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ちょっと恐い話し…プラチナインククリーナープラチナの乾いた顔料インクも溶かしてキレイにするというインククリーナーは便利に使っている。このクリーナーもある筋に言わせるとPH12の水酸化ナトリウムだとか。PH12の拭き取り不要の家庭用洗浄液(例えば超電水クリーンシュ!シュ!)もある。PH12だから水酸化ナトリウムというのも乱暴なのだが,まあそれは置いときましょう。なにはともあれ,実害がないならどうでもよろしい。でも,ちょっと「もしかしたらこれって…」という体験をしたので書いておく。首軸一本洗うのにプラチナの洗浄液一袋使い捨ては少々勿体ない。かといってインクの色に染まった洗浄液に他の色のインクを入れていた首軸を入れるのも気持ち悪い。それでこの半年くらいスピッツ管という物を使っていた。先端の尖った短い試験管みたいな透明容器で栓付,材質は不明だ。これにペン先を下向きにして入れるとペン先は底に着かないで丁度良い。蓋をして上下にシェイクしてもペン先はぶつからない。良く洗うためにシェイクするのに便利なのだ。容量は10cc。首軸を入れて全体が沈む程度に洗浄液を入れてやる。このまま色彩雫の空き瓶に立てて一昼夜程度置いておけば汚れがあれば液がインクの色に染まる。もう1回やるかどうかは状況による。プラチナの説明では顔料インクの場合は2,3日置いておくのが良いらしい。結局置きっぱなしで4日位経過した。さてどうかいな?と見たら液が激減している。なんでと思って見ると色彩雫の空き瓶の底に洗浄液が漏れている。栓はしっかり閉めたが3mmほど浮いていた。だが口周辺に濡れた形跡はない。よく見るとスピッツ管の胴体に数cmのクラックが入っていた。本当に鋭いクラックで横から見ただけでは解らず少し斜め横から見ると断面部分が反射して分かった。その辺りは濡れていた。これが一回目。原因は解らず偶々だろうと思った。ところがそれから暫くして同じように放置したらまた同じ現象が起きた。二度も同じ使用方法で同じような結果が生ずると偶然とは思えなくなる。原因は解らない。可能な原因の一つは栓をしたために内圧が高くなって亀裂が入ったという解釈。ただ,それなら栓が浮いているのだから栓が飛んでも良いように思う。まあ,これも栓が抜ける圧力と容器が壊れる圧力のどちらが高いかということを調べないとどちらともいえない。もう一つ考えられるのは,クリーニング液の化学的な作用でクラックが入った可能性である。1〜3日くらいまでは良いが,それより多く浸すとクラックが入るということだ。いずれも可能性だけで,確定するには化学的,物理的な解析が必要なのでなんとも言えない。いずれの場合も首軸の樹脂部分には悪影響は顕在化していない。これだけでプラチナのインククリーナーが原因だとは到底いえないし,当方の用法の悪さもあるかもしれない。このつぎ栓をしないで浸け置きして同じ結果が生じたら圧力ではないと分かるのだが,原因を徹底追求しようというほどの気はないのでついでがあればということにする。こういうことがあるので,心配な向きは浸け置きは二日程度までとした方が良いかもしれない。クラックの画像はない。最初の物は気にもせずに捨てた。二本目は捨てないで取っておいたのだが,そのうち写真に撮ってと思っている内に行方不明になった。このつぎ発生したら画像を乗せます。【追記】こういうことがあったので,吸入式の万年筆の内部に吸引したまま置くのは止めた方が良いでしょう。それ以前にピストンのグリースが洗い流される危険があるのでやる人もいないとは思いますが。
2015年01月25日
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Diamine Blue/Black Registrars Ink について覚書某巨大掲示板ではダイアミン厨と顔料厨と互いに呼び合っている人々が口汚く罵りあっている。たかがインクのことで大した問題ではないのだから好きずきで言いじゃないかと思うのだが…よほど実生活でフラストレーションが溜まっているのかしらん。それはさておきDiamine社のホームページを見るとRegistrars Inkは明らかに"Fountain Pen Ink"とは異なる"Registrars Ink"のジャンルに分類されている。製造元は万年筆で使うことは予定しないのだろう。特に注意書きはないが当たり前ということか。同じ英国の小売店The Writing DeskではこれをFountain Pen Inkに分類しているので誤解を招く。確かに数回程度入れて使っただけで直ちに万年筆に支障が出るような代物ではないだろうが,The Writing DeskでもWe recommend that you clean your pen with clean water prior to refilling or before storing away.といっているくらいだから,インクを補充する前(インクが空になる度に?)にきれいな水で洗うのが良いのだろう。before storing awayというのは当分使わないのならその前に水で洗えということだろうか。ペリカンのFount Indiaというインクは製図・描画用のインクだ。英和辞書だとIndian ink=India ink=Chinese ink=墨or墨汁ということらしい。