを買った。これは、岡山県に島流しにされた番頭さんの影響もある。この人は、岡山県の僻地で、一人寂しく余生を送っているのかと思いきや、新たにRC飛行機を始めて嬉々としている。その様子が、実に楽しそう。ちなみにおっさんも、高校生の頃に、RCグライダーを作っていた。そんなブームがあった訳ではなくて、ごくごく個人的な趣味で作っていた。もちろん、同好の友人なんて無くて、一人でコツコツとやっていた。資料といえば、数冊のラジコン技術のみ。その付録図面を見ながら、バルサ材を削っていた。なんで、グライダーなのかと云うと、4チャンネルプロポや模型用エンジンが高価で買えなかったからだ。「作る、飛ばす、壊す」の無限地獄を4~5回ほど繰り返して、穏やかな日々は終わった。その高嶺の花のRC飛行機が、なんと、なんと2980円!もう、理性や自制心が飛んでしまうのもムリは無い。んで、衝動的に購入。わくわくしながら箱を開けると、半完成済みの機体が現れる。発泡スチロールの緩衝材に挟まるようにして、ボディと主翼が入っている。プロポは、トイラジとは思えないほど立派な物が付いている。前面には、クリスタルホルダーまで付いている。ひょっとして、バンドが変えられるの?って思って、引っこ抜いてみると、肝心のクリスタルが付いていない。なんだ、ダミーか。スカイホーク2は複葉機なので、上下翼の支柱を先に取り付ける。ボタンのようなプラ部品で、支柱を固定するのだけど、なんだかカッチリ止まらない。とりあえずセロテープで補強しておく。上下翼の固定は、両面テープ。事前に翼のセンター位置を探っておいてから、慎重に固定する。メカ類は、あらかじめ機体内部に搭載されているので、まったく触れない。触ろうと思うと、機体を切断する必要がある。そのうち墜落の衝撃で、早晩にボロボロになるだろうから、慌てて分解するつもりは無い。モーターも機体先端に、がっちりと固定されている。プロペラの反動トルクが大きいせいか、右方向へ大きくオフセットされている。なかなかハイパワーなモーターみたい。そんでまあ、20分ほどで完成。完成した機体を眺めていると、トイラジとは思えないほど立派。複葉機っていうのがイイ。さあ、明日は早起きして飛ばすぞ!
2008年12月11日
当日は、記念撮影をします。んが、マシンと参加者の両方を撮影する事が困難な為、各自、身代わりフィギアを用意して下さい。「自分は、赤い彗星だ!」と、信じてやまない人は、赤いザクでも持ってきて下さい。Qステアの後ろに並べて撮影します。小さな人形だったら何でもOKですよ。ただし、自分を体現していると思われる人形を持参して下さい。「ああ、なるほどね、確かに似てるわ。」って云うのがポイントが高いです。
2008年12月10日
最近、当ブログの風紀が乱れている。コレはイカン。そんな訳で、反省会をします。日ごろ、このブログでNGワードを連発している諸君は、必ず出頭しなさい!日 時 12月13日(土)午後7時から場 所 http://r.gnavi.co.jp/k682803/持ち物 タカラトミーQステア費 用 @4000円/人規 定 個室居酒屋で飲み放題の宴会コースです。 ただし、普通の忘年会ではありません。 Qステアでカツカツのレースをします。 モーター、バッテリーの制限はありません。 当然、バラセルOK。ブラシレス&リポOK。スケジュール 受付開始 午後7時~ 車検練習 午後8時~ 予選1回目 午後9時~ 予選2回目 午後10時~ 決勝レース 午後11時~ なお、閉店時間の都合により、決勝はAメインのみです。申し込み 12月11日までにコメント欄へ、参加可否を記入して下さい。 Qステアの参加車種、バンド?、パンツの色を記載して下さい。問い合せ 不明な点については、タカラトミーお客様相談室に電話しても無駄です。
2008年12月10日
今回、久しぶりにホーネットで遊んだ。ところが、ジャンク部屋から引っ張り出したホーネットはボロボロ。おかしいなあ~?そんな激しい事をやらせた記憶は無いけどなあ・・・ああ、あった、あった。去年の寒い時期に、番頭さんのTXTと、激しいバトルをやったんだ。その時に、TXTのデカタイヤで、散々に踏まれた。タケさんのホーネットも同じように踏まれたので、おそらくボロボロになっているに違いない。あれから、すでに1年が経過した。う~ん、月日の過ぎるのが早い。このブログも、「おっさんバギー」の看板を出してから、はや2年が経過した。なんというか、ホーネットを触っていると、いちいち感慨に耽ってしまう。そして、走行会の後、「ホーネットは引退させてやろう」と毎回思うのだ。