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諸事情により予定よりかなり長く漬けっ放しになってしまったが、2017年に漬けた梅酒各種を濾して瓶に詰める作業を行った。まずは群馬県産の(推定)白加賀梅1kgを氷砂糖400gと共にサントリーブランデー果実の酒用1.8Lで漬けたモノから。これまでにブランデーで漬けたモノと同様に漬かっている梅果実はかなりのしわしわっぷりになっている。濾して焼酎の空瓶に移す作業を繰り返した結果、瓶に移した梅酒の総量は約2.2Lとなった。いつも通りでブランデーだと良く出るな!なお、味見はまだである。次は和歌山県産南高梅を氷砂糖の量と漬け込む酒の種類をそれぞれ2種類ずつから選択して漬け分けたモノ。写真の右から氷砂糖100g、200gで漬け分けた果実酒の季節(ホワイトリカー)による梅酒。右から3番目、4番目は氷砂糖100g、200gで漬け分けたサントリーブランデー果実の酒用による梅酒になっている。漬け込んだ酒の色の違いを超えることはないようだが、氷砂糖の量が多い方が少ない方よりも濃い色の梅酒になっている。濾して焼酎の空き瓶に移す作業の結果、氷砂糖100gと果実酒の季節で漬けた梅酒は総量約950mL、氷砂糖200gと果実酒の季節で漬けた梅酒は総量約1070mL、氷砂糖100gとサントリーブランデー果実の酒用で漬けた梅酒は総量約1080mL、氷砂糖200gとサントリーブランデー果実の酒用で漬けた梅酒は総量約1120mLになった。レシピ的に通常量から氷砂糖を半減させた氷砂糖100gと果実酒の季節による梅酒を味見したところ、通常よりも明らかに甘さ控えめだが、それでも酸味が強烈に感じられるというほどではない。塩分控えめの梅干しの果肉を食した時に感じる酸っぱい感じがそのまま酒になっている感覚であった。味わい的には更なる氷砂糖少な目レシピの可能性もありそうだが、そこまでして梅酒にしなくても……と思う。同じく氷砂糖100gながらサントリーブランデー果実の酒用で漬けた梅酒は果実酒の季節で漬けたモノに対して更に梅果汁感が高まっている気がする。いずれにせよ総量が増えている分はすなわち搾り取られた(?)梅果汁ということなのだと納得感のある味わいに思える。
2023年07月17日
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足りなかった空き瓶の準備が出来たので、2016年に漬けた和歌山県産南高梅の梅酒の瓶詰作業を始めた。この年は例年のモノより砂糖多めのレシピを試したせいか、漬かっている梅果実のしわしわっぷりが目に見えて激しいのは白加賀梅の時と似ている。またブランデーで漬けたモノは焼酎で漬けたモノと比べて目に見えてしわしわっぷりが激しいのは例年のレシピの時と同様である模様。恐らくもっと過激に砂糖を増量すればブランデーでも焼酎でも似たような感じになるんだろうなぁとは思うが、そこまでは試したくない。結局梅1kg、氷砂糖500g、サントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬けたモノから液体部分だけを取り出すと2505mlとなった。やはり前年の氷砂糖400gのレシピよりも若干多めに梅果汁が搾り取られているのだろう。果実酒の季節(ホワイトリカー)で漬けた分の作業は明日の予定。追記) 梅500g、氷砂糖200g、果実酒の季節900mlで漬けたモノは1080ml、梅500g、氷砂糖250g、果実酒の季節900mlで漬けたモノは1040mlと想定外なことに氷砂糖の投入量が多かった方が液体部分の収量が少ないという結果。マジか!? やはりこのくらいは誤差ってことなんだな。(2021-08-31)
2021年08月30日
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2015年に漬けたモノに続き、2016年に漬けたモノの瓶詰作業を開始した。今日の作業は2016年に群馬県産の白加賀梅を漬けたモノで、この年のテーマは漬け込み時に入れる氷砂糖の量を増やしたらどうなるのかを試してみよう! というものだった。丸5年漬け込んだ結果、現在の漬け込み瓶の様子はこんな感じだ。ぱっと見前年のモノとそう変わっていないように見えるが、瓶詰作業の進行により漬かっていた梅果実の様子が良く見えるようになったら前年のモノより果実がより一層しわくちゃになっているように思える。――まだ絞り出す余地があったのか!結局白加賀梅1kg、氷砂糖500g、サントリーブランデー果実の酒用で漬けたモノから液体部分だけ取り出した結果2460mlとなった。前年のモノより若干(2%強)多めだが、まぁ誤差範囲ではあるよな。果実酒の季節(ホワイトリカー)で漬けた分の作業は明日の予定。追記) 果実酒の季節で漬けた分の瓶詰作業を行った。(2021-08-04)予定より遅れたのは詰める先の空き瓶が足りなかったから。ここ数年作業が停滞していたおかげで空き瓶需要も下がっていたので、空いた芋焼酎の瓶などをある程度貯めてはあったもののラベルを剥がしたりという作業は捗っていなかったし、ここ数日のように連日の需要で払底することも想定外なのだ!今日作業したものは梅果実500g、果実酒の季節(ホワイトリカー)900mlを共通とし、氷砂糖を250g使ったものと、例年と同じ200g使ったものの二種類だ。氷砂糖を250g使ったレシピによる梅酒の液体部分は1000ml、200g使ったレシピによる梅酒の液体部分は960mlという結果になった。やはり砂糖を多く使った方が埋め果汁を絞り出す能力が高い……と見える結果は、理屈に合っている。
2021年08月01日
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白加賀梅酒の瓶詰作業に続いて同じ2015年に漬けた和歌山県産南高梅の梅酒の瓶詰作業を始めた。先日のモノと同じく丸6年漬け込んだ結果、この写真のようになった。案外普通。で、ブランデー果実の酒用で漬けたモノだけ特異に梅果実のしわしわっぷりが目立つのは何時も通りである模様。なお、梅果実が黄色く熟するのを待ってから漬けたため熟するタイミングのずれでぶよぶよになった果実を取り除くことになって全体で使える果実量が減ったために、写真右側の純35で漬けた分がレシピとして材料の比率は合わせてあるものの、漬け込む焼酎の量が450mlという少量になっていたことを記録を見て思い出した。結局ブランデーで漬けた分から液体部分だけ取り出した結果、約2340mlとなった。やはり目に見えて果実が縮んだように見える分明確に果汁が梅酒に取り込まれている。白加賀梅酒の約2400mlとの差は梅果実の果実/種比率みたいな個体差による誤差範囲だろうな。残りの瓶詰作業は明日の予定。追記) 果実酒の季節900mlで漬けた分から液体部分だけ取り出した結果、約965ml、450mlの純35で漬けた分から液体部分だけ取り出した結果は480mlとなった。やはり見た目通りで、甲類焼酎で漬けたものは梅果汁を余すところなく絞り尽くすっ! なんて雰囲気皆無だな。
2021年07月30日
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2015年の6月に漬け込んだ梅酒だが、予定の3年目には在庫が溜まり過ぎてるから当面新しく漬けるのを止めようと思ったら瓶詰作業も面倒になって放置。その後季節が来ると思いだして手を付けようとしては放置を繰り返すこと数年。中でも去年は惜しかった。漬け込み瓶から移す先の瓶の消毒などに使うアルコールが入手できなかった。残念!つーことで結局丸6年漬け込んだ結果こうなりました。写真中央の大きな瓶がサントリーブランデー果実の酒用で漬けたもので、この前の年のを瓶詰した時の同じ仕様のものと写真で見比べても3年程度の漬け込み具合とぱっと見変わらなかったりする。ただ流石に食物繊維的なモノが多く、大きな瓶1本分を全部濾過して瓶詰めするために途中でペーパーフィルターを交換する必要があった。前回この白加賀梅1kg、氷砂糖400g、サントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬け込んだモノを濾過して液体部分だけ取り出した結果2.45lあったと記録しているが、今回の分は約2.4lだった。やはりブランデーでは液体が多く出てくるなぁ。この漬け込み回の研究ポイントはお高い甲類焼酎である純35と同じ宝酒造のいわゆるホワイトリカーである果実酒の季節での漬け比べだったのだが、900mlずつ付けたそれらの瓶詰は明日の予定。追記) 純35で漬けたモノから濾過して液体部分だけ取り出した結果は約970ml、果実酒の季節で漬けたモノから濾過して益愛部分だけ取り出した結果は約950mlとなった。(2021-07-29)この二つの差は誤差の範囲と見るべきと思えるが、ブランデーで漬けたモノとは明らかに収量が違う。漬かっている果実の様子からして違うが、ブランデーで漬けた方は見た目通り縮んだ分より多くの果汁が出てるんだろうな。なお、純35で漬けたモノと果実酒の季節で漬けたモノを飲み比べたところ、純35で漬けたモノの方が梅のえぐみ(?)的なモノが感じられるような気がしたものの、飲んだ順番の影響かもしれない。基本的にこれら二つは良く似ている。敢えてお高い純35で梅酒を漬けなくても果実酒の季節で十分だなぁと思う。
2021年07月28日
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2014年の6月に漬け込んだ梅酒が3年を経過したので、梅の実を廃棄し梅酒を瓶に移し、漬け込み用の瓶を来年のために空ける作業を行った。写真は群馬県産白加賀梅を漬けたものであり梅の実1kg、氷砂糖400gは共通で、左が宝焼酎純35 1.8lで、右はサントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬けた。ブランデーで漬けた方は明らかに濁りが凄い。酒の種類以外は全く同じレシピなのだが、3年後の状態で液体になっている量が圧倒的に異なっているのが非常に面白い。純35で漬けたものは約2.1lになったのだが、ブランデーで漬けたものは2.45lあり、その差が約300mlもある。残された梅の実の萎みっぷりが明らかに異なり、ブランデーで漬けると限界まで搾り取られるようだ。写真は和歌山県産南高梅を漬けたものであり梅の実1kg、氷砂糖400gは共通で、左が宝焼酎純35 1.8lで、右はサントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬けた。白加賀梅の場合と同様に、ブランデーで漬けた方は明らかに濁りが凄い。そして、出来上がった梅酒の量が明確に異なるのも白加賀梅の場合と同様。純35で漬けたものは約2.1lになり、ブランデーで漬けたものは約2.4l。収量も白加賀梅の場合とほとんど同じで、酒の違いによる差異が大きい。純35よりブランデーの方が浸透圧が高いのかな?
