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明日から今までいたデスクから新しい部署に移ることになりました制作現場を担当する制作部から、企画からスポンサーとの交渉といった営業活動を行う企画営業部への異動です。ここ一ヶ月で引継ぎを済ませ、実際に動いてみて、現場を離れるということが何を意味することなのかがだんだん見えてきました。自分から望んだこととはいえ、それは予想よりもはるかに厳しい状況におかれるということだったのです。今までの実績は今までのものとして一から評価を受けなおさなければいけないということは、いわば転職に近いものです。僕と同じ時期に現場を離れることになった同僚は、今日も愚痴をこぼしていました。「下を育て、会社全体のレベルアップするために、今まで可愛がってきた番組を若手に譲ったのに、それらの番組を立ち上げ、維持してきた僕たちのへの上司からの評価はないんやな・・」確かに、ボーナスに関しても、現場の最前線で働く人間に対しての査定は高く、現場を離れた人間の評価は、お金を引っ張ってこないとには得ることは出来ません。ベテラン社員の中には、まだまだ若いやつは心配で任せられないと自分の番組を抱え込んで離さない人もいます・・・間違いなくその人も現場第一線、査定は高くなります。「確かになんか損した気分やな・・・」その同じ部署に移動した同僚と話してはいたんですが・・・実際、仕事を抱え込んで離そうとしない人間は今は得かもしれないけど長い目で見るとどっちがどうなのかはわからないという結論にいたりました。今の得は長い目で見て得ではないことはよくある話です。今得しようと欲張ることは本当の意味で欲張りではないように思えます。実際に得したと思っていることは後になって本当は損であるということは多くあります。パチンコに勝って喜んでいる人・・・本当は勝っていません本当に勝った人はパチンコに行くという誘惑に打ち勝った人です。一ヶ月もたたないうちにその勝負は出るはずです。その瞬間に欲張った人が得をしているように見えるのは幻想に過ぎないのです。しかし人間は悲しいかな今の損得に動かされてしまうものです。若いときは今が一番大事・・・という刹那主義がかっこいいと思えた時期もあったのですが、最近は年とともにロングスパンでものを見る目が出来てきました。今回の異動に関しても、現時点では損かもしれませんが、いつかはあの時、仕事を手放してよかったと思えるときが来るような気もします。もし仮に、最終的に給料や地位で損したとしても・・・自分で正しいと思ったことをそのときの欲望に負けずに選択した自分を誇りに出来ればそれはそれで満足できるかもしれません。損得の価値観は人それぞれですが、本当の意味で自分はどう豊かになりたいかを考える時期にきているのかもしれませんね。「僕が一番欲しかったもの」・・・・・見つけられるように生きていかなくてはいけませんね。
Aug 31, 2004
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オリンピックで感動をくれた選手達が次々と帰国。このニュースを見ながら、なぜか虚無感に襲われた人は僕だけではなかったのではないでしょうか・・・メダルが取れるか取れないか・・・この緊張感のなか結果に一喜一憂してきたこの2週間。眠たい目をこすりながらその楽しみを謳歌してきた僕にとって、明日からその緊張がなくなるというのは、苦痛に近いものがあります。人は、緊張と緩和の中で脳内麻薬を分泌し、快感を得ているそうですが、脳内麻薬も麻薬は麻薬。その分泌がないと苦痛を感じるものです。その分泌のためならなんでもするというのが人間の悲しい性質なのです。正直、今、僕自身、この脳内麻薬の中毒者です。昨年は阪神タイガースの試合でこの麻薬を調達してきました。日本シリーズが終わった時も今回と同じように、虚無感に襲われました。人間はほとんどがこの脳内麻薬の中毒患者のように思えますただ何でこの麻薬を分泌するかで生活は大きく変わってきます。その手段がホストや買い物、ギャンブルとなると、それは依存症と呼ばれ、病人扱いされることになりますが、その手段が、スポーツであるとその人たちはアスリートと呼ばれ尊敬に値する立場となります。一年に何度も42.195キロを走るランナー。毎日鏡を見ながらポーズを決めるボディービルダー。タレントの追っかけ、出会い系にはまる人・・・・そしてギャンブルで莫大な借金を作る人・・・カテゴリーで分けるとするならこれらはみな同じ部類の中毒者。平均よりも、脳内麻薬の分泌が大きな人・・・「ハマリやすい」人という同じ人種なのです僕自身も、若い頃はアスリートと呼ばれる人種であっただけに脳内麻薬の分泌は人より多いほうだと思います。恋愛に関しても、ギャンブルに関しても常により高い刺激を求めてしまいます。