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呉竹ZIG Cartoonists MANGAKA BLACK 8本組ミリペンの一種だ。サインペン、フェルトペンの一種だが、超極細から太字、筆ペンまで揃った描画用のものがミリペンと呼ばれており、筆記用にも問題なく使える。ミリペンといえば、コピックマルチライナーとサクラピグマが2大巨頭となる。両方とも使ったことがあるが、現在は使用していない。ミリペンではSTAEDTLER PIGMENT LINER が一番相性が良かったのだが、これも今は使っていない。継続使用しているのは、少し経路が違うが、PARKER 5thの細字だ。あまり愛用者はいないようだが、ラフに書くにはもってこいで、水性ボールペンと共に使っている。さて今回は漫画家さんの要望を取り入れて作られたものということで、ネーミングも「MANGAKA」となかなか恥ずかしい。文房具店で「漫画家ありますか」と聞くのも勇気がいる。水性顔良インクを使用ということで耐水耐光性という点では格別問題はなさそうだ。乾燥は早いので描画をする人には好ましいだろう。筆記でも左利きの人にはよいかもしれない。書き味はサインペン系統にありがちな「サリサリ感」もなくとても書きやすい。このセットでは0.03 超超極極細0.05 超超極細0.1 超極細0.3 極細0.5 細字0.8 中細字(単位 ミリメートル)のほかFLEXIBLEのFINEとMEDIUMが入っている。これは筆ペン風のペンで、筆圧により線の幅が調整できる。0.5、0.8ミリは6ミリ横罫ノートにも十分書ける線幅だ。滲みや裏抜けは今使っている紙では全く発生しない。いろいろな紙で試してみたいが、最近は気に入った紙のものしか残していないのであまりテストもできそうにない。筆圧をかけないで筆記できるペンは万年筆とサインペンなので、万年筆が使えない場面での使用が期待される。かなり気に入った筆記具ではある。ただ、私が飽きっぽい性格なので、いつまでデスクトップで一線を保てるかは不明だ。
2024年10月01日
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モノグラフファイン 0.5 mm ブラック + ぺんてるアイン芯 0.5mm 2B見た目は精悍で良い。尾部のモノカラーは少々似合わないかな。低重心で手に収まりがよい。重心はガイドパイプ先端から60mm弱で、バレルとグリップの境界から3、4mm後方である。艶消しはあまり好きではないが、グリップの吸着感が良好で保持しやすい。グリップの凹凸は特にグリップ力を保持するうえで効果はない。剛性感があり、握りやすさにつながっている。この剛性間はどんな筆記具でも持ちやすさや安心感につながる。自動芯出し機構はないが、問題はない(シャープペンシルで長文を書くことはないので)。クリップが鋭角的なことが指摘されているが、私の握りの握力は軽いので対して支障はない。筆記時のガタつきはない。だが、上下に振るとフレフレ芯出し機構のような音(振動)を感じる。横方向に振ると小さな音がする。ノック部分及び芯収納パイプとバレルの間に隙間があるせいだろう。これらは筆記に影響はない。解決方法はあるが、特にその必要は感じない。ノック部は横方向に遊びがあり、芯出しのためのノック動作にもわずかな遊びがある。気になるかどうかは人による。分解加工の必要は感じない。最終的には個人の好き好きだが、これ一本で十分という人も多いと思う。ぺんてる0.5mm2B芯は自分市場ではトップクラスで滑らかだ。シュタイン芯はあまり好きではなかったが、これは大変よい。アインさんとシュタインさんを分割するのはどうかと思うが……
2024年08月21日
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AKG K371 BT Y3 headphone を買った。買ったのは3月頃。AKGは開放型モニターで有名だが、こちらは密閉型AKG K371 BT Y3だ。BTは有線モニターヘッドホンにオマケでBluetooth接続ができますよ、ということ。最後のY3は日本国内代理店独自の三年間保証の意味。これはヘッドホンバンドが折れやすいという不満に対応するためらしい。だが片手でヘッドホンを外したり、大きく開いて脱着しないのならそう心配はないだろう。一説によると22cm以上に開くと折れる危険があるらしい。有線モニターなのでノイズキャンセラーなどはついていない。今までノイズキャンセラーの必要性を感じたことがないので全く問題はない。音質的には問題はない。細かい音も良く聞こえるし、音源の位置も明瞭にわかる。低域も締まり過ぎず膨らみ過ぎない。パーカッションのキレは素晴らしい。全帯域に渡って厚みがあるし、トランペットの高域も歪感がない。プロのモニター機としてもかなり優秀らしいが、リスニングにも十分適用する。驚いたのは、スピーカーからヘッドホンに切り替えても違和感がないことだった。Bluetoothは飽くまでおまけ。この機種でBluetoothの音質がどうこういうのは野暮というもの。ただし私のメイン音源は、ジャズ、ロック、ブルースでしかも80年代以前が中心なので、もちろん新しい音源も聴いてはいるが好みの音も偏っているので、悪しからず。
2024年06月06日
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Airpods pro 2を買った。今更の感もあるのだが、新機能もあるし、Apple製deviceの機能拡張装置としては唯一無二のものだからだ。これはイヤホンではなくAirpods なのだ。イヤホン機能も持ったApple製deviceの楽しみを大幅に拡大してくれる製品と考えるべきなのだ。Airpods pro 2はほとんどの特に凝り性ではない音楽ファンにとって総合力としてなんらの不満も無いだろう。Apple music、AppleTVやAppleアーケイド、通話や、Siriを活用し、ドルビーアトモスフィアの映画を楽しむ等、Appleが提供するサービスを存分に楽しむためのものがAirpods pro 2なのだ。言い換えれば、Airpods pro 2は他のイヤホンをライバルとは考えていない独自の路線なのである。Airpods pro 2の使いやすさは、複数のApple製device間でシームレスに使えることだろう。どのdeviceにも無意識に繋がるし、設定も共通にできる。これがApple製deviceに特化したAirpods pro 2の強みだろう。音質を徹底的に追求したいのなら、Airpods pro 2ではなく他の機器を選ぶのが良い。尤もその場合はiPhoneではなく、DAPで聞くべきだろう。電波ノイズに汚染されたスマホを選ぶのが間違っている。Airpods pro 2はApple独自の世界で価値を持つ製品、他社イヤホンはオーディオ製品としての世界に止まるその他大勢の製品。どのような使われ方、使い方を想定しているかという問題なのだ。書き忘れたがAirPods Pro2にはオージオグラム(聴力検査の結果)を取り込んで音質補正をしてくれる機能がある。この機能により聴力が低下した者も音楽を正確に聴き取れる(オーディオグラムは簡易なものなので完璧ではない)。またこの機能と外音取り込み機能と組み合わせて簡易補聴器(集音器)の役割をさせることができる。しかもその音質は市販されている集音器よりもはるかに優れていて自然で聞きやすいい。SONYの首かけ式の集音器よりも遥かに良い会話の質が楽しめる。ただそれには4時間半という駆動時間の制限があるので実用には向かない。で、2台目を購入し交互に使うことで解決した。
2024年05月16日
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このところ、文具や事務機の新製品を見ても心が動かされることなく、ああ、またあの亜種ねで終わってしまう。これらの製品の紹介記事もヨイショ記事ばかりで食傷する。どうせ極端な変わりもなくあちらをたてればこちらが立たずという状態で新たに上乗せするものがない。紙の世界だけはまだ見ぬ製品もあるのだが、すでに経験した定評のある紙と比較する記事をみると、特に凌駕するものも見つからない。で、このブログも閉鎖しようかなとも思うのだが、そうするとものを書いて公表する場もなくなる。Xも劣化を感じアカウント削除したし。このブログも元々テーマを限定したものではないので、その時々に心に浮かんだ由無し事をそこはかとなく書き続けるのもよかろうと思う次第。今後は川面に漂流する木の葉のごとし。
2024年04月17日
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EVEBOT PrintPods を購入した。EVEBOT PrintPodsは、iPhoneで入力したデータをシート以外のノートや、食品や、ダンボール箱等に、プリンターを手で動かして印刷することのできるハンディプリンターだ。どんなことが出来るのかは、メーカーのサイトが一番わかりやすいので、URLを貼っておく。実際の印字例は画像のとおり。「最」の文字が最大の大きさで文字高さ=行幅。細かなチェックリストは25mmの行幅いっぱいに印字してある。専用アプリからは1行ずつしか入力できないが、エディタで複数行入力してcopy & pasteすれば複数行一度で入力できる。入力したものは画像としてギャラリーに保存できる。入力データはギャラリー、テキスト、写真(画像)、手書きである。iPhoneとの接続は本体電源をONにしてWi-Fiで行う。既存のWi-Fiチャンネルに追加するのではなく、PrintPods独自のチャンネルで接続する。データ入力後「印刷」ボタンを押す。しかし、これで印刷できるわけでない。接続と印刷データのPrintPodsへのアップロードが行われる。アップロード経過(%)は画面上に表示されるが、ボタンを一回クリックするだけでは表示されないので、2、3度押すことになるかもしれない(一回で済むこともある。)。それから、本体上部の円形ボタンを押して印字スタンバイとなり、手動で左から右に移動させて印刷する。大きな紙にずっと引き続ければ一定間隔で繰り返し印字される。印字位置はスケールを当ててPrintPodsを移動させれば、どの辺りから開始するか分かるので、経験値として記憶しておけば良い。インクカートリッジはヘッド一体型なので定価15,000円と高価だが、セールで7,500円で販売されていることがある。インク種類は食品用、一般用、肌用とある。上の印字例は食品用インクで間違って買ったのだが、案外いい色だったので普通に使っている。印字のかすれが生ずることがあるが、製品サイトに解決方法が示されている。満足とはいえないが、私の使用には合格点なので昨年大晦日から使っている。