2017年06月11日
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そろそろ売り場に並んでいるかな? と、例年と同じスーパーをチェックしに行ったところ、案の定今年の和歌山県産南高梅があったので、早速購入してきて漬けた。1kgパックが税抜き980円だった。今年の実験テーマは、果実酒の季節のパッケージに掲載されている梅酒レシピが梅1kg、氷砂糖200g~400g、果実酒の季節1.8lという、昔ながらレシピの氷砂糖1kgは最近見かけないにせよ、数年前に標準的だった500gより更に少ない200g~400gというのがどんなものかという調査である。ちなみに私の基本レシピは例年氷砂糖400gだったので、それと200gのものを比較するプラン。2014年に梅が店に出回るタイミングが若干遅かった関係で、まだ3年に僅かに届いていないのを口実にまだ作業を行っておらず、現状4lサイズの空き漬け込み瓶がない。その状況もあり、今年は酒900mlの4パターンで試すことにした。梅は今日買ってきた和歌山県産南高梅500g(=1kgパック×2 / 4)で共通とし、氷砂糖100gもしくは200g、酒は果実酒の季節(ホワイトリカー)900mlもしくはサントリーブランデー果実の酒用900mlの組み合わせになる。写真右から果実酒の季節で漬けた氷砂糖100gのもの、200gのもの、サントリーブランデー果実の酒用で漬けた氷砂糖100gのもの、200gのもの。
2017年06月07日
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シーズン突入ということで、散歩がてら毎年梅を買っているスーパーに足を運んだところ、例年と同じ群馬県産の(今年は明記されてなかったが)見た目は例年の白加賀っぽい梅が売り場に並んでいたので、一袋購入してきた。1kg入りの袋が税抜き780円だった。今シーズンも砂糖の量を変更する実験をしようと思っているのだが、去年が砂糖多めを試したので、今年は少なめを試す予定。とはいえ経験上白加賀梅酒は酸っぱく仕上がるのでこれは例年の基本レシピ通り、梅1kg、酒1.8l、氷砂糖400gで漬け、実験対象とはしない。量的に1種類だけなので、「サントリーブランデー果実の酒用」を用いた。無事漬け込み終わったが、また夜更かしになってしまった。
2017年06月02日
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漬け込みから3年以上経過したまま放置しているのを思い出したので、今日は杏酒を瓶に詰める作業をした。写真左が杏子酒で右が(仮称)にぎやか杏子酒である。漬っていた酒の感じは標準的な梅酒と変わり無い印象で、濾過しながらさくさくと瓶に詰めて終了。何の問題もなかった。つーことで、ついでに同じ頃に漬け込んだ2013年版(仮称)にぎやか杏子酒も瓶詰作業をすることに。これは梅シロップを作った残り滓の梅の実に、2013年版杏子酒の漬け込みレシピの都合で余った杏子果実と何かのおりに購入した乾燥杏子の実を漬け込んだものだ。で、これが思いの外作業が進まない。まず普通のペーパーフィルターで濾過しようとすると、最初から水滴状にしか濾過が進まないのに僅か10ml程度濾紙を通った段階で濾過速度が目に見えて落ちる。50mlの濾過をするのに1時間を覚悟するような作業の進まなさだ。仕方がないので、一旦荒目の濾紙代わりにキッチンペーパーで濾し、その後でペーパーフィルターという方針に変えてみたが、キッチンペーパーすら碌に通らずで、異様に時間が掛かり、その荒濾しした酒にも関わらずペーパーフィルターは相変わらず驚くほど通りが悪い。つーかもう何時間も経過して諦めの境地に達したので、今日はペーパーフィルターを変えずに一晩放置してみることにした。当然、味見どころじゃないわ。
2016年07月03日
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先日のものに続き、もう一式漬け込みから3年経過したので、本日は和歌山県産南高梅の梅酒の瓶詰作業を行った。写真の瓶は左から追熟無しで購入した日に宝焼酎純35で漬けたもの、残りは一日追熟して黄色くなったものをサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けた物だ。目につく特徴はブランデーで漬けた物は明確に梅の実が縮こまっている。また、写真では判らないが、梅の実のカスというか破片というかセルロース片というかそんな微細な粒が、ブランデーで漬けた物のみ顕著に漂っている。味見は後日。追記) 追熟前の梅を純35で漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-16)追熟前のものとはいえ、先日味見したような青々とした白加賀梅の梅酒に比べると、熟した果実っぽい香りがする。口当たりは若干の雑味感含みで、どちらかというと甘いがそれもピンと来ない印象。口に馴染んでくると熟した梅っぽい渋みやら旨味やらが混在した複雑な味わいであることに気付くが、梅酒はやはり甘いか酸っぱいかに突き抜けてくれた方が良いように思う。追記) 梅を追熟してから純35で漬けたものをロックで試してみた。(2016-06-17)若干フルーティさが増している。色も濃い。同じ割合の氷砂糖、梅、焼酎でほぼ同じ3年間漬け込んだものなのに、昨日試した追熟前の梅を漬けたものに比べて、甘く濃く感じる。つーか、一日の追熟の有無で、梅酒の味がこうも変わるものかと戦慄を覚える(嘘、大袈裟、紛らわしい)。追記) 追熟した梅をブランデーで漬けたものをロックで試してみた。(2016-06-18)甘い香りだが、昨日試した純35で漬けたものの方が存在感のある香りだった。色合いは昨日の純35で漬けたものより濃い。口に含んだ第一印象に来るのは酸味。口当たりでは甘いという感想は出てこないが、後味として最後に口に残るのが甘さのようだ。酸っぱいフルーツだったなぁという雰囲気が口に残る。収量が明らかに多かったブランデーで漬けたものは、やはり梅果汁成分が多めになるからその分酸味が強調されるってことなのかな? そして、その酸味と甘味のバランスが微妙に均衡しているようなレシピだったってことなのかもしれない。追記) 追熟した梅をトリスブラックで漬けたものをロックで試してみた。(2016-06-24)熟した梅……という感じの香り。口に含んだ第一印象は、スッパ渋い感じに加え、若干「あれ?」というもの。トリスブラックが馴染みきれていない感じか?今回のレシピでは、追熟して純35で漬けたものが最も私的にバランスの取れた梅酒らしい味わいで良かったように思う。もう少し砂糖の量が多くバランスが甘目の方に寄っていたら酒の違いによる好みの差が出てくるかもしれないな。
2016年06月11日
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去年まで3年続けて購入した同じスーパーにて、今年も和歌山県産南高梅がリーズナブルな値段で出ているのを昨日発見した。1kg入りの袋で本体価格は480円。今年のはサイズがLということでその分相当安い。去年は2Lが1kgパック680円で、Lが1kgパック780円という不思議な値段設定だったが、いずれにせよ今年の南高梅は安いようだ。で、3年間続けたので今年も南高梅は黄色くなったものを付ける実験を継続するために、洗ってへたを取ってから一晩寝かしておいたら、イイ感じになっていたので、早速漬けた。今年は氷砂糖の量を例年と変えてみる実験をしているので、先日の白加賀梅の時と同じく、基本のレシピとして梅 1kg、氷砂糖 500g、酒 1.8lを採用した。写真中央の大きな瓶はサントリーブランデー果実の酒用で漬けたもので、左右の中型瓶は梅 500gと宝焼酎の果実酒の季節(ホワイトリカー)900mlで漬けたものになる。左側が氷砂糖の量を例年のレシピに合わせて200g、右側は今年試している砂糖増量の250gという仕様になっている。後は3年後まで放置です。ではな!
2016年06月09日
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先日のものに続き、漬け込みから3年経過したので、本日は群馬県産白加賀梅の梅酒も瓶詰作業を行った。写真の漬け込み瓶は左から順にサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたものだ。目につく特徴は、ブランデーで付けた物が明らかに色合いが濃く、漬け込み瓶が大容量で奥行きがある分同じ色なら濃い目に見える筈の純35で漬けた物の色合いが薄い。また、ブランデーで漬けた物は明確に梅の実が縮こまっている。また、写真では判らないが、梅の実のカスというか破片というかセルロース片というかそんな微細な粒が、ブランデーで漬けた物とトリスブラックで漬けた物には顕著に漂っている。純35で漬けた物ではこれが殆んど目立たないという差異もある。今シーズン2回目ということで、慣れた分、作業はさくさくと進んだ。最終的な収量にも有意な差があるようで、ブランデーで漬けた物が一番液体の量が多くなった。やはり梅の実の縮みっぷりは正直で、純35で漬けた物の総量が量り入れた900ml瓶2本に加えて240mlの余分があったのに対し、ブランデーで漬けた物は量り入れた900ml瓶1本に加えて260mlの余分、トリスブラックで漬けた物は900ml瓶1本に加えて140mlの余分があった。純35で漬けた物だけ倍量で漬けているので、ブランデーで漬けた物だけ突出して収量が多かった。さて、今回も保存用に900ml瓶を7本使ったのだが、今シーズン瓶に詰め作業が後1回あるので、900ml瓶のストックが足りないことが判明して難儀している。残り4本しか無いので、(漬けた酒の量に対し、余分にできた分を入れるための)3本用意する必要がある。仕方がないので、今シーズンの余剰分を入れているものをさくっと飲んでしまって瓶を空けることにしよう。今から満タンの焼酎を飲み干すのは無理だからな!味見は後日。追記) 純35で漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-08)漬け込み瓶から保存用の瓶に移した時点でも感じたことだが、明らかに色が薄い。鼻で感じる香りは甘い梅のそれだが、梅仁由来っぽいある種かん高い(?)香りは控え目で、新鮮な果実的なフレッシュな物。この辺りが南高梅で漬けた物との違いか。口に含むと、ブワッと汗が吹き出してくるような酸味がある。漬け込み1年目の味見の時には口内を鋭く挿すような酸っぱい刺激を感じたものだが、そういう印象は収まり、マイルドな刺激なのだが、それでもこの反応は非常に興味深い。きっと体に良い筈。そんな体の反応とは裏腹に、味わいはマイルドで甘さ控え目の割に、フレッシュなフルーツ的な雰囲気なのでバランスは良く、飲みやすい。氷が溶けて若干薄まってきても、味わいが薄っぺらくなることもないので、この梅酒は多少割っても美味しく飲めるタイプのようだ。追記) サントリーブランデー果実の酒用で漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-10)鼻で感じる香りは、純35で漬けた物の時とは異なり、フレッシュな果実という印象と言うより熟して旨味の出てきた果実という雰囲気に思える。口に含むと純35で漬けたものより酸味は控え目。純35で漬けたものがフレッシュで爽やかな梅のフルーティさを感じさせたのに対し、熟した梅の旨味という感じのどっしりした味わいがあり、香りで感じた印象とマッチする。同時に買って一緒に洗い、漬け込み瓶に入れるまでは全く同じ梅のつもりなのに、どうしてこんなに雰囲気が違うのだろう。漬け込む時に使った酒の違いがこういうところに出るものかね? あるいは漬け込んでいた時点で果肉が諸々になるほどに良く漬っていた辺りが、そのままこういう違いに繋がっているのだろう。しかし非常に興味深い差異が出てきたな。追記) トリスブラックで漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-11)鼻から感じる香りは、若干の酸味を感じる梅のフルーティな香り。口当たりは香りにマッチする甘酸っぱい梅酒の味。白加賀梅を3種の酒で漬け比べた中では、「これから梅酒を味わいます」と思ってそれを口に含む前に持つような先入観に最も近い味わいのように思う。例えば「砂糖控え目で作ったから甘さ控え目」と言う言葉から思い浮かべるように「甘い梅酒の甘さを控えてみた」味にこれが最も近いようだ。この印象は非常に特異だ思う。砂糖を控えた梅酒はしばしば「これはもう別ジャンルの飲み物ではないか?」という印象になる物であるのだから。
