24階のミミック

24階のミミック

2006.03.18
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 この日は休みなのでどこか遠くへ遊びにつれていってもらおうとじーちゃんに頼み込むが、じーちゃんはこのごろ体調が悪かったり忙しかったりでか、今回の帰省ではずっと泰にも愛想が悪い。それでもばーちゃんの押しで、 ドイツ村
 でかける仕度をしていると、突然予告もなく兄がやってきた。父が体調悪いと聞いていたのを私がメールしたので、休みになった今日様子を見にきた、ということだったが、父が元気な様子をみて安心したらしい。そうしたら、兄の姿をみて有頂天になった母が突然、「休みなら今から義姉と桃ちゃん、ヤスくんも呼んで一緒にドイツ村にいこうと言い出した。しかし昨日、桃ちゃんたちは風邪だから一緒に遊ばないほうがいいと、言ってなかったか? そのためにイチゴ狩りも泰と私と3人で行くことになったはずだったのに、うちの母は本当に兄には弱い(^^;) さっきまで言ってたこともくるりと裏返して、呼ばなきゃかわいそうだ、なんて言い出した。
 はあ、昨日「桃ちゃんたちの風邪を前にうつされて大変だったから今度は治るまで呼ばない」とか言ってたのは誰だ? 

 それで私たちは先に出発し、現地で義姉と桃&ヤス姉弟が合流することにして、さっそくおでかけ。ま、泰は大好きなイトコたちに会えるのでうれしくてたまらない様子だったけど♪

 車で1時間ほどのドイツ村はまだ早春というより冬の景色で、山を切り開いて作った斜面に広がる園内は一面茶色。実家のある辺りより少し標高が高い上に風も強く、思っていたよりもかなり寒いかんじだった。
 泰には厚い上着を持ってきたけれど、寝たときの為にと思って持ってきたベビーカーを見たとたんそれに乗ったきり歩かないので、ますます寒そう。こんな大きくなってからもベビーカーに座りたがるなんて珍しいというか……、ものぐさ? 赤ちゃんでもない子がずっと坂道をベビーカーで押されていると、なんだか病気の子みたいで失敗したな、と思いました。

 義姉たちが到着するまで、泰が看板を見て入りたいといった3D恐竜映画を見ることになり入ってみたが、うーん……。ただ3Dってだけで、デッサンもストーリーもめちゃくちゃな五流の映像を見せられて、なんだか気持ちが悪かった。やっぱりこういう、ちゃちい映画なんか見るものじゃないな、とがっかり。

 結局泰と桃ちゃんは常にべったりはりついていて、母は「あーあ、これで泰に風邪がうつっておまえ(私)にもうつって、東京に帰ってプレの終了式はきっと出られないわよ」と呪いの言葉まではく。
  その後、母の桃泰引き離し作戦は一日ずっと続いていたんだけど誰も協力しないのであまり効をそうしていなかった……(笑)。

 SLの後、ランチは中央のレストランに入ったのだけど。これはイマイチどころかイマサンくらいでした。何がよくなかったって、まず値段が高い。そして高い割にサービスがよくない。せっかく本場のドイツパンが出てきたのはいいが、なんと冷たいパンがプレートに乗っかってる。おいおい……もともと水分の少なめの堅いパンが冷たかったらおいしいわけがない。これは同じドイツ料理でも前につれていってもらったロックハート城のドイツレストランのランチとの大きな違い。
 ロックハート城のランチのパンはきちんと温められていたし、それにトイレに入れば清潔で、おまけに「お母様方へ。どうぞお子様の汚されたものなどはお気になさらないで……」てなことが書いてあったりして、お客さんに対する気遣いまで感じさせていたのに、値段が高い上にセルフサービスでしかも料理に対する気遣いがイマイチとは。料理自体はそう悪くはないはずなのに、この寒い日に冷たくて堅いパンを出す姿勢がもうおいしく料理を食べさせようと思ってないのが明白。
 本当に残念でした。ここのレストランはもう二度とこないな。昔ザルツブルグで食べた屋台のソーセージとパンのおいしさが思い出されて、悲しくなりました。こんなのドイツ村じゃない。ドイツもどき村だ。

 まあシーズンになればそれなりに人もきてお花も咲いたりしてにぎやかになるんだろうけど、私的にはただの広い公園。はせっかく来たので、子供たちをアスレチックのあるところで遊ばせるのがせいぜいです。木のやぐらでくみ上げられた滑り台やブランコで子供たちは楽しそう。
 母は、帰りにパン屋さんに寄ってドイツパンを山ほど買っていました。そのパン屋に並んでいるパンも皆冷たく、香ばしい匂いもなかったのだが珍しい大型パンとかアホほど買う母。しかしそこでも7000円もパン買ったんだから一つくらいおまけつけるとかすればいいのに何もなしで、つまらないところだなーと思いました。なんていうか、心がないっていうか。最後に一つのこった小さい菓子パンを半分こして泰と桃にわたすとか、私だったらやるね。ま、若いバイトだから無理なんだろうけど、ここでも悪い期待を裏切らないドイツ村(笑)。

 最後、門を出るとき、ガーデン結婚式やってるの見ました。この寒い日に、さらに夕方になって風のビュウビュウ吹いてる中、ノースリーブの花嫁さんがちょっと寒そう……でもお幸せに、だよね。
 私としてはあまり好きになれないところだったけど、きっとこのカップルには素敵な思い出のつまったところだったんだろうな。てことで、うちらはシーズンが悪かったと思うことにしました。

 帰りの車では母の桃泰分離作戦で2人は別の車に乗せられ、実家に帰ることに。前の車に無理やり乗せられた桃ちゃんがずうっと車のリアウィンドウにはりついて泣いているのが見えて、かわいそうでした。



 そしてこの日は終了。結局、夜には鼻水出してた泰だけど、いっぱい走り回っていっぱい寝られたせいか、次の日にはとくになんともなく風邪もうつらず無事でした。
 私のほうはちょっと体調悪くなりました。でもやっぱり母には「妊婦のくせに無理して動き回るからだ。バカじゃないの」と言われ、かなりムッ。
 こういう人なんだよね。もう、いいわ……。まともに取り合ってたら疲れるワ。
 あーあ、おいしいドイツパン、食べたいなァ~。子供が大きくなったら、熟年旅行に出かけてパパと2人でドイツビール&ワインとパン、ソーセージ食べ放題のツアーしようかな♪ いつのことだ……





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Last updated  2006.05.14 11:53:35


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