パチンコでも周りに嘘をつかないといけないほど大負けすることもよくあります。恋愛もそうです。そう言いながらも、僕と同じような人たちはかなり多いと思います。人生をある物事で破綻させかねない人たちです。そんなジャンキー気質の人はうまく自分をコントロールしないと自己破産したり、家庭を崩壊させたりしてしまうことにもなりかねません。しかし、逆に言うと、大成功を収める可能性を秘めた気質であるともいえると思います。何に中毒になるか・・・です。この2週間、スポーツ観戦中毒になっていた僕は次にはまるものを見つけなければ、博打にはまってしまうことにもなりかねません。昨年日本シリーズ後にはパチンコにはまってかなりの金額を費やしてしまいました。何にはまるかで人生は大きく変わります。とりあえずオリンピックのアスリート達に見習って、スポーツにはまっていれば大きな間違いはないので、何とかそっちのほうで麻薬を調達しようと思っているところです。
Aug 26, 2004
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今日は、わが社がプロデュースに関わったある番組に立ち合ううことになりました。一見ありがちな演芸番組だったのですが、それは見る人によってはかなり興味深いもになるに違いない、少し変わった構成になっていたのです。というのもその番組の出演者はほとんどがベテラン。漫画の木川かえる、腹話術の川上のぼる、ちゃんばらトリオ他、いつもはあまりテレビでは見ることの出来ないメンバーばかりだったのです・・・今回は現場での仕事はほとんどなかったため、思う存分演芸というものを楽しむことが出来ました。中でも心に残ったのが、ケーシー高峰さんの医学漫談。医師免許を持つ異質の漫談家の独特の芸のなかには笑いだけではなく、健康というものを題材にした様々な教えが含まれていました。演芸と講演のちょうど間というのが正しい説明かもしれません。まあ、ほとんどが駄洒落なのですが、トークの内容に引き込まれているだけに、つまらない駄洒落が笑いのツボを変に刺激します。「なすは体にいいということが最近の学会で発表されました・・特に血をさらさらにし動脈硬化を防ぐ効果があるそうなのですよ、実はこれ、源平合戦の時代から日本人は知っていたんですね・・・・昔はこういう効果を(なすのよいち)と呼んでいたんです」ってまじめに聞いていた自分が馬鹿だったと思わせるようなネタが説得力のある医学トークの中に入ってくるのです。ただそんな漫談も、最後は少し、まじめに締めくくられました。「最後にこれだけは皆さん覚えて帰ってください・・・予防に勝る治療は無し、そして健康のありがたさを一番知っている人は病人です」当たり前のことなんですが、ばかばかしい駄洒落漫談の後に聞くと心にいい言葉として残るものです。確かに我々健康な人間ほど健康のありがたみは忘れてしまっているものです。健康を失くして初めて「あのときああしとけばよかった」などと気づくものなのだと思います。健康に限らず、この世の中にあるすべてのものは、持っている時、不自由していないときほど、そのものの価値には気づきにくいものです。失って初めてそのもののありがたさがわかるのが人間。そしてそのものを得た時、そのありがたさを忘れてしまうのも人間です。我々は毎日、不満を口にしながら生きて行くものですが、健康で、家があり、仕事があり、毎日ご飯を食べていけているなら、それすら出来なくなる可能性の中で生きている事をもっと認識し、その当たり前の価値に気づくべきなのかも知れません。おそらく、健康を害し、病院で毎日を過ごすようになれば、何も贅沢は言わないから健康だけあればいい・・そう思うに違いないのです。手に入らないものをうらやんで欲張ると、そこには落とし穴が必ずあります。今持っているものさえ失ってしまうことにもなりかねません。今、手の中にあるものにどれだけ感謝できるかが、一つづつ自分の持ち物を多くしていけるコツなのかも知れません。貪欲になり、大きくステップアップするということは人のものを欲しがることではなく、今自分の中にある幸せをかみ締め大きく育てていくことなんでしょうね・・・・ばかばかしい漫談の最後の一言から健康でいること、当たり前でいられることの幸せを教えられました。今、自分が持っているものの中でなにが大切なものなのかを整理してみよう・・・そんな気持ちになりました。
Aug 23, 2004
