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岡田監督、赤松に血染めの熱血指導…実演中にイテテテテ!?赤松を指導する岡田監督はバットを投げる(中央は広沢コーチ) 阪神・岡田彰布監督(49)は秋季安芸キャンプ第1クール最終日の1日、赤松真人外野手(25)に今キャンプ初の直接打撃指導を行った。自らノックバットを持ち実演した指揮官は熱が入り、右手首に巻いたブレスレッドで左手親指付け根を裂傷。血染めの熱血指導となった。◇ 熱が入り過ぎて、イテテテテ!? 赤松を直接指導していた岡田監督が、眉間にシワを寄せた。ノックバットを持ち、インパクトの手首の返し方を実演していたときだった。右手首に巻いていたブレスレッドが左手親指の付け根に突き刺さる。うっすら血がにじんでいた。 「大丈夫? 大丈夫なわけないやん」。帰りの車に乗り込む間際、指揮官は苦笑いしながら“流血”を認めた。 今キャンプ初の直接打撃指導だった。午前のフリー打撃中、ケージ裏で赤松のティー打撃練習を見守っていると、イライラしてきた。 「見てて、あまりにも分かってなかったからな。ちゃんとしたスイングせんと、悪いままのスイングでバットを振っとったキャンプになってしまうからな」 インパクトの瞬間の力の入れ方や手首を返すコツを、口で説明していたが、赤松は混乱ぎみ。 「言葉は難しいからな。最初意味が分かってなかったから」。ついには自らノックバットでティーを約10球打って、手本を見せた。その最中にブレスレッドがグサリ。それでも気にせず「こうやったらバットもボールも飛ぶんよ」と、最後はバットを放り投げる熱の入れようだった。 「紙一重なんよ。こねるのとリストターンするのは。この紙一重が大きい。赤松はロングティー打っても芯で打ったような音がしない。打撃は毎日の積み重ねよ」。止血のためにテーピングを巻いたが、球場を去る前には外していた。林も復帰メドが立たないことも判明し、打線の再建問題は深刻。これぐらいの痛手は、なんともない。★またユニーク練習、いや~ん打法!? 前日に『チ○コ』を連呼した広沢打撃コーチが、またユニーク練習。橋本良にバットを持たせず、両手で自分の肩を抱かせてトス打撃。女性がバストを押さえて『いや~ん』といっているような姿だが…。「下半身を使って回る練習。コツがつかめた感じがします」と橋本良。「コツさえつかめば、できるようになる。そのための練習なんだ。アイツは田淵2世だよ」と、同コーチは手応えを感じていた。★太陽はダル級やでえ! カットボールはダルビッシュ級!? スリークオーターに挑戦中の太陽は「良い感じになってきてます」と“大変身”に手応え。中西投手コーチも「ダルビッシュみたいやな。良い曲がり方をしている」と新投法で投じたカットボールを称賛。順調なステップアップだ。★下柳「何もありません」 FA権行使を示唆している下柳が、球団施設でトレーニングに励んだ。球団との交渉や、自身の状況について進展はない様子で、「何もありません」と話すにとどまった。日本シリーズが終わったため、早ければ2日にも球団との交渉が行われる見通し。林、開幕ピンチ!右肩故障回復メド立たず…お先真っ暗!肩を触る林、開幕には間に合うのか… 阪神・林威助外野手(28)が、シーズン中に痛めた右肩の治療のため、約1週間の病院送りとなったことが1日、明らかになった。チームを離脱して治療に専念するが、最悪開幕に間に合わない可能性が出てきた。◇ お先真っ暗とはこのことだ。林の右肩が、予想以上に深刻な状態であることが明らかになった。年内はもとより、来年もまったくメドが立たない状況。若きスラッガーに、暗雲が立ちこめた。 「きょうから1週間ほど、鳴尾浜を離れます。本人の希望で施設、場所は明かせませんが、そこでしっかりと治療に専念してもらいます」 居残り組の練習が行われた鳴尾浜球場で、石原チーフトレーナー補佐が明かした。林は1日、屋外には姿を見せず。ひっそりと国内の治療先へと移動したもようだ。 「メドが立てにくい? そら、立たんよ」 秋季キャンプが行われている安芸で、林の離脱を伝え聞いた岡田監督は、渋い表情をみせた。そこに現状が集約されていた。最悪の場合、2月1日に始まる来春キャンプも不参加、そして開幕戦にも間に合わない可能性も浮上した。 5月、帰塁の際に痛めた右肩は8月末に「肩峰下滑液胞炎」と診断された。完治しないままシーズンが終了。秋季練習ではアップしか参加できず、秋季キャンプにも不参加。鳴尾浜に残ったが30日からは屋外に出ることはなく、少なくとも症状が回復していないことをうかがわせていた。 「悪化したわけではない。状態が変わらないので、治療するということです」。常川チーフトレーナー補佐は強調したが、見通しが立っていないことには変わりがない。 本来ならば、今ごろ安芸でレベルアップのために汗を流しているはずだった。林に光が見えるのは、いつの日か…。■肩峰下滑液胞炎(けんほうかかつえきほうえん) 別名はインピンジメント症候群。肩を上げ、ある角度で引っかかる感じがあって、痛みが出ること。投球動作などの肩を激しく使うスポーツに多く見られる症状。
2007年11月02日
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福原&安藤は2次C二軍組…故障で出遅れ、岡田監督が鬼の決断!走れない、だから仕方がない…。安藤は“鬼指令”に観念し、二軍落ちを受け入れた福原も二軍。キャッチボールを再開しているが今後のメドは立たない 福原と安藤が二軍落ち! 阪神・岡田彰布監督(49)が沖縄・宜野座キャンプ打ち上げの18日、故障で出遅れている福原忍(30)、安藤優也(29)の両右腕に二軍行きを命じた。20日から高知・安芸で一、二軍合同キャンプに突入するが、二軍組で調整させ、二軍が帰阪する23日に“鳴尾浜送り”とすることを決断。V奪回キャンプで指揮官が鬼になった。◇ いつまでも待っていられない。主力投手といえど問答無用だ。沖縄・宜野座で行っていた1次キャンプの打ち上げ。岡田監督は区切りの日に決断した。 「ブルペンに(完ぺきな状態で)入られへんのやから、しようがないやろ。走れないのが大きい? 無理はさせられへんよ」 福原と安藤を二軍で調整させる-。19日に高知・安芸に入り、20日からの一、二軍合同キャンプで下に落とす。そして23日に打ち上げる二軍とともに帰阪(一軍は3月1日)させ、そのまま鳴尾浜でリハビリに専念させる“鬼指令”だ。 福原は2日に右ふくらはぎの張り、安藤は8日に右太もも裏に張りを訴え、いずれも軸足がアクシデントに襲われた。当初は軽症とみられていたが、常川チーフトレーナー補佐も「変わりはない」と話すだけ。2人とも全体練習合流のメドが立っていない。 昨年は合わせて22勝を挙げた右腕コンビ。