それくらい各部はボロボロ。そのため、日曜日のバギチキに間に合わせるために、各部に手直しを加えた。まずはボディ。未塗装のポリカボディの買い置きがあったので、これを急遽仕上げた。カラーリングは、考えている余裕が無かったので、スイフトで使ったマイキンマンレーシングで塗る事にする。ステッカー類は、今回も裏貼り。裏貼りは、けっこう面倒だけど、仕上がりがキレイなので、我慢して貼り付ける。後は、白色をバアーと塗ったら完成。んが、土曜日は気温が低くて、発色が悪い。冬の屋外は、スプレー塗装には厳しい。おまけに、なかなか乾かない。やむをえず、空いたダンボール箱の中にボディを入れて、ドライヤーの口先を突っ込んで、応急の乾燥室とした。まあ、白色や黒色だと、適当に塗ってもごまかしが効くのでイイ。しかも、意外とカッコ良かったりする。カラーリングにこだわりの無い時は、白一色か、黒一色がオススメ。それから、ダンパー類のメンテをやった。まあ、フロントまわりは簡単。しかし、リヤはけっこうダメージが激しい。喜んで、ジャンプをバンバン飛んだ影響がモロに出ている。3ダンパー化のために取り付けている自作アルミステーが、ぽっきりと折れている。なので、コレも作り直し。今回は、アルミアングルとフロントのノーマルショック部品を使って、簡単に仕上げた。ココは、オイルダンパーじゃなくても、特に問題ない。キコキコ、ガンガンと切ったり貼ったりしたら完成。DF03用の太いリヤタイヤが、思いのほか似合っている。う~ん、やっぱりホーネットはカッコイイ。こりゃ、なかなか現役引退の日は遠いなあ。
2008年12月10日
ランチボは、水に浮くらしい。今回は、もらさんが体を張って、証明してくれた。まあ、今回は海水だったので、浮きやすいと云うのもあっただろう。カクテル風に云うと、「ソルティランチ」となる。必死で、ランチボを救出しているもらさんの姿を眺めつつ、「死海だったら、もっと浮くのだろうか?」と、実にノンキな質問を、たいちょうさんが投げ掛けていた。まあ、原理としてはその通りに違いない。その場合、ランチボのタイヤ付近まで、喫水線が下がると面白い。まるで、海上を走っているかのように見えるハズだ。そんな訳で、皆さんの学術的探究心を満たすべく、もらさんは死海まで行って下さい。あ、もちろん自費ですよ。さて、今回はランチボ3台集結した。ふごふご、ぶーぶーと走る姿は、なかなか愛嬌があって素敵だ。そうそう、「ぶーぶー」と言えば、たいちょうさんが地面に這いつくばって、「ブーブー!」とつぶやきながら、グラスホッパーを手で押して遊んでいたのには驚いた。その様子は、3~4才の幼児なのだ。すわっ!たいちょうさん、日頃のストレスで、幼児退行か!と、密かに思ったのは事実。その直後、お楽しみ真っ最中のたいちょうさんと目が合って、かな~りバツが悪かった。すみません、たいちょう。一人でお楽しみのトコロを覗いてしまって・・・幸い、幼児退行ではなくて、そういう性格らしい。良かった、良かった。そんな愛玩動物のようなランチボが、じゃれあうように走る姿は、見ていて癒される。んが、そんなランチボをジャンプ台でブッ飛ばしている男がいる。そう、ソルティランチ男、もらさんだ。この人は、「ああ、ランチは癒されるなあ~。」などと言いながら、豪快にランチボを空中高くに打ち上げている。可愛がっているのだか、虐待しているのだか、サッパリ分からない。普通は、このテの車でアクロバティックな事はしない。愛玩犬のように公園を散歩させながら、「まあ、かわいいワンちゃん!」「この子は僕ちゃん?それともお嬢ちゃん?」などと言った会話を愉しむのが、正しいブリーダーだ。そんなシーズーや、マルチーズで、警察犬訓練所のような事をするのだから、すさまじい。もらさんは、市井のブリーダーとは一線を画した、スパルタ訓練所の所長なのだ。オーナーに噛み付く、夜中に勝手に動く、トイレのしつけが出来ない等々の症状があるラジコンは、もらさんに預ける事をオススメする。そんな落ちこぼれのラジコン達が、1ヵ月もすると従順になって帰ってくる。または、原因不明の突然死が待っている。ココはまさに、ラジコン界の最終道場と言えるだろう。さて、そんなソルティランチ男に触発されて、皆さんもランチボでバンバン飛んでいる。失敗してコロコロと転がる姿もカワイイ。出来たてホヤホヤのISUZUさんランチも、これがショイクダウンなのに、すでにボロボロ。トシさん金ランチも、ボロボロ。そういえば、ランチボもホーネットも、同じギヤボックスを使っている。あのギヤボックスは、バギーとしては間違っているけど、独特の動きをする。全力疾走すると、簡単に破綻してヒョコヒョコした挙動が出る。おかげで直進するのが、とっても難しい。それがイイ、味がある、とも言えるので、一概に悪いとも言えない。おっさんも、悪口はいっぱい言っているが、実はあのリヤサスが好き。なので、4独化はしようとは思わない。それだったら、サンドバイパーの方が速くて壊れない。しかし、20年以上前の設計の車で、いつまでも遊んでいるなあと、我ながら感心する。時代は変わっても、皆さんの脳味噌の方は、昭和のまんまと云う事ですな。
