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2017.03.09
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カテゴリ: Travel(ベトナム)

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Reaching Out Tea Houseのお姉さんに連れて行ってもらった姉妹店のReaching Out Arts & Crafts Shop。粗悪品が多いマーケットからこういった「オンリーワン」の品物を扱っている店に来るとホッとする。

買う気まんまんだったベトナム式コーヒードリッパーは、値段を見たら案外高かった。1つ4500円ぐらいだったかな? はっきりは覚えていないのだが。まあ、質の高さを考えれば、別に割高ではないのだが、ベトナムだからもうちょっと安価に手に入るかな、などと思っていた。

しかも、この店に来る直前に、マーケットでもともと安いステンレス製のベトナム式コーヒードリッパーを2つ買ってしまっていた。一応ステンレスだし、マーケットの中では高品質の部類だったと思う。しかも、もともと安いのに、さらに値段交渉なんかして、ちょっと負けてもらったのだ。2つで70,000ドン。当時の現地レートが0.0055なので、2つで385円。日本でも東急ハンズにほぼ同じものが売られているが、1つ800円以上する。

コレね。↓

ベトナムコーヒードリッパー ステンレス

ちなみに現地マーケットではスプーンや箱はなし(別に、要らない)。

言い訳めくが、マーケットは実はこういう「値切り」を前提にして、最初はかなり吹っかけていることも多い。マーケットで最初の言い値の半額近い値段で買ったランチョンマットが空港でさらに――日本円にすれば数十円レベルだが――安い定価で売られていた時は軽くショックを受けた(笑)。やっぱ、商売ですからね。敵ながら(敵じゃない)、あっぱれ。

さらに、家にもこれまた安いアルミ製のベトナム式コーヒードリッパーがすでに1つあるのだ。

こんなやつね↓

ベトナムコーヒー アルミドリッパー フィルター ベトナムコーヒー フィルター 内祝い お歳暮 プレゼントなどのギフトにオススメ | ベトナムコーヒー フィルター

ここで、また買うとなるとドリッパーだけやたらと増えてしまう。200円以下のドリッパーで淹れようが、4500円ので淹れようが、味は変わらないだろうし、200円と4500円って、20倍以上だしなあ。2倍じゃなくて、20倍って… まあ、そりゃ落ちていくコーヒーを待つときの気分は変わるかもしれないが、それよりなにより、ドリッパーはそもそも日常的に使う「道具」。だが、この手の高級感のある材質のものは、洗うのも気をつかうし、洗った後そっと水滴拭いてあげたりしなければキレイに保てない。手がかかるのだ。安いステンレスやアルミ製なら惜しくないし、ほいほいっと雑に扱える。



そもそも家でコーヒーを飲む人間が2人なのに、そんなに要るか? ドリッパー。

…と、勇んで来たわりに、値段見て買う気ガタ落ちになったMizumizuに、店員のおねーちゃん、
「なぜ買わないの?」
と妙に押しの強い質問をしてきた。Reaching Out Arts & Craftsの職人はハンディキャップを持った人が多いようだった(あるいはもしかしたら、全員がそうなのかもしれない)が、この彼女は、手話はできるが健常者。さらに、この態度は明らかに中国系。
「なぜなら、私には高いから」
と、中学校の英語の教科書にのってる構文みたいな答えを、露骨にするMizumizu。
「お~~」
納得したんだか、不満なんだか、意味不明のリアクションをするおねーちゃん。とりあえず、彼女のために書いておくが、別に無礼な態度ではない。

思えば、「なぜ買わないの?」「高いから」という初歩的英会話、何度繰り返してきただろう。香港でも、タイでもこういう会話をした覚えがある。そして、香港でもタイでも、店員のおねーちゃんはみんな明らかに中国系だった。

「でも、これは全部がハンドメイドで、他にはない品物だし…」
いかにもマニュアルに書いてありそうな、値段の正当性を主張するおねーちゃん。

と、クールに絶賛しつつ、全然説得されないMizumizu。

その代わり、いかにもベトナムチックな蓮の葉を模ったシルバーのチャームが目に留まり、値段を聞くとお手頃なので買うことにした。細身のティラチェーンと合わせてあり、チェーンは別売りだということで、「チェーンなら手持ちがいくつかあるなあ…」と若干迷ったが、こういう細身のティラチェーンは持っていないし、ちょうど長さがやや深いVネックのトップスに合わせやすそうだったので、チェーンも買うことにした。

マーケットと違い、自社製品を定価販売する店。値段交渉の余地はないが、もともと日本には値切り文化はないし、個人的にはこのシステムのほうが気楽で好きだ。大量生産の同じものを、その店の「裁量」で売る店だと疲れてしまう。



薄いうねうねとしたフォルムとシンプルな葉脈の掘り込みからは、彫金と鍛金の技術の確かさが伝わってくる。蓮の葉をやや意匠化したデザインで、ベトナムらしいモチーフ。主張しない細身のティラチェーンが、少し大きめのチャームをさらに引き立てている。ほかのチェーンでは、やはりここまでしっくりこない。

全体的に、洗練され「過ぎない」ところもいい。あまりに技巧をこらした工芸品になってしまうと、値段も当然はね上がるし、そもそも日常的に身につけられない。



ついでにこの細身のティラチェーンに、昔北欧で買った馬のチャームをつけてみたら、ぴったりだった。


この馬のチャームは、チャーム単体で買ったのだが、案外一般的な小豆チェーンと合わない。小豆だとしつこくなり、チャームと喧嘩してしまう。といって、太めのスネークチェーンにも、これまた合わない。長さも案外難しい。短すぎるチェーンだとチャームが重い感じになり、長すぎるチェーンだと小さすぎる感じになる。合うチェーンがなくて、つける機会がなかったが、今回買ったチェーンは長さ・デザインともに、このやや難しいチャームともバッチリだった。

カフェで見た蓮の葉の茶こしはそれほど高くなかったし、ドリッパーと違って必ず使うだろうから、買うことにした。ただ、ちょっと想定外だったのは、この茶こしは、カフェで使われていたように、あくまでも中国茶向けだ。中国茶用の茶碗だとぴったりなのだが、紅茶カップには小さすぎる。紅茶用の茶こしはもっとハンドル部が長いものが売られていたのだが、デザイン的に蓮の葉のもののが好きだったし(チャームも蓮の葉、茶こしも蓮の葉。どんだけ蓮の葉が好きなのだ?)、紅茶にも使えると思って買ったが、手に持って紅茶を淹れると、簡単に熱が伝わって、「あっちっち」となる。やはり中国茶用の茶碗に置いて使うしかない。



店の入り口はこんな感じ。風情があると言えばそうだが、道からみると正直、かなりボロッチイ。この店は中から撮ったほうがいいのだが、店内の撮影はNGだと言われたので、残念ながら豊穣なる室内空間は現地に行って確かめてほしい。道からだけ見て、知らずに通り過ぎてしまうには、あまりに惜しい店。ホイアンに行ったら、かならず入ろう。

後日談だが、アルミのドリッパーとステンレスのドリッパー、違いは、コーヒー豆を押さえる「圧」。ステンレス製のほうは調整ができ、アルミのほうは単に上から「のせる」だけで調整ができない。が、淹れたコーヒーの味に大差はない気がする。あまりぎゅっと豆を押さえるとコーヒーが落ちる時間が遅くなり、それで例えば味にコクが出るかというと…そうでもない気がする。





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最終更新日  2017.03.10 08:14:05


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