昨年12月に井川のメジャー移籍が決まった直後、指揮官は「福原と安藤。その2人がやってくれる」と数字的に“ポスト井川”となることに願いを込めた。猛虎の投手陣を支える新2本柱。とくに福原は開幕投手の最有力候補だ。そんな2人の相次ぐリタイアには「走れんのが一番困る。1年間ローテで投げたとき、どこかで代償が出てくる」と危機感も募らせていた。 「キャンプを普通にやっていたら、けがなんて絶対せえへんよ。オレは現役のときに1回もしたことがない」 14日夜にはこう振り返ったことも。自分のペースで練習できるキャンプで、己の体のことは己が一番知っている。経験も実績もある2人が、なぜ…。自らの現役時代と照らし合わせても、長期離脱を強いられる故障には納得できない。 V奪回キャンプに走れない者はいらん。このままではオープン戦ローテも決まらず、開幕後のローテ構想も崩壊しかねない。もちろん“二軍送り”は万全に治して戻って来いというメッセージだ。 福原と安藤は「開幕には間に合う」と口をそろえた。「そら、開幕にはなあ…」という岡田監督は、3・30広島との開幕戦(京セラD)ではマウンドに立ってくれることを信じている。速い揺れる落ちる!ジャン、『2枚刃フォーク』で首脳陣唸らせた!ベールを脱いだジャンのフォーク。減速せずにストーンと落下する魔球だった 阪神の新助っ人、エステバン・ジャン投手(31)が沖縄・宜野座キャンプ最終日の18日、鋭く落ちるフォークで岡田監督ら周囲を唸らせた。高知・安芸移動後の22日の紅白戦(安芸)での実戦デビューすることも決定。2次キャンプでも話題を独占する。◇ 「おぉぉー」。宜野座キャンプ最終日のブルペンに、岡田監督のうなり声が響いた。ジャンが落差の大きいフォークで、1次キャンプを最終チェックする首脳陣の度肝を抜いた。 「フォークは今までも投げていたし、自分としてはそんなすごいとは思ってないよ」。新球か!? とざわめく周囲の喧噪をよそに、大汗をぬぐう“バスタオル大王”は、一人涼しい顔だった。そのギャップが魔球のすごさを物語った。 軽めに行っていた投球練習のラスト10球で、ジャンがギアをトップに入れる。いつも通りのパターンだが、これまでとは勝手が違った。剛球がうなりをあげ、白球がベースの上でシュート気味にストーン! 初めて本気で投げた『2枚刃フォーク』だった。 受けた7年目捕手・狩野は「ナックルみたいに揺れて落ちた。それも手元で急に変化する」と目を丸くした。さらに「軽く投げていたときと全然違う。力を入れて投げると、ここまで変わるなんてビックリ」とマジモードのジャンに脱帽だ。打席に立っていた嶋田バッテリコーチも「速い、ほんとに速い…」と減速せずに落下する球に言葉を失いかけた。 『2枚刃フォーク』はシュート気味、さらにスライダー気味と2種類の変化を操るが、球種の判別を惑わすあたりは、まさに“魔王フォーク”といっていい。虎戦士最長の1メートル93からの落下は、味方にとっても脅威だ。 119キロの巨体からは想像できない繊細なピッチングを見せる。志願した10日のフリー打撃登板でも半分近くが変化球。右打者の内角をえぐるツーシームで、視察にきた007をビビらせた。仕上がりの早さに、実戦デビューも当初の予定より繰り上がった。岡田監督は「22日(の紅白戦)に投げさせる」と実戦の中での解禁日を明言した。 「練習している球は全部投げるつもりだよ」 見た目で威圧し、必殺球で胸元をえぐり、魔球で仕留める。宮崎オーナーが駆けつける御前試合で、いよいよ元メジャーの実力を見せつける。ついにフォーク解禁!小嶋、3・3オリックス戦で先発デビュー!小嶋の株が上昇中。プロ初先発の部隊は京セラDが濃厚になった 阪神の希望枠ルーキー・小嶋達也投手(21)=大阪ガス=が、3月3日のオープン戦・オリックス戦(京セラ)で先発デビューすることが18日、濃厚になった。岡田監督が「今度は先発で」と宜野座キャンプの『一番星』に指名したもので、期待の左腕は封印してきた決め球・フォークも解禁し、地元凱旋マウンドに臨む。◇ 着実にエースへの階段を上る。小嶋が次のチャンスを先発マウンドに見定めた。 「試合にはいつでもいけるように準備はしていきたい。やっぱり先発で投げたいです。こっち(沖縄・宜野座)でいい感じで抑えられたので、これからも頑張りたい」 宜野座キャンプの最終日。天候はあいにくの曇り空だったが、いつもと変わらぬペースで黙々と51球を投げ込んだ。 “プロ初登板”となった前日17日の練習試合・日本ハム戦では、2回を無安打無失点に抑えるパーフェクトピッチを披露した。その姿が指揮官の心を動かした。 「今度使うときは先発で使う。早いうちに投げないと、投げる投手は多いからな」。岡田監督は当初予定になかった小嶋の先発登板を決定。オープン戦序盤でチャンスを与えることを決めた。 24、25日のオリックス戦(安芸、高知市営)の登板投手は決定済み。そのため、小嶋の最短登板は3・3のオリックス(京セラD)が濃厚だ。大阪ガス時代に慣れ親しんだ京セラDが“プロ初先発”の舞台になる。 「フォークは決め球にも使えます。投げようと思えばすぐに投げられる。先発なら全球種が必要になる」。このチャンスに燃えないはずがない。ここまで封印してきたフォークも、ついに解禁する決意を固めた。ベールに包んできた勝負球で、さらなるアピールを狙うというわけだ。 開幕ローテ入りへの道は、少しずつ現実に近づいている。さらなる旋風を巻き起こせるか。黄金ルーキーから目が離せない。★社会人時代の最終登板が京セラD 小嶋の大阪ガス時代のラスト登板は、昨年11月23日の日本選手権2回戦・新日本石油ENEOS戦で京セラドームだった。九回一死から打者2人を打ち取ったが、試合は5-7で敗れて敗退した。ちなみに、小嶋の次回の実戦登板は、安芸キャンプの22日に行われる紅白戦で中継ぎの予定だ。
2007年02月19日