2008年12月09日
日曜日にバギーで遊んだ。ここんところ、Mチキばっかりやっていたので、実に久しぶり。皆さんから、「おっさんバギー」ちゃうやん!と、ご指摘を受けていた。確かに、ごもっとも。そこで、原点回帰を図るべく、バギチキをやる事にした。おっさんの原点といえば、やっぱりホーネット。バギーに関しては、原稿用紙64枚ほどの思い入れがある。前回のMチキの後、たいちょうさんの持ち込んだグラスホッパーの走る姿を見た。いわずもがな、グラスホッパーとホーネットは兄弟車。もう、激しく心根が揺り動かされてしまった。やっぱり、バギーはイイ!そんな訳で、早朝の公園にて、バギーで遊ぶ事となった。公園バギーは、ラジコンの<基本その1>。当日は、朝の7時前に自宅を出たら、まだ辺りは薄暗い。車のフロントガラスを見ると、霜が降りて真っ白。運転席に座ると、前が全然見えない。ダメだ、こりゃ。この霜を取るため、少々の時間ロス。う~ん、朝ラジには厳しい季節ですなあ。現地に到着すると、トシさん、たいちょうさんが、すでに到着されていた。そんでまあ、車を駐車場に移動したり、荷物を運んだりしていると、結構な時間が掛かった。今回は、初めての場所で、初めてのバギチキ。さすがに、いつものMチキのようにスムーズに事が運ばない。コース設営も、立体的な地形を前にして、悩む事しきり。試行錯誤のすえ、三次元的なコースが完成した。う~ん、面白そうだけど、オールドバギーには厳しそうなコース。んで、もらさん、ISUZUさんにも来て頂いたところで、全員で記念撮影。普通に撮っても面白くないので、「広坂正美道場」っぽくポージングしてみた。皆さん、急な呼び掛けにも関わらず、ありがとうございます。そんで、皆さんの地べたピットを偵察してみると、イロイロ持ってますねえ~。この、親不孝者。1人につき2台以上が普通。参加人数のわりに、車が多い。まあ、バギーはムチャして壊すのが普通。なので、セカンドカーを準備するのが、公園バギーの<基本その2>おっさんも、サンドバイパーとホーネットを持ち込んだ。そんでサンドバイパーで、特設3Dコースを走ってみると、コレが妙に安定している。こんなアクロバティックなコースでも、最近の2WDは普通に走ってしまう。もらさんの、デザゲとのバトルが楽しい。DT02って、タミグラではレースが無いけど、このクラスはもっと盛んになっても良いはず。シャーシも安いし、走らせる場所も選ばないし、ジャンプを飛んでも壊れない。バッテリーを1600SPに限定して、初心者向けにやってくれないかなあ。ラジコンの入口は、やっぱり公園バギーだと思うので、そんな人達が気軽に出場できるクラスが欲しい。かたや、オールドバギーは苦しそう。周回するのがやっと、といった感じ。老兵には、フラットダートじゃないと苦しいなあ。そうこうしていると、もらさんのブラットと、おっさんのホーネットが激しくクラッシュ。実車だったら、完全に全損廃車。もっとも、タミヤバギーなので、まったく平気。2台を引き剥がしたら、普通に走ってしまうあたりは、さすが。そんでまあ、バラバラの車種で、適当にバアーと走る。天候の方も、太陽が出てくるとポカポカして気持ち良い。少し離れたトコロでは、ランチボックスがふごふごと走っている。おっさんも、久しぶりのホーネットが、なんだかやたらと面白い。果敢に特設3Dコースを攻めていると、だんだん上手く走れるようになってきた。しかも、けっこうなペースで走れる。暴れる車体を、なんとか抑え込みながら周回を重ねていると、奇妙なヨロコビが湧いてくる。ホーネットは、コントロールの難しさと、走破性能のバランスが、実に絶妙。なので、決して速く無いけど、操縦しているだけで面白い。コイツは、本当に不思議な魅力を持った車だ。不思議な魅力と云えば、ランチボックスも妙に惹かれる車。もらさんは、水際でニヤニヤしながら、ランチボックスで遊んでいる。その風景を眺めていると、「うふふふ、捕まえてごらん!」「やったなコイツ!