2024年02月21日
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日本全国いたるところに存在するといわれる心霊スポット『インク沼』、多くの人々が尊い犠牲者となっているらしい。幸い、私はインク沼の周りを一周し、元に戻って来た。その結果、今はパイロットのブルーとブルーブラック、ペリカンのロイヤルブルーとブルーブラックという定番中の定番に落ち着いている。結局とんがったところのないどこにでも使える『普通のインク』であるから最後には再び戻ってくるという、飽きのこない安心できるインクかもしれない。自分好みのインクを見つけて使ってみても、段々鬱陶しくなってくる。どんなにうまい料理でも毎日食べれば嫌になるが、白米の飯と味噌汁はいくら食べても飽きが来ないのと同じことだ。だが、また夏が来ると血が沸くんだろうなあ。
2024年02月18日
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かなり間が開いてしまったが、本年一発目は万年筆派のモレスキン難民に送るニューフェイスを紹介しておこう。英国製という説もあるのだが、製品のどこにも英国製とは書いていない。添付のしおりによればトルコ製と書いてある。レバノンの古くからある紙のメーカーのものらしい。それからWWF(World Wrestling Federationではない)のための活動と関係しているらしい。まあ、この手の浪漫溢れる物語には興味がないのでこれくらいにしておこう。状態は画像を見て欲しい。気がついた部分のみ記しておく。・180度ぴたりとは開かない。手で抑えてやらないといけない。・中紙には切り取り線がある。・表紙はフェイクレザーで手触りは悪くない。背表紙含め耐久性不明。・表表紙の中央に押し型で希少動物のアイコンある。このブルーでは鯨だ。・中紙は厚手でにじみは見られない。・裏写りもない。・トンボやラミーの水性はぎりぎり裏抜けを免れているという状態だ。しかし、この両者はにじみや裏抜けに関しては「凶悪」だからこの結果は上出来だ。シールドされた表紙シールドされた裏表紙表紙のアイコンペンホルダーとゴムバンド裏表紙見開き表表紙の見開き筆記状態裏写り、裏抜け状態画像だとコントラストが強調されているが、裏抜け、裏写りはほぼない。
2024年02月10日
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最新の話題でもないが、クルトガKS0.5mmを購入した。画像はネット上にいくらでもあるので省略する。 これはよい。芯先のぐらつきが全くないわけではないが、実用的な面では気にならない。今までこのクッション感や歪みが嫌で使わなかったのだが、これなら普通に使える。 デザイン面ではグリップ部が透明でメカが覗くタイプから、シリコングリップで見えなくなっているのが好ましい。今回はハーブグリーンのカラーを買ったのだが、バレるとグリップが同色なのが地味に良い。 ただマットのシリコングリップはあまり好きではない。 芯が折れにくい0.7mmも良いかもしれない。
2023年12月08日
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トトノエ クリップボード 5×3 を用いて、両短編に沿って0.5mm厚の幅20mmのバンドで固定する形にして見た。 取り敢えずカードは12枚挟んであるが、もっと挟める。 スマイソンやソメスの製品を持っているが、実用的にはこれが一番である。
2023年08月27日
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両袖ポケット型に近い形式にした。実用的にはこれで必要十分。シリコンバンドは0.5mm厚、300mm×300mmの製品から20mm×150mmを二本切り出して作った。作り方はいうまでもないので省略。左の黒いのは一番奥に一枚敷いた紙を固定するためのもの。今後はジョッター本体(ボード)を別のものに変えるか、というところ。基本的な構造は決まったので、もしステンレスとかアルミとかに変えたら、完成状態のみを載せたい。いつになるか分からない。
2023年08月27日
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B6ジョッター 大量収納編前回最終形として挙げた形式のつぎは、薄く、簡単、かつ大量収納を目的とした改造版である。これは両サイドをシリコンバンドで挟むタイプ。革製品の場合両側ポケットに近い形式だ。取り付けは背面で接着してある。接着にはシリコン専用の接着剤を用いる。これで25枚挟んである。カード交換は、引き抜いたカードを一番後ろに挿入すれば良い。今回使ったものは厚さ1mmだが、今0.5mmの製品を取り寄せ中でより柔らかく押さえることを検討中。
2023年08月25日
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またブログを放置してしまった。色々と新作は購入しているのだが、一週間もすると「なんだ、結局こんなものか」と放り出す、ということの繰り返しでブログを書く気も失せてしまう。それで新作に手を出すこともなくなりネタも尽きるというわけだ。今回だが、一度終わったはずのB6ジョッターの改良版を上げておく。今回の目標は簡単な脱着、装着枚数の増加である。あわせて薄型化を目指している。話は簡単、磁石の交換と、磁石の取り付け方法の変更だ。製作方法や仕組みは画像で明らかなので敢えて書かない。画像をご覧あれ。これで市販のB6ジョッター用紙11枚を収納している。書き終わった用紙は後ろに挟み込む使い方をしている。これで取敢えず実用上必要十分なものなので勇んで改良することもないだろう。ただし、いまシリコンシートを利用した薄型大容量ジョッターを頭の中で想定している。
2023年08月19日
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ぺんてる シャープペン オレンズAT 0.5mm グレー XPP2005-NオレンズAT購入グリップは保持しやすい。ただ指の肌触りはちと悪い。すべり止め効果は大きい。ネロは少し滑る気がする。ボディにガタつきは感じられない。芯先、ガイドパイプのブレは僅かにあるが筆記の支障になるほどには感じない。重量バランスが良い。筆記状態でパイプ先端から59mmくらいで概ねグリップの後端部辺り。自分的評価ではこのシャープペンシルは大変良い。結局今オレンズは0.5mmはAT、0.2mmはメタルグリップを使い、ネロの0.2mm 0.3mm 0.5mmは仕舞ってある。このあとはよほど画期的な製品が出ない限り食指が動かない気がする。
2023年03月12日
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発売されてからだいぶ時間が経っているが、パーカージョッターXLモノクローム ブラックBTを買った。それほど欲しかったわけではないが、タイムセールらしく値引きされていたので購入に至った。結論は十分実用に耐えるボールペンだ。全長 ペン先収納状態 138mm軸径 最大(勘合部) 10.51mm 先端から30mm 9.5mm重量 19.8g重心 先端から 75mm(以上個体実測)レフィル パーカーQuink flow 黒 M ボール径 1.0mmボール径1.0mmにしては細めでノートや手帳に書くにも不都合はない。重心の位置は持ち方により評価が分かれるが、自分の持ち方では親指と人差し指でできた輪の中(真ん中からやや手首側)に入るので十分許容範囲だった。ペン先は普通の金属の銀色。油性マッキーで黒く塗ってみたがすぐに禿げるだろう。書き味は普通にQuinkflowのそれだ。ボディの黒は半艶消のような感じでいわゆるマットブラックよりも艶がある。普通のジョッターでも細くて書きづらいとは思わないので極端に書きやすくなったとは思わないが、普通に書きやすい。ジョッターが細すぎるという人にはXLがよいだろう。オリジナルジョッターは全長128.1mm、重心80mm、軸系最大9.72mm、8.3mm、重量7.8gなのでXLは概ね一回り程度大きい。だが相互に持ち替えても違和感はない。オリジナルをほぼ垂直に立てて書くのもなかなか書きやすいし、他のボールペンと同じ様な持ち方での筆記のXL、どちらもそれぞれに書きやすさがある。ただ辛口で評価させて貰うとジョッターがそのまま大きくなっただけで他のボールペンと差別化できるところはあまり無い。オリジナルはサイズや取り回しの良さからオンリーワン的な要素があるが、XLにはそれがない。他のペンもあるのでオリジナルを身近においたり、鞄に常時置いておくなどして使うのが最適な感がある。
2023年02月26日