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※45%透過タグ&サムネール&背景画像&画像横に文字!<A href="http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_128.gif"></A><font style="background-image:url(http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_189.gif)"><center><B style="border-style: none; width: 750px; height: 000px"></center><center><FONT face="HGS創英角ポップ体"><font size="5"><font color="996633">闘将の怒りさく裂!エース・井川に“最後”の忠告</font></font></font></center><IMG src="http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_124.gif" alt="" align="right"><a href="http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_207.jpg"><IMG src="http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_207.jpg" width="150" height="210" alt="" align="right" border=0 style="filter: alpha(opacity=80)"></a><font size="4"><font color="666666"> 闘将の怒りがバカンスの地でさく裂だ。阪神・星野仙一前監督(56)=現オーナー付きシニアディレクター=が12日、V旅行に参加しなかった井川慶投手(24)ら有資格者に不満をぶつけた。監督勇退後は立場上、公式発言を控えてきたが、寂しい顔ぶれを見るにつけ、感情を抑えることはできなかった。</font></font><FONT face="HGS創英角ポップ体"><font size="4"><font color="666666">〔 写真:公式発言を控えてきた阪神・星野SDだが、バカンスの地で我慢していた怒りがさく裂した 〕</font></font></font> <font size="4"><font color="666666"><center>◇</center> バカンス気分も吹き飛びそうな見幕だった。南半球。真夏の太陽が照りつける豪州ゴールドコーストで、星野SDがマジに怒った。やり玉にあがったのは今回のV旅行を辞退したV戦士たち。中でもエース・井川への不満は容赦ない。前監督として事実上、エース失格の烙印まで押した。 「アイツのために頑張ってくれた裏方さんのために来るのが普通。アイツはブルペンキャッチャーに何球、球を受けてもらったんや。感謝の気持ちを大事にせんと。じゃあ一人で壁に向かって投げとけと、なるぞ。どれだけ打線の援護にも救われたか考えてみろ!」 プライベートのゴルフを楽しんだ後、ゴールドコースト市内の別荘へ。日焼けして精かんさを増した顔が見る見るうちに、赤くなっていった。 これまで我慢を続けた。自分は監督を降りた身。すべてを岡田新監督に委ねようとの配慮を示してきた。だが、いざ現地入りすると怒りがこみ上げてきた。到着した11日のウェルカムパーティー。その場にチームの顔ともいえるエースがいない寂しさ。立場を自覚して欲しいからこそ、V旅行辞退者の中でも井川を名指し。報道陣を介してメッセージを発した。 「協調性がない。アイツの悪いところや。ホームパーティーにも来なかったんだぞ、アイツは。今岡もなにかの授賞式があってやむおえず来れなかったが、それでも子供と嫁は来てくれたよ」 12月1日に芦屋市内で行われた星野SD主催の慰労会も井川は欠席。裏切られた思い…。絶対的なチームの柱が輪を乱すようでは、タイガースに未来はない。大事な時に「井川のために勝とう」という気持ちが、果たしてチーム内から沸き上がるか? 求心力で虎再建を果たした闘将だからこそ、協調性の欠如を危ぐするのだ。 「岡田は監督になったばかりで言いづらい部分があるのだろうけど、俺が監督として残っていたら『来年、使わない。そんなヤツ、要らない』と本人に言うてるよ」 最後は拳を振り上げながらの“大演説”。あえて、本人に直接は伝えないが…。この怒りを知って、エースの自覚を再認識して欲しい。元上司としての“最後”の忠告は、人生訓のように聞こえた。<BR clear="right"><center><IMG src="http://www4.ocn.ne.jp/~love163/MyPage/album/love163_1/love163_208.gif" style="filter: alpha(opacity=55)"></center> --V旅行参加者が少ないのは寂しい? 星野SD 「なにを考えているんや。これはオーストラリア遠征なんや。仕事みたいなもんや。義務や」 --裏方への感謝の気持ちのための旅行? 「そうや。感謝の気持ちを大事にせんと。打線にもどれだけ助けられたか。自分でも成績に納得していないはず。どれだけ打線の援護に救われたか考えて見ろ」 --本人は練習に専念したいといってます 「トレーニングはこっちでも出来るやろ」 (さらに熱を帯び) 「感謝の気持ちを持たない人間は駄目。裏方に感謝の気持ちがないヤツは許せない。オーストラリアにきて裏方さんの子供と写真を撮ってあげたり、奥さんになにか感謝の意を込めてプレゼントをしたり、それくらいあってもええぐらいや」 --他にも辞退者が… 「俺が監督だったら首根っこをつかまえてでも全員を連れて行く。矢野も子供が小さいというが、言い訳や。現に子供が小さくてもみんな連れてきているやないか。そういうなら本人だけでも来るべきや。腹が立つから話はこれで終わりや。全部、書いといてくれ」</font></font></B></font>闘将の怒りさく裂!エース・井川に“最後”の忠告 闘将の怒りがバカンスの地でさく裂だ。阪神・星野仙一前監督(56)=現オーナー付きシニアディレクター=が12日、V旅行に参加しなかった井川慶投手(24)ら有資格者に不満をぶつけた。監督勇退後は立場上、公式発言を控えてきたが、寂しい顔ぶれを見るにつけ、感情を抑えることはできなかった。〔 写真:公式発言を控えてきた阪神・星野SDだが、バカンスの地 で我慢していた怒りがさく裂した 〕 ◇ バカンス気分も吹き飛びそうな見幕だった。南半球。真夏の太陽が照りつける豪州ゴールドコーストで、星野SDがマジに怒った。やり玉にあがったのは今回のV旅行を辞退したV戦士たち。中でもエース・井川への不満は容赦ない。前監督として事実上、エース失格の烙印まで押した。 「アイツのために頑張ってくれた裏方さんのために来るのが普通。アイツはブルペンキャッチャーに何球、球を受けてもらったんや。感謝の気持ちを大事にせんと。じゃあ一人で壁に向かって投げとけと、なるぞ。どれだけ打線の援護にも救われたか考えてみろ!」 プライベートのゴルフを楽しんだ後、ゴールドコースト市内の別荘へ。日焼けして精かんさを増した顔が見る見るうちに、赤くなっていった。 これまで我慢を続けた。自分は監督を降りた身。すべてを岡田新監督に委ねようとの配慮を示してきた。