、待て待て~!」「うふふふふ!」「あははははは!」といった感じ。んが、フトした弾みで、ランチが水中へ。あわや、水没か!!!と思って、固唾を呑んで見つめていると、なんとランチボックスはプカプカと浮いている。それを、もらさんがゆっくりと回収し、そのまま続けて走らせている。後で、もらさんに話を聞くと、「それも、ランチの魅力さ、うふふふ(はあと」と言って、穏やかに笑っていた。まったく、恋は盲目だなあ。そんな感じで、終始、なごやかな雰囲気の中、お昼前に撤収開始。すると、たいちょうさんが、何やらゴソゴソとやっている。話を伺うと、ラジコンの進化の系譜を、学術的に表現しているらしい。おお、なんと云うアカデミックな試み。その発想が素晴らしい!午後からは、近所の公民館へ、家族サービスを兼ねてクリスマスコンサートを観に行った。神戸から北摂にかけての一帯には、不思議とジャズの地盤がある。なので、公民館の無料コンサートも、やっぱりジャズ。しかも、かなり本格的なスタンダードジャズだったりする。会場内は子供が多くて、とてもそんな「どジャズ」が通じるとは思えない。しかし、そこであえて子供に迎合して、トトロやゴウオンジャーを演ったりしないのがイイ。そんで、ぬくぬくとした会場で、ジャズのスタンダードを聞いていると、とても気持ちいい。午前中の寒々とした環境とは、雲泥の差。あんまり気持ち良いので、途中で寝てしまった。終わって、隣の席を見ると、ガキ共が居ない。嫁さんに、ガキ共の行き先を聞いたら、「ジャズが面白くないので、外に遊びに行った。」との事。確かに、ヤツらには面白くないだろう。寝ていたのは自分だけなのかと思って、嫁さんに尋ねてみると、最前列の紳士も爆睡していたらしい。まあ、それほど心地良い演奏だった、と云う事ですな。それと、今回は写真が一杯あるので、逐次整理してからアップします。いつもの殺伐Mチキとは違った様子で、これもバギーの魅力かな?(つづく)
2008年12月08日
先日の飲み会で、デジカメを無くした。キャノンのIXY910ISと云う最新のデジカメだった。んが、コイツは弱かった。もともと仕事用として買ったので、常に作業服のポケットに入れて持ち歩いていた。そんで、ホコリ、砂、水といった、カメラにとって最悪の環境で使っていた。撮っている写真も、壊れた便所、ポンプ、車両、あふれた汚泥、汚物、汚水といったモノばかり。おおよそ、画像として残したくない物ばっかり撮っていた。まあ、工事カメラの宿命。そのせいか、半年も使っていると、もうボロボロ。裏面の液晶も、ドット欠けなんてカワイイもんじゃなくて、中央に激しい亀裂が走っていた。「そんな用途に使う方が悪い。」と言われれば、まったくその通り。そもそも、なんでオシャレな小型カメラなんぞを買ったのかと云うと、理由は簡単。安くて小さな工事用デジタルカメラが無いのだ。一応、フジとリコーから発売されているけど、どっちもデカイ。しかも、10万円近くする。さすがに、そんな高価な物は買えない。やむなく出入りの業者に相談したところ、たまたまそこがキャノン代理店だった。その際に、一応、他メーカーのカタログと見積りも取った。すると、キャノンのカタログのモデルさんが、群を抜いてキレイだった。コレはポイントが高い。それも、キレイなのは当然なのだが、妙に色っぽいのだ。ナンと云うか、「スッポン」、「仁王」、「マカ」とか、そんなキーワードが似合いそうな感じ。あれは、一見の価値がある。http://cweb.canon.jp/camera/dcam/beauty/index.htmlキャノンは、なんであんな色っぽいモデルさんを使うのだろう?きっと、広告代理店のディレクターの趣味だな、きっと。そんでまあ、IXYを使い倒していたのだけど、コイツはけっこう使い難かった。もっとも、カメラまかせのフルオートで撮る場合には、なんら問題が無い。最新のデジカメらしい、クッキリハッキリの写真が勝手に撮れる。しかし、ちょっと調整しようと思うと、コレがなかなか大変。インターフェイスが、とても凝った作りになっているのだけど、懲りすぎていてイライラする。あと、地軸センサーが付いていて、プレビュー画面の縦横を自動で認識して表示してくれる。しかし、コレが見事に誤認してイライラする。ちょうど、ネット検索していて、なかなか目的ページに辿り着かないようなイライラ感。オートだけで撮る人には良いけど、積極的にマニュアル補正する人には、まったく向かない。それに、ポケットに入れて持ち歩いていると、ボディの塗装がハゲて、とても貧相な外観になる。あと、裏面の液晶が、妙に弱い。