昨日は嬉しいことがふたつあった。ひとつは三男が久保田の万寿を送ってくれたこと。もうひとつは長男が初めて書き込んでくれたこと。長男は小さいころから淡水魚が好きでよく飼っていた。
今日は本の紹介です。
ハインリヒ・ハイネ(ドイツの詩人・評論家、1797-1856)を研究する文学者が、蝶の魅力に”憑かれて”書いた本です。2005年3月4日初版発行、松籟社(しょうらいしゃ)、¥1600。
巻頭にハイネの言葉が掲げてある。「蝶というのは、ピンで刺して紙に固定すれば正確に観察できると思っている人がいます。そんなことは残酷であり、愚かしいことです。張りつけられて動かなくなった蝶は、もはや蝶ではありません。蝶は花のまわりをひらひら舞っているところを観察しなければなりません。」確かにそうですね。
ツマグロヒョウモン、ジャコウアゲハ、キアゲハ、ルリタテハ、アオスジアゲハ、アサギマダラ、ナガサキアゲハなど今年あちこちのブログで登場した蝶について、理科系人間以上に詳しい観察眼で見ながら、文学者の表現で書いている。面白くて一気に読んでしまった。私もこんな書き方ができたらと思う。
”日曜日の蝶たち”というタイトルは平日は仕事が忙しいので、日曜日しか蝶を観察する機会がないからということらしい。今の時期、蒲郡も知多も蝶は飛んでいない。よほど、小春日和の暖かい日に、成虫で越冬しているタテハチョウ、シジミチョウが花の狂い咲きのように飛ぶかもしれない。
来年は私も日曜日の蝶を見に出かけよう。取り合えず、まだ見たことのないギフチョウを探しに、カタクリの花の咲く時期に。
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