だが、いざ現地入りすると怒りがこみ上げてきた。到着した11日のウェルカムパーティー。その場にチームの顔ともいえるエースがいない寂しさ。立場を自覚して欲しいからこそ、V旅行辞退者の中でも井川を名指し。報道陣を介してメッセージを発した。 「協調性がない。アイツの悪いところや。ホームパーティーにも来なかったんだぞ、アイツは。今岡もなにかの授賞式があってやむおえず来れなかったが、それでも子供と嫁は来てくれたよ」 12月1日に芦屋市内で行われた星野SD主催の慰労会も井川は欠席。裏切られた思い…。絶対的なチームの柱が輪を乱すようでは、タイガースに未来はない。大事な時に「井川のために勝とう」という気持ちが、果たしてチーム内から沸き上がるか? 求心力で虎再建を果たした闘将だからこそ、協調性の欠如を危ぐするのだ。 「岡田は監督になったばかりで言いづらい部分があるのだろうけど、俺が監督として残っていたら『来年、使わない。そんなヤツ、要らない』と本人に言うてるよ」 最後は拳を振り上げながらの“大演説”。あえて、本人に直接は伝えないが…。この怒りを知って、エースの自覚を再認識して欲しい。元上司としての“最後”の忠告は、人生訓のように聞こえた。 --V旅行参加者が少ないのは寂しい? 星野SD 「なにを考えているんや。これはオーストラリア遠征なんや。仕事みたいなもんや。義務や」 --裏方への感謝の気持ちのための旅行? 「そうや。感謝の気持ちを大事にせんと。打線にもどれだけ助けられたか。自分でも成績に納得していないはず。どれだけ打線の援護に救われたか考えて見ろ」 --本人は練習に専念したいといってます 「トレーニングはこっちでも出来るやろ」 (さらに熱を帯び) 「感謝の気持ちを持たない人間は駄目。裏方に感謝の気持ちがないヤツは許せない。オーストラリアにきて裏方さんの子供と写真を撮ってあげたり、奥さんになにか感謝の意を込めてプレゼントをしたり、それくらいあってもええぐらいや」 --他にも辞退者が… 「俺が監督だったら首根っこをつかまえてでも全員を連れて行く。矢野も子供が小さいというが、言い訳や。現に子供が小さくてもみんな連れてきているやないか。そういうなら本人だけでも来るべきや。腹が立つから話はこれで終わりや。全部、書いといてくれ」
2003年12月13日
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岡田監督07年初激怒!右腕3人、一軍ベンチに入れんぞ!試合中、久保田を呼び寄せた岡田監督。期待していただけに… (練習試合、日本ハム9-10阪神、11日、名護)指揮官が大噴火!! 阪神・岡田彰布監督(49)が11日、日本ハムとの練習試合後に激怒した。原因は計7回で8失点した久保田智之投手(26)、杉山直久投手(26)、桟原将司投手(24)の右腕トリオ。「こんな投球してたら(一軍)ベンチにはいれん」。さらに皮肉たっぷりに「エエもん見せてもらった」-。◇ 奪った10点より、奪われた9点に怒りが込み上げてきた。「7回8失点」の右腕3投手に対し、言わずにはいられなかった。そこに勝利の余韻はない。試合後、自ら足を止め、岡田監督がブチ切れた。 「きょうは言いたいことがあるんや!! 左が競争している中で…。外国人で使えるのは2人とも右なんや。こんな投球してたら(一軍)ベンチにはいれん。別に右6左6とか(一軍投手枠を)均等にする必要はない。エエもん見せてもらった」 左腕勢には“ポスト井川たち”と命名し、競争心をあおってきた。仕上がりは総じて早い。問題は右腕だ。実績組の福原と安藤が出遅れている。その状況で浮上してくる存在がいないのか…。 特に開幕ローテ入りを期待している杉山には辛らつだった。「ローテに入ろうという投手が、四球、四球でどないするんや!!」。四回から2番手で登板し、最初の1イニングこそ三者凡退だったが、五回に自滅した。先頭の森本を歩かせ、一死後に金子洋も…。その後2安打で2失点。昨季終盤の安定感は何だったのか。 右腕勢をつるし上げるために、登板した中で唯一の左腕・筒井の投球を持ち上げもした。「そらもう、アイツは左の中で生き残ろうというものがある」。その対比が怒りを倍増させる。 右がダメなら、左偏重だって構わない。そのくらいの“オドシ”が必要だと心に決めた。初カミナリは、背信の3投手にとって良薬になり得るのか。初の対外試合が、投手陣の中にある“格差”をあぶり出した形だ。★久保田「最悪の結果」 先発・久保田は一回に2点を失うなど、3回を投げて5安打2失点の大乱調。3四球と制球も乱し、何度もマウンドで首をかしげた。「何ともいえないくらい最悪の結果です。これが今の自分の力と思ってやっていくしかない」。降板後はブルペンに直行し、101球の反省投げ込み。指揮官の怒りを次のステップにしたい。★杉山また制球難 久保田の乱調が伝染したのか、続く杉山も四回からの2回を2安打2失点。五回に2四球を与えるなど印象は悪かった。7日のシート打撃でも、打者8人に対して4安打を食らった。「気持ちを切り替えます」と話して臨んだ登板で2度目の背信…。制球難のままでは開幕ローテは厳しい。★桟原ガックリ 八回から4番手で登板した桟原は2ランを含む5安打を浴び、4失点の大炎上。「ダメでした。直球も変化球も高くて、打ちやすいところにいった。明日から出直します」。ピンチをしのいで、チームに“初勝利”をもたらしたが、反省しきりだった。ネット裏のブースから試合を観戦する阪神・宮崎オーナー(左)と牧田球団社長★サイドスロー転向の筒井は合格点 指揮官の“落雷”を免れた筒井は3番手で六回から登板。2回を投げて、不運なヒットから1失点したものの4三振を奪う好投=写真。サイドスローに転向したことで、打ち難い投手になったことを証明した。 「きょうは左打者が多くて、いい練習になった。右打者にもそれほど苦手意識はなかった」 久保チーフバッテリーコーチも「球が低めに行っていたし、良かった」と高評価。投手陣の中で唯一、首脳陣からの合格点。最高のスタートを切った。★オーナー苦言…投手陣情けない ふがいない投手陣に、観戦した宮崎オーナーもガックリ=写真。「スコア的には面白い試合でしたな。でも、もうちょっと投手陣がしっかりと調整しないとあきませんな」と苦言を呈した。その一方で、アーチ共演には「林もだけど、桜井もよかったですな」と目を細めていた。“もう一人のレッド”赤松が2安打1盗塁でアピール成功!六回、二塁に向かう赤松。この躍動感がたまらない (練習試合、日本ハム9-10阪神、11日、名護)11日の日本ハムとの練習試合に「1番・中堅」で出場した阪神・赤松真人外野手(24)は5打数2安打1盗塁でアピールに成功。また「8番・左翼」の桜井広大外野手(23)も三回にチーム初安打となるソロを放ち、打者では若手が存在感を示した。