しかし、シーラカンスのようなFM2で簡単に出来る事が、なんで最新のハイテクカメラで出来ないんだろう?そんな、無茶苦茶マニアックな事を望んでいる訳ではない。ただ、露出とシャッター速度だけ、ダイヤル調整できたら良い。それに、明るい単焦点レンズが付いていれば、それで十分。とまあ、カメラに関しては、ほんと欲しい機種が無い。しかし、無いとやっぱり不便なので、やむなく中古で安いデジカメを買った。カシオのEXILIM EX-Z40。400万画素のデジカメで、今から2~3年前のモデルかな?中古価格は、なんと5200円。もちろん、付属品の欠品とかは無くて、普通の安いSDカードが使える。別冊グラスホッパーの写真とかは、コレで撮っている。特に、不満は無い。不満が無いどころか、マニュアル補正なんかはIXYよりも使い勝手がイイ。それと、マクロ撮影が良い感じ。レンズには、SMCペンタックスが付いている。ノウハウの必要なレンズを、ペンタックスに外注しているあたりに、カシオの良心を感じる。SONYが、カールツアイスのレンズを使っているのとは、ちょっと違う。アレは、単にブランド名が欲しいだけのように感じる。IXYは、ハイテクを一杯盛り込んで、得体の知れない機械になってしまった感がある。極端な言い方をすれば、ハイテクがユーザーを超えて暴走している。それに比べると、中古のEXILIMには、まだまだ人間臭さが残っている。その分、インターフェースなんかは、ダサダサでまるっきり洗練されていない。だけど、それがかえって操作しやすい。カメラの事を良く分かった、脂ぎったおっさん連中が、一生懸命に作ったような感じがする。欠点はあるのだけど、最新IXYのようなサイボーグっぽい取っ付きにくさが無い。まあ、サイボーグのような体のえびちゃんを見ても、発情しないのと一緒。そんな訳で、ちょっと古いデジカメでも、十分に使える事が分かった。使えるどころか、優れている部分がいっぱい有って驚いた。中古相場も激安なので、オススメ。あ、それからカウルのコペンを発見したので買った。ヤマダ電機で540円だったのが、ジョーシンでは535円!さすが、唯一の関西資本。全国展開のヤマダよりも安い。そんで、対象年齢8才以上となっているので、うちの小2の長女に作らせてみた。コイツは、けっこう手先が器用なので、子供雑誌の付録なんかを、好んで組み立てている。んが、カウルは想像以上に手強かった。「こんなの絶対に8才用じゃない!キー!!」と言って、激怒している。そのうち、感情が高揚してきたのか、ボロボロと泣き始めた。かんしゃくを起こして壊されたらイヤなので、取り上げようとしたら、激しく拒否する。結局、そのままボロボロと泣きながら完成させた。我が子ながら、コヤツ、なかなかやる。完成したところで、RX7と一緒に記念撮影。写真だと伝わらないけど、このコペンの質感が、またイイ。なんか、カウルシリーズをコレクションしてしまいそう。おかしいなあ、そんな趣味は無いんだけどなあ。
2008年12月05日
RX-7を買った。もちろん、実車じゃなくてラジコン。CAUL(カウル)と云う名前で、タカラトミーが発売しているトイラジ。んが、このラジコンは凄い。なんと、なんと、ヤマダ電機で540円!いくらトイラジとはいえ、これは安過ぎる。もちろん、前進専用とかの、なんちゃってラジコンでは無い。プロポで前進、後退、右折、左折が、ちゃんと出来る。小さなボディの中に、赤外線でコントロールする仕組みが、ちゃんとと内蔵されているのだ。一体、どうなっているんだろう?とまあ、そんな訳で、激しく興味が湧いたので、1台買ってみた。ちなみに店頭のラインナップは、かなり渋い。RX-7も、最近のFDじゃなくて、FCの方。昔のスープラなんかも並んでいる。これは完全に、大人向きの車種選択。そんで、箱から出してみたら、これが組立キットだった。接着剤でガチガチに固められた完成品だと思っていたので、ちょっと意外。小さな説明図が付いているので、それを見ながら組み立てる。とりあえず工具が無くても作る事は出来るけど、ニッパーやラジペンがあった方が便利。モーターや制御基板とかのメカ部は、すでに完成済みになっている。さすがに540円なので、軸受けとかはおもちゃと大差ない。フロント部分には、スタビライザー状のプラ部品が付いていて、これがサスペンションとして機能する。赤外線コントロールの受光部は、シャーシ中央にニョキと出ている。電池は、裏側から単四電池2本を入れる。ミニッツの要領で、ボディを被せたら完成。一応、小さなデカールセットも付いているので、ペタペタと貼り付けたら、けっこうリアルで良い感じ。