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Sony Float Run を買った。AfterShokz Aeropexを家の中で紛失した。いくら探しても見つからない。これを持ち運んだ道順は限定的だがみつからない。神隠しにあったのだ。これはそろそろ新しいのを買えという神の導きに違いない。散財の理由ができたところでぽちっとな。アマゾンは便利。Aeropexはながら聴きには十分な音質で軽量で気に入っていたのだが、ただ一点少し音量を上げると振動を感じる。音楽の場合不規則に振動が変化するので気持ちが悪い。それで今度は骨伝導でないタイプを探した。Sony LinkBuds WF-L900は小さく軽くてよかったのだが、FloatRun に比べると音が平面的な感じがした。それに左右独立型のものはどうも使い勝手が悪い。ケースを片手に持ってもう一方の手で片方のイヤホンをとって装着し、次いでケースを持ち替えて反対側のイヤホンを装着する。ちょっと外したい時も置き場所に困る。ネックバンドならそれらの手間がない。それで同じSony FloatRunを選んだ。コーデックはSBCとAACにしか対応していないが、ながら聴きなら十分だ。それにイヤホンやヘッドホンには大きな期待はしていない。音楽を楽しく聴ければ良い。それに写真と同じで解像度や分解能が高ければよいというわけでもない。装着は難しいことはない。耳にかけ止まるところまで押せば良い。電源を入れると自動的に接続が始まるので端末側で受ければ良い。他の機器と変わらない。音は普通に良い。そして音場が広い。カナル型とはまるで違う鳴り方だ。耳の外から聴こえる(当たり前)。低音から高音までちゃんと聴こえる。ただ、電子楽器の沈み込むような低音は少し苦手だがこのあたりは好みの問題だ。あとはパイプオルガンの最低域とその近傍。だが、多分このイヤホンでパイプオルガンの演奏を本格的に聴く人はいないだろう。すくなくとも自分では聴かないので問題ない。あと気になるところは装着した時の見てくれだが、少しスマートさには欠ける。だが自分には見えないし、イヤホンの形以前に顔面の形がスマートさに欠けるのでイヤホンを気にしてもしようがない。ただ発音部が当たるところに異物感はある。ネックバンドはガチガチに硬くないけれど仰け反ってソファの背に当たると音源がずれる。ただ、あまりソファで使うこともないのでこれも問題は少ない。バッテリー残量警告がない。取扱説明書には充電中は点灯、終了すると消灯とあるだけ。充電時間最大3時間、使用可能時間10時間とあるから、特に支障はなさそうだ。音漏れは多少する。YouTuberによるとShokz OpenRun Pro と同程度とのこと。一度装着すると日常の動作でずれることはなかった。IFI Go Blu を持っているので有線タイプを使ってもよく、イントラコンカ 型のイヤホンならながら聴きもできるのだが、ケーブルのあるなしは使い勝手の点で大きな違いがある。どれを使うかはケースバイケースというしかない。もともとは名前からもわかるようにスポーツ用のギアだが、スポーツ以外でも使って悪いことはない。ネット上にはいろいろな評価があるけれど、基準は自分、自分が気持ちよく聴ければそれで良い。
2023年02月26日
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自分の使用目的からするとiPad proモデルはネズミを殺すのに象撃ち銃を持ち出すようなもの。proモデルの真価を発揮するであろう動画編集、写真加工、DTM、DTP、CAD、高度な科学計算などをするでもなく、絵も描くわけでもなく、ただPDF文書を読み書き込みをしたり、デジタルのテキストを参照しながら勉強するのに使うだけだ。今回敢えて12.9″を選択したのはA4文書を等倍に近い大きさで読みたいからだ。特に二段組の医理工系の文書を読むときは9.7〜11″では苦しい。拡大すれば良いのだが、実際の紙と同じように読みたいのだ。同じページの離れた位置に図表があるといちいちスクロールしなければならないのが苦痛なのだ。もちろんiPad pro 9.7″ でも1ページ表示はできるのだが、文字が小さくなるのでしんどい。Appleの初売りで安くなるかもしれないのになぜこの時期にと思うかもしれない。しかし、欲しい時必要を感じた時が買い時だ。もう少ししたら安く買えるかもしれないなどと思っているより、早く買って良い環境を手に入れる方が自分には価値があると思うので、躊躇なく買った。重い、でかい、高いと欠点ばかりが指摘される本機だが、PowerBook G4 15インチを持ち歩いていた身からすると重くもでかくもない。価格もかつての100万円越えのApple製品を使っていた身からするとそれほど高額にも思えない。むしろ十万二十万でAppleの優秀な製品を買えるのは幸せなことだ。とにかく細かな損得計算より快適に使えることが大事だ。で、早速使ってみたが、いや読みやすい。9.7″とは雲泥の差だ。動作も俊敏で快適。スクロールも滑らか。iPhone 13 PRO MAXのようなスクロール動作だ。今回はApple pencilはパスした。iPad mini 6 用に一本あるし、テキストだけならApple pencilは必要ない。そこで筆圧感知機能や本体側面で磁力吸着充電はできないものの筆記感良好といわれるロジクールのクレヨンの到着を待っている。実は他にyoutuber推薦の3000円前後のペンも二本あるのだが、残念ながら実用に耐えない。アクセサリーは液晶の保護フィルムだけ買った。ケースはつけない。余計なものをつけると使いにくくなるし、重くなる。必要最小限にしたい。iPad mini 6のApple純正カバーも邪魔なので外して裸で運用している。傷がつく恐れはあるが、道具なので使えば傷がつくのは当たり前なので、使いやすさ優先である。これなら鞄からさっと出して使い、使い終わったらさっとしまえば良い。いちいち風呂蓋を閉じたりスタンドをしまったりする手間が省ける。おっと、スタンドだけはMoftの粘着タイプを着けてあった。これは9.7″ から外して再貼付した。なお、Kindleの固定レイアウトの二段組ものを見開き表示して実際の書籍の感覚で読める点も良い。まあ、とにかく良い買い物であった。
2022年12月27日
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デスクトップのスピーカースタンドを購入した。モデルはK&M 26773Bである。26772の方が安定性があると思ったが設置面の形状との関係で26773を選んだ。高さは24.5cmでツイーターの高さが自分の耳の高さになる。ツイーターの高さを耳の高さに合わせるというのはスピーカーセッティングの基本だ。デスクトップのスピーカーはmhi MM01A EVIDENCEというモデルだ。アメリカパイオニアのTADの開発に関与していたエンジニアがオリジナルで開発したモデルだ。4.5インチの小さなコーンウーファーだが心地よい低域を聞かせてくれる。ツイーターはリボンツイーターで高域が伸びている。アコースティックなジャズのベースやドラムの響きを楽しく聴かせる。今までは机に九谷焼の湯のみを逆さにしたようなインシュレーターで三点支持をしており、それなりにステレオイメージができているのだが、どうもスッキリしない。そこでスタンドの導入である。このスタンドはドイツ製だが、左右の高さが少し狂っていた。厚い鉄板をZ型に折り曲げたものだからピタリと合わせるのは難しいのかもしれない。スペーサーで調整すれば良い。セッティングを行う。ちょうどスピーカー一台分高くなったことになる。最初はテーブルにスタンドを直置きしてスピーカーもスタンドに直置きして左右の位置合わせをする。これだけで左右の広がりや奥行きが出てくる。1日これで過ごす。従前とは格段の違いである。だが音像の凝縮感、質量感が少し乏しい。最初防振材のダイニーマをスピーカーの前縁に敷いて見たがあまり変わらない。インシュレーターの類は昔買ったものがあるものの音質を改善するというオーディオアクセサリー類はかなりオカルトめいたものが多く、ユーザーの評価もまちまち、いまいち信用できない。基本はスタンドにもスピーカーにもガタツキがないようにすることとと、スピーカーの振動がデスクに伝わらないようにすることだ。スタンドの微かなガタツキは薄い皮の切れ端を押し込むことで解決する。スピーカーの振動を遮断する素材を考える。スーパーゲルは放熱材だが制振効果もあるが、手持ちは厚さ3mmのものしかなくこれだと左右に揺れる恐れがある。他にはハネナイトという制振ゴムがある。大きなものは必要ないので1cm角に8個切り出す。4点支持にする。3点はガタツキはないが安定性に疑問がある。硬い金属のインシュレーターを使うなら3点支持が良いだろう。ハネナイトは硬いゴムだが多少の弾性もあるので4点支持しても問題はないだろうと踏んでスピーカー底板とスタンド天板の間に4個ずつ置いてスピーカーを置く。好みの音楽を再生してみる。音像の凝縮感や実体感というものが増してきた。楽器の音が奥行きを持った音像を形成する。これに伴い低音が引き締まる。ギターや管の音が太いのだ。ボリューム感のある音が出てくる。これは良い。楽器やボーカルの前後関係や左右の広がりも十分に出る。これならデスクトップで箱庭オーディオを楽しめる。周波数レンジも広くフラットに聴こえる。ヘッドホンの使用率が減りそうだ。
2022年11月06日