A special drawing ink for fountain pens, Pelikan Fount India is designed to have the characteristics of Indian ink (ie. waterproof) but is safe for use in a fountain pen (ordinary Indian ink would dry and clog a fountain pen and render it useless). However, we still recommend that you empty and flush your pen with clean water after use. 普通のindian inkは乾いたり詰まったりするので万年筆には使えないが,このインクは万年筆で使えるindian innkの特徴である耐水性を備えたインクだ。だが使い終わったらインクを抜いて良く水洗いしろと言っている。emptyと言っているからインクを入れっぱなしにしておくなということだろう。この記載と比べると,Registrars Inkはいちいち残ったインクを抜いて洗う必要はないが,インクを使い切ったら補充する前に水洗いしろということで,少し安全ということだろうか。実際の使用感では,Registrars Inkの金属を腐蝕する力は他社伝統的製法によるブルーブラックインクより強いが,同一ペンで使ったところペリカンのブルーブラックよりもフローが良かった。メーカーが万年筆用インクとしていないし,万年筆に使ってもよいという小売店でも頻繁なクリーニングを求めている以上,他社同種ブルーブラックインクよりも取扱注意ということだろう。極端に怖がる必要はないが,Registrars Inkを使っていて万年筆の中で詰まったりして書けなくなったとしても,「あらら,やっぱり詰まっちゃった。あたいの負け。」と笑える人しか使うべきではない。万年筆が壊れたと大騒ぎして「悪魔のインク」などといって攻撃するタイプの人は初めから使わない方がいい。インクが悪いのではなく使い手が悪いのだ。
2015年01月24日
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特製柑橘系インクサンプル行き掛かり上今度は特製柑橘系インクをば。最終的には赤を増やすのではなくアプリコットを追加した。アプリコット 14cc赤 12本画像だとかなり赤っぽく見えるが,もう少し黄色くて濃い蜜柑というか,朱色に近いけれど朱色ほど赤くない色というか。上の赤のサンプルと比較してもらえば良い。色見本の蜜柑のCMYKを再現してみたのが最下段。こうしてみると蜜柑より赤いのが分かる。モニタの色は信用できない。もちろんちゃんとカラー調整すれば良いのだろうが面倒だ。自分のプリンターで同じYMCKで印刷してみればイメージしやすい。注意喚起用インクとしては目的には合っているのでこれでよしとする。アプリコット加えるのは簡単だから様子を見て多少変えるかもしれない。単純に好き嫌いの問題だ。
2015年01月24日
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特製セピアのサンプル色見本のセピアはモニター上だとかなり茶色っぽくなっていた。これに対してマイ特製セピアの筆記時の色はずっと赤が少なく感じた。しかし,色見本に従ってセピアをCMYKで指定してインクジェット(キャノンMG6230)で印刷してみると,マイ特製セピアとかなり似ていることが分かる。ただ,マイ特製セピアは乾くに従って赤が後退して黒が出てくるのでやはり少し違ってくる。画像ではその微妙な差は表現しがたい。
2015年01月22日
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特製柑橘系インクパイロットのブルーブラックと特製セピアインクで常用インクは満たされた。さて,つぎに加除訂正に普通は黒原稿ならブルーブラック,青原稿ならセピアで良いのだが目立つ色を使いたいこともある。自分には柑橘系のインクが向いている。既製品の柑橘系のインクもあるが何れも薄い。色彩雫は渋い中間色で趣はあるが,目立つという点ではやや控えめだ。幸いまだアプリコットが半分近く残っている。これに赤を混ぜることにする。だが,ジェントルインクには赤のボトルインクがない。仕方がないのでカートリッジを一箱注文した。結論から先に赤カートリッジ 12本アプリコット 9 もう少し赤を入れたかったが,今回はこれで打ち止め。色としては「蜜柑」に近いが,蜜柑よりは赤味が少ないような気がする。ユニボールシグノRT1のオレンジより赤味が強く濃くなる。色見本の蜜柑一応目的達成。そのうちカートリッジを買って赤を追加しても良い。最初は「猩々緋」あたりを狙ったが,これだと赤すぎる。色見本の猩々緋取り敢えず3色目決定。カラーインクもこれで終わりにしよう…と思う。なお色見本でのセピアはこの色。色見本のセピアこの色は自分のイメージのセピアではない。
2015年01月18日
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My Sepia レシピ変更 混色セピアインクのレシピを変更した。 アプリコット 20cc オオクワガタ 17.5cc 精製水 7.5cc 好みの問題だが,この方が灰色に近付いた。 明るい茶色味を帯びた色が,次第に赤味が抜けて灰色が褐色にくすんでいくような感じで暗めに落ち着いた。 これで良い。 定位置獲得。 このインクはプラチナ#3776ギャザードに入れた。万年筆の古風なルックスと枯れた色が妙に合う。 そしてパイロットブルーブラックとの色の対比がまた良い。 久々に満足する色のインクが手に入った。 もう市販のセピアインクはいらない。