◇ 本来は赤星の指定席である「1番・中堅」に座り、もう一人のレッドが存在感を見せた。赤松が二塁打を含む2安打に、1盗塁。盗塁王5度の“本家”も、うかうかできない充実度だ。 「いっぱい、いっぱいです。(八回にバント安打を試みた末に三振したが)正田コーチからは“もっと積極的にいけ”と言われました。そういうところの状況判断もきっちりしないといけない」 六回の第3打席で左翼へ二塁打を放ち、逆転劇の突破口を開いた。七回の第4打席には中前打で出塁しスチールを決めた。8日の紅白戦でも2安打1盗塁。赤星が腰痛で離脱している間に、最強のライバルとして、のし上がった。 50メートル走5秒6の俊足は赤星と互角で守備範囲も負けてない。あるとすれば経験の差だが、若さと勢いで上回る。12日に背番号53が本隊に復帰する。ここからが本当の勝負。危機感を与えるだけの実力は備えている。桜井は反撃のソロ。もう“春男”は返上だ★桜井、大アピール弾! 浜ちゃん、林だけやない!! オレのことを忘れるな!! 桜井が、豪快弾で反撃の口火を切った。 「カウントが0-2になったんで、ストレート一本で待っていた。ちょっと泳いだけど、いい感じで打てました」 2点をリードされた三回、須永の低めの直球を狙いすましてフルスイング。低空ライナーで左中間に突き刺した。この一本だけで終わらせないのが、6年目の成長だ。六回に橋本から技ありの右前打、八回には菊地の速球に差し込まれながらも、中前に運んで3安打の猛打賞。“一発屋”は卒業だ。 「僕はこれからどんどんアピールしていかない立場なんで。いい感触はありますよ」。狙うは、層の薄い右の代打での一軍定着。ライバルは前中日の高橋光。打って打って打ちまくるだけだ。★曲芸ホームイン! 「2番・二塁」の藤本は2打数無安打ながら四球で出塁した六回に鮮やかな“曲芸”を披露=写真。 「ホームベースが空いていたのが見えました。この時期はアウトになってもいいので、思い切り行きました」 無死一、二塁の一走で、鳥谷のゴロを一塁手が一塁ベースに入った投手に悪送球。ボールが転々とする間にホームへ。タイミングはアウトだったがカバーに入った三塁・尾崎を飛び超えてホームイン。鮮やかな芸当だった。
2007年02月12日
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大物の証!?高校生D1巡目・野原“井川級”太もも69センチ!甲子園の内野スタンドから、聖地を一望する野原。その太ももの太さは井川に匹敵する。確かにズボンはパンパンだ 阪神の高校生ドラフト1巡目の長崎日大高、野原将志内野手(18)=1メートル84、85キロ、右投げ右打ち=が10日、甲子園球場内で行われた体力測定で、ヤンキース入りが確実な井川慶投手(27)に匹敵する驚異の太ももを披露した。判明した腿(もも)回り69センチは入団時で、鉄人こと金本知憲外野手(38)をも凌ぐ太さ。どっしりとした土台からも、大物感が漂う。◇ 野手ながら、意外なところで、井川二世?の片りんをのぞかせた。体力測定に臨んだ野原が、自慢の太ももでスケールの大きさを示した。 「(太もも)は69センチです。コーチからは、下半身の筋力はしっかりしているといわれました」 制服姿を通しても目を引く、大腿筋の盛り上がり。その自慢のパーツに球団関係者の目も釘付けに…。「数値とかは測らなかったんですけど、触った感触や見た目がいいと」と賞賛された。 腿回り69センチは超高校級どころか、もはや“ワールドクラス”だ。チームが誇るヘラクレス・金本の66センチをしのぎ、太もも自慢の筆頭に挙げられるエース・井川の約70センチに肉薄。他競技の強者と比較すると、そのすごさは一層際だつ。世界選手権10連覇の偉業を成し遂げた競輪・中野浩一で63センチ、スピードスケート男子500メートルの元世界記録保持者の清水宏保は64センチ、“太もも男”こと、サッカー元ブラジル代表のロベルト・カルロスで62センチだ。18歳の野原は、無限の可能性を秘めているといえる? それは、長崎出身者ならではの環境の賜物だ。長崎市内は、坂が多く、斜度5度を越える斜面面積比率が80%に達する(ちなみに神戸市は30%弱)。野原が育った島原市も例外ではない。「家が坂道の上にあって、中学でも近くの砂浜や山道を走っていました」という野生児ぶりが強靱な下地をつくった。現在も、長崎日大高前の傾斜が急な“日大坂”で走り込みを続け、下半身に磨きをかけている。 だが、高校生らしい一面も…。「太ももに合わせてはけるジーンズがないんですよ。買い物に行っても、あきらめて上の服ばっか見て、ズボンには目がいきません」と悩みを打ち明ける。それでも、野球よりファッションを重視した前日本ハム・新庄のように、トレーニングを控えたりはしない。地に足を付け、課題の上半身の筋力強化にもどん欲に取り組んでいる。 「自分の持ち味は、足(50メートル6秒0)と肩(遠投110メートル)。誰にも負けないように、一番を目指して鍛え上げていきたい」。素材は間違いなく、一級品。上を目指して努力も怠らない。未知数の原石に、楽しみは尽きない。大社D3巡目・上園に早くもダメ出し…「プロでやれる体じゃない」!グラウンドをバックに決意を新たにする阪神の新人選手。左から、横山、上園、清水、橋本、野原、小嶋、大城 腹筋1000回やりま~す! 阪神の大学・社会人ドラフト3巡目、武蔵大・上園啓史投手(22)=1メートル80、80キロ、右投げ右打ち=が10日、甲子園球場内で受けた体力測定で「プロで1年間やる体じゃない」と“ダメ出し”された。思わぬつまずきだったが、施設見学でも体作りに目覚めたタフネス右腕は年末年始もトレーニングに明け暮れそうな勢いだ。◇ 新人の誰もが経験する登竜門。簡単な体力測定の結果から、重い宿題を課せられることになろうとは…。“プロ初”の挫折?が、上園の新たなやる気をくすぐった。 「トレーナーには上半身が弱い、プロで1年間(通して)やれる体じゃないといわれました。腹筋、背筋、体幹が一番大事なんでやらないと…」 ヤワなボディーとは思えない。むしろ、鉄腕と呼ばれるほどタフ。今秋のリーグ戦では14試合中11試合に登板し、春季リーグと合わせて、投球回数は計170イニング超。並外れた耐久性は、もちろんスカウトも評価済みだが…。 「けがをしない自信はありますが、ただけがをしないだけでは…。良い球を1年間投げ続けるように鍛える。自覚してやっていかないと」。プロの世界では、今まで以上に高いレベルを求められる。トレーナーの厳しい言葉は、意識改革をうながす愛情表現だったとみることもできる。 意識が変われば、トレーニングのやり方も変わる。体力測定後に見学した甲子園球場と鳴尾浜の虎風荘には、「大学のときとは比べものにならない」と話す立派なトレーニング施設があった。