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- 1 ハサミには興味がある。切れ味、対粘着、バランス、刃のすり合わせなど微妙な違いがあり、そこがなんとも面白いのだ。- 2 今回購入したのは発売されたばかりの「コクヨ HASA - 002 強力ロング」という製品である。「ダンボールが一気に軽く切れる多用途カーブ刃」とある。- 3 このシリーズには001から003までのタイプがある。001は「強力」型であり「ダンボールが軽く切れる多用途ハサミ」、002は上記のとおり、003は「紙/工作用」「直線切りに適したストレート型ハサミ」とされている。コクヨ HASA は老舗刃物メーカー貝印製である。Kai Vietnamというおそらく貝印の現地法人の生産で中国製ではない。これも信頼できる理由だ。- 4 さて、いま手元でよく使っているのは下の画像にある3機種である。偶然大中小のサイズになっている。左から「DAHLE 50010」(メーカー 独 ダーレ)、本製品、「FISKARS 1000815」(メーカー フィンランド フィスカース)である。いずれも一流のメーカーの製品である。- 5 ハサミに関しては亡母がフルオーダーの婦人服店を経営していたため、布地や型紙を切るハサミは商売道具であり、子供ながらに自分の子供用ハサミと商売用の裁ちバサミの作りの違いや切れ味、音の違いには気がついていた。ハサミを閉じる時の音もシュワ、シャキ、無音といろいろである。- 6 上記のハサミのうち、フィスカースはシャキ、ジャキという音だ。ダーレは小さなシュワ系の音になる。そして今回のHASAだがとても軽く無音に近いシュワ系だった。- 7 切れ味は筆記用紙一枚切るにはそれほど違いはないが、ダンボールを切ると大きく差が出る。先端の10センチメートルほどを使って同じダンボールを切ると、HASAが一番軽くジャキっと切れる。次がフィスカースでちょっと力がいる。残念ながらダーレは僅かに切りきれなかった。但し、持ち手から刃先までの距離が違ってくるので公平な評価ではないかもしれない。刃の根元から切ると、よく切れるのはHASAで10センチメートルを切断できた。次がダーレで僅かに及ばない、最後はフィスカースであった。いずれも濡れたティッシュペーパー1枚も楽に切れるし、日常の紙を切る作業では不都合ない。- 8 ダーレは持ち手が小さめで手が痛くなる。フィスカースは右手で使う限りはフィット感が良いが左手では使い難い。両者の中間がコクヨHASAで、こちらは持ち手が対称で左手でも使える。- 9 ハサミで切るときの力は重い順にフィスカース、ダーレ、コクヨの順になる。● ファーストインプレッションではコク HASA は切断時の軽い操作性に非常に好印象であり、3種の内では最も好きな使用感であった。
2022年10月15日
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さて本日は2点の報告です。1 iPhone落下による破損の防止策私はよく寝落ちするのでiPhoneは常に落下の危険に晒されています。そこで落ちても破損しない状態を作出するのではなく、そもそも落ちない状況を作り出すことにしました。iPhone 13 PRO MAXに使用中のケースはobjects.ioから出ている「カラナビ付きiPhone ケース」です(iPhone 14 PRO MAX用もあります。)。このカラナビに紐をつけて首にかけたりベルトに結びつけたりしておけば手を滑らせても絶対に落ちません。革のストラップも売っていますが、手芸屋で売っている組紐で十分です。ここの職人さんは土屋鞄製造所から独立した方の様で作りに不満はありませんし、使い勝手も不都合ありません。なお、MOFT Snap-On スマホスタンド マグネットや ISHUワイヤレス充電 magsafe対応 モバイルバッテリー も装着できます。2 iPhone の充電について A 電池寿命について2022年3月までiPhone 7 Plus を使っていました。デスクではバッテリー保護対策は全く無視し、常時有線充電していました。寝るときも充電していました。最後のバッテリー状態確認時80%でした。Appleの悪意を疑えば80パーセント以下には下がらないのかもしれませんが、実使用上も満充電後の実稼働時間は特に低下したという感じはありませんでした。 B 充電方法2022年3月からiPhone 13 PRO MAXを使用しています。充電は前同様デスクでは下記のMagsafe充電器を使って常時充電の状態です。Magsafe充電は7.5Wの模様。これで10月10日現在バッテリー状態は100%です。ただ一つ注意したいのは発熱です。私は使っていないアルミ筐体の折りたたみ式キーボードを下に敷き、その上に充電器が来る様にしてiPhone 13 PRO MAXを充電しています。これにより充電器から放熱が行われ、充電器もiPhone 13 PRO MAXも熱くなりません。私はいつも満充電で持ち出したいので、バッテリーを長持ちさせるために20〜80%の充電容量を保持したり、急速充電を避けたりなど神経を使う気にはなれません。今後もこの方針は変わらないでしょう。
2022年10月10日
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手書きで何か書くとき内容により筆記具を変えるということを考える。通常は色を変えるということになるだろう。青、黒、緑、赤というのが4色ボールペンの標準的な色だ。インクの色も豊富なので万年筆でも色で分ける方法がある。4色ボールペンの例に習っても良いし、他の組み合わせでも良い。だが色を分けるのは組み合わせによっては目がちらちらする。そこで同じ系統の色で違うものを組み合わせるということを考えた。いろいろな青系のインクを組み合わせてみた結果次のような組み合わせになった。1 メイン ラミー・ベニアトイト (古典インク)2 サブ セーラー・ストーリア・ナイト(顔料インク)3 強調 モンテベルデ・ホライゾンブルー(染料インク)1は古典ブルーブラックなら何でも良い。2は色的にはダイアミン・サファイアブルーでも良さそうだが、顔料の方が滲み裏抜けに強いし、耐久性を重視してこちらにした。3はダイアミンのブルーベルベットでもよい。色比較の画像は下記のとおり。そのうちまた変わることが予想されるが(気が変わりやすいというか、過去にこだわらないタイプというか、いい加減というか、評価はいろいろあるが。)当分はこのトリオで行こうと思う。この間気に入ったファーバーカステルのヴァイパーグリーンどうしよう……
2022年10月03日
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ink KALA MILKTEA台湾のインク、スナックシリーズとやらの「ミルクティー」インク。なんでミルクティーかといえば先般の紅茶に引きずられただけ。箱はこんな感じ。瓶を取り出すと……不吉な予感……赤インク?んー微妙しかし紙に書いてみるとオレンジにベージュが混じった感じで、無理矢理ミルクティーと言いくるめられそうな色かもしれない。そしてファーバーカステルのターコイズと良い対比になる。水性染料なので耐水耐光性は期待できないが、それを期待するなら古典ブルーブラックインクか顔料インクに行くしかない。さて、何に使おうか、と買ってから考えるというお粗末。
2022年09月23日
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Ashford+pen-info REFILL PORTAshfordとpen-infoこと土橋正氏のコラボ商品。7月頃に予約してすっかり忘れていた商品が今日届いた。内容は1 ハードカバーのバイブル保存ファイル1冊2 使途不明のタグ1枚3 バイブルサイズジョッター(綴じ込み可能)1個4 ナンバーシール5枚5 フラップブックマーク3枚6 ハードレフィルブルーフレーム10枚以上3は独立したジョッターとしても綴じ込んで使用することもできる。以前紹介したブランクチュールのジョッターと似たものだ。裏面はポケットがあるので少量の用紙の収納が可能だ。ペンホルダーがあるが細いのでクリップを挟んで使うのが標準だろう。スタイルフィット の単色なら入るかもしれない。5はレフィルの端に折りたたんだフラップがついていて、しおりやレフィルを纏める機能がある。6は厚い紙でブルーの縁取りがあるレフィルで、まあ考えれば仕切等いろいろな用途があるだろう。便利に使えそうだとはいえ、課題な期待は禁物。
2022年09月11日
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B6 jotter 最終版前回作ったB6ジョッターはシンプルだがカードをセットするとき少し力を入れなければならなかった。クリップの挟む力が強いためだ。このクリップのため数枚のクリップを挟めるので良し悪しだ。そしてクリップの厚さが少々気になる。 そこで 1 薄くする。 2 カードの脱着を容易にする。 3 多少はスマートにする。 4 軽量化 の4点を目標に作ることにした。 準備するもの 1 台紙になるB6サイズより少し大きなボード 2 マグネットシート 3 スチールシート 4 クリアケースから切り出した部品(原寸合わせ) 5 両面粘着テープ参考にしたのはキングジム クリップボード マグフラップ。 ジョッターの完成形はこれ↓左側はクリアケースから切り出したもので作ったフラップで、とりあえず普通の両面テープで固定してある。フラップ側に黒いマグネットシート、ボード側に白いスチールシートを貼り付けてある。ここに磁力でカードを挟む。これでカードがずれたりすることはないので機能は十分だ。 ただ、反対側のカードの端がめくれたり折れたりする恐れがあるので、ボードの反対側にクリアケースから切り出したB6カードの短辺よりも少し長いフラップを作り貼り付けてある。これでカードを押さえる。この方式だと二枚のカードを挟むので精一杯なので運用は一枚にして予備のカードを持ち歩く方法は別に考える。今の所「コクヨ B6透明カードケース」に3、4枚は入るので、これを裏に貼り付けることで実現しようと思う。クリアケースから切り出した二方向(L字)開口のポケットを作って貼り付けても良い。工作難易度 超簡単
2022年08月28日
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Fabar Castel VIPER GREEN inkいきなり気色悪いが、viperはクサリヘビ科クサリヘビ属の毒ヘビの総称だそうだ。マムシやハブもこの仲間。万年筆 Fabar Castel イントゥイションプラチノ EFインク Fabar Castel VIPER GREEN カートリッジ紙 コスモエアライト 筆記例は以下のとおり。もう少し明るい色だ。紙の地がややクリームがかった白なので脳内で想像してほしい。上の蛇の画像の色に近いかな。本物のグリーンのviperを見たことはないしViperに属する蛇にも様々な色があるのでので色の再現性は分からない。でも色としてみると派手だがちょっと落ち着いた趣もあり好ましい色だ。同じグリーン系でもモスグリーンの系統はメインの文字筆記用に使えるのだが、このviperはオフィシャルな場面では難しいだろう。むしろ、誤りの加除訂正、注釈等なら視認性も良いので向いている気がする。インクフローは普通だ。コスモエアライト では滲み、裏抜け、裏写り(裏透け)は全くない。試し書きなのでカートリッジを購入したが、使い切ったらボトルインクを買うかもしれない。
