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2010.07.26
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カテゴリ: 健康・医療・介護
 年間自殺者数の、3万人超えが継続している。

1997年の比して、50%近くの急増である。

1998年に、何があったのだろう?
あるいは、
1997年に、何があったのだろう?

国際社会を含めて、世の中が騒々しくて、
大きく変動・変化していたようである。
団塊の世代、すなわち1947年生まれが、


50代を超えると自殺率が高まる傾向がある。
結局、3万人の継続も経済との関係は希薄?

「自殺」は、「うつ」の「症状」とも言われる。
その「うつ」の罹患者が増えているそうだから、
その症状である自殺も、増えているとも言える。
一方、
50代は、更年期や退職などの環境変化もあり、
「うつ」になりやすいとも言われている。
団塊の世代が、その領域に突入したのだから、
「うつ」の罹患者が増加するのも、自然である。

50代ともなると、高血圧・高血糖が気になる。

・塩分を控えよう
・日本人は取り過ぎである
・平均的に、倍近くも摂取している
等々...

「塩分」と聞けば、「塩」と結びつく。

しかし、医学的に減らすべきはナトリウムである。
塩とは、塩化ナトリウムのことであり、
塩を摂取すると、ナトリウムを摂取することになる。
だから、塩分を減らそうということである。

このナトリウム、人体にとって無用の長物ではない。
大半の生物にとって、必要不可欠なものとされている。

アメリカ・アイオワ大のアラン・ジョンソン氏によると、
「気分が落ち込んだ時は、塩分タップリの食事が有効」、
らしい。↓
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彼によれば、
「陸生動物は体内のナトリウム値が下がりすぎると、
 うつに似た状態に陥る可能性がある」
「慢性疲労症候群の患者の多くは健康上の理由から、
 減塩していたが、食事の塩分量を増やすと、
 患者のうちの多くは慢性疲労の症状が軽減した」
という研究結果もあるそうである。

彼の主張は、
「現代人のほとんどが塩分を過剰に摂取している。
 過剰摂取の状態に慣れてしまうと、
 塩分が必ずしも体に必要でないときでさえ、
 塩分摂取に対し脳神経が、
 『快のメッセージ』を送り続ける可能性がある。
 食べ過ぎや違法薬物を摂取したときに脳が活性化し、
 『報酬』として快の感覚が得られるのと同じことである」

どうやら、
急激に塩分を減らそうとすると、うつ的になるかもしれない。
しかし、過剰な塩分摂取は止めなければ、命に関わってくる。
「心」
と相談しながら、徐々に減らしてゆくのが賢明なようだ。

自殺者の高止まりは、
過剰な「塩分控えよ」メッセージにも原因があるかもしれない。





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Last updated  2010.07.26 07:33:34
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