2015年01月13日
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理想のセピア本物のコウイカ(セピア)の墨の色が褪色したものを見たことがないから本物のセピア色がどんなものか分からない。けれども自分の頭の中にあるセピア色は,銀塩モノクロ写真が古くなって褪色し黄ばんだ色。強いて言えば,黒を薄くして少し黄色みがかった色。焦げ茶でもえび茶でも煉瓦色でもない黄色い灰色か?一番近いイメージはR&Kのセピアだが,まだ少し赤味がある。簡単に考えれば,グレイのインクに黄色を混ぜれば良いのだが,黒を薄めた色と灰色は同じなのかどうか分からない。黒と白の間のグレイではなく,黒を薄めた色に薄い黄色をわずかに加えた色。黄色のインクというのがまた少ない。しかも混色可能なインクだ。手っ取り早くミックスフリーインクのスモークブラックとサニーイエローと薄め液で作れそうな気もするが,わざわざ買い足してまで作ることもない。手持ちの中で混色可能なのは,セーラージェントルインクの「アプリコット」と,同じジェントルインクを用いたキングダムノートの「オオクワガタ」がある。そこで実験としてこれを混ぜてみた。10CCのスピッツ管が少量混合にぴったりだ。結論としてアプリコット 4オオクワガタ 3高純度精製水 1の割合が落ち着きどころ。実際の色はこの画像よりも黄色っぽく薄い。黒や水の調整でもう少し詰められるだろうけれど面倒くさい。オオクワガタはほとんど黒だから,普通の黒インクで良いだろう。高純度精製水は医療器具の洗浄用だが薬局では買えないので普通の精製水で構わない。これでもまだ赤がわずかにあるような気がするが,アプリコットを用いているので避けられない。40CC作ったので当分使える。純水純粋黒黄は二つのインクがなくなったら考えよう。そのころにはセピアに飽きているかもしれないし。
2015年01月11日
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またやっちまった。えんぴつの…The Pencil setもう止めようと思っていたが,これは見た途端に笑ってしまう代物だった。もうまんまパーフェクトペンシルの真似。あんまり面白くてついぽちっと…5000円出すほどじゃないと買ってから思った。付属の鉛筆がWapexという特殊な軸と芯を用いたもの。ずっと前に書いたけれど,書き味はやたらに滑らかだ。芯が減っていくという感じがしない。携行するにはよい特性だ。ファーバーカステルの伯爵パーフェクトペンシルの鉛筆も硬くて減りにくい。芯も軸も硬い。この鉛筆が3本付いている。鉛筆の軸尾は消しゴムではなくタッチペン。導電ゴムのぷにっとしたやつ。ほとんど期待していなかったがこの滑りが実に良い。滑りだけならアカイシのTouch Pen ProやmetamojiのSu-Penと同じくらいだ。ただし,中空導電ゴムのタッチペンに共通の特徴として少々筆圧をかけないと認識してくれない。接触後ぷにっと押し込む感触はどうも好きになれないが,使い勝手は悪くない。タッチペン部は取り外し不能なので鉛筆と一緒に廃棄される運命にあるが,芯の側に好みの補助軸を被せればタッチペンとして使える。キャップの構造はパーフェクトペンシルと似たようなもの。キャップの頭を外すと消しゴムが出てくる。ステッドラーの円筒消しゴムだ。消え具合は確かめていない。直径は7.8〜7.9mmなので国産で合うものがあれば入れ替えた方が良い。キャップ内には鉛筆削りが内蔵されていて,鉛筆のさす側の端を90度回転させると削りカスが出てくる排出口が開き,反対側の窓から鉛筆の芯が見えて削れ具合が見える。ここはパーフェクトペンシルより気が効いている。削れ具合はパーフェクトペンシルよりはましだが国産品に比べるとマイナス2くらい。キャップの補助軸性能補助軸としての使い勝手は悪くない。四角の断面が気になったが,指で持つわけではなく,指の付け根に載るだけなので気にはならなかった。刺さるのは軸尾のタッチペン取付部から10mm程度なので案外短くなるまで使えそうだ。キャップの素材樹脂製で安っぽい。これがアルミだったらよかった。これで5000円は高いなあ。3000円くらいか。いくらタッチペンがついているといっても,基本的には鉛筆が使えなくなったら捨てる運命のタッチペンだ。価値はよく分からん。鉛筆とタッチペンという組み合わせは,仕事でタブレットを使う人には最近増えてきたボールペンとタッチペンの組み合わせよりも向いているかもしれない。少なくとも自分には鉛筆の方が好ましい。ところでなぜ鉛筆かということだが,最近メカニカルペンシルないしシャープペンシルが書きにくく感じて仕方がない。なぜか分からない。持ちにくい。外に持って行くにはよいとしても,デスクでは鉛筆になる。鉛筆の持ち出しは以前にもいろいろ挑戦してまだそのときのもが残っているのでもう一度検討してみたい。画像は既にネット上に綺麗なものがあるので,The Pencilで検索して欲しい。The Pencil set
2015年01月10日
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