2022年08月24日
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三田三昭堂 華インク「紅茶」紅茶色のインクである。透明感のある赤と褐色の中間というのが想像される。外観は下の画像のとおり。ティシュに染みたところはなかなか期待できる色だ。パイロットエラボー赤軸細字に入れてみた。フローはまずまず、悪くはない。ティッシュの染みに比べると透明感が失せて茶色に振れるようだ。R & Kの限定版「コーヒーカンタータ」に比べるとコーヒー紅茶の比較はそれらしく見れる。書いた直後は赤が強いが、乾くとかなり茶系に変わる。このインクは黒い印刷文字に対して赤インクより目立つような気がする。赤インクのかわりに使えると思う。最近は至る所から様々な名称のカラーインクが出ており、期待して買っても「なんだ、こんなものか。まあ、そうだろうな」という感想に落ち着くのが毎度のことで食傷気味なのだが、このインクは珍しく良い色のインクだった。
2022年08月20日
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B6ジョッター製作このところジョッターブームが再来した模様。今ないのはB6サイズのもの。以前試作した事はあったが、あまり使い勝手がよくなかったのでお蔵入りとなった。今回は構造や用法が簡単で、材料も僅かで、今まで使い勝手がまずかったところを回避することを目的として作ってみた。まず準完成品とB6情報カードをセットした状況を画像で見る。クリップは固定するためにアセテートテープで仮止めしてある。位置を変える可能性があるからだ。位置が決まったら接着剤を使って見栄えを良くしたい。用紙は下から差し込むだけでよい。画像には五枚の情報カードをセットしてあるが、もう少し挟めるだろう。このクリップはかなり強力なので筆記時にずれることもない。書き終えたカードは最後のカードの後ろに差し込めばよい。クリップの画像。アメリカではスタンダードなクリップらしい。日本でもオンラインショップで売られている。構造的にはクリップボード系だが、バネやマグネットを使った押さえはそれだけで嵩張るところ、これなら薄く軽量なので鞄の隙間や外側のオープンポケットにもすんなり入る。更に改良点があるとすれば、ボードの素材だ。カーボンファイバー、アルミ、アクリルなどが候補になるが、これはまた将来の課題。
2022年08月09日
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ブランクチュール バイブルサイズ ジョッター正式名称は「システム手帳 リフィル バイブル ジョッター & 下敷き タイプ」というもので、バイブルサイズのジョッターでバイブルサイズシステム手帳に綴じ込むことができる製品、かつ裏側は真っ平らで下敷きとなるリフィルということだ。このサイズのジョッたーはそれほど頻繁に使うわけではないが、あれば便利な製品だ。以前から時々探していたのだが、オーダーメイトの製品しか見当たらなかった。しかし、仕上がりが信頼できるところは高価で、そこそこの価格のところは仕上がりが心配ということで放置していた。それが一週間ほど前にブランクチュールに受注生産の既製品があるのを見つけ、価格が安価なので注文してみた。ナチュラル色の革で筆記面の厚さは3mm、紙押さえの部分を合わせると4.3mm厚で扱いやすい厚さだ。紙押さえは短辺両側抑えで、二辺が縫製されており完全ポケットではないが、固定に支障はないし、容姿のセットもスムースにできる。筆記面の平滑性も問題はなく、システム手帳に綴じ込めば裏面を下敷きとして使用できる(利用頻度は低いだろうが。)。ソメスサドルの製品(大丸藤井セントラル販売)ほど硬くはないが手に持って筆記するのに支障はない。コストパフォーマンスはもちろんのこと、革製ジョッターとして満足できるものであった。
2022年07月31日
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名刺サイズジョッターに用紙ポケットを増設する名刺サイズのジョッターは荷物を少なくするには最適だが、予備カードの収容力に乏しいのが難点だった(これはジョッターの宿命だが。)。またブランクチュールの製品は革が肉厚で硬いのでカードの出し入れが困難だ。その改善のため色々な方法を考えたのだが、良いものがなかった。クレジットカードならsinjimoruのポケットを使えるのだが、紙のカードだと入れ難い。もう少し大きなサイズはないものかと探してみるとミドリのオンラインストアで「のびるポケットシール」というsinjimoruと同じ作りでサイズが一回り大きなものがあった。縦102mm、横71mm、厚さ2mmで能書きどおり10枚程度の名刺カードが収納できる。外形サイズも画像のとおりぴったりだ。これで名刺サイズのジョッターの使用頻度も増加しそうだ。なお粘着剤は貼ったり剥がしたりすることができるものなので若干縁が浮くことがあるが、この辺りは止むを得まい。
2022年07月23日
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iPhone 7plus を長年使ってきた。理由は新機種が出ても出来る事は変わらないし、格段に処理速度が速くなるわけでもないので機種交換もしなかったのだ。ただ流石に新着メールの表示が2テンポ遅れることと、バッテリー容量が80%に落ちて交換時期に達したことから機種変更を思い立った。今年の3月時点なので対象はiPhone 13 シリーズだったが、選択はバッテリーの持続時間でiPhone 13 PRO MAXを選択した。流石にiPhone 7plus より動作が機敏だし、私の使用状況ならバッテリーは1日余裕で持つ。欠点は重いことだ。またバンカーやケースを着けると少々持ち難い。iPhoneはカバーなど一切装着しない方が手にぴったり合って好ましいのだが、表面が滑らかなのでうっかりベッドやソファの上に置いて置くといつの間にかお尻の下に潜り込むようなことがあるし、落下事故を考えるとやはりなんらかのプロテクトをかけたいと思う。で、今のところ液晶保護のガラスフィルターとバンパーをつけている。まあ、道具なのだから使えば傷がつくのは当たり前というのは正論だが、新品のうちは気になる。これで一度傷が付くと気にならなくなるのだが。4ヶ月使ったが、快適に使っている。アクセサリーはストリングで首から掛けたいので、紐付きケースを使いたいのだが、Mgsafe機器も使いたいので対応製品が欲しい。ところがこれがまたない。昨日やっと一つ見つけたので発注したので到着が楽しみである。余程大きな機能進化がない限り新たな機種変更はしないと思う。まあiPhone 18あたりが次の機種変更の時期だろうが、その頃にiPhone があるかどうかわからない。
2022年07月17日
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パイロット顔料インキ 「強色」(TUWAIRO)パイロットが少し前に発売した万年筆用インクだ。色は黒、青、ブルーブラックの三色で、今回購入したものはブルーブラックである。ボトル容量は30ccで激しく使う向きには少ないが、まず試しに買うには適当な量だろう。ネーミングは少々あれだが、イメージ的には理解できる。このインクは使用制限がある。使用禁止万年筆・カスタムヘリテイジ92・カスタム823・ジャスタス95使用可能コンバーター・CONー40・CON-70Nこれに違反しても直ちに壊れるわけではないと思うが、違反する場合は自己責任ということになる。今回はカスタム74細字に直径3mmのステンレス球を入れてインク撹拌作用を持たせたCON−50を使っている。インクフローは他のパイロットインクと大差ないが、やはりやや粘度が高いように感じる。インクの粘度のせいか紙面との擦過感は少ない。濃淡は出にくく、乾燥時間も不都合を感じるような差はない。どれくらいの期間で万年筆を洗浄しろという注意書きはない。色は、シルバーン細字に吸入後2週間以上経過した状態のラミーベニトアイトでの筆記とほとんど区別できない色で、筆記の途中で相互に持ち替えても違和感はない。滲みや裏抜けも使用した用紙の範囲では見られなかった。耐水性も問題はない。顔料インクは消しゴムで退色(色が薄くなる)製品もあるが、強色ブルーブラックではわずかに薄くなるが気にならない程度だ。記憶ではセーラーの青墨が消しゴムに強かった。パイロットの万年筆が手にあう自分としてはこのインクは待望の製品だといえるだろう。2022年6月29日補足強色を一晩おいて使ってみる。色はかなり濃くなりラミーベニトアイトとはかなり異なった色になる。筆記線も顔料特有の単調な色となる。
2022年06月28日
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FiiO BTR3K Bluetooth Dac/AmpBTR3Kを購入した。有線イヤホンを接続してBluetoothで聴取できるようにするレシーバーだ。BTR3KはSBCからLDACまで豊富なコーデックを採用している。これにより有線イヤホンを高音質低遅延コーデックで聞くことができるようになる。3.5mmステレオジャックの他に2.5mmバランスジャックがあり、バランス接続を試せる。モバイルでのイヤホンオーディオにそれほどの高音質を要求しても意味がないと思っているし、何より小さくて持ち運びが楽なことからBTR3Kを選択した。さて、肝心な音質である。音が太い。音楽の持つパワーはより感じられるし、低音リズム楽器の躍動感も聞きものだ。ややドンシャリの傾向があるかな。それなりの音質の向上は見込めるし、とにかく楽しく聞くことができる。くもった音という評価があるがそんなことはない。オーディオは欲を言えばきりがないが、自分の使用目的に照らせば十分以上に満足できる製品だった。実際のモバイルでは単品のBluetoothイヤホンを使うだろうが、家の中で動き回るときなどは好みのイヤホンで音楽を聴くために活用したい。