作業時間は20分ほど。一応、対象年齢8才以上となっているが、こりゃやっぱり大人向き。小学2年生が、一人でやっても上手に出来ないと思う。早速、送信機に電池を入れて遊んでみた。んが、ステアリングの舵角が少ないので、テーブルの上でやっているとストレスが溜まる。キッチンのフローリングでも遊んでみたけど、やっぱり曲がらない。それと、車の窓の中に、赤外線の受光部があるので、上から見下ろすような格好で遊んでいると、必ずノーコンになる。ちゃんと、運転席のあたりに狙い定めてコントロールしないと、うまく走らない。とまあ、そんな調子で、15分ほどで飽きた。「ラジコン」と云う部分に関しては、まったく期待してはいけない。そのかわり、リアルなボディが付属している。一回り小さなミニッツ用ボディみたいで、良い感じ。これは、走らせて遊ぶよりも、コレクションして眺めた方が楽しいかもしれない。しかし、この値段で、この大きさで、ちゃんと赤外線の送受信と駆動制御をやっているのがスゴイ。コイツの赤外線送受信基板を流用して、何か出来ないだろうか?抵抗やICを、パーツ単位で買い揃えるよりも、絶対に安いハズ。さっそく分解して、中身を見たい衝動がフツフツと湧いてくる。んが、今日のところは、ここまで。せっかく作ったので、もうちょっと遊んでみよう。
2008年12月04日
今回のMチキでは、メカ類をごっそりと入れ替えた。これまでは、フタバ2PLの標準セットに、アンプはタミヤ302BKを使っていた。これで特に不満も無く、タミグラでも十分な性能だった。特に302BKは、タミグラ仕様の車で遊んでいる分には、十分なスペック。バックも付いていて、野ラジでも使い勝手が良かった。第一、値段が安い。それでいて、タミグラ本番でも、ハンデを感じる事は無かった。車検の際にも、暖かい目で見てくれる。おっさんのオススメのアンプなのだ。なので、今回も302BKを買うつもりで、スーラジに立ち寄った。すると、めちゃめちゃ安いプロポセットを発見した。それはKO製EX5の電動カーセット。小型受信機のKR202Aと、デジタルサーボのPDS763ICSが梱包されている。アンプは前進専用のVFS2が付いている。値段はなんと、12,500円。もともとアンプを買うつもりだったので、即座に確保した。VFS2には、25V2700μFの電解コンデンサと、ショットキーダイオードが付いている。電解コンデンサは、ELNA製のブランド品。中国製の良く分からないメーカーのコンデンサじゃないあたりに、KOの良心を感じる。そんで、おもむろにMコロを分解して、メカ類の乗せ替えを行う。M03Mから、M03へのコンバートなので、簡単に出来そう。などと、タカを括っていたら、おおいに甘かった。とりあえず、中央のジョイントパーツを外して、ショートホイールベースにする。んが、このジョイントパーツは、ギヤボックスを分解しないと、内側のネジが回せない構造。ぬおおお、なんとメンドクサイ!なんとかして、内側のネジを回すべく、無い知恵を絞る。ネジ山に鋭利な精密ドライバーをブスリと差し込んで、プライヤーでドライバーの柄をグリグリ回したら、なんとか外れた。精密ドライバーは、先端に「焼き」の入ったヤツが必要。百均の精密ドライバーだと、絶対にムリだと思う。かなりの力技なので、まったくオススメしない。次にアンプと受信機の搭載だけど、受信機は余裕でリヤフレーム内に入った。ところが、アンプの方が、なかなか格納できない。アンプに取り付けたコンデンサが、邪魔になっているのだ。四苦八苦した挙句、アンプを横向きにする事で、定位置に無事収まった。ちょっと熱的に心配だけど、まあライトチューンなので、大丈夫だろう。そんで、今春にインテックスで使ったミニクーパーボディを搭載したら完成。セッティングは、スイフトの時と一緒。ただ、50サイズの小径タイヤを使うので、ダンパースプリングのスペーサーを、2ミリから4ミリに増やして、車高を少し上げた。タイヤは、ミニクーパーでしか使い道の無い50スーパースリックが2セットある。インテックス前に、タイヤを色々と買い漁った際の遺品。なので、もっぱらコレを使った。んが、こいつが全然グリップしない。もともとグリップしない事は分かっていたが、ほんとウンコなのだ。これだったら、ノーマルスリックの方が楽しい。Mチキでは、このウンコタイヤでがんばっていたが、さすがに途中でイヤになって、Sグリップに交換した。すると、面白いようにクルクル回るし、スライドも自然なフィーリング。やっぱりSグリは、良いタイヤだ。