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同じ命。重さに変りはないのに・・・・一方は全国からエールを送られたのに、又一方はブーイングの中、おそらく今も死の恐怖と戦っています。確かに私自身も新潟の母子生き埋めのニュースでは心から3人の無事を祈りましたが、イラク日本人拉致事件に関しては正直、「仕方ない」と簡単にあきらめてしまっているように思います。24歳といえばまだまだこれからなのに、心無い人からは「自業自得」とさえも言われています。自殺であれ、壮絶な闘病の末の死であれ、事故であれ、命を落とすと言うことの重大さは本来、同じのはずです。「死んでもいい」ということはあろうはずはないのです。かといって自衛隊をイラクから撤退さすということが正しい選択であるかと言えばそうではないと思いますが、「自業自得」と言うのも少し違うようにも思えます。僕自身の極私的な意見を言うなら、イラクに行って人質になるような人は雪山をなめてかかって遭難する登山者と同じようなものだと思います。当然、死を覚悟の上での挑戦です。しかしながらそういった冒険心をもつ人間は命を粗末にしているとはどうも思いにくいのです。安全に生きることを人生の価値観としている人の命と命がけでなにかをする価値観を持つ人の命を天秤にかけたからと言って、どちらが重いとはいえないと思うのです。なんの落ち度もなく、ただ天災の犠牲になった新潟のかたがたの命とあえて危険な場所に向かって命を落とす人の命の価値は違うと言う意見もあるかもしれません。確かに彼のとった行動は軽率で、人にも迷惑をかける行動であったとは思いますが、死をもって償わなければいけないほどの重罪ではないと思います。今回の一連の報道は、様々なことを考えさせられました。命の重さ、大切さ、わが町西成区には推定6000千人のホームレスと簡易宿泊施設(どや)という一泊800円から1300円の安ホテルをねぐらにする20000人の人間が生活しています。これからの季節、凍死する人は増えます。その数西成区だけで毎年およそ200人・・・・のたれ死にはニュースにすらなりません。葬式どころか、手を合わせる人すらいない最後を迎える人がそんなにたくさんいると言う事実。西成区のそういったぎりぎりの生活を余儀なくされている人たちが多く暮らす町。「愛隣地区」隣人を愛する余裕すらないない人たちがぎりぎりで生きています。運良く、普通の生活をする人たちは、その愛隣地区で暮らす人たちを「自業自得」とか「死んでも仕方がない」などという見方をします。しかしどうでしょう・・・同じ人間同士、命の重さに違いはあるのでしょうか?国会議員の命と日雇い労働者の命・・・どれくらい重さが違うのでしょうか?西成区には、ホームレスの人たちに毛布を配ると言うボランティアをしている小学生たちがいます。どんな命も大切・・・そういう価値観を一人一人が持つことが、平和への第一歩なのかもしれませんね。
Oct 30, 2004
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「最近、あの店閉めたみたいやな、マスターの顔もしばらく見てないし・・・」「なんや・・じぶん知らんかったんか?あのマスター今、豚箱の中やで」「薬かいな・・」「そういや最近、なんや甘酸っぱい匂いしとったわ」この会話・・やくざ映画やVシネマの一シーンではありません、西成にある、ごく普通のスナックで交わされる客とママの日常の会話です。まだ、つかまったという話なら平和なほう・・「今、出て行った客・・くすりいってるで、今度来たら断りや」「うちもおかしい思ててん」こんな会話も一ヶ月に一度や二度のことではありません。そう・・意外と覚せい剤という悪魔は身近なところに存在しているのです。フェニルメチルアミノプロパン・・この薬剤が悪魔の白い粉と呼ばれ、人間に幻覚と肝障害、神経障害など強度の副作用をもたらす非合法薬物・・通称覚せい剤です。常習性、中毒性も強く、よほどの強い意志がない限り、一度使用すると逮捕されようが、懲役を食らおうがまたその快楽に手を染めます。一度使用すると、70パーセントの人がその薬を調達するためだけに生きる、薬物の奴隷となるのです。そんな恐ろしいものがこの日本ではごく普通に売買されています。