2016年06月01日
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去年まで3年続けて購入した同じスーパーにて、今年も群馬県産の白加賀梅を発見した。1kg入りの袋で本体価格は780円。去年の価格より100円値上がりしている。生鮮食料品の類いの物価は、消費税が8%に上がってからのこの数年で明らかに10%以上、上昇している。辛い。まぁ、せいぜい年に一度や二度のことだから……と今年も2袋購入した。で、早速漬けた。写真中央に写っている大きい瓶は1kg分の梅と氷砂糖500gをサントリーブランデー果実の酒用1.8lgで漬けた物で、左右の小さい瓶は500g分の梅を氷砂糖の分量を変えて宝焼酎果実酒の季節(ホワイトリカー)900mlで漬けた物。左が氷砂糖を200g入れた物で、右が250g入れた物になる。今年は果実酒の季節がとても安く入手できていたので、純35での調査は無しにした。余り沢山漬けても飲みきれない上に、置場所に困るのでね。今年の調査テーマは、梅1kg、焼酎1.8lで漬ける梅酒に入れる氷砂糖の量がこれまで何年か試した400gと標準的な(?)500gで違いが感じられるか? というもの。これまで数年自分の標準として試してきたのは砂糖控え目ってことで400gだったが、実際には砂糖が一杯入っている割に甘さが相当控え目に感じられると判ったので、ここらで現代的な標準の500gを試してみることにした。計算上砂糖が25%増量になるので、400gと500gの間に、梅酒と言われて想定するような甘い飲み物と感じるか、予想外に甘くない飲み物であると感じるかの閾値があるのかどうか非常に興味深い。ちなみにブランデーで漬けた大きな瓶も500gと例年より砂糖増量のレシピになっている。ところで、今年スーパーで見掛けた果実酒の季節の販促パンフレット(?)みたいなものでは、梅酒の標準レシピが梅1kg、焼酎1.8lに対し氷砂糖200g〜400gとなっていた。これが新しいトレンドになるのかね? どうせ400g入れても甘さが相当控え目であるとしか感じられないので、それならいっそもっと控えてしまえ! という考え方もあるかな……とは思うので、それが200gという設計か。
2016年05月30日
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既に世間的には梅酒シーズンに突入している。ただし、今年も白加賀梅と熟し始め頃の南高梅を漬けるつもりの自分的にはまだ始まっていない。が、漬け込み用の瓶と置き場の準備が必要なのは確かなので、漬け込みから3年経過した、(梅酒用に早めに出ていた)鹿児島県産南高梅の梅酒の瓶詰作業を行った。写真の漬け込み瓶は左から順にサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたものだ。2012年版での経験を元に、最初から全てペーパーフィルターで濾過しながらの作業で、若干手間が掛かった。瓶に詰めたのは、1.8lの宝焼酎純35で漬けたものと、900mlのサントリーブランデー果実の酒用で漬けたもの、900mlのサントリーウイスキートリスブラックで漬けたものの3種全部だが、予定より大分量が多くて難儀した。全て900mlの焼酎の空き瓶に移したのだが、1.8lで漬けたのが2.2l、900mlで漬けたものが1.1l程に増えており、直ぐに味見して飲み尽くせる量を越えている。これでは保存用の瓶と置き場が余計に必要になるじゃない!ちなみに梅の実は全て処分した。漬け込み瓶は結構はっきりと梅酒色になっていたので念入りに洗う必要があったが、既に洗い終え、現在乾燥待ち。その後アルコール消毒をするので、早く乾いてくれないと不味い。白加賀梅が出回るまでに間に合わなくなってしまう。味見は後日。追記) 宝焼酎純35で漬けたものをロックで試してみた。(2016-05-29)グラスを鼻に近付けて香りを確かめると、甘く、爽やかな梅の香りに、仁系の香りが混ざる本格的な梅酒らしい香りがする。甘さはかなり控え目の印象。酸っぱ(><)! という感じではないのだが、駄菓子のあんず棒(?)的な微妙な味わい。甘い梅酒とは一味違うが、ここまで甘くないなら、もっと砂糖減らしても良いんじゃね? という気がしてくる。追記その2) サントリーブランデー果実の酒用で漬けた物をロックで試してみた。(2016-05-31)鼻で感じる香りは、純35で漬けた物より更に甘いように感じられる。純35で漬けた物より癖のないフレッシュな印象の香りだ。口当たりとして控え目ながらも、淡い甘さが感じられる。純35で漬けた物に比べると若干甘味が強く感じられ、その結果かあるいは逆か、酸味の刺激が弱まっているように感じる。非常に飲みやすい仕上がりだ。追記その3) トリスブラックで漬けた物をロックで試してみた。(2016-06-02)鼻で感じる香りは、甘く梅酒らしい香りなのだが、それが非常に狭い範囲に漂うだけで、広がらない……そんな感じがする。口に含むと感じる甘さは控え目だが、本当は甘いんじゃないか? と疑わせるような濃厚な感覚がある。そして若干辛い感じもある。酸味も控え目だが、さりとて薄っぺらい感覚はない。何もかもが控え目に感じるのに、濃厚な梅酒っぽさだけがそこにあるという、大変不思議な感覚が楽しめる。非常に興味深い。
2016年05月28日
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今日は連日の過酷なお散歩部活動を鑑みて休養日。つーか昨日張り切りすぎた関係で、補給がままならなかったので控え目活動に終始する予定。そこで別のネタを……。一年経過時点で一部瓶詰してあったが、漬け込んでから既に3年を経過したので、2012年に漬けた分の梅酒を全て瓶に詰めた。写真左のガラス瓶が一年経過時点で瓶詰した分であり、右のPET容器に残された分が本日の話題の梅酒である。一見浮遊物なども目立たないのだが、一年経過時点で分離した分での経験から予めペーパーフィルターで濾してから瓶に詰めた。濾さないと微妙な雑味感があり、その後改めて良く見ると微少な梅の実の皮の細胞(?)的な微少な浮遊物があったりしたのだ。漬け込まれていた梅の実をどうしようか……と考え、何粒か食べてみた。不味くはないし、梅酒の液体部分よりも若干ながら未だに果実的なフルーティさが勝っているような気もしたが、パクパク一気に食べ尽くす訳にもいかないし、邪魔なので捨てることにした。——残しておいても持て余すに決まっている!濾して瓶に詰めたら約1330ml分あった。一年目に分離した分と合わせると2000ml近い。記憶が確かならば、2013年に梅酒を漬けた時の余りのウイスキーやブランデーの半端分を追加投入したりもしたし、2013年以降に漬けた分とはレシピも違うのでこの年の分は自分の中でプロトタイプ(笑)ってことになっている。いい加減に取り扱っておけば良いだろう。早速昨日味見をしてみた。これで完成というつもりなので、想定する飲み方に合わせてロックで一杯。グラスを口に近付けると、梅仁系の香りが良く立つ。以前よりも香りが強くなった印象だ。口に含むと、梅1kg、ホワイトリカー1.8l、氷砂糖350gというレシピから想定した通りの甘さ控え目っぷり。ちなみに甘みが弱いせいか、ストレートで味見をしても濃厚な梅酒という感覚ではないのだが、その割にロックで試しても薄まったという印象にならない。甘みは弱くても、しっかりと梅の風味が出ているようだ。昨日の三年漬け込んだものの味見に続き、今日は一年目に瓶詰して、そこから更に二年間瓶内で熟成させたものを味見してみた。同じくロックで試したが、三年漬け込んだものと比べると若干梅果汁感が弱く、梅酒としては薄く感じる一方で、雑味感が強めに感じられる。恐らくこれは相対的なもので、梅果汁の印象が弱い分それが目立っているということなのだろう。やはり、少なくとも砂糖控え目レシピの場合には、通説通りに三年は漬け込む必要があるようだ。漬かっていた梅果実の味を見る限り、これでもまだ出きっていないという印象なので、あるいは更に漬け込む価値もあるかも知れない。が、この年の分についてはもう遅い。この次の年に漬け込んだ分は一年目に一部瓶詰という実験をしなかったので、三年目に一部瓶詰という手も考えられるが、場所を取るから考え処だ。
2015年07月25日
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先日梅酒を漬けるのに2.0l瓶が1本足りなかったため、2013年の年始に漬け込んだまま放置して半ば忘れていたグラニースミス酒を瓶に詰めた。その時点で1.0l瓶で漬け込んでいたレシピが若干異なるバリエーションについては放置していたのだが、本日雨で暇だったので、それらもそれぞれ瓶に詰めた。3種類とも瓶詰の時点でりんご果実は完全に瓶底に沈んでおり、漬かりきって結構時間が経ったという印象だ。つーことで3種続けて味見してみた。瓶詰のタイミングが3週間程異なっているのだが、漬け込みから既に2年半以上経過しているので、きっと誤差の範囲。それに実は1年半だと誤解していた。前回の味見の時と同様に味付けが薄いものから順に試した。最初はレモン無しで漬けたもの。前回の味見の時と感想は然程変わらずで、砂糖由来の軽い甘さはあるものの、間違ってもりんごとは認識できないだろう何らかの植物由来の灰汁的なエグミ、渋みが目立つ。このレシピは明確に企画倒れと言って良い。今度ポッカレモンみたいなものを混ぜて飲んでみよう。次は当時標準として試していたレシピに合わせて漬けたものを味見。レモン由来の酸味があり、幾分か飲みやすいが微妙に灰汁っぽさもある。いずれにせよりんご……というかフルーツっぽくは感じられない。これも企画倒れの部類か。最後が砂糖倍量レシピで漬けたもの。前回の味見の時にも書いたが、砂糖倍量であっても、ストレートで飲んで甘さ控え目の部類であり、酸味もあって飲み易い。3種類の中で唯一果物っぽい雰囲気が感じられる。が、これはりんごの味だ……と当てるのは無理だと思う。前回の味見で得られた知見に変わりはなく、3種の中では砂糖を倍増して漬け込んだものが最もバランスが取れていて、可能性を感じる。が、次回があるなら砂糖は更に多めで良いと思う。ストレートで飲んだら甘く感じる程のレシピを試してみるべきだろう。
2015年06月26日