野ラジで、一番適応路面が多いのは、Sグリじゃないかなあ。そんな唯一のSグリも、タイヤの端っこが切れて、内臓がチラチラと見えている。なので、タイヤをいたわりつつ、無理せず慎重に走っていた。そんな訳で、今回のMチキは、バッテリーのパンチは無いわ、タイヤはウンコだわで、走りに関してはストレスが溜まった。それでも、スイフトからミニクーパーへの変更が、そんなに違和感が無かったので、まあまあ良かった。上手な人のレポートなんかを見ていると、「あまりのフィーリングの違いに、非常に戸惑った。」な~んて記事が載ってたりするけど、おっさん程度のレベルであれば、そんな劇的な変化は感じなかった。まあ、良くも悪くも、凡人たる証拠ですな。
2008年12月03日
そういえば、またまたタケさんの強化サーボセイバーのアームが折れた。あの人は、タミグラ以降は全然走っていないので、続けざまに3本へし折った事になる。まさに、空手名人のバット折り状態なのだ。なんで、そんなに折れるのかは、まったく不明。なんだか、非常に気持ちが悪い。今回、また折れたと云う事は、前回のタミグラ決勝の際に、ポッキリ逝っても不思議では無かったのだ。そう考えると、タケさん的には、ラッキーだったのかもしれない。もちろん、他の皆さんもMシャーシ&強化サーボセイバーだけど、タケさんのようにボキボキとは折れない。タケさんのMコロに限って頻発している。皆さんのMコロと、タケさん号の違いと云うと、これがまったく無い。いや、一点だけあった。それは、KO製の高価なハイスピードサーボを搭載している事だ。このサーボは、金属ギヤを使っていて、とても堅牢な作りとなっている。おかげで、サーボセイバーのマウントパーツが、とっても装着しずらい。また、皆さんからの激しい嫉妬の対象ともなっており、「身分不相応なんだよ、ケッ!」とか、「あいつはノンケでも、金で買って犯っちまう漢だぜ。」とか、「ウホッ!イイサーボ!」とか、様々に言われている。なので、これはきっと嫉妬に狂った元愛人のた○ちょう氏が、いやがらせでやっているのではないか、と青森県警では見ている。とかく、人の世の嫉妬とは、いと恐ろしい。そんでまあ、前回のMチキが終了した後、元愛人のた○ちょう氏が持参したグラスホッパーを走らせてみた。すると、その佇まいが、実にイイ。その場に居合わせたおっさん3人が、下方向から眺めつつ、「カッチョエエ~!」と妙な奇声を上げていたのは、秘密なのだ。あんまりイイので、おっさん3人でグラスホッパーを囲んでバシャバシャと激写した。その風景たるや、秋葉原に集う、「よくわからないアイドル&ファンの集い」と、なんら変わらない。しかし、この80年代初頭~中期のラジコンバギー群のプロポーションたるや、まったくスキが無い。よくわからないアイドルのおっぱいや股間よりも、よほど素晴らしい。特に、一連のタミヤ製バギーは素晴らしい。どの角度から見ても、破綻したアングルが存在しない。ちなみに、有名なモデルさんでも、撮ってはイケナイ角度と云うのが存在するらしい。(byタケさん)そう云う意味においては、グラスホッパーは有名モデルよりも、はるかに美人なのだ。そんな訳で、オールドバギーの魅力を再確認したおっさん連中は、今度はバギーで対決する事を誓い合った。ザックリした概要としては、以下のとおり。<コンセプト>オールドバギーを持ち寄って、自然な地形で思う存分チキチキしよう!○ 車種 80年代EPバギー。GP不可。飛蝗、蜂、蛙、高温射撃あたりの「走らない、曲がらない、止まらない」が推奨。 ※激しくチキチキするので、高価なプレミアム車はダメよ~ん。○ 動力 ノーマル540&各社レーシングパック&ノーマルギヤ比。○ 下着 Tバック必項。ガーターベルト推奨。パンスト死刑。○ 車検 もらんぼん車検長の検査をパスすると、ボディ中央部に合格シールが貼られます。どんなに拒否しても、本人の意思とは関係無く、このシールは貼られます。接着には、もらさんの男汁が使われます。この接着剤の異臭が残る場合があります。接着剤がカピカピに乾燥したら、今度は絶対に剥がせません。○ 問合せ 不明な点についてはタミヤグランプリ係に問い合せても無駄です。
2008年12月02日
