不安とプライドと自己嫌悪

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テーマ: 鬱病(2271)
カテゴリ: 鬱と戦う生活記
昨日、配偶者(仮)と言い争いになってしまった。

何がきっかけかというと、わたしが旅行先としてトルコを一押ししていたことである。
彼は「危険注意国だからよそう」と言う。
それは頷けないこともないのだけれど、彼がトルコを嫌がるのには、
単に自分が行きたくないからという理由もあるのだと知っている。
彼はハワイでゴルフ、か、アメリカでメジャーリーグ観戦、がいいのだ。
それに反してわたしは「南の島には興味がない」「アメリカ合衆国には興味がない」のである。
できればインドやネパールに行きたいし、でなければエジプト・ギリシア・トルコあたりに行ってみたい。

ことごとく意見が合わない。
しかし、結婚式をするしないの件でも我々はもめていて、
そのとき彼は「結婚式をやってくれるなら、その他のこと、旅行とかは全部あなたの好きでいいから」
と言ったのである。
わたしは結婚式をやりたくなくて
(大勢の前で、見も知らない相手の上司やご友人から祝辞を受けたり、
ケーキカットだのキャンドルサービスだので愛想を振りまいたり、
親戚のおじさん、などが出てきて詩吟だのカラオケだのを披露したり・・・
考えただけで気分が悪くなる。
せっかくの2人の記念日になぜお金をかけてまで辛い思いをしなければならないのか、わたしには理解できない)
自分の病気のことや性格のことを一生懸命話してみたけれど、

だからせめて、旅行ぐらいはわたしの意見を通したかった。
それは、彼が本当にわたしの病気や性格を理解して、思いやってくれているかどうかのバロメーターにもなる気がしていた。
だからトルコを強硬に主張したのだけれど。
どうやら却下されそうである。
まあ仕方ない。命は大事だものね。

でも、
トルコが危険注意国でなかったら? どうなっていたんだろう?
それは知るべくもないけれど。
・・・知りたくもないけれど。

***
今日もテニスに行ってきた。
今度はスクールではなく有志の仲間で。
仲間といっても、わたしはまだ日の浅いビジターなので、「集う楽しみ」はない。
ひたすらテニスがしたいだけである。
(それでなくても「集う楽しみ」というものは、ここ数年の自分の中には乏しいんだけど)
買い物や過食ではなく、自分の心の「空気抜き」をできるものがあるとすれば、テニスだなぁと思う。
そう思えるものがあるのは幸せなことなんだろう。
・・もちろん、テニスを始めたきっかけがあの男にあることは、どうしても忘れられないけど。
とにかくまあ、ラケットを持って走っている間はそれで頭をいっぱいにできる。
心がひとつの思いで満たされるのは楽なことだ。
あれかこれかと思い煩うのはしんどいから。
あの男を心底恨みながら、
でも本当に、悪いのはあの男なの? 今となっては自分の方がよっぽどおかしいんじゃないの?
なんていう気持ちに横槍を入れられるのは辛かった。
心がひとつの思いで満たされるのは、幸せなことだと思う。
あの男をきれいさっぱり忘れ果てて、配偶者(仮)で心をいっぱいにできたら・・
そうできたら幸せなんだろうな。きっと。

***
上のように思っていた矢先に、配偶者(仮)とまたまた嫌な雰囲気になってしまった。
今度のネタは、「病気」。
長くなるので端折るけれども、彼の後輩くんが彼女さんのことで悩んでいるらしい。
で、そのエピソードをきくにつけ、その彼女さんは心を病んでいて、でも誰もそれに気づいてあげてないんだなあ、
と思えて仕方がない。
そこで、そのように意見して、
「彼女さんは病気だと思う。
そして誰かがその彼女さんを救うべきだと思う。
後輩くんが救えればそれが一番だけど、とにかく一度通院をお勧めしたら?」
と言ってみた。
彼はそれが気に食わなかったらしい。
彼女さんという人は、確かに行動だけ取ってみれば、とんでもない浮気者に見えるかもしれない人のようだ。
でもわたしには、彼女自身も苦しんでいるように思えた。
もちろん実際に会ったことはないけれども。
でも、彼はその彼女さんの行動を肯定するようなわたしの発言
(その彼女さんがしたことは、確かに、許されないことかもしれない。
だけどたぶん、彼女は病んでいるんだと思う。
そんな行動に駆り立てているのは病気かもしれないんだよ。
誰かが気づいてあげなくちゃ、彼女は回復しないまま、一生終わっちゃうかもしれないんだよ?)
が気に入らなかったらしい・・・
そして不安になる。
配偶者(仮)。
ねえ、わたしが病気ってこと、話したよね?
わたしだって病気がまた重くなったら、どんな行動をするかわからないんだよ?
そのときあなたは、病気のことは一切抜きにして、その行動だけでわたしを判断するの?
あなたは病気も含めて「わたし」を受け入れてくれるのではなかったの?

・・・それはわたしの思い上がりだったのか?

***
それでも先程、配偶者(仮)から再度の電話が入る。
電話に出るわたしは、こんな思いは少しも表さない。
ただ声に笑顔を乗っけて送る。
その笑顔が心からのものかどうかなんて、電話では伝わらない。
いや、伝わるのかもしれない。本当に気持ちが通じ合っている関係なら。

嫌な雰囲気を感じていたのはわたしだけのようで、
彼は単にわたしと意見がぶつかった、という認識しか持っていないらしい。
普通に用事を言って、また明日ね、と言って切った。
それで安心する自分と、更に不安が募る自分。
2分する思いに引き裂かれたくはないんだけどなぁ。
疲れてるんだ。もう。







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Last updated  2005/01/10 11:12:40 PM
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