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あるフランス系の青年がベトナムに旅行に来た。キュートなデザインのいいTシャツをお土産に買いたくて、探したが、見つからなかった。だから、彼は決めた。作ってしまおうと。
そんなブランド誕生の逸話に、なるほどと頷かされる店、 Ginkgo
ホイアンでたまたま立ち寄ったのだが、コットンの質の良さと、デザインのユニークさに唸ってしまった。
Ginkgoとはイチョウのこと。その名の通り、どこかにイチョウのマークがあるのが、このブランドの特徴だ。
こちらがMiuzumizuお買い上げのノースリーブロングシャツ。 ホイアンの想い出にふさわしいランプと、ごちゃごちゃした配線の面白さが気にいった。 フロントとバックで見頃の丈が違うのもいい感じだ。 この写真、日本に帰ってきたあと、スーツケースから引っ張り出してすぐ吊るして撮ったものなので、シワになっている、ご容赦を。
こちらがホームページから借りて来たモデル着用の写真。赤のショートパンツを合わせているが、膝丈ぐらいの黒のフレアスカートとも合うし、寒くなったらこの下にタートルネックのセーターを着てロングタイトパンツと合わせてもサマになる。日常的に応用のきく重宝なクロージングだ。
値段も370,000ドン(2000円ちょっと)と、 この品質を思うと非常に安い。
手描き感覚タップリのデザインは、とてもユーニク。素材はオーガニックコットン。柔らかでやさしい肌触りが品質の良さを裏付ける。
後ろ肩のところに、ブランドマークであるイチョウが。
よく見ると刺繍のアップリケで、裏地にちゃんと補強布が縫い付けてあった。 細かいところまでキチンと作ってある。
Mizumizuはよく旅先でTシャツを買うのだが、これまでで最悪の品質を誇ったTシャツはNYのスミソニアン博物館で買った、恐竜のデザインのTシャツだった。デザインが気にいって買ったのだが、素材は粗悪という二文字がぴったりのコットン。すぐにヨレヨレになり、汗の臭いなど吸収せずに、逆に発散してしまう。どこからああいう粗悪なコットンを輸入していたのだろう ? (おそらくは、中国だろうが)。
あのころを思うと、観光地でこうしたユニークでハイクオリティなものが見つかり、しかも、それが東南アジアのベトナムだということに隔世の感を覚える。
Ginkgoのデザインはお上品な「洗練」ではなく、面白さのある「上質」を訴求している。たとえば、 コチラ 。
ベトナムの信号機のデザインなのだが、左側に「ベトナムの交通法」と書いてあり、右側には、
緑 I can go (行ける)
黄色 I can go (行ける)
赤 I still can go (まだ行ける)。
ベトナムのカオスな道路交通事情を目の当たりにしたあとだけに、爆笑してしまった。
ブランド立ち上げのころのエピソードにもユーモアがたっぷり。「成功はすぐにやってきた。初日に7枚のTシャツを売り上げたのだ!」。
2007年8月、1日7枚の売上から始まった Ginkgoだが、今はベトナム各地で店舗を展開している。面白みのある上質なデザインと良心的な価格。まさに「お土産にベトナムチックで上質なTシャツを買いたい」という旅行者の期待にスバリ応えてくれる店だ。
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