これまで本格的に取り組んでこなかったウエートトレへの意欲も、自然と沸いてきた。 「東京に帰っても腹筋を1日600回から1000回くらいはやりたいと思う。最低でも600回。とにかくそれに近づけるように頑張りたい」 年末年始もストイックに…といった口ぶり。あえて鍛えずとも、けがなく投げてこれたタフネス右腕。今後は筋トレにも取り組み、プロでも鉄腕の道を歩む。★小嶋“井川部屋”から出世街道 出世街道まっしぐらだ-。希望枠の大阪ガス・小嶋達也投手(21)も10日、甲子園球場と鳴尾浜の施設見学に参加。虎風荘への訪問時には、入寮後の“井川部屋”住まいが伝えられた。 「部屋は316です。井川さん、能見さんが使っていた部屋と聞いています。期待されていると感じました。施設も充実している。十分に鍛えていけると思う」 井川が98年に入団してから、6年間使用した316号室。エースが成長を刻んだ空間だけに、出世への期待が余計にかかるのは当然だ。 井川の退寮後は、同じく左腕の能見があとを継いだ。その“出世部屋”を、今度は小嶋が継承する。私生活面からエースの道を歩んでいく。浅井、来季から背番号『8』に!“前任者”片岡からもエール!浅井、来季から背番号『8』に!“前任者”片岡からもエール 阪神・浅井良捕手(27)が、来季から背番号『12』から『8』に変更することが10日、明らかになった。11日にも正式発表される。首脳陣の提案で、1ケタは正捕手・矢野の後継者という期待の表れ。滋賀県草津市内での野球教室に参加した浅井は「期待に応えられるようにがんばりたい」と、正妻奪取に決意を新たにした。◇ 差し引き、わずかに『4』。そこに大きな意味があるんです。背番号『12』から『8』へ若返る浅井が、来季への意欲を新たにした。 「今まで2ケタだったんで、ユニホームを着てみないと実感はないですね。期待されていると思うんで、応えられるようにやっていきたい」 草津グリーンスタジアムで行われた『第1回アスリートワールド学童野球教室』に、桧山、赤松とともに参加。入団以来5年間、慣れ親しんだユニホームだが、「これで見納めですね」とおどけてみせた。 背番号変更は岡田監督ら首脳陣の意見を採り入れたものだ。秋季キャンプ中に話し合いがもたれ、変更が決まった。ハワイでのウインターリーグに参加中に、黒田編成部長から電話で告げられた。10番台から1ケタへの変更は異例だが、現場としては来年で39歳になる矢野の後継者として、一層の自覚を促すのが狙いだ。 猛虎の『8番』の系譜をたどってみると、鬼軍曹として知られる島野総合特命コーチも現役時代に付けていた番号だ。今季までは片岡の代名詞だったが、「お前か。がんばれ」とエールももらったという。 「片岡さんには、かわいがってもらった。汚さないようにしたいですね」。少しスリムになった背番号を銀傘に向けて、来季は正妻の背中を追いかけていく。
2006年12月11日
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金本、左ひざ半月板全摘出の可能性…痛かった強行出場の代償!左ひざ手術を控える金本 阪神・金本知憲外野手(39)が今オフに予定している左ひざの手術で、損傷した半月板を完全に除去する可能性があることが18日、わかった。7月の発症からも休むことなく強行出場し、チームを鼓舞。その代償として、全摘出か部分摘出かの“痛い選択”を迫られている。◇ 戦う鉄人に、心が安まるときは、まだこない。今オフ、左ひざ半月板の手術を受ける金本が、新たな試練に直面する可能性が浮上した。 「手術する方法を決定するために、きっちり検査したようです。(亀裂の入った)半月板の全摘出か、部分摘出か。その結果を待って手術に臨むと聞いています」と関係者。当初は、痛みの原因となっている割れた骨片を取り除く、内視鏡を使った簡単な手術と見込まれていた。その想定を超え、大がかりになるかもしれないという。 7月上旬に「左ひざ半月板損傷」と診断されても、金本は休まなかった。「多少の痛みはあるけど、プレーできる状態やからな」。全力疾走でベースを駆け抜け、最後まで主砲の座を譲らず、連続フルイニング出場は「1186」に伸びた。その奮闘の裏で、患部の負担は増していたのだ。 全摘出に比べて、部分摘出の方が回復は早い。「全摘出となれば、内視鏡ではできない。傷口も大きくなり、回復するまで時間もかかる」と医療関係者は証言する。 ただ、半月板の部分摘出で完治しない例もある。01年に右ひざを痛めて手術した第65代横綱・貴乃花はその後、7場所連続休場。復活することなく引退した。05年に左ひざの内視鏡手術を受けたオリックス・清原も痛みが引かず、今年、再手術した。これらの前例もあり、全摘出という選択肢が残されているわけだ。 「フルイニングもいつかはなあ…。今は手術が無事に成功するのを祈るだけや。来年のキャンプは無理かもしれん」と岡田監督は世界記録のストップを示唆するなど、不安を隠さないが…。 金本は「手術してみないと分からない部分もある。トレーニングもしていくし(来年の開幕には)間に合うよ」と言い切った。全摘出か部分摘出か。鉄人の選んだ方法が吉と出ることを、信じるしかない。球児が五輪へ始動!「日本の野球を盛り上げるためにやりたい」!鳴尾浜で始動した球児(左)は、福原と談笑。肩、ひじの疲労もとれ、五輪モードに切り替わった 阪神・藤川球児投手(27)が12月の北京五輪アジア予選(台湾)に向けて18日、鳴尾浜球場で本格始動。オフはたった1日。クライマックスシリーズ(CS)敗退の悔しさは、日の丸を背負って晴らす◇ 体は動くことを求めていた。失意の終幕からわずか4日。球児は鳴尾浜に足を運んだ。次なる目標がある。目指すは北京だ。 「全然、疲れてないよ。最後は投げてないしね。もともと休むつもりはなかった。やることはたくさんある」 14日のCS第1ステージ中日戦(ナゴヤD)に敗退し、07年シーズンが終了。15日に帰阪し、16日は休養。本来なら体を休める重要な期間。だが、17日には甲子園の室内で汗を流した。そしてこの日、屋外でのキャッチボールとランニングを“再開”。つまりオフは実質1日。臨戦態勢を全く崩していない。 12日、星野監督率いる北京五輪代表チームの最終候補メンバー34人に選ばれた。30日からは代表の合同自主トレ(スカイM)がいよいよ始まる。視線は既に、12月のアジア予選(台湾)。ハナから無休を心に決めていた。 「クローザーにこだわりはない。もともとセットアッパーだからね。自分のためではなく、日本の野球を盛り上げるためにやりたい。良いコマになりたいです」 もう完全に五輪モード。すべては勝利のため。いいように使ってくれ-。星野監督に、右腕をささげる。
2007年10月19日