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今日は朝から雨。しかも強くなったり弱くなったりという行けそうで行けない感じの残念な天気。なので、今日のお散歩部活動は遠征を中止して近所で赤いカプセルやらを求めてハックする程度にしておく。つーことで、ネタに乏しいので今日は2013年に漬けた梅酒の最後の四種の味見をすることにした。全て同じ日に購入した和歌山県産南高梅を漬けた物で、写真左からサントリーブランデー果実の酒用で漬けた物、中央の二本が宝焼酎純35で漬けた物。右の一本がサントリーウイスキートリスブラックで漬けた物だ。左から二番目の純35で漬けた二本の内の小さい瓶の物だけは購入してきた梅果実に緑色が微妙に残る状態ですぐに漬けた物で、他の物は一日追熟して果実が黄色に変化してから漬けた物になる。まず最初は黄色に熟した梅を純35で漬けた物から試した。少量を注いだショットグラスから漂うのは甘い果実の実にフルーティなイメージの香り。所がこれを口に含むと、甘さも酸味も控え目で、何処と無く熟成した梅干しっぽい味わいであり、香りから想像する味とは若干異なる印象。非常にこれは面白いギャップが感じられる。次は比較用に一晩の追熟をさせずにそれ以外は同じレシピで純35で漬けた物を試した。口に含むと追熟させてから漬けた物に比べて若干強めの酸味感があり、その一方で熟成した梅干しっぽい雰囲気が薄れている。そのせいか甘い果実という味わいと感じられる。次に試したのはサントリーブランデー果実の酒用で漬けた物だ。グラスから感じられるのは甘い果実の香り。追熟前の同じ梅を純35で漬けた物よりも更に酸味感が強く、その分甘い印象が薄れている。が、同じく追熟した梅を純35で漬けた物で何処と無く感じた熟成した梅干しっぽい感じは無く、その分甘みが甘みと感じられる。最後に試したのはサントリーウイスキートリスブラックで漬けた物だ。ブランデーで漬けた物より口に含んだ瞬間の酸味感は弱く思えるが、酸味が後味として残る印象で、今日試した四種の中で一番こってりしているように感じる。漬け込んでから二年経過してみると、一年目に味見した印象からまた微妙に変化している。やはり面白いな。
2015年06月21日
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今日は雨のせいかスキャナ的な意味でGPSが安定しない。遠征中にこの状況は嫌なのでミッションの続きは自粛ですなぁ。つーことで今日は先日に続き、以前漬けた梅酒の味見をする。本日試すのは2013年版の白加賀梅酒だ。まず見た目に特徴がある。色合いの差がはっきりと出ており、ブランデーで漬けた物が一番色が濃く、次いでトリスブラックで漬けた物、純35で漬けた物が一番色が薄いという傾向は一年目に確認した状況から変わっていないようだ。漬っている梅果実の様子も一年目の様子とそう変わらず、ブランデーで漬けた物だけが特異な感じに縮んでいて面白い。同じ日に買った同産地の梅果実2パック分を混ぜて洗って下処理した後で漬け込んだので、これら3種に梅自体の差異は粒単位の個性以外には存在しないのだから、この差異は酒の違いによるものと言って良いだろう。さて、去年と同じようにトリスブラックで漬けた物から味見をしてみる。鼻で感じる香りは梅の香り。トリスブラックなのでウイスキーっぽい香りは皆無と言って良いようだ。口に含むとジューシーな梅の味わいが心地好い。去年の印象より若干マイルドになったように感じるがやはり酸味が口内にぶわっと広がり、後味はすっと引いてあっさりとした印象の味わいになっている。次にサントリーブランデー果実の酒用で漬けた物を試した。ブランデーで漬けた物の第一印象は、去年のそれとは異なり、トリスで漬けた物よりも酸味が強い。というか、やはりこれはトリスで漬けた物の印象が大きく変わっているのだろう。後味に甘い余韻が若干残る感じだが、ベタッとした甘さではないのであっさりしたもの。最後に純35で漬けた物を試す。酸味と甘みその他のバランスが良いように思う。トリスやブランデーで漬けた物が去年の印象よりマイルドになったように感じるのに対し、純35で漬けた物は去年の印象と変わっていない所を見ると、これは落ち着くのが早いということなのかもしれない。
2015年06月19日
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漬けてから2年経過したつーことで、本日は2013年に鹿児島県産南高梅を漬けた3種類の梅酒を味見。この写真が漬け込んで2年経過した現在の瓶の様子である。左からサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けた物。まずは純35で漬けた物から。ショットグラスに入れた梅酒に鼻を近づけて直接感じる香りは、熟成されて(?)フルーティさが消えた梅……という香り。口に含むとさっぱりとしたマイルドな甘さで、マイルドな酸味がある。含み香では梅らしい爽やかなフルーティさも感じられる。次はサントリーブランデー果実の酒用で漬けた物。純35で漬けた物より若干香りは弱いように感じるが、口に含むと口内にブワッと香りが一気に広がる印象で、違いが非常に面白い。舌で感じる酸味は純35で漬けた物よりも弱いように感じるが、含み香から感じられる梅の風味が、あるべき(?)酸味の幻想を作り出すようで非常にフルーティな印象を与える。後味として舌に軽く淡い甘みが残るが、それはあっさりしたもの。最後にトリスブラックで漬けた物を試した。鼻で嗅いだ香り、含み香ともに今回試した三種類の中で最も弱い印象だが、あるいは試した順序の影響かもしれない。口に含んだ時の酸味感も弱く、全体として一番梅酒っぽくない……と第一印象では思ったが、後味で感じられる梅のフルーティな雰囲気はこれが一番ハッキリとしている。去年は同じ日に続け様に他の梅酒も味見したが、酔いと慣れとでやはり段々と感覚が鈍っていくので今日はこの3種類の味見で終了しておこう。
2015年06月14日
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先日購入した梅が漸く黄色っぽくなったので梅酒を漬けた。が、数日かかってしまったせいか一部の梅は熟しすぎてぶよぶよな感触でヤバそうだったので処分するはめになり、それが結構な量。つーことで、方針としてがっつり(1.8l分)漬ける予定だったブランデーの分に梅を1kg使い、白加賀梅の梅酒を漬けるのに丁度半分使ったホワイトリカー「果実酒の季節」の残りで漬ける分として梅を500g使い、残りを純35で漬けることにした。結果、純35で漬ける分の梅は約240g程度しか残ってなかった\(^^)/レシピは一昨年から継続している梅 1kgに対し氷砂糖を400g、酒1.8lという割合のもので、梅の量に合わせて割合を保つように調整している。
2015年06月13日
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一昨年、去年と続けて購入した同じスーパーにて、今年も群馬県産の白加賀梅を発見した。1kg入りの袋で、本体価格は680円。去年の購入価格より若干高いが一昨年の税込みよりも安い。更なる安値を求めても買いそびれるだけだろうってことで2袋購入。で、早速漬けた。写真中央に写っている大きい瓶は1kg分の梅と氷砂糖400gをサントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬けた物で、左右の小さい瓶は500g分の梅と氷砂糖200gをそれぞれ宝焼酎純35と宝焼酎果実酒の季節(ホワイトリカー)900mlで漬けた物。今年の調査テーマは3年漬けた梅酒で同メーカーの甲類焼酎である純35とホワイトリカーの違いが感じられるか? という禁断のもの。これまでお高い純35で漬けてきたけど、多分同じに思えるんだろうなー。
2015年06月05日
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梅雨明けしたが、今日の日中はもわっと蒸し暑いものの日射しが控え目で良かった。で、現在は夕立です。風情の欠片もない最近の言葉で言うとゲリラ豪雨ってやつ。ピカッと光ってゴロゴロ言ってます。ざばーっと降って、涼しくなるとイイね!今日は休養日でネタに乏しいので、自作果実酒の味見をする作戦。つーことで、本日は瓶詰めしてから1年以上経過した紅玉酒を3種類味見してみた。まずは宝焼酎純35で漬けたもの。改めて評価してみても、やはりメイヤーレモンだったせいか酸味が足りない印象。砂糖も控え目で全般的に浅漬け感が強いな。りんごっぽさは後味に若干りんごの灰汁っぽい味(?)が残るくらいか……と思ったが、良く良く思い返すとこれはメイヤーレモン由来の風味かもしれない。次にサントリーウイスキートリスブラックで漬けたもの。純35で漬けたものよりややあっさりした口当たりのように思えるが、さしたる差異とは言えない程度。最後にサントリーブランデーV.O.で漬けたもの。純35やトリスブラックで漬けたものに比べてややフルーティさが強めに感じられるが、やはりこれをりんご酒の完成形とは思いたくないな。以前グラニースミス酒を味見した時にも考えたことだが、りんご酒は砂糖を控えすぎず、漬け込むりんご果実のカットを大きくしすぎないことに注意しての再評価が必要に思う。この秋にでも紅玉酒を少量でも漬けてみるべきか。特に紅玉酒はメイヤーレモンでなく普通のレモンの場合を試してみたかったこともあるしな。
2014年07月24日
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今日は休養日なので埋め草ネタを考えていると、2012年に漬けた梅酒が丁度2年経過という状況であることに気付いたので、ここは是非ともその味見をしなければなるまい!つーことで、1年経過時に瓶に詰めた分とそのまま梅を漬けっぱなしにして更に1年経過したものを飲み比べてみよう。漬け込みから2年、瓶詰めから1年経過した現在の状態を写真に撮ってみた。想像するに違いがあるとすれば、梅果実が漬っている方がより濃く(?)なっているだろうと思うので、瓶に詰めて1年経過した方から。……の前に、それぞれをショットグラスに注いで匂いを嗅いでみた。気のせいかもしれないが、瓶に詰めて1年経過した方が香りが良く立つように思える。不思議!さて、味見を……。瓶に詰めて1年経過した方は、フルーティでマイルドな酸味と控え目な甘さのバランスは悪くない。黄色にまで熟した南高梅の場合は砂糖控え目でもいけるようだ。ただ、以前も感じたがやや雑味が気になる。梅果実を漬けたまま更に1年経過した方は、瓶に詰めた方よりもフルーティさが増し、その分相対的に雑味感が薄れているように思える。私的な印象として、1年で瓶詰めするのは無いかなー……とか、2年漬けた現在の味がそのまま完成形とは思いたくないなーという感じ。なので、果実が漬っている方はそのまま来年まで放置予定。瓶詰めした方も比較のためこのまま放置です。2013年に漬けた分も一部瓶に詰めておくかどうか迷っていたが、今日の味見を参考にするなら、漬けたまま更に放置するのが正しいようだ。
2014年07月14日
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今朝も休養明けらしく張り切って早朝に起きたのだが、あいにくの雨。つーことで、今日は放置したまま忘れつつあった自作果実酒の様子を見ることにして、付け込みからほぼ1年半経過したグラニースミス酒の味見をば……。漬け込み瓶の現状がこの写真。左からレモン無しで漬けたもの、中央が2013年のりんご酒で共通のレシピに合わせて漬けたもの、右が砂糖を倍量に増やしてみたものとなっている。漸く半分程度の果実が酒の中に沈み込み、十分漬りきった……という感じになったが、それでもまだ約半分。全部沈み込むまで待ってみるつもりで放置している。さてレシピ的に味わいの弱めなものから味見していく。先ずはレモン無しで漬けたものから。これは砂糖の軽い甘さと渋みばかりを感じる。後味にややフルーツっぽさを感じるが、りんごっぽさは微妙。次は標準として試していたレシピに合わせて漬けたもの。これはレモンを加えた分酸味があって飲み易いが、やや灰汁っぽさを感じる。漬け込みすぎた影響の可能性もあるが、不明。最後が砂糖倍量レシピで漬けたもの。砂糖の量が多い分甘い筈だが、これでも口当たりとしては甘さ控え目の部類に感じるし、酸味があって飲み易い。味わい的に酸味の元になったレモン味という印象ではないが、りんごっぽいかと言われても良く判らない。レモン無しのもので特に感じた渋みはほぼ気にならない。今回試した3種の内では砂糖を倍増して漬け込んだものが最もバランスが取れているように思う。次回りんご酒に挑戦する時は、りんご果実を小さめに切ることと砂糖を少なくしすぎないように注意しよう。
2014年07月05日