2022年01月20日
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FiiO BTR3K Bluetooth Dac/AmpBTR3Kを購入した。有線イヤホンを接続してBluetoothで聴取できるようにするレシーバーだ。BTR3KはSBCからLDACまで豊富なコーデックを採用している。これにより有線イヤホンを高音質低遅延コーデックで聞くことができるようになる。3.5mmステレオジャックの他に2.5mmバランスジャックがあり、バランス接続を試せる。モバイルでのイヤホンオーディオにそれほどの高音質を要求しても意味がないと思っているし、何より小さくて持ち運びが楽なことからBTR3Kを選択した。さて、肝心な音質である。音が太い。音楽の持つパワーはより感じられるし、低音リズム楽器の躍動感も聞きものだ。ややドンシャリの傾向があるかな。それなりの音質の向上は見込めるし、とにかく楽しく聞くことができる。くもった音という評価があるがそんなことはない。オーディオは欲を言えばきりがないが、自分の使用目的に照らせば十分以上に満足できる製品だった。実際のモバイルでは単品のBluetoothイヤホンを使うだろうが、家の中で動き回るときなどは好みのイヤホンで音楽を聴くために活用したい。
2022年01月19日
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AfterShokz Aeropex画像は販売店やメーカーのものの方が綺麗だし、特に付け加えるものもないのでそちらを参照して欲しい。骨伝導イヤホン、骨伝導式ヘッドホン どちらかわからないがとにかく骨伝導式のあれだ。聴こえる仕組みは骨の振動で鼓膜をバイパスして蝸牛に音声の信号を送るらしい。今まで興味はあったものの出てくる音に疑いを抱き手を出さなかった。YouTubeでたまたま複数の人が「今までのものと違う」という評価をしていたので、年始のセールで5,000円引きなので買ってみた。コンパクトで持ち運びに便利だ。充電はUSBだがAeropex側が専用コネクターなので付属のケーブルしか使えない。製品には二本付属している。充電時間は公称2時間だが、2時間半くらいだろう。 Bluetoothのペアリングは二台まで可能。取扱説明書どおりに実行すれば簡単にできる。 電源、音量調整その他特別なところはない。音を伝える部分は耳の前、こめかみの少し下に当てる。メガネをかけるのに支障はなかった(これは個人差があるだろう。)。装着感は良好。軽いのでつけている気がしない。音量が低いとついデバイスに耳を近づけてしまうアホさ加減。もみ上げは伸びているが聴取の障害にはならない。問題は音である。クリアーだ。少し線が細め。動画の視聴は良好で不自然さはない。聞きやすい。音楽は普通に聴ける。ノイズや極端な周波数特性はなく、中、高域は普通に聴くことができるものの、低域がやや弱い。だから激しいトラムやベースの曲には不満が残るだろう。ただし、これは音楽を聴くことに傾注しているような場合の話で、Aeropexを使用する目的が外部の音を聞きつつBGM的に音楽を聴くようなことなので、ほとんど気にはならない。当然だが、普通のヘッドホンやイヤホンに比べると音質は劣る。密閉型ヘッドホンやカナル型イヤホンに比べると音漏れはある。完全開放型ヘッドホンほどではない。振動部を耳に近づけると音は聞こえるが、音楽やトークものを聞いていても家族から音漏れを指摘されることはなかった。勿論大音量にすれば音漏れは大きいが私の通常聴取音量では問題はなさそうだ。IP67とのことなのでランニングなど汗をかく状況下や雨天の屋外でも安心して使用できる。コントロールするアプリは見つからないのだが、本体の+−ボタン同時押しで二段階ほどのイコライザー選択が可能だ。初期設定のままで良いだろう。電話応答が可能。エージングなどはしていない。私の結論としては買って損のない製品だと思う。使用頻度は高い。耳を塞がない快適さは貴重だ。
2022年01月09日
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YAMAHA EP-E70A BlueTooth earphone引き続きイヤホン。筆記具もいろいろ手を出しているのだが、ピンとくるものがないので書きそびれている。世は今やTWEとANCでなければイヤホンに非ずという風潮だ。だが鉄道各線の駅ではTWEの片方だけの落し物が大量にあるとか。そうなのだ、落ちやすいのだ。また片側イヤホンの取り外しが必要な時は取り外した片側の居場所が微妙になる。小さな筐体なのでバッテリーの容量にも限界がある。電源の余裕は音質の向上に寄与する。ANCが必須のように言われているが、ノイズキャンセラーなんて本当に必要なのか?本来の音楽情報に別の音情報を加えて得られた静寂は音質に悪影響があるのではないか?少なくとも私はその必要性を感じない。さて、そんなことを考えていた時、イヤーフック付TWEのEOZ Airの右側が接続不能になってしまった。修理に出そうかとも思ったが、それほど思い入れがあるわけでもない。世には綺羅星のごとく製品が溢れている。それで新しいワイヤレスイヤホンを探した。到達点はYAMAHA EP-E70Aだった。大容量バッテリー採用で長時間再生が可能、ネックバンド型、ノイズキャンセラーはあるが効果は低い。有名YouTuberがノイズキャンセラーの効きが悪いとか、TWAではないとか、ボロクソにけなしていたが、全くマイナス要素ではない。通話機能があるのはいうまでもない。操作はかなりシンプルだ。さて、問題は音。初出し再生時、すでに細かな音が再生されていて見通しが良い。特定の音域の強調や減衰もなく普通に良い音だ。これは楽しみ。今回エージングは普通に音楽を聴くことで実施。改めて聞いてみる。高いところから低いところまで満遍なく音が出て、各楽器の音がきちんと再生されている。音像の定位もしっかりしてきて、精密な音表現のように感じる。低音も伸びている。これ見よがしの低音は出ないが、音楽を支える土台の役割を果たしている。高域は楽器の音色が再現されている。クラシックもジャズもロックもブルースもC&Wもいける。少なくとも私は不満を感じない。POPSやEDMは聴かないので分からない。ネックバンドだと聴いていないときはイヤホンをぶら下げておけば良いので楽だ。TWSのように外して握っていたり、ポケットに入れたりする必要はない。ただしイヤホン同士が磁石でくっつくような仕掛けはない。ネックバンドは軽く、装着していても肩がこることはない。後傾部は柔らかくフィット感は良い。好みとしてはもう少し長いほうが操作性が良い気がするのだが、私の首は太いので参考にはなるまい。逆にこの寸法のおかげであまり目立たないともいえる。「ノリノリ」の音楽表現ではない。音楽をじっくり聴かせるタイプか。これ気に入りました。
2022年01月08日
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久しぶりのイヤホン KZ ASX 中華人民共和国製のイヤホン。画像はメーカーや販売店の画像の方が見やすいのでそちらを参照して欲しい。以前購入した TIN HiFi P1 が平面駆動一発のシンプルでフラットな性格の落ち着いた音調の製品であるのに対して、KZ ASX は片側10個のバランスト・アーマチュア(BA)搭載オールBA構成の変態イヤホンだ。本製品に対する評価は駄作というものから高音質と評価するものまで極端に別れる。しかし、音質はデータで表すことができず、すべて主観的な評価にすぎない。他の使用機器や基準となる音、音の好みなどで評価は全く異なるから当てにならない。耳に装着したルックスはかなり格好が良い。だが、このシルバーモデルは内側の筐体が透明で、内部の半分位に白い物質が充填されている。これが俗に「木工ボンド」と呼ばれ批判の的になっている。けれども装着してしまえば自分には見えないので全く気にならない。耳にあたる部分に大きな突起があり、これが人によっては装着の障害になるようだが、私には全く問題にならないどころか安定した装着感をもたらしている。画像はケーブルを KZ「金銀銅混合編む」銀メッキアップグレードケーブ90-8 に イヤーピースは AZLA-SEDNA-EAR-FIT-LT-L [Sedna Earfit Light イヤーピース 2ペア Lサイズ] に変更したのちのもの。付属のケーブルは細身の銀メッキ線らしい。ケーブルの太い細いはあまり気にならない。重量はいちいち計っていないが装着していて重いとか落ち着きが悪いとかは感じない。タッチノイズはほとんどない。再生しないでボリュームをあげていってもノイズはない。さて早速再生してみる。多くの音が隙間なく聞こえ、無茶苦茶で細かな音の洪水のような音。ところが元気一杯(人によっては迫力満点ともいう。)で体がスイングする魅力を感じた。音が太い。でもこれを長時間聞くのは辛い。エージングについては駆動部分の慣らし運転という限度での初期駆動は必要かと思う。食事中に少し大きめの音量で音楽を流しっぱなしにして、その後 Chord & Major のサイトにあるエージングプログラムを使ってみる。ボリュームを普段聴くときより少し大きな音量にとどめて実行した。所要時間は1時間。改めて聴くと全く違っていた。細かな音が再生され、楽器の音色、分離、音像、定位が明確になってきた。高域低域共に歪みなく出ている。低域の深いところや高域のずっと上は甘いような気がするが、音楽を聴く支障にはならない。中域が弱いという評価が多いのだが、ボーカルが引っ込んでいるとは思わない。音場は脳内定位というよりは広く、耳のやや外側にまで及んでいる。付属のイヤーピースは薄くて浅いものだった。標準のMでは音が抜けたような感じで、かつ外れやすいのでLに変更するとその不都合はかなり解消された。この製品についてはイヤーピースの交換とリケーブル必須だといわれる。密閉性が悪いのでイヤーピースは交換しなければならないと思うが、ケーブルについては直ちに交換しなければならないほどでもない。ケーブル端子はKZ特有の qdc 2pin 3.5mm という形式だ。このイヤホンは音楽を楽しく聴けるネアカの音で、私には十二分に満足できる音である。
