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2008.10.07
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全米ベストシェフ(ノースパシフィック部門)にも選ばれたことがある日系のシェフ、 ロイ・ヤマグチ

アメリカを中心にすでに40店舗近いレストランを展開しているというから、もはや高級ファミレスの感があるが、今回ハワイで泊まったホテル(エンバシー・スイーツ)と同じ建物にロイズ・ワイキキという彼の店があり、しかも行列ができるほど賑わっていたので行ってみた。

ホテルの1階、建物に沿ってL字型に細長いテラスのような空間を張り出させた、カフェ風の開放的な外部空間が印象的な店だった。インドア空間は暗くてシックな雰囲気。Mizumizuたちは外のテラス席に座った。おしゃれで若々しく、カジュアルで、客層も若め。ラフな格好で、やわらかな夜風に吹かれながら談笑するさまざまな人種。国際リゾート都市ワイキキには、なんともふさわしい。
ロイズ・ワイキキ

まずは前菜。2人分の盛り合わせを注文。
ロイ・ヤマグチ
コロッケ、春巻き、変わり寿司、スペアリブ、海老の串刺し…… 確かにそれぞれ独特の工夫がしてある。コロッケは中の詰め物が変わっていたし、春巻きはレーズンの入った甘いタレがかかっているし、寿司はなぜか揚げてあるといった具合。

ものめずらしさもあって、美味しく食べた。でも、1度でいいかな(苦笑)。

メインには「銀ダラの味噌焼き」を選んでみた(写真上)。確かに味噌焼きは味噌焼きだが、日本のものとかなり違う。これなら外国人でも食べられるだろう。味噌の風味がそれほど全面に出ていないのに、味が濃くて、辛口のお酒と合いそう。ただ、強い味なので、すぐに飽きがきてしまった。魚自体もアブラがのりすぎているのか、しまりがない。2人で1人分をシェアすることにして正解。これも、2度食べたいとまでは思わない。魚そのものの味のウマさとマズさを世界中の誰よりもよく知ってる日本人が、好んで食べる魚料理とも思えない。

デザートはチョコレートスフレ。お調子者のウエイターが

と日本語で言いながらサーブしてくれた。
どーして、そこまで自信満々かね? 君たちは……
スフレ
スフレ? これが? フォークを入れると中からチョコレートがとろ~り。熱いチョコレートに添えられているのは冷たいアイス。よくあるフォンダンショコラじゃないの。

札幌のフレンチでも食べたし、西麻布のイタリアンでも食べたし、リヨン(フランス)のブションでも食べた。地元の荻窪のフレンチレストランでも出すところはある。それらと比べて特別どうということもないが、普通に濃厚なチョコの味が楽しめるフォンダン (どうしても優劣をつけるなら、やはりリヨンのフォンダンショコラが一番かな)

皿にかかったフランボワーズソースがやたら香料臭く、強烈な味だったのが印象に残った。

しかし、どうもロイズの料理のネーミングは疑問。銀ダラの味噌焼きだって、サイトの英語メニューにはButterfish(マナガツオ)と書いてあったような?。

気になるお値段は、全部で53.93ドル(5700円)と2人で食べたにしては、かなり良心的な値段だった。値段と味のバランスで言ったら、今回の旅行で満足度は一番だったかもしれない。人気があるのも頷ける。

ロイ・ヤマグチという人の料理人としての腕はどうだかわからない(そもそも、彼はこの店の厨房にはいないだろう)が、ロイズという店自体はそこそこお勧めできる。安定した味とサービス、良心的な価格――まさしく高級ファミレスだが。

そもそも本当にすぐれた料理人は店のチェーン展開なんかしない。その人の作る味はその人だけのものだ。すぐれたパフォーマーが2人いないのと同じ。有名になり、その名を冠した店が別の場所にできるころには、その人のシェフとしての腕はたいてい、もう下り坂になっている。人間というのは不思議なものだ。いくら才能があっても、忙しくなり仕事が増えると、必ず「作品」の質は落ちる。これはなにも料理の世界に留まらない。才能勝負で仕事を取る人すべてに待ち受ける、共通の落とし穴なのだ。

荻窪に「 徳大

オマケ
荻窪駅前(Mizumizu宅から10分弱)にある「 シェ・マルコ 」のチョコレートケーキ。
チョコレートケーキ
やはりフォンダンショコラで、フォークを入れると溶けたチョコレートがとろ~り。











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最終更新日  2008.10.10 15:37:39


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