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今朝起きてみたら、またも雨。つーことで三連休になってしまった。鈍る税。さて、ネタに乏しいので今日は以前漬けた自作果実酒の味見を試みる。最初はパイナップル酒。前回の味見は2013年12月04日で、約半年ぶりになる。香りは以前と変わっていないように思うが、味わいが軽くなった。パイナップルの風味が酒とかなり馴染んだように思える。そしてメイヤーレモンの酸味が強く、癖も残っている。やはりメイヤーレモンは個性が強い。次は余り酒版のメイヤーレモン酒。前回の味見は2013年06月13日なので約1年ぶり。香りは以前と同様メイヤーレモンの香り。味も酸味が控え目な柑橘類という感じで、これも以前同様。こうしてみると、何故パイナップル酒は酸味が強く感じられるのだろう……。本日最後は純35で漬けたメイヤーレモン酒。前回の味見は2013年07月20日なので約11ヶ月ぶり。これも香りは以前と同様でメイヤーレモンの香り。余り酒版に比べると酸味がハッキリしている。メイヤーレモン的な癖もハッキリしている。さて、ここまで3種類をストレートで味見したが、ついでにパイナップル酒を今度はロックで試してみた。季節柄、あっと言う間に氷が融けて薄まる印象だが、香りはストレートの時とそう変わらず。しかし、口に含むと酸味がほぼ感じられず、何か良く判らないフルーツ味の酒という印象になってしまった。実に微妙。この時期だとロックですら、割りすぎて薄くなっちまったぜ☆ という感覚になってしまうようだ。冷蔵しておかないと駄目かな。そう言えば、今日は高木社長のお誕生日ということで軽く祝うつもりで出撃したのだが、手ひどくやられますた。朝一から天井付近で白BAR揃いが唯一の出番。その後も酷い。うわーん。追記) 社長の誕生日は7月6日だそうで、マイスロの業務連絡掲示板メッセージにまんまと騙されたわ。まぁ、当日になってメッセージが出ることはこれまでも無かったから勘違いした自分が悪いのだな。月が変わって7月のスタンプカレンダーを見てやっと気付いたわ。(2014-07-01)
2014年06月29日
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朝、雨が降っていなかったし天気予報でも早朝は持つかな? と思って走りに行ったのだが、普段走っている公園に到着した辺りで降り始め、眼鏡に付く雨粒が視界をかなり遮るので諦めて帰宅。今日はイレギュラーな休養日となりました……つーことで、忘れていた幾つかの自作果実酒を味見しておく。まずは2012年に漬けた杏子酒から。既に丸2年と言うには半月ほど足りない程度の時が経過している。えぐみが強めに感じる。そして甘さ控え目。果実を2年漬けっ放しにしたのは失敗か……とも思ったが、やはり元々の果実量が物足りなかったのが原因かも。加えてあった砂糖の量が控え目なせいか「なんじゃこれ」系梅酒(笑)のなんじゃこれ感に通じる雰囲気がややある。次は2013年に漬けた杏子酒で丸1年経過している。やはり梅に似た系統の酸味を若干感じるが、刺激は控え目。フルーティさも梅より控え目という印象。2012年に漬けたものより漬っている果実の量が多いこともあって(?)色合いも味わいも多少強めになっているが、梅酒よりも砂糖の量がかなり控え目なので、杏子エキスの抽出っぷりも控え目になってしまったという気もする。全般的な風味が控え目なので若干ではあるが、やはり「なんじゃこれ」系梅酒(笑)のなんじゃこれ感(塩辛くはない筈なのに梅干し的なしょっぱい感がある)に通じる雰囲気がある。次に漬けるとしたら、砂糖は増やしたい。最後に2013年に梅シロップを作った残りかすの梅果実や杏子酒を漬けた時に量的に半端に余った分の生杏子、乾燥杏子などを出鱈目に混ぜて漬けたにぎやか杏子酒(仮)。生杏子だけを漬けたものよりしっかりと酸味が感じられフルーティさがある。多めに砂糖を投入したが、これでも後悔する程は甘くなっていないようで、甘さ控え目の部類。梅シロップを作った残り粕的な梅や乾物の杏子からも良く味が出ているが、漬っていた乾燥杏子を一つ食べてみるとまだ漬けている酒よりも味が濃い印象。つーことで、もう暫く放置してみる。
2014年06月28日
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今日は休養日。梅雨らしく地味に雨降ってるし。つーことで、先日何回かに分けて味見をした去年漬け込んだ梅酒各種の感想などを記録しておく。先ずは鹿児島県産南高梅を漬けたもの。写真左からサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたもの。純35で漬けたものは、甘さがかなり控え目で酸味がハッキリとしている。酸味の感覚からすると割らずに飲める感触だがアルコール度数を考えると割って飲みたいので、もう少し甘い方がバランスが良いかもと思う。やや雑味を感じる。ブランデーで漬けたものは、純35で漬けたものより口当たりがまろやか(?)で、口に含んで直ぐに爽やかでフルーティな風味が口内にふわっと広がる感じが良い。トリスで漬けたものは、純35やブランデーで漬けたものより甘くそして酸っぱく感じる。酸味が強く感じられるせいか、フルーティな風味の広がり方がブランデーで漬けたものよりも若干弱く感じる。ふわっと口内に広がるというより、含んだ梅酒液の広がりに沿って風味が広がるという印象。三者三様で面白い。いずれにせよ、最近甘いのに慣らされ過ぎた私の味覚では別ジャンルの飲み物に感じる。次は群馬県産白加賀梅を漬けたもの。写真左からサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたもの。トリスで漬けたものは、口当たりが軽く、口に含むと酸味が口内にぶわっと広がる感じ。ブランデーで漬けたものは何故か他の2種より明らかにしわしわっぷりが違う。不思議!味見した感想は、トリスで漬けたものより口当たりが柔らかく、梅の風味がふわっと口内に広がる感じ。後味も甘く感じられる。酸味の印象はトリスの方が鋭く、ブランデーのは丸い印象。純35で漬けたものは、やはり酸味が目立つ味わいだが、色々と控え目に感じる。が、これはこれでバランスが取れている気がする。鹿児島県産南高梅を漬けたものは漬け込んだ酒の酒類の違いによる色見の変化に乏しかったが、白加賀梅を漬けたものは元の酒の色の濃さがそのまま反映されているようで、ブランデーで漬けたものが最も濃く色付き、次いでトリスで漬けたもの、そして無色透明の純35で漬けたものが最も淡い色付きになっているのが面白い。最後に和歌山県産南高梅を漬けたもの。写真左からサントリーブランデー果実の酒用、宝焼酎純35(追熟無し版)、宝焼酎純35、サントリーウイスキートリスブラックでそれぞれ漬けたもの。買ってきたその日に追熟せずに純35で漬けたものは、軽い甘さに、まろやかな酸味。非常にフルーティな感じ。一日追熟させハッキリ黄色になってから純35で漬けたものは、追熟無しで漬けたものより甘く、酸味も多少マイルドになっているように感じる。追熟無し版で口が慣れただけという説も否定できないが、僅か一日とは言え追熟の有無に差が出たように思えるのは非常に興味深い結果だ。以下ブランデーやトリスの分は梅を一日追熟させてハッキリ黄色になってから漬けたものだ。白加賀梅酒の場合と同じく、ブランデーで漬けたものだけ何故か他の2種より明らかにしわしわっぷりが違う。不思議! ついでにオリのようなものが瓶の中を漂っている。味見した感想は、純35で漬けたものより明確に甘く、酸味も更にマイルドになっている。今回味見した全ての中で、1年目の時点で完成度が最も高いと思う。トリスで漬けたものは、甘さも酸味も純35で漬けた2本より強いように感じるが、先日試した鹿児島県産南高梅シリーズや群馬県産白加賀梅シリーズで感じたようにトリスの分だけ特に酸味が鋭く感じられるという程の違いはないようだ。見た目の違いも面白く、追熟無しで純35で漬けたものとトリスで漬けたものは見た目で区別がつかないが、ブランデーで漬けたものは色が濃い。追熟後純35で漬けたものは瓶が違うので色が違って見えるのは当然だ。全般的にトリスで漬けたものは純35やブランデーで漬けたものより酸味が強く感じられるようだ。一方、ブランデーで漬けたものはふわっとマイルドで華やかな雰囲気になる。そして純35で漬けたものはその中間という感じになるようだ。
2014年06月22日
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漬け込んでから既に1年を2週間ほど過ぎてしまったが、忘れない内に昨年漬けたびわ酒からびわ果実を引き上げて瓶に詰めることにした。びわ果実がもろもろになっている様には見えないが、漬け込み当初に漬かっていたレモン果実のカスやら種やらが漂流していたりして、目に見える程度にはオリ的な物があるので、ペーパーフィルターで濾過する。濾過している脇で、漬かっていた果実を皿に避けた。果実が黒ずんでいるのは漬け込んで最初の一月かそこらの出来事なのでこういうものだと思うことにしている。冷して少し食べてみて、それからこの果実の処遇を決める予定だ。追記) 漬かっていた酒(びわ酒そのもの)の味がする食物繊維といった風情。食べても嬉しくないので捨てたわ。予想通りではある。(2014-06-15)さて、漬け込んで約1年たったびわ酒の味はどうだろうか?まずはストレートで少し……。グラスを鼻に近付けると、果実の酒用なので恐らく熟成期間が短いが故に極軽いものではあるが、やや華やかなブランデー由来の香りに加え、杏仁豆腐の香りにも通じる「仁」の香りが入り交じっているのが感じられる。全体としてはフルーティで甘い香りという感じにまとまっている。口に含むと、控え目な甘さと控え目な酸味を感じ含み香として仁系の香りが目立つ。そして、後味にやや植物っぽい雑味があるが、成る程これがびわの酒か……という感じをうける。次にロックで少し……。口に含むと、ストレートの時よりも特に酸味が更に控え目に感じられ、後味の雑味も控え目になり、全体としてより繊細で上品な雰囲気になる。この淡いびわ風味の酒という感覚は悪くない。ロックで飲んだ印象を鑑みるに、これ以上割ると味わいが淡くなり過ぎると思うので、個人的な好みとして何かで割って飲むのは選択肢として存在しないようだ。暫く放置したら、特に雑味に関する印象が変わるかもしれないので、時間をおいて再度味見する予定。
2014年06月13日
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今日はスケジュール調整のために休養日とした。で、丁度良い感じの南高梅が散歩途中で立寄った去年購入したのとは異なるスーパーに並んでいたので、購入してきた。和歌山県産南高梅の3Lサイズで1kgパックが本体価格780円。店頭に張ってあったチラシによると、去年買ったスーパーでは木曜日に特価で出てきそうな感じなのだが、どんなものか不明だし木曜は雨の予報だったなーとも思ったので、待たずに購入。梅干し用梅が出てくるシーズンらしい梅で、去年ここから更に一日追熟させる気になったものと雰囲気的に近いが、多分この時点での1日程度の追熟の有無が梅酒の味に与える影響は微少ではないかと思うので、今年はこのまま漬ける。去年の分は追熟したものとしないものの両方があるので、近いうちに味を比較する予定。さっそく漬けた。レシピは去年と同様で、梅1kg、氷砂糖400gを共通にして、写真左のPETボトルには宝焼酎純35を1.8l、写真右のガラス瓶にはサントリーブランデー果実の酒用を1.8l注ぎ込んだ。自作梅酒も今年で3年目なので、来年辺りからはレシピ、漬け込み量ともに絞っていく予定。つーことで、更に漬け込み瓶を増やす気がなかったため、純35で漬ける方は一昨年かりんを漬けた後空いていたPET容器を流用。見た目的にはガラス瓶の方が間違いなく格好良いんだがなー。
2014年06月10日