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「超気持ちええ!」水泳日本代表北島選手が100M平泳ぎで世界を制した時の第一声です。睡眠不足になりながら見ているオリンピック、単に競技の面白さだけではなく、そこには人が生きて行く上での哲学的な教えがあります。僕自身、試合前や試合後のアスリートのコメントを聞くことをスポーツ観戦の楽しみの一つにしています。何かを極めた人間が発する一言には必ず人間を高めていくためのヒントがあるに違いないからです。今回のアテネは前半だけでも、数多くの興奮、感動をもらうことが出来ましたが、同時にその主役となったアスリート達の言葉から新しい発見と精神論を学ぶことができました。その一つがこの北島選手の「超気持ちええ」という一言です我々凡人も同じようにこの「気持ちいい」という言葉は使います。風呂に入った時、熱い屋外から涼しい部屋に入った時、セックスの時など快楽を得た時に思わず口にするのがこの言葉です・・・・しかしその気持ちよさと、アスリートが勝ちを手に入れたときの気持ちよさは全く違います。それはレベルの問題ではなく、同じ気持ちいいという言葉ではありながらその快楽を感じている場所は同じ脳の中でも全く違うところにあるように思えます。人間は、生命維持をするため、不幸な時人生を投げ出してしまわないように、快楽という機能を持っています。「気持ちいい」感覚がなければ「痛み」に耐えることは出来ません。気持ちいいから人は前向きになれるのです。どうせ一度の人生を生きるなら、自分が感じれる快楽を最大限に感じてみたいと思うのが人間ですが、たやすい快楽に走ってしまうのも悲しいかな人間です。目標に向かってひたむきに汗を流し、全力を出し切るという快楽・・・・なかなか体験できるものではありません。しかし、レベルは違えど、何かをやり遂げる快楽はどんな凡人でも体験できるものだと思います。苦しいことをひたむきに続けるアスリート達はお金や、名誉のためだけではあそこまで苦しい練習には耐えられません。そこには勝つ喜びの中で味あう快楽があってこそだと思います。自分で目標を決め、そこに向かってプレッシャーをかけその目標を成遂げる快楽。アスリートであった若い頃は少なからずとも感じていたそういった快楽も、年を重ねるにしたがって忘れていたように思います。もう一度、「気持ちいい」ということを考えてみようと思いました。快楽の本当の意味を考え、快楽を追求するために自分がするべきこと、体ではなく、精神で感じる全身に鳥肌が立つほどの快感を得るための意識改革をもう一度、じっくり考えてみようという気になりました。自分の目標を達成するという快感、北島康介の100分の1でも味わうことが出来るよう、身近な簡単な快楽に走るのでではなく。自分自身の最大限の快感を引き出すための意識ももって行こう・・・そん気持ちにさせてくれたアテネオリンピック観戦でした。明日からも競技は続きます。これからどんなことをオリンピックは教えてくれるのか・・・楽しみです。
Aug 20, 2004
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7月から8月にかけ、毎週のロケと編集作業があり、日記を書くタイミングがなく、一ヶ月以上も更新ができませんでした。時間ができ、さあ何かを書こうかとページを見ると、デザインが変わっていて、浦島太郎になった気分。自分のページなのに人のページにいるようでなかなか最初の文章を書き出せずにいました。ロケで韓国に行ったときのリポートなど書くことはたくさんあるはずなのに、一度ブランクを持ってしまうと、なかなか第一歩は踏み出せないものです・・・・・・おそらく3日か4日分書いてしまえば、また以前のようなペースには戻れるはずなのですが、まずその一日目の最初の書き出しがどうにも浮かばずにいたのです。つくづく、一歩の大きさに気づかされました。どんなことでもそうですが、ワンステップがなければ何も始まりません。そしてそのワンステップを踏むということにはかなりのエネルギーが必要なのです。「やろうと思っていた」と「やり始めた」は時間経過的にはほんの少しにしか過ぎませんが、そこには大きな違いがあるものです。どんな大きなプロジェクトも頭の中で考えているだけでは、ゼロ、何も起こらなかったに過ぎませんが、企画書にし人に話し始めた時からそれは無限の可能性を持つものに変化します。どんなに激しい命をかけるような恋愛も、実際に二人きりで合う最初のデートがなければ、他人のまま・・・・・きっかけというものがどれだけ大切なものかということを、改めて感じました。ことに、今まで継続していたものにしばらくの空白があった場合、きっかけはつかみにくいものです。一から始めるものなら、始まらなくてもゼロで済みますが、今までやっていたことにブランクがあってそのままやめてしまうとそれはマイナスになります。会話がなくなってしまった夫婦・・・まず最初の切り出しが難しいものです。体調を壊してブランクが出来たトレーニング・・・これもまた復帰するには一から始めるよりも難しいものがあります。まずはワンステップ。気の利いた日記にならずとも始めてみよう、そう思った一歩目の日記でした。
Aug 16, 2004
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