2021年12月30日
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サラサナノの印象を少々芯はサラサクリップ0.3と同じとのこと。サラサクリップ0.3と比較するとやや滑らか。筆圧をかけると芯が沈む。シャープペンシルの芯が沈み込むものよりも軽い筆圧で作動する(記憶に頼っているので悪しからず。)。自分は軽い筆圧で書くのでその効果があるのかどうかよくわからないが、確かに少し滑らかな感じがする。口金は金属製でサラサクリップ に比較すると10mmほど前重心になる。芯を出した状態でペン先から60ミリぐらいの位置だった。前重心のゲルボールペンは最近の流行のようだ。反時計回りに円を描いたとき右上4分の1くらいのところにわずかに引っかかる感じがある。これは個体差かもしれない。書きムラ、かすれは発生せず描線は安定している。グリップは硬くゴムコーティングらしい。好きなタイプではないが硬いので許容範囲だ。ノックボタンのガタつきはサラサクリップ より少なかった。クリップの形状などサラサクリップ から変更された部分はあるものの使い勝手に影響はないのでここでは触れない。同じ色のサラサクリップ からの変更の意味があるかどうかだが、芯の筆記感の違いは確かに感じるし、前重心の書きやすさは感じるので買ってもいいかなと思う。使う人の価値観次第というところ。
2021年11月14日
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カランダッシュ の849にローラーボールが出ると聞いて調べて見た。ボールポイントと同じ形でXLサイズのメタボ体型になるようだ。だが六角軸の鉛筆スタイルが太くなると子供鉛筆のようで持ちにくそうだし、見た目も悪い気がする。さらに探すとカランダッシュ のローラーボールレフィルを見つけた。今までのものはC−300系の形態だが、それはパーカータイプだった。C−300系ならオート社のもので十分なので今まで買わなかった。しかし今回はパーカータイプでいろいろな軸に入りそうだ。買ってしまった。一本1200円はコストパフォーマンスは悪い。水性ゲルのローラーボール。ローラーボールだが完全な水性ボールペンではない。早速今までモンテベルデのブルーのゲル芯を入れていたグラフ・フォン・ファーバーカステルのイントゥイションボールペンに入れて見た。色を見てびっくり。目の覚めるような青、ユニボール ワンの0.5mmブルーの色と比較してみる。この色は大好きだ。書き出しかすれはない。書いている途中でかすれやスキップもない。海外のローラーボールではノートに普通の大きさで書く場合、漢字の短い画を書くとインクがのりにくい場合があるのだ。しかしこのレフィルはそのようなストレスがない。字幅はFとなっている。ユニボール ワン0.5mmと比べてみると同じかやや細い感じで、漢字を書くにも適した太さだった。
2021年11月07日
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コクヨ グラフィックマーカー PASTA製品の説明はコクヨのサイトをご参照。マーカーには不満があった。薄い紙での裏抜け、手書き文字の上書きで文字がかすれる、書き出し書き終わりでインク溜まりができることだった。ステッドラーのテキストサーファーゲルは一つの解決策だったが、カスが出る。これが嫌で使うのをやめた。ボールペンは物によってかすれる。それで改めて探してみた。候補はいくつかあったが最終的にはコクヨグラフィックマーカーPASTAを発見。これには蛍光色5本セットがあった。マーカーとしての使用を想定していることが明らかだ。このセットに決定、購入した。マーキングの感触はテキストサーファーゲルに似ているが、もっとさらっとした感じで粘り気が少ないと感じた。4mmと7mmの長方形断面、12ポイント文字や7mm罫線に引くのに適している。塗りカスは全くでないわけではないが、軽く書けばほとんど出ない。もちろん裏に抜けたりしない。発色はやや薄めだ(これは好みの問題)がぎらつかないし、目がチカチカすることもない。PASTAは筆記面が小さく長方形なので狙ったところに塗りやすい。塗り跡を手でこすっても色が流れたりかすれたりすることはない。
2021年11月03日
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SULIRUN 1981 NOTEBOOKスリランと読むらしい。見た目も名称もロイヒトトゥルム1917のコピーだとわかる中国製品だ。サイズはA5スリムで206×127mmでモレスキンラージ同様縦横黄金比を構成している。各筆記具の裏抜け、にじみはない。万年筆、水性ボールペン、サラサクリップ 1.0mmでも発生しない。裏写りもほとんどない。もともと自分は裏抜けは嫌だが裏写りは気にしないが。中紙は柔らかめでやや厚手。ややざらっとするが引っ掛かりなどは感じない。5mmドット方眼。表紙は綺麗だ。耐水性の樹脂でできている。弾性のあるしっとりした手触りで悪くはない。開き具合はいきなり180度パタンと開くわけではないが、開いて綴じ目を抑えると癖がついてぴったり開いてくれる。縫製は丈夫そうだし糸綴じも細かいが、指でたどると少々引っ掛かりを感じる。ポケットは開き易いがほとんど使わない。何か飛行機やコーヒーカップなどのシールがついているがこれも使わない。耐久性は不明。継続的に販売されるかも不明。確かにロイヒトトゥルムの劣化版だが値段も考えると良品だと思う。が積極的にリピートする気はない。なおアマゾンだと色違いでかなり値段も違う。未知の製品なので半額くらいでこの色を購入した。
2021年08月15日
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ピグマファイン + ピグマホルダーピグマの黒は墨書に匹敵する筆跡の保存性で高く評価された筆記具だ。前にも使っていたものでもある。ピグマファインのサイズはピグマと同じ。筆跡幅は実測0.3mmの細字。これをピグマホルダーにセットする。完全に円筒形。クリップはなく別売り。キャップポストはできない。キャップに転がり防止の突起があるが、ボディにはないので筆記中にちょっと置いたとき転がる恐れがある。ホルダーはピグマのボディに合っていて、ネジのための遊び以外に余計な遊びがないだけにボディの太さに違和感はない。ピグマと異なりプラスチックペン先でピグマのフェルトペン先よりも強度はありそうだ。ピグマファインの筆記感にはサリサリした感じはない。確かにトメ、ハネ、ハライを表そうとすればできるけれど、自分は特に意識して使う気はしない。普通に書ける。ブルーブラックもあるようだが、青のライトブルー的な色合いも悪くない。このホルダーは秀逸の出来だと思う。とても使い易い。ピグマ単体よりも外観も使い勝手も良い。ホルダーにセットした状態で重心はペン先から68mm程度で好ましい位置だ。
2021年07月25日
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パイロット モーグルエアー 0.3mmこのシャープペンシルは何ヶ月か前に買ったものだ。一連の折れないシャープペンシルの後発製品である。折れない機能という点では残念ながら先発の製品に一歩劣っている。本製品の特徴は横方向のしなりだ。同様の機能はデルガードにもあるのだが、デルガードは折れないことを優先しているのに対して、本製品は折れないことよりも芯先にかかる筆圧を適度に逃がすことを考えているようだ。このため文字を書くときペンを万年筆のように寝かせて多少強弱をつけて書くのに向いている。少し柔らかいペン先で書いているような感じだ。フレフレ気候のせいで重心は芯先から63mmくらいの位置で自分には絶妙のバランスだ。グリップは透明樹脂で滑り止めのないすべすべのデザインなので、好き嫌いは激しく別れるだろう。自分はもともと万年筆を主に使っているので違和感はない。軸はほぼ寸胴でペンシルとしては持ち易い。芯先のぐらつきは多少ある。しかしこれも「しなり」の感触に吸収されてあまり気にはならない。しかし如何せんデザインが子供っぽい。もう少しビジネス向けに作ってくれたら言うことはない。このシャープペンシルはペンシル書きのときには主力になりそうだ。なお、クリップが手に当たる感触が不快なので削り落としてある。
2021年07月03日
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パイロット タイムライン シャープペンシル 0.5mmを買った。グレードで特に素材などの差異はないので安い方のタイプにした。重量33g、重心位置は筆記状態で先端から75mm~80mmの範囲で、理想よりやや後方だが、すっぽりと手に納まりバランスは良い。リードパイプ等可動部の遊びが心配だったが、意外に遊びは小さく、筆記する上で気になるものではなかった。初期芯はBだと思う。重量の割に重さは感じない。ノックはスライドノック式なのでノック時の動作は最小ですむ。ただし、ノックはかなり重いのでもう少し軽ければ良い。また回転動作はボールペンよりも重くやや操作感が重い。メカニズムはもう周知だろうからここには書かない。なぜかなかなか手が出せなかった製品だが、買ってよかったと思えるものの一つだ。かなり好みにフィットするシャープペンシルだった。
2021年07月01日