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去年購入したのと同じスーパーにて、今年も群馬県産の白加賀梅を発見した。1kg入りの袋で本体価格580円。昨年税込み価格が780円だったことを考えると、これは特価のように思えたので予定通りに二袋を即購入。雨が降っていて持ち帰るの面倒だなーとも思ったが……。帰宅して量ってみたら、どちらの袋も袋込みで約985g。この業界は半端分は切り上げと決めているようだね。つーことで、1袋と氷砂糖400gは共通にして、宝焼酎純35 1.8lで漬け込む瓶と、サントリーブランデー果実の酒用1.8lで漬け込む瓶の2種類を用意した。後はしまい込んで最短でも来年の今頃までは放置する所存。そう言えば、去年のはそろそろ味見すべきだな。
2014年06月07日
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今日は午後から雨という予報だった上に昼頃には実際に雨が降っていたので、休養日ってことに。で、ネタがないなーと思っていた所でふと気付いた。「ネタが無いなら酒を飲めば良いじゃない!」って方針だったことを。つーことで何を飲むか……と考えた所で、漬けたっきり随分放置したままになっている物が何種類かあったことを思い出したので、本日はその辺りを調査。先ずは漬け込んでからほぼ一年経過したマンゴー酒。目で見ると、色はかなり濃い琥珀色に変化している。ただマンゴー果実がボロボロと崩れるような雰囲気は無いので、まだまだ放置可能という感じ。ショットグラスにちょっと注いでみたが、クンカクンカしてもフルーツっぽい香りはせずで地味。口に含むと、漬け込み後2ヶ月目時点よりも更に果実っぽい雰囲気が増えた気はするが、やはり香りの弱さと酸味の無さが災いして全般的には物足りないという感想になるのは相変わらずの物だ。つーことで、これは更に放置です。本日の2種目は微妙に余った梅で梅シロップを作った後の梅の残滓に焼酎を注ぎ、後から生の杏子と乾燥杏子を適当にぶち込んだ物。見掛けは普通の梅酒程度には色付いていて、瓶の保管場所には杏仁系の香りが漂っている。口に含むと味的には酸味控え目ながらも杏子や梅っぽいフルーティさが垣間見られるが、香りや酸味、甘み、雑味がバラバラで馴染みきっていない印象。これも更なる放置でステップアップに期待です。
2013年12月26日
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ネタに乏しい一日らしく、今日は暫く放置していた自作果実酒から幾つか見繕って味見してみる。まず一つ目はjazz酒。瓶詰から9〜10ヶ月程度経過している。不味くはないが、何か物足りないという感じで微妙にもどかしい印象。これは何だろうね……。前回の味見の時も同じような印象だったか。次は紅玉酒3種。瓶詰から8ヶ月経過している。まずは純35で漬けたものから。jazz酒よりもフルーティな印象だが、何か物足りない感じなのはjazz酒と共通している。これがりんご酒の特徴なのだろうか? やはりメイヤーレモンでなく通常のレモンで酸味を追加したものも試してみるべきか。オン・ザ・ロックで氷が溶けてきて、かなり風味が弱まった感じの頃になると逆にこの酒の良いところが感じられるように思う。「りんご味!」って感じの激しい主張ではなく、仄かにりんご風味が楽しめます程度の濃さが良いのかもしれない。市販の「果汁風味付きの水」で感じる果実風味程度を楽しむものなのかもな。続いて紅玉をサントリーブランデーV.O.で漬けたもの。純35で漬けたものよりもりんごの風味と酒が良く馴染んでいる印象。それ以外の印象は純35で漬けたものと然程掛け離れたものではないが、更にフルーティに感じる。紅玉酒3種目はトリスブラックで漬けたもの。同じ量の砂糖を入れたはずだが、純35版、V.O.版に比べて甘く感じる。酸味が控え目に感じるせいで甘く感じるのか、甘く感じるから酸味が控え目に感じるのか……面白いものだね。本日最後はパイナップル酒。瓶詰から10ヶ月半経過している。前回の味見の時に比べて特に変わった印象はない。今日はロックで試してみたが、紅玉酒の時に感じたのと同様に氷が溶けて薄まって風味が控え目になってきた時の方が逆に果実の風味が活きてくるのかもしれない。
2013年12月04日
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今日は休養日で暇で他にネタもない。ってことで、時期的に丁度良さげってこともあり、今年漬けたびわ酒からレモンを引き上げる作業を行った。びわの表面が微妙に黒ずんでいるのが気になるが、去年のもこんな感じだったので、「そういう物なのだ」と思うことにする。去年はレモンの種とかつぶつぶレモン的な物まで完璧に取り除こうなどと思ってしまったせいで、この時点で一回ペーパーフィルターで濾すなんて手間を掛けたのだが、そこまで神経質になる必要はないはずなので今年はトングを突っ込んでちゃちゃっとレモン果実を取り出した。作業のために漬け込み瓶の蓋を開けたが、もうその時点で所謂杏仁系の香りが凄い。あぁ、去年もそう感じたなー。ここで、漬っていたレモン果実を絞ってその汁を酒に戻す流派もあるようだが、今回は絞り汁を味見してみることにした。甘酸っぱく、香り高い中々良い出来に感じられる。絞り汁と漬っている酒の成分が漬け込みから2ヶ月の現時点でどの程度近いのかは不明だが、悪くない出来のように思う。さて、びわ酒の漬け込み期間は基本1年(?)という長丁場なので、これで来年まで放置です。1〜3ヶ月派もいるようだが、びわ酒は仁由来成分を活かしてナンボだと思うので、やはりそれには年単位の時間が掛かるだろう。
2013年07月30日
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ネタに乏しい一日らしく、今日は暫く放置していた自作果実酒から幾つか見繕って味見してみる。まず一つ目はいちご酒。瓶詰から既に4ヶ月以上経過して色々と飛んでしまったと見える残念な酒なので、物は試しと牛乳で割ってみた。大体1:1位で割ったのだが、レモン入れて漬け込んだ物なので、当然の如く分離しますた! とはいえ、ドロッとしてはいても混ぜれば混ざる感じで雰囲気はそう悪くない。……が、味は微妙。1:1だとかなりいちご風味が弱まる感触。ロックかストレートのいちご酒にコーヒーに入れるコーヒーフレッシュ程度の雰囲気でミルク的な何かを入れていちごミルク酒的なものを狙う……というのはあり得るかなーとも思うが、きっと企画倒れだろう。次は瓶詰から半年経過したパイナップル酒。そろそろ嘗めるように味見しても面白くも何ともない感じなので、ロックで一杯飲んでみた。……微妙。前回の味見の時点で「フルーティさも無い安定したパイナップル風の何かという謎感覚が継続していてそのまま安定してしまったら残念」と思っていたのだが、案の定……。最近は何となく、メイヤーレモンの「メイヤー」的部分wであるところの非レモン的風味が結構強い気がしていて、その結果メイヤーレモンを使った自作果実酒が軒並、共通する微妙な癖を追加されている印象がある。最後は純35で付けた方のメイヤーレモン酒。これもロックで一杯。何かもう、これは完成されたメイヤーレモン酒って感じ。メイヤーレモンの非レモン的な風味は相変わらず強く、酸味は弱い。レモンっぽいけど酸っぱくないリキュールになっていて、すなわちこれが「メイヤーレモン酒なのだ」という印象。氷が溶け出して薄まってきても結構はっきりとした風味が残るので悪くはないが、正直な感想として、メイヤーレモンはもう漬けなくて良いと結論づけた。
2013年07月20日
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漬け込みから1年経過したので去年漬けた梅酒を一部瓶に詰めることにした。梅果実を漬けっ放しにしたままもう1年経ったものと、果実から引き離して瓶に詰めてもう1年経ったものを来年飲み比べる予定なので、一部のみ瓶に詰める。一年経過した漬け込み瓶には、見た目上完璧に梅酒が出来上がっている。本日瓶に詰めたのは720mlで、残りは漬け込み瓶にそのまま残して来年まで放置。で、早速味見。もういっちょまえな筈なので、今日はロックで一杯。香りは杏仁系が強い梅酒らしい香りで、口に含むと酸味は然程でもないが、濃厚に梅の風味が広がる。漬け込んで半年程度では「さらりとした梅酒?」的なあっさり系な雰囲気だったが、もう完全に濃厚な梅酒になっている。ロックで氷が溶けてこない内は強烈すぎる印象。この梅酒のレシピでは途中で量るのが面倒になって少なめで良いか……っていう出鱈目さの結果、1.8lのホワイトリカーに対して氷砂糖は350gが入っているのだが、この程度ならば明確に甘さ控え目系の味わいになるようだ。梅の風味がこの濃厚さならば、多少割って飲むことを考えて、もう少し甘目に漬けても私の好みから大きく外れることはないようだと思うので、今年の標準漬け込みレシピとして採用した氷砂糖400gというのは、そう悪くない選択だったと思う。
2013年07月14日
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このどんよりじめっとした空気……。……間違いない、梅雨だ。今日は休養日でネタもないので定石どおりに自作果実酒の味見をしよう。ってことで、まずは瓶詰めから3ヶ月程度、漬け込みからだと9ヶ月経過した3種類のパパイヤ酒から。1種類目は宝焼酎純35で漬け込んだ物……残念! 植物の煮汁的というかスイカの外皮に近い白いところを齧っているかのような、あるべき味が足りない「何か」を味わっているような感覚。残念な感じの果実酒はこんな感じか、あるいは灰汁的な味がメインになっていてどう見てもゴミですって感じになるかの2通りが相場のようだ。2種類目はサントリーブランデーV.O.で漬けた物……残念! こうなるとベースの酒が焼酎でも安ブランデーでも印象は変わらないなー。3種類目はサントリーウイスキートリスブラックで漬けた物……微妙。これだけが残りの2つと異なる印象を与える。フルーツっぽい雰囲気があるのだが……何だろうね?3種類とも更なる熟成で化けることに期待。後半はりんご酒の味見っつーことで。本日4種類目は瓶詰めから5ヶ月。漬け込みからだと11ヶ月になるJazz酒。悪くは無いのだが、やはりりんごっぽくはない。酸味もはっきりしていて甘酸っぱくなんとなくフルーティな果実酒という感じだが、何か足りないようで「これはりんごだ」とは感じられない。不思議!恐らくりんご特有の青臭さのようなものが足りないのだが、うーん。更なる熟成に期待。本日5種類目は瓶詰めから3ヶ月。漬け込みからだと9ヶ月になる紅玉酒の内、宝焼酎純35で漬けた物……微妙。以前の味見の時に比べると、酸味がはっきりしてきた印象。皮由来っぽい雑味も馴染んで自己主張が弱まった感じ。Jazz酒も瓶詰めから3ヶ月程度経過した辺りから酸味が目立つようになってきたので、りんご酒はそういう物なのかもしれない。6種類目はサントリーウイスキートリスブラックで漬けた紅玉酒。これも微妙。以前の味見の時に比べると純35で漬けた紅玉酒と同様に酸味がはっきりしてきた印象だが、皮由来っぽい雑味の主張の弱さは以前の味見の時と変わらない。総じて純35で漬けた物よりスッキリとした味わいであり、熟成が進んで良くなっている印象はある。本日最後はサントリーブランデーV.O.で漬けた紅玉酒。これは以前と余り変わっていないかもしれない。純35やトリスブラックで漬けた物の場合、味が馴染んでくるまで瓶詰めから3ヶ月程度必要としたのに対し、V.O.で漬けた物は1ヵ月程度でも同じくらい馴染んだように思えた。ここから更に化けて欲しいなぁ。紅玉酒も更なる熟成に期待。
2013年07月05日
