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October 30, 2007
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投資先には”稼ぐ力”が大切だ、、ということですけれども、

大事なことは、その”稼ぐ力”は現在→将来において発揮されるのか?ということであり、
投資家は常に目線は過去でなく、将来に目を向けて投資先を見ていく必要があります。

よく他の投資家さんと話していて、気づくのは「この銘柄はこうやって上がってきた。
だから自分はこの銘柄を買う」というようなことをおっしゃる方も多くおられます。

僕はこういう考え方は「?」です。

過去そうやって上がってきたからといって、これからもそうなるかどうかは、極端にいうと
関係ない 、ですね。

これからその株式の価値が上がっていくかどうかは、今から将来にかけてその会社が

かかっているのであって、過去そうだったからといって必ずしもそうとは限らない、、と
いう思考回路が必要だと思うのです。

昨日の不動産の例で言えば、過去15%で回ってきた不動産だからといって、これからが、
将来が、どうなるかというのはまた別の話でしょ?ということです。
今後も近くの大学が移転しない、などの条件がそろって初めてそういうことが判断が
つくわけでしょう。
(わき道それますが、ですから不動産屋の広告等営業トークで、この価格なら今15%で
回ってますよ、お買い得ですよ、というのは注意して聞かないといけないと思います。
あと何年それが続くの?と突っ込まないといけないでしょう。あるいは自分の足で
調べないといけないと思います。)


バリュー投資家の方の批判ばかりして申し訳ありませんが、自分がバリュー投資やってきて


多くのバリュー投資家の方の銘柄の探し方は、会社四季報(CD-ROM)などでスクリーニングを
かけて、低PERや低PBRの銘柄、高配当銘柄、あるいは凝ってる人は低EV/EBITDA倍率、
高ROEまたはROAの銘柄を検索し、より安いと考えられるもの、あるいは自分が持ってる
基準値以下のものを買っていく、という方法だろうと思います。
(僕もかつてはそうやっていました)


反映されていない、ということです。

結局、昨年度の成績・業績というのは”過去”に過ぎないわけです。
それに対して”今”割安な銘柄が引っかかりますから、問題です。

どういうことかというと、株価というのは常に将来を織り込んで動いていきます。
過去の成績に対して、”今”市場価格が下がっている銘柄、というのは、何かしらビジネスに
問題がある(悪い変化が起こっている)、あるいは「ある」と他の投資家に見做されて売られて
下がった銘柄なのです。(が多い)

ですからこのような検索条件で出てくる銘柄というのは、”将来へ目を向ける”という
視点からいうと、どちらかというと”買い”を検討すべき銘柄でなくて”売り”を検討すべき
銘柄です。

もちろんこのような銘柄の中でも、実際には今一時的に逆風が吹いていて下がっているだけで
世の中が進行し、時間がたてばまた持ち直してくる銘柄もあるでしょう。
しかし、”売り”を検討すべき銘柄群を検索しておいて、何とか必死で”買える理由”を探しても、
非常に効率は悪くて、やはり時間の浪費になってしまうと僕は思うのです。

ですから、やはり”将来に目を向ける”という発想からいうと、このような銘柄の探し方は
百害あって一利なし、なわけなのでやめたほうがよいと思っています。
(なお、今本屋に残っているようなバリュー投資の書籍は、このような方法を多く
紹介していますし、四季報スクリーニングの手引き本もこのようなスタンスです。
成長株投資をやろうという方はこういう本は読まないようにしたほうがよいと思います。)※

※予想PERによる検索ならOKだと思います。その予想が当たるかどうかは別として、
発想としてはそちらのほうが飛躍的にいい。

なお、過去のデータでも、もちろん利用できるものはあります。
過去データで利用できるのは、決算書(損益計算書)から読める、その会社の
”売上総利益率”、”営業利益率”です。

”売上高総利益率”では、その会社の提供する製品・サービスがどれくらい良く儲かるものを
売っているのかを見ることが出来ます。
つまり内側から見たビジネス素質を見ることができます。(ビジネス評価は内側からだけでは
不完全ですが)
あるいは、営業利益率を見れば、その会社のコスト体質を知ることができます。
これも内側から見たその会社のビジネス体質となります。

これらの数値は、なかなか変わらないものですから、(粗利20%の製品が急に来期から粗利50%
になったりしない(笑)よほどの技術革新があれば別だが。)今後・将来を占う上ではぜひとも
チェックしておきたい過去データになりますね。

とりあえず、今日はこれくらいで。(^^;






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Last updated  October 30, 2007 08:38:57 AM
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