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関脇鶴ヶ嶺で、井筒親方の福薗昭男(ふくぞの・あきお)氏が29日午後6時6分、敗血症のため死去した。77歳。あの逆鉾、寺尾の父親といわなければ、鶴ヶ嶺関といっても、もう知る人は少なくなった。昭和22年に初土俵を踏み、昭和28年春場所新入幕。最高位は関脇で、昭和42年名古屋場所で引退するまで幕内を77場所務めた技能派の力士だった。巻き替えがうまく、もろ差しから肩を揺さぶりながら出る、独特の寄りで「玄人好み」の相撲で人気を集め、技能賞を10回受賞した。引退後、君ケ浜部屋を創設して独立。後に井筒となり大関霧島(現陸奥親方)らを育て、鶴嶺山、逆鉾(現井筒親方)、寺尾(現錣山親方)の3人の息子も関取にした。94年に日本相撲協会を定年退職し、二男の逆鉾(現井筒親方)が部屋を継承している。こんにち大相撲は、外国人力士全盛だが、鶴ヶ嶺関のころは個性豊かな力士が揃い、まさに国技・大相撲の花盛りの時代であった。そんななかにあって、鶴ヶ嶺関は地味ではあったが、よい味を出す力士だった。
2006年05月30日
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大相撲夏場所は、横綱の途中休場、横綱昇進を目指した大関栃東もまた休場という寂しい場所であったが、新大関白鵬と大関復帰を賭けた関脇雅山の「優勝決定戦」もあり、予想を裏切って大きい盛り上がりがあった。初優勝の白鵬はモンゴル相撲の大横綱を父に持つサラブレッドである。相撲振りも体つきも、すでに横綱である。堂々たるものである。名実共に「白鴎時代」の幕開けである。これで来場所は白鵬の横綱昇進、雅山の大関復帰が実現するに違いない。それに反して、大関栃東はまた「角番」である。千代大海、魁皇の二人は、最早「限界」にきているといえる。今場所最後まで優勝戦線に加わった 把瑠都(ばると)関をはじめ、陸続と若手が出てきたのは相撲界にとっては楽しみなことである。国技・大相撲はいまやインターナショナルになってきた。北京オリンピックには「相撲」が競技になるかも。それくらいに国際的になったSUMOである。いまに金髪の横綱の土俵入り、アフリカ出身の真っ黒い横綱の出現も夢ではない。
2006年05月21日
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2002年9月8日にスタートした「さるのちえ」も、1340日が経った。その間、なんと69681ものアクセスをいただいている。思えば、有り難いことである。そして、縁あって、何人かのお方とはメル友というか、「お気に入り」の仲間に加えていただいている。一度もお会いしたことがないのに、百年来の友人のようにおつきあいしてくださっている。不思議といえば不思議なお話だと思う。年々歳々、加齢する私ゆえに、この一年を振り返っても多くの友に別れたが、「さるのちえ」を通じて結ばれた縁は、少しずつ増えていく。孤独の日々であるのに、朝「さるのちえ」を開くとき、ドキドキするほどときめいている。ネットをとおして広がる世界。ほんとうに有り難いことである。
2006年05月10日
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今日、5月4日は「国民の休日」という休日だそうです。「まんま過ぎる」ネーミングですね。いかにも、脳のないお役人が名付けたネーミングだと思います。それにしても、今朝のテレビでディズニーランドへの入場者の列が「砂糖に集まる蟻」のように見えたのには驚きでした。ゴールデンウィークとは、日本民族の大移動のことですね。猫も杓子も行楽地に集まり、高速道路は大渋滞、新幹線も飛行機もチョー満員、海外旅行客でごった返す国際空港‥。「とかくめだかは群れたがる」といいますが、日本人には個性というものがないのでしょうか。同じ服装、同じバッグで群れている日本人を外国人は、きっと奇異な目で見ていると思います。限られた島国に住んでいるからでしょうか。でも、せっかくの「国民の 休日」だから、今日ぐらいは「私の、私のための、私だけの」過ごし方をしてはどうであろうか。
2006年05月04日
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白血病を克服した大成田屋・市川團十郎が、昨日、東京・歌舞伎座の舞台に復帰した。名実共に「團菊祭」にふさわしい大歌舞伎の舞台である。演目は、成田屋の家の芸「歌舞伎十八番」のうち「外郎売(ういろううり)」である。成田屋贔屓でなくても「待ってました、大成田!」と声をかけたいような幕開けだった。團十郎は「皆さまにはたびたびご心配をおかけしました。おかげさまでこうして出演できるようになり、こんなにうれしいことはありません。」と、舞台から口上を述べた。子息・海老蔵は言うに及ばず、仲間の役者たちにとっても、復帰した團十郎に歓迎の気持ちが舞台に満ちていた。「不死鳥」のごとき、團十郎の舞台復帰は、今年のゴールデンウィークの幕開けにふさわしい舞台である。これからの歌舞伎界の輝かしい発展のために、さらに健康を保持して、舞台を華やかに飾ってほしいと願うのは私だけではあるまい。
2006年05月02日
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文部省唱歌「茶摘み」を唄える人が少なくなってきた。第一「八十八夜」というのが分からなくなってきた。立春から数えて88日めを「八十八夜」といい、お茶摘みに最適な気候になってきたと、昔の人は言う。この日に摘んだ新茶を飲むと長生きをするなどとも言われている。 そこで、「茶摘みの歌」を歌ってみよう。夏も近づく 八十八夜野にも山にも 若葉が茂るあれに見えるは 茶つみじゃないかあかねだすきに 菅の笠日和つづきの 今日この頃を心のどかに つみつつ歌うつめよつめつめ つまねばならぬつまにゃ日本の 茶にならぬこのような風景が見られ難くなってきたこんにち、「茶摘みの歌」も忘れられてくるのは当然のことかも知れない。もう数日で「立夏」である。今年は天候不順で、季節の移り変わりを堪能でき難いが、今日は一杯のお茶を飲んで夏を待ちたい気持ちである。
2006年05月01日
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