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東京決定! 2020年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会は7日(日本時間8日)、ブエノスアイレスで行われ、開催都市に東京を選んだ。東京は決選投票でイスタンブールを破り、1964年以来2度目となる開催を決めた。投票に先立って行われたIOC総会の最終プレゼンテーションには安倍晋三首相が出席し、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題について「東京にはいかなる悪影響も及ぼすことはない」と安全を保証。高円宮妃久子さまは、東日本大震災時の各国の支援にお礼を述べられた。(産経ニュース)8日午前5時過ぎ、発表されるやいなや会場のブエノスアイレスも、眠れず夜を明かした日本列島にも大きな歓声があがった。 東京招致委最終プレゼンテーションで、パラリンピック陸上の佐藤真海選手、東京招致委の竹田恒和理事長、東京招致委の水野正人専務理事、猪瀬直樹知事、ニュースキャスターの滝川クリステルさん、フェンシングの太田雄貴選手が情熱的で感動的なスピーチを披露する。そのなかで「日本人」という民族の精神面にふれた滝川クリステルさんのスピーチが私には印象的だった。「東京は皆様をユニークにお迎えします。日本語ではそれを「おもてなし」という一語で表現できます。それは見返りを求めないホスピタリティの精神、それは先祖代々受け継がれながら、日本の超現代的な文化にも深く根付いています。「おもてなし」という言葉は、なぜ日本人が互いに助け合い、お迎えするお客さまのことを大切にするかを示しています。」記念に、産経ニュース記事よりこのブログに日本国のトップ安倍晋三首相のプレゼンテーション全文を記載しておきます。委員長、ならびにIOC委員の皆様。東京で、この今も、そして2020年を迎えても、世界有数の安全な都市・東京で大会を開けますならば、それは私どもにとって、このうえない名誉となるでありましょう。フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも及ぼすことはありません。 さらに申し上げます。他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから、確かな財政措置に至るまで、2020年東京大会は、その確実な実行が確証されたものとなります。けれども私は本日、もっとはるかに重要な、あるメッセージを携えてまいりました。それは、私ども日本人こそは、オリンピック運動を真に信奉する者たちだということであります。この私にしてからが、ひとつの好例です。私が大学に入ったのは1973年。そして始めたのがアーチェリーでした。一体どうしてだったか、おわかりでしょうか。その前年、ミュンヘンで、オリンピックの歴史では久方ぶりにアーチェリーがオリンピック競技として復活したということがあったのです。つまり私のオリンピックへの愛たるや、そのとき、すでに確固たるものだった。それがうかがえるわけであります。 今もこうして目を瞑りますと、1964年東京大会開会式の情景がまざまざと蘇ります。一斉に放たれた何千という鳩。紺碧(こんぺき)の空高く5つのジェット機が描いた五輪の輪。何もかも、わずか10歳だった私の目を見張らせるものでした。スポーツこそは世界をつなぐ。そして万人に等しい機会を与えるものがスポーツであると私たちは学びました。オリンピックの遺産とは建築物ばかりをいうのではない。国家を挙げて推進した、あれこれのプロジェクトのことだけいうのでもなくて、それは、グローバルなビジョンを持つことだ、そして、人間への投資をすることだと、オリンピックの精神は私たちに教えました。だからこそ、その翌年です。日本はボランティアの組織をこしらえました。広く遠くへとスポーツのメッセージを送り届ける仕事に乗り出したのです。以来、3000人にも及ぶ日本の若者がスポーツのインストラクターとして働きます。赴任した先の国は80を超える数に上ります。働きを通じ、100万を超す人々の心の琴線に触れたのです。敬愛するIOC委員の皆様に申し上げます。2020年に東京を選ぶとは、オリンピック運動の一つの新しい力強い推進力を選ぶことを意味します。なぜならば、われわれが実施しようとしている「スポーツ・フォー・トゥモロー」という新しいプランのもと、日本の若者は、もっとたくさん世界へ出ていくからです。学校をつくる手助けをするでしょう。スポーツの道具を提供するでしょう。体育のカリキュラムを生み出すお手伝いをすることでしょう。やがて、オリンピックの聖火が2020年に東京へやってくる頃までには、彼らはスポーツの悦びを100を超す国々で1000万の人々へ直接届けているはずなのです。 今日、東京を選ぶということ。それはオリンピック運動の信奉者を、情熱と誇りに満ち強固な信奉者を選ぶことにほかなりません。スポーツの力によって世界をより良い場所にせんとするためIOCとともに働くことを、強くこいねがう、そういう国を選ぶことを意味するのです。みなさんと働く準備が私たちにはできています。ありがとうございました。 youtubehttp://www.youtube.com/watch?v=zf90ImlFDuU&feature=youtu.be アベノミクスに強力な追い風が吹きそうです。 ※五輪は2020年7月24日~8月9日まで、パラリンピックは8月25日~9月6日まで行う計画だそうです。
