marie-marie☆マリィマリィへようこそ

2004年12月01日
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カテゴリ: nonfiction
2年前の今日
祖母が最後の発作をおこし
私は不安による過呼吸と震撼を起こした。

去年の今頃はトラウマで
クリスマスの光を見るだけで
相当辛かったのだけれども
今年はお酒もはいっているせいか
さほど
しんどくはない。


ストレートだよ。
ショットグラスに。

要するに
今日は酔いつぶれてもいい覚悟で
頂いたのですが

・・・・・祖母の遺伝子がはいってるらしく。
(日本一お酒の強い町らしいです。彼女の出身)


私、酔いません・・・・。

男性二人潰れても
酔わない・・・・・・。

二日酔いもなし。


頭がぼんやりする程度。

そもそも
阿片戦争にはじまり
現代に残る煙草やお酒も
なにかを麻痺させるための



32歳で人工肛門をつけたとき
祖母はどんな気持だったのか。

17歳違う祖父の看病生活に
数年後には突入することになる。
その月日 10年以上。

私の2年弱など
短い期間だ。

彼女があびるほど
お酒を飲んだのは病気の痛みを麻痺させるためだと思う。
それでも
一滴も飲まなくなって死を迎えるまで
20年以上の月日が経過している。

「私に注射一本の痛みも今後一切止めて頂戴!」

そう言った祖母の言うことを聞き
アミノレバンの点滴も止めていた・・・・

延命治療になるなら
私はなんだってしてほしかった。

片足を折り
永久に寝たきりになるであろう祖母・・・・

肝臓の急激な萎縮
先は長くないと伝えられていた母は

とにかく祖母の言うとおりにした。


肝臓は壊れてしまうということをきかないらしい。

私はお医者さまを信じるしかなかったし
実はこの日から投与していくモルヒネに近い注射

最終決断は
私が依頼した。

私は宗教書と医学書を
まる二日読み明かし

研修医は
医学書のコピーをもってきた。

そんなのありかよ?

と正直感じたけれど
(カタカナがやたら並んでいたら年配の人間は拒否するし)

・・・・幸い経験した範囲なら理解できる。

プロ講師をしていたら
たいがいの「勉強」はコツをつかめば解る。
数学は無理だけどね。


正確に言うとモルヒネの
一段階手前で死を迎えたのだけれど。

金庫のようなところにはいっていて
どこそこに許可をもらわないと
打てないだのの説明を聞いたら

麻薬のようなイメージしか残らない。

しかも良くないイメージだ。

なぜお医者様は納得のいく説明ができない?

某大阪のその病院は
外来は最高に名医が揃っているが
入院すると必ずといっていいほど
痛い目にあう。

母のかかりつけの医者は
病院を変えた。

母の命を救った先生の紹介で
片道2時間かかる。


先日も腰が痛いと騒ぎ
現在もあまり体調のよろしくない母の
爆弾が爆発しないように・・・・と思う。



「モルヒネは神様からの贈り物」


そのエッセイでのひとことで私は投与を決心した。
キリスト教の本だったと思う。


激痛に苦しみながら
死を待つならば

痛みは緩和して正解だったと思う。


祖母は極めて自然に近い状態で死を迎えた。


モルヒネを投与したせいでしゃべれなくなったと
思っていたがそうではない。
肝硬変の末期の症状が
脳に異常を起こしたのだ。

ましてや祖母はストマからの出血で極度の貧血状態。

15日あたりで一度だけ
まったく普通の祖母に戻っている。

朝食も普通に食べて。

普通に会話して。

ホスピスの本も読んだ。
実際そういう場所を探したけど
提携する施設がないとのこと。

発作の詳細は書いていないけれど
それは恐ろしいものだった。

(後日書き加えると思う)

一年目の入院で
「私は三途の川を渡ってる・・・お母さんを呼んで」
そう一瞬厳しい祖母に戻り
えびのように暴れた彼女。

それも肝臓病で死を迎えた人の
典型的発作らしい。

2年目

祖母はつらいをなぜか
「かゆい」というので
私自身が投与している
アタラックスから始める。



3日ほどで効き目はなくなる。

結果的にモルヒネ投与に関して
本人の意志伝達が不可能な場合
家族が承諾しなくてはいけない。

もう一度書く。

私は、モルヒネの投与は正解だったと思う。


うちの一家は鎮痛剤を嫌う。
私が生理痛がひどくて飲む薬に
母は異常に反対する。
祖母は特に薬が嫌いだった。
睡眠薬なんて死ぬまで飲んでいないと思う。

たしかに
彼女がまともに処方を飲んでいれば
薬だけでおなかいっぱいになるし
腎機能も低下するだろう。


最期は
本当に

彼女の生命力で

生きたとしか思えない。


こんなにしつこく書いたのは
いつかの私のように
Web上で必死に情報収集している人の目に
留まるかもしれないから。

膵臓病の献立について残しているページが
ヒットしたらしく私書箱にメッセージを頂いたことが
あるのだ。

藁をもすがる思いで
見知らぬナースの方に
メールを出したこと

その方がご親切に
指導してくださったこと

そのご恩を思い出した・・・・・。

私はその方の
本名も住所も知らない。

パソコンが壊れて
アドレスも飛んでしまった。


ちかぢかリンクを頂きにいこうと思う。


業泣爺さま・・・・
お元気ですか?


私の痛みも
時間という薬と
人の優しさで

緩和されてきたのです。




















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最終更新日  2012年04月14日 03時48分10秒
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