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2024.02.13
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カテゴリ: 神社仏閣・御朱印
油江天神から本陣駅に向かう道すがら、中村公園の北付近の中村区豊幡町を歩いていた際に髭題目塔を見かけ立ち寄ってみました。

写真は豊国神社北側の中村公園入口。
この西側は名古屋競輪場になり、髭題目塔はここから中村公園北口交差点に向かう途中に立てられています。

題目塔は、かつて日比津界隈を徘徊した際に幾つか見かけましたが、日比津集落から少し南のこの辺りで見かけるのは意外な気がしたが、上の明治時代の地図を見ると離れているとはいえ、日比津村は目と鼻の先。
豊幡町を調べて見ると、昭和22年(1947)に日比津町字南諏訪野、字中諏訪野、字河原屋敷、字高畑、字待屋、字河原の一部から豊幡町は成立したとあり、明治のこの辺りは日比津村の出村とだったと見え、そうして見れば題目塔が建てられていても違和感はないのか。

日比津界隈に限らず、古い街並みや街道を歩いていると、こうした石塔以外にも様々な形状のものを目にすることがある、呼称も題目塔、題目碑、題目石など様々のようです。
それらに共通するのは正面に「南無妙法蓮華経」と題目が刻まれ、「法」の字以外の文字が特徴のある書体で、筆端は髭のように延びる独特のもので、その形態から髭題目とも呼ばれるそうだ。
光明点書法と呼ばれ、筆端が髭のように延びるのは、日蓮上人の筆跡をまねたものとされ、仏の慈悲が人々に分け隔てなく、平等に届く様を表しているという。
造立年代も江戸時代中期の元号が刻まれたもの、明治の元号など立てられた時代も様々。
そうした題目塔を集落に建立した動機や場所の選定は未だ自身でも良く分かっていない。

写真の髭題目塔は、中村公園から北に2分程進んだ左側に立てられており、写真は題目塔の東から西方向を眺めています。
角地のほぼ中央に題目塔が立てられ、前後に石標が立てられている。
手前は常燈明の石柱で、後方の石柱は昭和4年に立てられた「奉修宗祖日蓮大菩薩六百五拾遠忌報恩」と刻まれている。


筆端が髭のように延びた書体で「南無妙法蓮華経」と刻まれています。


住宅が広がる一帯にあって、この一角だけは時が止まったような景観が残されている。

塔正面と「本結大縁寂光為土」と刻まれた左側面。


この一帯には延文5年(1360年)に創建された長秋山定徳寺をはじめ、日蓮宗の寺院が複数鎮座しており、当時の日凞という住職方が造立したものと思われますが、日比津界隈で自分で見たり、写真に収めた中では造立年代が一番新しいもの。

この先、庄内川に向け徘徊する機会もあるので、改めて写真に収めていこうと思う。
取り敢えず、今回は足取りも重くなり、本陣駅まで歩き地下鉄に乗って帰ろう。

豊幡町 髭題目塔
造立 / 明治12年(1879)
境内社 / ……
所在地 / 名古屋市中村区豊幡町82
参拝日 / 2024/01/09
油江天神社から豊幡町 髭題目塔 / 社頭から北西の中村公園東園方向へ​ 約10分 ​。 ​
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Last updated  2024.02.18 10:05:10
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