日曜日に、ちょこっとだけ走らせてきた。最近、恒例となりつつある早朝Mチキなのだ。とはいっても、タミグラに行ってから、な~んにも手入れしていない。バッテリーも、タミグラの際に、中途半端に使ったまんま。放電からしていると、相当に時間が掛かるので、追充電だけやった。まあ、これが今回はアダとなる訳だが、この時点では知る由も無い。それでも、5本もやっていると、追充電だけでも、かなりの時間が必要。その間に、いつものスイフトから、ミニクーパー仕様に変更する。アンプなどのメカ類も、この際、新しいモノに交換した。この作業の模様については、話が長くなるので、また後日。そんで、気分も新たにミニクーパーの準備が完了したのが、深夜2時過ぎ。3時間ほど寝て、早朝5時に起きたが、外は真っ黒。う~ん、がっくり。おまけに、やたらと寒い。集合は7時半なので、そんなに早く起きても仕方が無い。んが、ガキ共に感づかれる前に家を出ないと、連れて行け、連れて行け!とうるさい。やむなく、暗い中をヒッソリと抜けて、バイクにまたがった頃に、朝焼けがバアーと差してきた。おお、なんと神々しい景色だろう!朝ラジは良いねえ~。そんで、現地近くのコンビニで朝御飯を買っていたら、もらさんと遭遇。もらさんは、激朝ラジコン教の宣教師でもあるので、朝だからと云っても平素と変わりない。この時、もらさんがマイセンのカップ&ソーサーなんぞを手にして、「ごきげんよう。」などと言っていたら、英国テラスの午後3時、と勘違いするかもしれない。それぐらい、朝の時間帯に余裕があるのだ。もっとも、休日の午前7時過ぎのコンビニなので、いくらもらさんとはいえ紅茶を注いだカップなんぞは所持していない。もちろん、成人雑誌なんかも所持していない。このあたりは、一見、普通人である。そんな感じで、久しぶりの対面であるにも関わらず、冷静な視線で相互観察を行った後、そそくさと現地に向う。すでにMチキの戦いは始まっているので、無用な馴れ合いはしない。到着した野ラジ場所は、朝日がまったく当たらない場所なので、非常に寒かった。それは、それは寒い。これからの野ラジは、防寒対策が重要だと痛感する。んで、先着のもらさんとコース設営にかかる。すると、たいちょうさんが「やらないか?」のテーマソングにのって颯爽と登場。その姿はまるで、清水の次郎長親分なのだ。さすが、大物は登場の仕方が違う。ちなみに、テーマソングは自前のケータイ電話で鳴らしておられた。その姿が、あまりにも男前だったので、今後、当チームではテーマソング推奨とします。下々の者は、たいちょう殿を見習って、自分が登場する際のテーマソングを考えたおくように。さて、Mチキではテクニカルなコース設定の方が、断然面白い。最近は、パイロンや電線カバーが豊富にあって、コース設営が楽チンになった。特に、電線カバーは野ラジにオススメ。ちょっと遅れて、タケさん、ふぁみ魂さんも登場。5台揃ったところで、Mチキ開始。いつもの事ながら、超接近戦が楽しい。そんな中、たいちょうのニューミニが、妙に速い。さすがに、初出場のタミグラで、物怖じする事無く、堂々と亘りあっていただけの事はある。そんで、おっさんがもらさんとチキチキしていたら、激しく接触してゴロゴロと転がった。お互いに、妙な形で走行不能となったところ、上になったもらさんに前輪でウリウリされた。ああ、こんな白昼の公園で!、子供が見ています!、イケマセン!、ア、アレー!!その迫真の現場については、以下参照。http://rc-lunchbox.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-d13b.html今回のおっさんは、からっきしダメ。バッテリーにパワーが無くて、ストレートやコーナーの立ち上がりで、皆さんに着いていけない。やっぱり、ちゃんと放電してから充電しないと、パンチが出ない。仕方が無いので、ひたすらインベタで走っていたけど、なんだかストレスが溜まった。まあ、横着したらイケンよ、と言う事ですな。最後には、皆さんで記念撮影。ふぁみ魂さんは、やむなく途中で抜けられたので、残念ながら写っていません。黒色ボディのミニで参戦して頂きましたが、この黒色と云うのが、けっこう新鮮。そういえば、実車のミニクーパーでも、黒色って全然見掛けない。そんな馴染みの薄いカラーだけど、スパルタンな感じがしてカッコ良かった。ちなみに、後部ウインドウには、もらさん作の男前シールを全車に貼った。う~ん、カッコ良すぎるぜ!全国の男子高校生諸君!男前シールの貼ってある車に、ホイホイ着いて行っちゃダメだぜ!それから、コース撤収後に、たいちょうさん持参のグラスホッパーを走らせた。久しぶりにバギーの走行風景を見たけど、やっぱりイイ。あんまりイイので、写真を何枚か撮ったので、次回に載せます。これを見たら、きっとノンケの人でも好きになるぜ!ウホッ!(つづく)
2008年12月01日
全24件 (24件中 1-24件目)
1