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漬け込みからほぼ6ヶ月経過したので、グラニースミス酒から果実を引き上げて瓶に詰めようかと思い、作業前にちょっと味見というつもりだったのだが……。半年経過したグラニースミス酒の漬け込み瓶はこんな様子。まずはレモン抜きレシピのを味見。グラニースミスとは言えどもやはり酸味はほぼ感じられない。酸っぱいりんごでもレモンは必須か? 飲む時に追加するという可能性を忘れていたが……。味は微妙。正直りんごっぽさは無い。何となく仄かに甘くほっこりな風味が感じられるが、これは何だろう……。不思議!次は昨年漬けたりんご酒の標準に合わせたレシピのもの。きっちり酸味がある。やはり、メイヤーレモンでなく普通のレモンの方がちゃんと酸っぱいようだ。味は紅玉酒よりも癖がない感じだが、やはりこれもりんごっぽさは余り感じられない。酸味が明確な分飲み易いが……。最後は砂糖増量レシピのもの。これもきっちり酸味があり、砂糖増量の分甘い。が、傾向としては標準レシピの物と相似。どれも微妙で慌てて瓶に詰めることもないか……と、もう暫く放置する所存。
2013年07月02日
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今日も雨ってことで、誰得記録ネタもないので、瓶詰め直後以来何故か味見していなかった冷凍ブルーベリー酒を味見してみる。瓶詰めから5ヶ月ちょい、漬け込みからでは8ヶ月と少し経過している。まずはオーソドックスタイプの純35で漬けたものから。相変わらずピンと来ない。不味くはないし雑味的な物も無い。地味な感じだが、これは将来に期待できるのだろうか? 淡いがフルーティなブルーベリー風味もあるので悪くはないはずだ……と信じて、更なる熟成に期待する。次はトリスブラックで漬けたもの。瓶詰め直後は純35で漬けたものと余り差を感じなかったが、時の経過でブルーベリーの風味が若干弱くなったのせいか酒の違いが味に出てきた印象。ただし、これだ! という程のものではない。後味に案外フルーティなブルーベリー風味が明確に残って面白い。最後は瓶詰め直後に最も期待できると思ったサントリーブランデーV.O.で漬けたもの。今となっては純35で漬けたもの、トリスブラックで漬けたものに比べて明確なアドバンテージは感じなくなったが、後味はこれが一番フルーティな感覚。以前に比べると差は縮んだ感じだが、やはりブランデーベースのものが一歩抜けているか……。3種とも漬け込んだ時より容量が増えていたせいで詰めた瓶のギリギリまで酒が入っている状況だったのだが、当時に比べて気温が上がったせいが、瓶の蓋の隙間から微妙に酒が漏れている。やっぱり瓶一杯まで中身を詰めちゃいけないねー。注ぐときにどうせ零れちゃうしなー。
2013年06月21日
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一昨日忘れない内に……と、買い込んだ杏子をその日の内に酒に漬けたのだが、ネタに乏しい今日の話題としてその顛末を書き残しておく。購入したのは山梨県産の杏子で1パック8個入りで580円。自前で計量したら約700gだった。同じ店で同じ売り場に同じ値段で並んでいたパックは6個から8個入りと結構バラけていた印象だが、基本的にどういう基準でパック詰めされていたのかは不明。さて、杏子酒は1種類だけのつもりなのでこれはオーソドックスに900mlの甲類焼酎な純35で漬ける。具体的な材料の分量は次の通り。 杏子 500g 氷砂糖 100g 純35 900mlそれぞれの果実の重量を個別に量りながら準備していたが、6個で約510gという組み合わせが最適っぽかったので、それを採用。氷砂糖と焼酎は予定通りに計量。瓶に純35を900ml注ぎ込むとこんな感じで、酒の中で果実の占める割合が大きく見える。購入した1パックの杏子果実の内2個約200gが半端に余ったので、どうしようかと考えて、丁度ほぼ仕上がった梅シロップの残りかすの梅と合わせて酒に漬けることに決めた。ちなみに梅シロップは想像していたよりもずっと、酸味が足りなくてげんなり気味。かなり甘いと感じたこともあるので、味見した時よりも更に薄めた方が嬉しいものかもしれない。梅約500gと氷砂糖約500gで作ったシロップは容量としては630ml、重量が815gになっていたので、梅の残りかすは約180g位。杏子が2個で200g。ただし、あくまでも梅は残りかすなので、これをどう考えるか微妙だったのだが、面倒だったので焼酎の余りを全て投入することにした。2.7lのペットボトルに入っていた純35の残りは830mlだった。氷砂糖は取り合えず追加していないので、後に足すべきか?ついでに何か適当な果実を200g程度追加することも考慮すべきかと思っているが、現在は未定。
2013年06月20日
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今日も雨。梅酒漬け込みも一段落してネタがないので、セオリー通りに自作果実酒をいくつか味見。何でセオリー通りなんて謎表現があるんだろうね? theoryって「理論」みたいな意味じゃん。でも「定石通り」みたいな意味で使われているよなー。theoryと定石では意味合いが全然違うよな。不思議! こういう謎表現って最初に広めちゃった人って後でどんな気持ちになるんだろう?さて、まずは先日瓶に詰めたばかりのかりん酒から。微妙な渋みを感じさせるが、全般的には爽やかな酸味のあるフルーティな仕上がり。きんかん酒の深刻な甘さ過剰感から戦々恐々としていたが、同じくらい氷砂糖が投入されていてもかりん酒はさっぱりした控え目な甘さという感覚。これは悪くないんじゃないか?冬場など風邪でも引いた時に、「これは薬なのだ」的に何かに言い訳をしながら酒を飲むのに良さそうだ。その点きんかん酒は飲み易い感じに割ってしまうと酒っぽさが失われるw次は瓶詰めから約6ヶ月経過したブルーベリー酒。微妙な雑味的な感覚が薄れ香りが自然な感じになってきた。さっぱり爽やかな酸味もあり、ブルーベリーっぽいかといわれると微妙だが、爽やかでフルーティなリキュールという感じは中々良いのではないか。これはもうすぐ漬け込みから1年になるな。続けて瓶詰めから約5ヶ月経過したパイナップル酒。相変わらず微妙な雑味感が入り混じったパイナップルの香り。味が薄まっていく印象はなくなったが、「フルーティさも無い安定したパイナップル風の何か」という謎感覚が継続している。これで安定しちゃうの?更に続けて瓶詰めから約5ヶ月経過したメイヤーレモン酒1号。香りは相変わらずのメイヤーレモン。味は酸味控え目のメイヤーレモンでやっぱり微妙。不味くはないが何となく物足りない感じ。更におかわりして、瓶詰めから3ヶ月経過したいちご酒。冷蔵庫保存に切り替えたが、前回の味見からそう変わらない印象。いちごっぽい風味がかなり失われ、味的にはレモンの印象が強くなった感じ。全体的に見ると、いちごの香りの付いたレモン酒的な雰囲気。今日の最後は瓶詰めから3ヵ月半程度経過したミックスベリー酒。これも冷蔵庫保存に切り替えた。香りが相当弱まっていて含み香でしかべりーな感じが目立たなくなった印象。口に含んだ感想は一言で言うと「甘い」。元々氷砂糖多めというわけではなかった筈だが、レモンを入れていないので酸味が控え目で、色々な味わいが弱まった結果甘い印象だけが未だに残っているという雰囲気。ただこの甘さが結構珍しい感覚で「甲高い甘さ」というイメージ。今日はどどんと6種類ちびちびと舐めてみた。
2013年06月13日
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昨年は7月も半ばになってから漬けた黄色く熟した南高梅の梅酒だが、今年も漬けるつもりでいたところ、散歩途中で立ち寄ったスーパーで思わず手の出る品を発見。和歌山県産南高梅1kg入り袋が580円。これが3Lサイズというものらしく、近所のスーパーでは見たことすらない立派な果実。全般的に昨年より2週間程度早いらしいことしの梅事情からすると、これはもう梅干用の黄色く熟してから使うように調整された品物だろう。家の近所では少なくともこの値段では見切り品でもなければ買えないだろうし、その場合質も量も微妙だろう。ってことで、勢い余って3パック購入。2パックで良かったのだが……。微妙に緑っぽいのと十分に黄色いのが入り混じっているので、追熟させてから……と思って袋から出し始めたところで、写真を撮っていなかった事に気付いたので、最初の1袋分だけ写真なし。計3kgも買ってしまったので、取り合えず緑に近いものから500g分だけ追熟させずに漬けてみることにした。今年の標準レシピは梅500g、氷砂糖200g、酒900mlにしてます。2.0lの見栄張り用セラーメイトに梅と氷砂糖を安置完了です。追熟の有無での比較用なので、これは宝焼酎純35で漬けます。900ml注ぐと瓶はこんな感じ。袋から出して一日追熟させた南高梅を洗ってヘタを取ったもの。写真の梅は13個で500g。黄色に熟した南高梅も3種類の酒で漬け比べる。今年の標準通りにサントリーブランデー果実の酒用で900ml、宝焼酎純35で1.8l、サントリーウイスキートリスブラックで900ml。3kg買った梅の残りは約500gなので、今年は梅シロップを作ってみることにしますた。追記) 黄熟南高梅なせいか梅シロップはどうもピンと来ない印象。酸味がマイルドすぎて、その分砂糖の甘さが強く出る印象。梅シロップってのは、薄めに割ってほんのり梅風味程度を楽しむべきものなのだろうか? 来年はもっと若い青梅で試してみるか……。
2013年06月11日
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一昨日、昨日で漬け込みから6ヶ月経過したきんかん酒とかりん酒から果実を引き上げて瓶に詰める作業をしたので、その様子を軽く記録しておく。写真の瓶は左右共きんかん果実は400g、宝焼酎純35を720mlというのは共通で、左の瓶が氷砂糖80g、右の瓶が氷砂糖120gで漬け込み、6ヶ月が経過した物。氷砂糖の量が少ない左の瓶には底に沈み込んだきんかん果実が2個程あるのだが、右の瓶には存在しないというのが、目に見える唯一の違いだ。ペーパーフィルターで濾したが特に目が詰まるという印象もなく、あっさりと作業は終了できた。氷砂糖80gで漬けた方の瓶は収量が780ml程度、氷砂糖120gで漬けた方の瓶の収量は800ml程度と、いずれも漬け込みに使用した酒の量を大幅に上回ったおかげで、このために取っておいた宝焼酎純35の720ml瓶に収まりきらなかった。で、瓶に収まらなかった半端分が結構多いので、それを味見……というつもりだったが、いずれのレシピで漬けた物も「マジ、超あまーい! (><)」って感じ。ヤバイ。このまま飲んでたら簡単に病気になりそうな甘さ。幸いにもきんかんらしい風味も強力なので、それなりに割っても十分楽しめると思う。普通に飲むなら、割って、レモン追加とかした方が良さそうだ。が、次に漬ける時は砂糖はかなり減らす所存。追記) 水で2倍程度にまで薄めると、甘さも風味も控えめで上品な印象になる。これはこれで中々面白い感覚なので有りだなー。漬け込み初期は酒の表面近くのかりんが黒ずんだりしてどうなることかと心配したが、6ヶ月も経過したらそんなのは影も形もない感じで、良さ気な琥珀色になっている。ペーパーフィルターでの濾過は段々と面倒になっていく感じで、最低でもおよそ600ml毎にフィルターを交換すべきと感じた。私の行った作業ではおよそ300ml程度ずつ濾過しては瓶に移すという感じだったのだが、最初の2回に比べて3回目は明確に濾過速度が低下していた。なので、900ml瓶の2本目に差し掛かった後の作業では、約600ml程度でフィルターを交換した。これくらいなら許容範囲の手間だ。きんかんの場合とは逆にかりん酒は収量が結構悪く、1800mlの酒で漬けた物が1730mlに減った。ちなみに、きんかん酒の甘さに打ちひしがれたショックで(嘘)、かりん酒はまだ味見していない。
2013年06月10日