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亀田興毅は二回TKO勝ち! 弟の大毅もKO勝利! 一回、カルロス・ファハルドにボディブローを浴びせる亀田興毅(右) 世界ボクシング協会(WBA)フライ級4位、世界ボクシング評議会(WBC)同級4位、亀田興毅(19)=協栄=が5日、東京・有明コロシアムでWBC同級31位、カルロス・ファハルド(25)=ニカラグア=と同級10回戦を行い、二回1分28秒TKO勝ちした。亀田は03年12月のプロデビュー以来、11戦11勝(10KO)となった。◇ サウスポー同士の対戦で亀田は一回から攻勢。二回に左クロスでダウンを奪い、さらに連打で詰めてぐらつかせ、主審が試合を止めた。 一回、キティポップ・サンディジムにボディーブローを浴びせる亀田大毅(左) 弟の亀田大毅(17)=協栄=はプロ3戦目となる8回戦に臨み、一回1分31秒KO勝ち。戦績は3勝(2KO)。 ▽カルロス・ファハルド 亀田(興毅)のパンチは強かった。1カ月前から練習を始めて、準備の時間が足りなかった。 ◇「おれはカリスマや」…満面笑みの興毅 文句なしのKO劇だ。亀田が強打とスピードを存分に披露し、“格下”の相手を沈めた。 二回、亀田が左ボディーアッパーを突き刺し、さらにボディー連打でファハルドのガードを下げさせてから左クロス。お手本のような攻撃で最初のダウンを奪うと、立ち上がった相手をロープに詰め、数十発のワンツー連打でレフェリーストップを呼び込んだ。約1万人の観客を熱狂させ「気持ちよかったな。(おれは)カリスマや」と満面の笑みを浮かべた。 これまでは攻撃の「粗さ」が目に付く試合もあったが、この日は基本通りの右ジャブで相手を追い、連打に強弱をつけるなど冷静な試合運び。相手はスピードもパワーも乏しく、勝って当然だったとはいえ、本人が「キャリアを積んでおれもだいぶ上達したよ」と胸を張るのもうなずける。 次戦に世界挑戦させる計画もあるが、父の史郎トレーナーは「確実に王座を取らなあかん」と、時期にはこだわっていない。骨のある選手との対戦がほとんどないという不安材料は残ったままだが、成長を示した19歳が世界に一歩近づいたことは確かだ。次弟、大毅 過去6勝4敗1分けのキティポップ・サンディジム(タイ)を左ボディーフックで2度倒した。先月17日の試合は判定勝ちにとどまり、悔しさもあってわずか中17日で試合出場。 「前回は落ち込んだ。今回は緊張したよ」。試合後はリング上でハウンドドッグの「ff(フォルティシモ)」を歌い、観客のかっさいを浴びた。
2006年05月05日
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浜ちゃん『背番5で新庄』超えるでェ! 浜中が「31」からの別れを決意。念願の「5」を手に入れた 今度こそ…。阪神・浜中おさむ外野手(27)が、来季から背番号「5」をつけることが30日、球団から発表された。本人の希望で、「31」からの別れを決意。日本ハム・新庄剛志外野手(33)がつけていた“プリンスの称号”を手に完全復活を目指す。また空席となった「31」は林威助外野手(26)が引き継ぐことになった。◇ 心置きなく、これでレギュラー奪取の青写真を描くことができる。浜中が、念願の背番号「5」を手に入れた。 「球団にはタイミングが合えば是非に-とお願いしていたんですけど、タイミングが合って、この番号をつけられることは、とてもうれしく思う。心機一転、頑張りたいと思います」 浜中は球団を通じて、コメントを発表した。5番をつけていた沖原がシーズン途中に楽天へ移籍。それ以降は前田がつけていたが、憧れのナンバーと、ようやくめぐり合えた。「心機一転」-。何度目からのフレーズには、今までとは違う重みがあった。 入団6年目の2002年11月のインターコンチネンタル杯(キューバ)に日本代表として、選ばれた。その時につけた背番号が、5。それ以来、「憧れをもっていた」。悲壮な決意で来季に挑む浜中にとって、ぜひとも手に入れたい“相棒”だった。 03年オフ。岡田監督の勧めで、けが続きの野球人生を変えるため、「25」から掛布雅之氏が背負った「31」に変更した。それでも流れは変わらなかった。これが最後の“変更”。「5」の“次”はない。自分にそう言い聞かせての再出発だ。 「阪神の5番」は誰もが、日本ハム・新庄を思い浮かべる。勝負や成績を度外視した存在感。そのオーラ…。5番を背負う以上、浜中にも求められる。 岡田監督も「右翼を守って、打ってこそ完全復活や」と言い続けてきた。二軍時代からの指揮官のプランを蹴ってまで、自分を貫く。もう失敗は許されない。その覚悟はもうできている。 5月6日の日本ハムとの交流戦(札幌D)では八回に決勝の2点タイムリー二塁打。7月28日の巨人戦(東京D)では右翼の守備にもついた。復活への道を着々とたどり78試合に出場、打率.284、1本塁打が、今季の成績。来年はさらに守備でも存在感を示す。 打って走って…。その背中を見せることが、復活への最後の関門。背番号5。「虎のプリンス」へ。光り輝く数字が、浜中の完全復活を後押しする。球児に『日本記録料』…球団側が最敬礼?! 一日署長を務めた藤川。球団の歩み寄りに「敬礼」となるか… 球児に朗報!? 阪神・沼沢正二球団取締役副本部長(47)が30日、『第4回タイガース杯ゴルフ大会』(タイガースGC=兵庫・東条町)終了後、7000万円の提示を保留した藤川球児投手(25)に言及し、「(日本記録は査定と)別に考えないと…」と歩み寄りの姿勢を見せた。2度目の交渉では80試合登板の“日本記録料”を加味することを示唆した。◇ 藤川はこの日、西宮市の甲子園警察署の一日署長を務めた。岡田監督が11月29日の優勝祝賀会で「(球団が)もうちょっと出してやらんと」と語ったことについて、「すごいうれしい」と感謝しきりだった。 また同会ではナインやスタッフからの激励されたという。 「むちゃくちゃなことを言っているわけではない。チームメート、裏方さんからも励まされた」 現場の長や同僚からエールを受けたことで、勇気をもらうと同時に、自分の主張の正しさを再認識。「査定ポイント以外の(球団の)気持ちを聞きたい。もらいすぎと言われることも受け止める。ファンに申し訳ない」。と査定以外の“配慮”を求めていた。 “追い風”が吹き始めた。7000万円を提示した11月28日以降、強気の姿勢を崩さなかった球団が軟化した。沼沢副本部長が、歩み寄りの言葉を口にした。 「査定ポイント以外の評価? 日本記録というのは価値のあることですから。(査定とは)別に考えていかんと」 藤川は今季、80試合登板の日本新記録を樹立。提示額には、その評価は「入っていない」と沼沢副本部長。“日本記録料”として加えることが、妥協案。金額を見直せば査定方法が“誤り”だったことを暗に認めることになる。