2013.09.08
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「Dr.パルナサスの鏡」という不思議な映画を観た。 監督・脚本:テリー・ギリアム『ダークナイト』のヒース・レジャーの遺作となった作品。記憶喪失の青年トニー役(ヒース・レジャー)の内面を映し出す別の顔としてジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルというハリウッドの大物スターたちが友情出演している。 旅芸人一座を率いるパルナサス(クリストファー・プラマー)という老人は、1,000歳という命を持っているが、この世における永遠の命に喜びはなく苦悩している。一座は人の心の中を投影させる「イマジナリウム」という魔法の鏡を出し物にして観客を集めている。その鏡を通り抜ければ、幻想的で摩訶不思議な世界が展開される。 彼は、かつては偉大な僧侶だった。ある日、パルナサスに悪魔の手が忍び寄り、ひとりの美しい女性に恋をしてしまう。不死と若さを手に入れる為に、パルナサスは悪魔ニック(トム・ウェイツ)と取引をする。でもその取引には過酷な条件が付いていた。生まれた娘が16歳になった時、彼に差し出さなければならなかった。そして娘ヴァレンティナ(リリー・コール)が16歳になろうとする時期、ニックが現れ、ある賭けに勝てば娘を渡さなくてもいいと告げる。その賭けとは、観客を「イマジナリウム」の世界に誘い込み、悪に支配された欲望の人生と善良な人間の人生を選択させ、先に5人を獲得した方が勝利を得るいうものだった。 *・゚゚・*:.。. .。.:* *・゚゚・*:.。. .。.:* *・゚゚・*:.。. .。.:* 1,000年年以上も前からヘビのようにまとわりついて永遠に続くこの関係をニックはパルナサスに知らしめる。人間界をしきり、いつもどちらが優位かを暗黙に問いただし苦悩させる。でも、この作品は、そんなテーマの重たさを限りなく払拭し、お伽話のように面白くファンタジックに表現しているので、本当に摩訶不思議な映画でした。
2013.09.07

1ヵ月ブログをお休みして申し訳ありません。その上、ここ2~3年、停滞気味のmukuブログなのに、いつも訪問して下さり本当にありがとうございます。早いもので、ブログ開始から7年という歳月が過ぎ去りました。最近は年相応に体力も低下し、体調も前以上に崩しやすくなってしまって・・。でも、元気を出してマイペースで更新していきますので今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願い致します。 実は、この夏、御めでたい事がわが家にありまして・・娘をお持ちの親御さんなら、いつかは経験されると思うのですがうちにもそういう日がとうとうやってまいりました。猛暑の続く8月の、たぶん暦の上で良い日だったと思うのですが緊張した表情の青年が挨拶に来まして 『お嫁さんに下さい』と・・。どういうわけか、親まで緊張してしまってお父さん(主人)は、仕事の話から、関係ない話までしゃべるわしゃべるわ・・「ドイツのアウトバーンは・・・・」「スペインの料理は日本人の口に・・・・」 関係ない。 しかも行ったことがない。 娘も親元から出て長くひとりで頑張ってきたので、母親としても祝福してあげたいと思いまして。まあ、今まで恋愛に縁がなかった子で。1年前の夏、「お母さん、パワースポットのセドナに旅行に行ってね、ネイティブの占い師にみてもらったらね、彼氏ができるって・・」「ふ~ん、アメリカに行ったの」て感じだったんだけど。そのあと意気投合できる彼氏が本当にできましてそしてムクって名前の犬を飼っていて4年前に死んでしまったという話を聞いてびっくり。これはムクつながりか。ムクが良縁を運んでくれたのか? (3年前に他界) それで・・、金沢で御商売をされている家に嫁ぐということで話がどんどん煮詰まってきまして 8月は私たち夫婦も金沢に向かいまして・・・やはり、ムクちゃんていう犬を飼っていたということがわかって・・体の弱いおばあちゃんもおられまして、その介護が・・という事情がわかったので顔合わせは先方のお家で行いました。産んでから嫁がせる日までのいろんな苦労が走馬灯のようにめぐりまして私が泣くとむこうのお母さんも泣かれて・・ 帰りは金沢の兼六園を観光し、北陸自動車道から大津の花火大会を見ました。とてもすがすがしい気持ちでした。まあ・・御縁があるということはこんなものですか。話が早い。きっと神様の御計らいです。そしてこの夏、私の誕生日もありまして娘から花束が届きました。 メッセージカードが添えられていました。お誕生日おめでとう。これまで育ててくれてありがとう。これからも元気でいてください。ありがとう。幸せになってください。これからはむこうのお父さん、お母さんを大事にしてあげてください。そしてふたり末永く仲睦まじく暮らしてください。 お母さんは今、ふたりの晴れやかな婚礼の日を思い浮かべています。 ふたりは、神前で身内だけで静かに挙式したいと言っています。
2013.09.02
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