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本日は休養日ということで、先日漸く発見した群馬県産「白加賀梅」で梅酒を漬けた顛末を記録に残しておくことにする。群馬県産白加賀梅1kg入りで1袋780円。割高かなぁ……とか、微妙に早いのかなぁ……などという不安もあったが、店頭で初めて見たので思い切って2袋購入。先日漬けた鹿児島県産南高梅と同じ店で6月1日のこと。硬いし青いので取り合えず洗った勢いのまま暫く水に漬けておくことにして30分放置。水に漬けた後は水を切り、ペーパータオルで水分を拭き取り、ヘタを竹串で取り除く簡単なお仕事です。と、いう予定だったのだが、梅が青いせいか白加賀梅の特性なのか不明だが、ヘタを取るのが異常に面倒臭かった。硬い。去年、今年と漬けた南高梅の場合だと竹串でヘタの傍あるいはヘタの跡地を軽くつつくとそれだけでポロリと取れる感覚なのが、この梅の場合そんなところを竹串でつついたら竹串が一発で役に立たないゴミに変わる。色々と試した結果、ヘタ周囲の一緒にポロリと取れる境目辺りに割れ目ちゃん方面から竹串をぶち込むというのが一番綺麗にヘタを取る方法のようだ。ヘタが残っている場合、ヘタを摘んで割れ目ちゃんの反対側に向けて力を入れるとプチッと綺麗に取れる。2kg分を処理するのに約40分かかりますた。先日の梅酒第1弾と同じく、白加賀梅も3種類の酒で漬け分ける。梅の量は1kgの瓶が1本と、500gの瓶が2本。氷砂糖は梅1kg換算で400gになるように調整。左から梅500g、氷砂糖200g、サントリーブランデー果実の酒用900mlの瓶。梅1kg、氷砂糖400g、宝焼酎純35 1.8lの瓶。梅500g、氷砂糖200g、サントリーウイスキートリスブラック900mlの瓶になっている。酒を注いでから7時間も経つと結構氷砂糖は溶け、梅が中層に浮遊するようになる。緑色の色素もかなり抜けたようだ。
2013年06月04日
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今日は昨晩漬け込んだびわ酒について記録を残しておこう。1パック6個入りで298円だった長崎県産のびわ2パック分を水で洗い、ペーパータオルで水分を拭き取り、ヘタを取ってから自然乾燥中の図。びわ酒の場合レモンを入れる流派と入れない流派があるようだが、今回は入れます。ってことで、皮を剥いて2個分のレモンの準備も万端。包丁で切るのは瓶に入れる直前ってことで。びわ12個を計量したら約540gだった。1個取り除いて500gに近付けることも考えたが、面倒なので全部入りで。氷砂糖は100g。今回はブランデーで漬けようってことで、先日の梅酒で使った残りを投入。900mlある筈が、量ってみたら870mlしかなかった件。まぁいっか^q^
2013年06月01日
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一昨日思わず購入した今年の梅は既に立派な梅酒になるための修行に入っています。つーことで、今日はその修行開始から今日までの軌跡を……。散歩途中で立ち寄ったスーパーで見つけた鹿児島県産南高梅1kgパック398円也。安いだけの理由があるのかどうか判らないが、まぁこれも経験だろう。水で洗った後、ペーパータオルで水分を拭き取りつつ竹串でヘタも取り、暫く自然乾燥中の図。――修行の前には身を清める必要があります。全部で2kgを1kgを1本、500gを2本と漬け分けることにする。氷砂糖は梅1kgの瓶には400g、梅500gの瓶には200g入れてある。去年は1kgの瓶に350gだったが、それは量っている途中で面倒になり、こんなに入れなくても良いような気が……と途中で切り上げた結果だったが、今年の分は去年の分の味を見た感覚的に多少増やしても減らしても大して変わらないような印象を受けたこともあり、500gの瓶に半量分を計量するのにキリの良さを求めた結果。ついでに書いておくと、200g辺りまでは一度に量っても余裕があるがそれを超えると何か適当な容器が必要になりそうだったというしょうも無い理由もある。中央の梅1kgの瓶には甲類焼酎の純35を1.8l、左の梅500gの瓶にはサントリーブランデー果実の酒用を900ml、右の梅500gの瓶にはサントリーウイスキートリスブラックを900ml注いだ。これまで色々漬けて来た経験と合わせる為にブランデーにはV.O.を使うつもりだったのだが、少し前に近所の酒屋が閉店セールをしていた時に割引で余りに安かったので今年はこれで。――ついに修行開始です。1日放置しておいたら氷砂糖が結構溶けて梅が瓶の中層に浮かび上がった。現在は瓶底付近の酒だけが梅よりも比重が高い状況と言うことなのだろう。梅の実の色合いも面白い。緑色の色素は抜け易いってことなのかね?――水中浮遊の術の修行中です。2日放置で氷砂糖はかなり溶けたが、それでもまだ微妙に溶け残っている感じ。ゆすったら直ぐにでも溶けそうだが、同時に梅が全部浮かび上がるだろう。いずれ梅が浮かび上がるのは確定された未来だとしても、暫くはこのまま見守っておく方が面白そうだ。
2013年05月29日
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今日は雨でネタがないので恒例の味見大会。まずは瓶詰めから4ヶ月経過したパイナップル酒。先月味見した時の印象と殆ど変わらず。突然化けるような物でもないか……ってことで、更なる熟成に期待。次はこれも瓶詰めから4ヶ月経過した後から純35で漬けた方のメイヤーレモン酒。先月味見した時の印象と殆ど変わらず。香りが飛んでしまうというようなことも無いようで、現状で安定してしまっている感じもある。ここから化けることはあるのだろうか? 凄く美味いってことはないが、割と予想していた程度の味わいになったようだ。本日最後は瓶詰めから2ヶ月経過したいちご酒。香りは殆ど飛んでしまった印象。含み香としてはまだいちごの雰囲気が十分あるが、漂う香りはほぼ完全に失われたと言いたい。香りが弱ったせいか、味わいからもいちごっぽさが弱まった印象を受けるが、これは錯覚分もあるだろう。レモンを漬け込んだ分酸味がしっかりしているので、全体としては飲みやすい感じが維持されている。先月の感想とはやや異なるが、やはりこれは早飲み推奨かなぁ。いちごっぽさが弱くなるとレモン酒と香りが異なるだけのバリエーションのような感じになってしまう。冷蔵保存しておいたら別の感想も有り得るかと思うので、次回があったら瓶詰め後冷蔵保存というのを試してみようと思う。
2013年05月20日
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まずは最初に漬けたバナナ酒から。漬け込みからで9ヶ月、瓶詰めからでも7ヶ月経過している。瓶詰め時に一度ペーパーフィルターで濾過したものだが、瓶の中で再び澱がかなり出て瓶底に沈んでいる。香りは「非常に青臭いバナナ」という感じで、期待感は低め。口に含むと非常に甘く、アルコールが強い。一時感じた謎果実的雰囲気は失われて、バナナっぽくなったような気もするが、ストレートでは相変わらず美味くはない。牛乳割りとかが良いのか? 要検討。次は最初に漬けた方のメイヤーレモン酒。こちらは漬け込みからで7ヶ月、瓶詰めからで4ヶ月経過している。香りはレモンらしい香りで中々良い。口に含むとあっさり系の味わい。酸味はあるが控え目で、甘味も控え目。基本的にもっと酸っぱい感じがある方がレモン酒としては望ましいと思うが、無理な相談なのだろうか? 砂糖を減らしても大して酸っぱくはならない気がする。相変わらず、まずくは無いのだが期待外れという感じだ。
2013年05月11日
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ネタに困ったら味見をするという方針でやっているこのブログなので、規定の方針通りに……。まず最初は瓶に詰めてから3ヶ月経過したJazz酒。段々と色々なものが馴染んできたようだ。まだ好ましくない類の雑味(?)が微かに残っているが殆ど気にならなくなってきた。余り確信は無いが酸味が目立つようになったのか瓶詰め直後よりも甘味が控え目になったように感じる。これは当時より好ましい味わいに変化しているようなので、今後の更なる熟成に期待。次は瓶に詰めてから1月目の紅玉酒3種の内から純35で漬けた物。りんごの皮から感じるような軽い苦味がある。味わい自体はJazz酒よりも何もかもが軽い感じで物足りない印象。これも熟成が進むと変わるのかね?続けて紅玉酒からサントリートリスブラックで漬けた物。純35で漬けた物とかなり似た印象だが、トリスブラックで漬けたものは皮っぽい苦味も薄い。これも色々と物足りない。本日最後は紅玉酒からサントリーブランデーV.O.で漬けた物。同時期に漬け、同時期に瓶に詰めた3種の紅玉酒だが、このV.O.で漬けた物だけがフルーティで華やかな雰囲気が活きていて面白い。この雰囲気が紅玉なのだろう。今日味見した4種は、これまでの経過を見る限り、更なる熟成に期待できる類のようなので安心して放置する所存。
2013年05月05日
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タイミング的に最近味見をしていなかった物があるのに気付いたので、今日は2種類味見。一つ目は2月末頃に瓶に詰めたミックスベリー酒。甘いベリーの香りだが非常に軽い感じ。なんとなく氷いちごみたいな香り。口に含んでも甘いベリーの味わい。だが、瓶詰め直後に比べると風味も味も弱まっているような気がする。やっぱりベリー系は早飲み推奨ってことかね? ブルーベリーは長期熟成必須のような気もするし、その辺は難しいもんだね。まぁいちご、ラズベリー、ブラックベリーみたいな果肉(的な何か)が柔らかいベリー系は早飲み推奨ってことか……。二つ目は漬け込んで4ヶ月になるブラジルマンゴー酒。漬け込み期間は3ヶ月を目安に……ってことになっていたが、先月には味も見なかったなー。1ヶ月目の味見の時にはマンゴーの雰囲気すらなく、2ヶ月目では凄く甘味だけが強化された印象だったので、そこから更に放置していたのだが、4ヶ月目ではどうか?香りは非常に弱いが、果実酒に共通する(?)ように思えるフルーティ系の香りがある。口に含むと非常に甘く、そして何となく微妙な雑味がある。その影に酷く弱まった感じの酸味が隠れているような気もするが、控えめすぎて良く判らない。後味にはその酸味っぽい何かが微かに残るようだ。とりあえず、もう暫く漬け込んだまま放置してみよう。
2013年04月26日
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今日は昨日味見しなかった酒の中から幾つかを見繕って味見。まずは最初から皮無しで漬けたバナナ酒。既に瓶詰めから4ヶ月が経過している。香りはバナナ。味もバナナっぽい? 汁気の足りない果実を漬けた物だけに、アルコール度数も高い筈……というのが実感できる程度にピリピリ感がある。次は最初の1週間だけ皮有で漬け、その後皮を剥いでから再度漬け込んだバナナ酒。これも瓶詰めから4ヶ月経過。香りは皮無しで漬けた物と同じようにバナナらしいが、味は皮無しで漬けた物と微妙に異なる感じ。全く想像していなかった事態ではあるが、皮有りで漬けた物の方が甘い。不思議! それでいて、バナナっぽい味なのは皮無しで漬けた方だったりもする。最後は後から純35で漬け、瓶詰めから3ヶ月が経過したメイヤーレモン酒。香りは相変わらずメイヤーレモンっぽいが、味は酸味が実にあっさりした感じなのでレモンというよりみかんのような美味しく食べられる系の柑橘類的な味わいになっている。初期の味見の段階でも酸味はあまり刺激的ではなかったので、レモンといって想像するような味わいではなかったのだが、味や香りなどが馴染んできたように感じる現在ではもっと明確に別の柑橘類じゃね? という雰囲気になっていて面白い。案外いけるが割ったりするには線が細すぎる印象。
2013年04月20日
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