今さら、査定方法を変えるわけにはいかない以上、“ボーナス”で、接点を見いだすしかない状況だ。 通常のタイトル料は200万円前後。たとえ500万円が加算されても、9000万円を最低ラインと見ており、1500万円の開きがあるが、球団が譲歩する姿勢は伝わるはずだ。 この日、甲子園警察署の一日署長を務めた藤川は、前日(11月29日)の優勝祝賀会後の岡田監督の擁護発言や、チームメートからの激励に感謝しきり。 「すごくうれしい。むちゃくちゃなことを言っているわけではない。チームメート、裏方さんからも励まされた」 また「査定ポイント以外の(球団の)気持ちを聞いてみたい」と付け加えた。結果的には、このリクエストに応える形で、球団が次の姿勢を示したことになる。 コンペでは沼沢副本部長と同組で回った岡田監督は、「(グリーン場など)あんなところで話すわけない。あれだけ(報道で)出れば分かるやろ」と発言。さらに「大幅に上がる選手とは、下交渉しとかないかん」と不手際を指摘した。 「これから社長と相談して検討していきたい」 沼沢副本部長は『再考』を強調した。指揮官もナインも、藤川に同情を寄せる中、12月10日出発の優勝旅行までに第2回交渉が行われる。泥沼化も予想された銭闘バトル。解決の糸口だけは見えてきた。 【大相撲】琴欧州、大関昇進!天女まわしで天下獲る! 部屋の力士に担がれガッツポーズの琴欧州。綱とりへ、伝説の天女のまわしも贈られる 日本相撲協会は11月30日、福岡市内で来年初場所(1月8日初日、両国国技館)の番付編成会議を開き、関脇琴欧州(22)の大関昇進を満場一致で決めた。史上最速の初土俵から19場所目で大関に昇進するなど、実力と人気を兼ね備えた琴欧州に、先代佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)の地元、鳥取・倉吉市から「打吹(うつぶき)天女」の化粧まわしが贈られることが決定。伝説の天女のまわしを締めて、綱とりに挑む。◇ 新旧の師匠に見守られて大関への決意を口にした。二所ノ関一門からの使者、間垣親方(元横綱2代目若乃花)と湊川親方(元小結大徹)から、番付編成会議と理事会で大関昇進が満場一致で決まったことを伝えられた琴欧州は、深々と頭を下げて口上を述べた。 「謹んでお受け致します。大関の名に恥じぬようにけいこに精進します。本日はありがとうございました」 口上は昭和56年秋場所後に大関昇進した琴風(現尾車親方)と同じ。「(口上は)何千回も練習した。強い大関。上を目指してがんばりたい」。伝達式を終えほっと一息ついた琴欧州に、新師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)は「短い期間で大関という地位まできたことは素晴らしい」と絶賛。だが前師匠の鎌谷紀雄さん(元横綱琴桜)は厳しい言葉を並べた。 「けいこをやらなかったらわしは承知せんぞ」 伝達式で口上を述べる琴欧州(左から3人目)。写真は左から、佐渡ケ嶽親方夫妻、琴欧州、先代親方の鎌谷紀雄さん、使者の間垣親方、湊川親方 32歳で横綱に登りつめた前師匠は、後に故郷の鳥取・倉吉市の名誉市民に選ばれ銅像も建てられた地元の英雄。倉吉市では毎年鎌谷さんの功績をたたえるチビっ子相撲の大会「桜ずもう」を開催。今年で27回目を数える伝統行事で、琴欧州も昨年から2年連続で参加した。 倉吉青年会議所では11月26日に65歳の誕生日を迎え、日本相撲協会を定年退職した鎌谷さんへのお礼を考えていたがその答えが琴欧州への化粧まわし贈呈計画だった。デザインは倉吉市に古くから伝わる打吹(うつぶき)天女伝説の絵をモチーフにしたもの。
2005年11月30日
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マー君G斬り!開幕7連勝&今季初完投 (セ・パ交流戦、楽天2-1巨人、1回戦、楽天1勝、22日、Kスタ宮城)楽天・田中将大投手(24)が22日、巨人1回戦に先発し、12球団単独トップの7勝目を挙げた。7安打8三振1失点で今季初完投し、2-1の勝利に貢献。1988年度生まれの同学年、坂本勇人内野手(24)との対戦は2三振を含む4打数無安打に封じた。自身最多タイの開幕7連勝(2009年)、さらに昨季からの自己最多連勝を11に伸ばした。チームも交流戦首位タイで、パ・リーグ2位に浮上した。 田中がマウンドで火花をバチバチ散らした。1点リードの八回二死一、三塁。打席には同学年の坂本だ。初球、141キロの甘いフォークが高めに浮く。結果は右飛。田中は苦笑いでマウンドを降りた。 「フォークが抜けてど真ん中に入った。打ち損じてくれて僕に運がありましたね。1本でも安打を打たれると、後でうるさいのでよかった」 幼なじみをしばいた。小学時代は共に兵庫の昆陽里(こやのさと)タイガースで、当時捕手の田中は坂本とバッテリーを組んでいた。その相手を1打席目は三ゴロ併殺打、2、3打席目はいずれも見逃し三振に仕留め、今季最多(歴代2位)の2万1354観衆をくぎ付けにした。 波乱のスタートだった。一回、先頭の長野に144キロの真ん中高めツーシームを一撃され、左越えに7号ソロを被弾。イヌワシ党には嫌なムードが漂った。 「先頭打者本塁打を打たれたのは人生初めて。(マウンド上で)ああやっちゃったな、初めて打たれたな、と思った」 しかし、ここから沈まないのが今のマー君。この日は「力まず投げよう」と目標設定し、MAX150キロの直球を軸に、変化球も丁寧に低めに集めた。視察した大リーグのヤンキース、レンジャーズのスカウト陣の前で計113球、8三振を奪ってリズムある投球を披露した。 気がつけば、またも88年会の同学年との先発対決を制した。初の投げ合いとなった沢村は六回途中2失点降板。「もちろん(意識は)しました。でもいい具合に力が抜けて、力まずスムーズに投げられた」と、同学年相手はこれで11戦10勝負けなしと貫禄をみせつけた。 登板8試合目での完投はプロ入り後、一番遅い記録だが、自身最多の開幕7連勝(2009年)に並んだ。昨季からの自己最多連勝も11に更新し、チームは3連勝。今季初の貯金4でパ・リーグ2位浮上に貢献した。星野監督も「しょっぱなから本塁打を打たれたけど、その後は低めに丁寧に投げた」と快投をねぎらった。 「開幕から(自身)7連勝? シーズンが終わるまで続けていきたい」 マー君からは“全勝宣言”も飛び出した。東京から自社ヘリで駆けつけた三木谷オーナーにも雄姿を披露。交流戦はあと3試合に登板予定で、エースが球団初となる交流戦Vに向けてフル回転する。(広岡浩二)
2013年05月23日
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