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中村印刷所 水平開き(ナカプリバイン) 脳スッキリノート B6 5mm方眼 50枚投稿は1回だけなのにいつの間にか2回3回と投稿されるのはなぜだろう?閑話休題(それはさておき)今回も中村印刷所の水平開きノートである。ノート形状よりも中紙の「OKシナプス」という紙に興味を持った。なんでも青くて紙面の凹凸のある用紙を使うと集中力が58%アップ、脳の活性化も認められたそうだ。そこで思い出すのが青ボールペン学習法だがあれは科学的根拠がないらしい。集中力云々はともかく、OKシナプスの筆記感は悪くない。筆記抵抗はあるが気にはならない。超極細クラスの万年筆では引っ掛かりを感ずるが、自分には書きにくいほどではない(気になる人は気になるかも)。中紙表面の画像だが感じが分けるかな。滲み、裏抜け、裏写りはよほど抜けやすい水性ボールペン以外は心配ないだろう。A4, B5, A6, B6 はあるのだが、A5がないのが謎。50枚綴りというところが何気に使いやすい。しかもナカプリバインで見開き左右ページの高さを同じにできるので大変書きやすい。100枚用のノートカバーに2冊収納しても良さそうだ。MDノート コットンも良いが、この紙も好きになれそう。以下は添付のチラシ
2021年06月15日
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中村印刷所 水平開きノートパスポートサイズ手帳 全頁方眼2.5mm 茶色サイズ:カバー タテ×ヨコ 131mm×95mm 用紙) タテ×ヨコ 125mm×90mm厚さ 10mmあまりにも有名になってしまった水平開きノート、ナカプリバインのハードカバー、パスポートサイズのノートだ。表紙は布張りだが起毛があるようで、手触りはセーム革風でなかなか好ましい。開き具合はもちろん180度に開く。用紙は大型のノートと同じ、だと思う。表紙を開くと濃い青の用紙になる。中紙はおなじみの2.5mm方眼で10mmごとに太線が入る。滲みや裏抜け裏写りについては万年筆の古典ブルーブラックインクやユニボール ワン0.38mmでは全く問題ない。トンボのハバナ 0.5mm水性ボールペンで裏写りは読める程度に写り、裏抜けはインク溜まりでところどころ抜けている。ラミーのM60ローラーボール、パイロットVコーンは読もうと思えば読める程度の裏写りがあるが、裏抜けはほとんどない。画像だと裏抜けや裏写りが強いように見えるが実際にはもっと弱い。
2021年06月05日
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日本のシャープペンシルはいろいろな技術が詰め込まれ、ギミックが楽しい製品が多い。実用性に疑問のある機構もあるし、自分が使う機会がそれほどないのにもかかわらずついついそそられる。ゼブラデルガードER 0.5mm ブラック芯が折れないことで売り出したデルガード。デルガードは初期モデルを買ってあまり良いと思えず、使わなくなった。今回は消しゴムが使いやすくなったERタイプを買ってみた。初代デルガードの記憶がはっきりしないがERはあまり違和感なく持てた。重心 約70mm(先端から)グリップ径 11.6mm重量 11.3gクリップがなく、転がり留めの小さな突起がある。この突起は貫通していないので紐を通して首にかけるということはできない。デルガードは芯先の見通しが悪いという批判があるが、自分にはそのような印象がない。さて、消しゴムは軸後方を下に向けると3.5mmほど自動的に出てくる。水平状態から軸後方を少し下に傾けると消しゴムが出る。面白いので何度も試してみるが出損なうことはない。消しゴムは固定されるので鉛筆の筆跡を消すのに支障はない。筆記状態に戻ると消しゴムは収納される。これは意外に便利だ。消しゴムの消字能力も水準をクリアしている。消しゴムの直径は4.6mmなので広範囲に消すには不向きだが、一字かそこら消すには十分だ。これがぺんてるタフみたいな消しゴムだともっと実用的なんだがなあ。グリップはゴムであまり好きではないが、べとつく感じはしないので許容範囲だ。これルーキーだが一軍登録済み。
2021年04月25日
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シェーファー・レガシー ボールペン フリクション仕様シェーファーのボールペン レガシー にフリクションが入らないかと思いたった。完全に単なる思いつきである。使ったフリクションボールはだいぶ前に買ったフリクションボール2ビズ用のリフィルだ。これはたまたま手元にあったもので偶然の選択だ(これを選択とは言えないが。)。やったことはいつもの加工。本来のシェーファーのリフィルと原寸合わせでバネの引っ掛かる突起部分を作り、長さ調整ためのリフィル後方に下駄を履かせる。突起にはテープを巻いた。今回はアセテートテープを用いたが適当なもので良い。下駄にはたまたま引き出しの中にあった何かのボールペンリフィルのペン先のキャップを利用した。キャップの頭(リフィルの後端になるところ)に通気口を開けることを忘れずに。でないとインクが出なくなる。これでボールペン 本体にセットして終わり。このリフィルなら案外他のボールペンにも入りそうな気がする。
2021年04月17日
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プラチナ プロユース171 マットブラック 0.3mmプラチナプロユース171のマットブラックバージョンだ。この塗装の違いだけで1,000円高くなるのはよく分からない。オリジナルとは随分印象が違う。重量 24.6g重心 65mm軸径 9.47mmグリップ径 9.98mm親指、人差し指、中指の3本でペン先が自由にコントロールできる感じだ。紙面との角度は60〜70度になる。振るとノック部がカタカタと鳴る。書いているときは気になるほどではない。ここも0.08mmのテープを円周の5分の1ほど巻くと音は消える。171のギミックには賛否両論あろう。特にクッション機構は自分の筆圧では全く機能しない。パイプの長さ調整は微妙に使える。0.3mmは万年筆の細字相当なのでシャープペンシルもこの芯径が私の標準になる。持ち歩くにはごついので机上での使用になるだろう。それにしても色が変わるだけでこれほど筆記感が違うとは思わなかった。オリジナルはメッキの色が気になっていたのかもしれない。あれ白っぽいんだよな。
2021年04月13日
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ジェットストリームプライム回転繰り出し式シングル ダークオリーブ長い名前だ。そもそもジェットストリームが長いんだけど。ジェットストリーム標準型0.7mmその前に久々にジェットストリーム標準型の0.7mmを手に入れ、少々記憶にある書き心地と少し違ったので書いておく。以前の感覚と異なり、書いているとき薄膜があるような気がした。紙とボールの間のクッションのような感じだ。そこでパイロットのアクロボールに持ち変えると紙面の感覚がダイレクトに伝わってくる感じがした。それで表題のボールペンに興味が湧いた。プライム外観回転式ジェットストリームプライムの新バージョンだ。パッと見て一目惚れ。余計なメッキ部分がなくスッキリしたスタイルでクリップと軸中央付近と天冠の細いリングの艶あり黒以外艶消しの単一色、完全にツボにはまった。先行のジェットストリームプライム回転繰り出し式が何箇所にもメッキ部分があるのとは対照的だ。全体の形は紡錘形の一端を切り落としたような形だ。このデザインは海外製品にも対抗できるだろう。材質軸は真鍮に塗装を施したもので艶消しになっている。一説では後軸はステンレスに塗装らしい。リフィルリフィルはG2型(パーカータイプ)なので、多様な互換芯がある。いずれ他のものに変えるかもしれない。スペック重量 32.98g重心 先端から75mm程度軸径 10.4mm (長さその他は省略)使用感重い部類に属する。持った感じはずっしりしていて、自然にペン先が下に向く。その気になれば軽く握って、軽筆圧で楽にかける。ジェットストリームの低粘度油性リフィルの貢献が大きい。そしてずっと前にも書いたが、低粘度油性芯は重量のある軸と組み合わせると良いと思う。ジェットストリームの滑り過ぎを重量で制御する感じだ。回転の感触はカメラのレンズのヘリコイドに似た感覚。芯を出した最後のところで軽いクリック感がある。用途普通に使える。オールマイティーと言っていいだろう。ただ低粘度油性ボールペンの長期間経過後の裏抜けの問題があり、長期保存には向いていない。処理後は廃棄するメモを書くのに良いだろう。相変わらずダマが出やすいので対策が必要だ。G2 0.7mm芯その後替え芯を0.7mm芯に交換した。しかしこれがいやにボテ(ダマ、インク溜まり)が目立つ。普通の普及版ジェットストリームの0.7mmの方がボテは少ない。で、この芯は登録抹消、二軍落ちになった。再び0.5mmに戻したところ、ボールが慣れたせいか滑らかさがましていた。
2021年04月06日
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ぺんてる ピアニッシモ 0.5mm日本名ピアニッシモだが、ボディにはTECHNiCLiCKと書かれている。iだけが小文字なのが不明。初めて買ったサイドノック式モデルだ。持った第一印象は剛性感の高さだけだった。似た感覚はシェーファーVLRを持った時に感じた。本体は軸後端のクリップ一体のキャップと消しゴム以外は外れない一体成型でブレはや異音は一切ない。ボディも肉厚でがっしりしている。重量11.47g、重心は先端から80mmほどでバランスがよい。80mmの位置の重心は自分の許容範囲の上限になる。グリップはギャザード加工されている。そんなにグリップ力があるわけではないが、滑るということもない。軸径は11.18gmm, グリップ中央付近の軸径が 9.93mm 軸径も申し分ない。芯はボディ内に直接入るので収納力は高い。いつもは予備芯として2、3本しか入れていない。サイドノック以外に芯を出す機構はない。サイドノック自体は特に違和感はない。駆動部分はノックボタンよりもペン先部分に集中している。このペンシルを持つと自然に紙面に対して45度程度の傾きで持つ感じになる。親指がノックボタンにかかる位置だ。ノックはしやすい。ノックボタンの前端がペンの先端から65mmの位置にある。なかなか書きやすい実用一点張りの逸品だと思う。デスクトップ組で気分に応じて使っている。0.7mmモデルもある。
2021年03月30日
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