西成区のある地域にいけば、道を歩いているだけで、声をかけられます。「品物(シナモン)あるで」映画やドラマでは「ヤク」とか「ブツ」と言われていますが大阪で覚せい剤といえば「シナモン」です。大きな「覚せい剤を撲滅しよう!」という看板の前で、当たり前のように売買は行われているのです。先日、西成署に新しい署長が赴任したとかで、一斉取締りが行われ、15人ほどの売人の逮捕があったそうですが、昨日もまた新しい売人が町に出ていました。当然、買いに来る人間がいるから売人がいるのです。値段は日によって違うそうですが、1グラムおよそ3万円1グラムで3回分になります。そもそもこの薬剤、戦時中から戦後にかけては「ヒロポン」といって強壮剤として錠剤や注射薬として薬局で合法的に売られていいました。「ヒロポン」はギリシャ語で「よく働く」という意味・・当時は疲労がポンととぶなどといわれかなり人気があったそうです。しかしその副作用と幻覚が問題となり、昭和29年に製造中止。非合法の薬物として取り締まられるようになりました。現代社会・・非合法でありこれだけその存在が否定されているにも関わらず、まだこの「シナモン」求める人がいるという現実。実際の取引に出くわすこともしばしばあります。その客は、サラリーマン風の若い男、タクシーの運転手、水商売風の女性など・・一見、そういうことをするようには見えない人ばかりです。使用したことのある人の話を聞くと、それを使用してのセックスは想像を絶する快楽だといいますその快楽のために人生を覚せい剤のためだけに生きるようになってしまう人がたくさんいるのです。冒頭のスナックの会話にも出てきましたが、覚せい剤を常習している人からは独特の甘酢っぱい匂いがします。そこまで行くと、逮捕されてもまた同じ失敗を繰り返す人がほとんどです。国家は何をしているんだ・・などといっても始まりませんおそらく西成は日本の裏社会を簡単に見れるだけのこと、日本全国の裏社会で白い粉ははびこっているに違いないのです。自分は大丈夫・・・最初はみんなそう思っています。しかし人生、楽しい時ばかりではありませんし、現実から逃げ出したい時もあります。そんな心の隙間を売人達は狙っているのです。僕自身、実際「シナモン」で廃人になった人を何人も知っています。意味不明のことを喋りながら泡を吹いて救急車で運ばれ、帰ってこなかった人、クスリを買う金欲しさに強盗に入った人・・・信じられないかもしれませんが、どの人も最初はこの文章を読んでいる人と同じ普通の人だったのです。覚せい剤を始める前までは、自分は無関係だと思っていた人もたくさんいるのです。現実問題として、覚せい剤の魔の手は主婦や、サラリーマン・・高校生にまで及んでいます悪魔はあなたのすぐ後ろにいるかも知れないのです・・・
Oct 24, 2004
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知る人ぞ知る風俗街、西成の飛田新地に住む僕は、毎日、性を買いに来る男性とすれ違いながら帰途につきます。男性客はどんな日でも途切れることはありません。盆も正月でも・・・先日の台風のさなかも風と雨を潜り抜け客はやってきたそうです。本当に性欲ほど人を動かす原動力となる欲求はないように思えます。僕自身は、こういう環境の中で育ったせいか、ほとんど風俗で性的欲求を満たすことはありません。本当の話、そういうことが好きではないのです。セックスはおそらく人並み以上に好きだとは思うのですが、お金で性的欲求を解消することがどうも納得できないのです男性同士の会話の中ではいつも僕が少数派となります。「お前、風俗で性欲満たさんと、どこで解消すんねん・・奥さんか?えっつまさか素人と不倫するんか?そんなんややこしいし、家庭崩壊のもとやぞ・・・」風俗好きの先輩はこう言います。「風俗は、素人の女性を口説くよりずっと安上がりですよ、別れ話でこじれることもないですし・・」これは後輩の意見・・・・僕から言わせれば、風俗も素人も浮気は浮気なんですが、どうも罪悪感が違うのと、リスクの大きさが違うようなのです。この町の風俗で働く女性から色々な話を聞くと、「やりたい」という一つのキーワードだけでは、風俗に来る人をまとめることは出来ないということがわかります。妻に先立たれた70歳を越えた男性が膝枕だけをしてもらうためだけに1時間で3万も4万も使うというはなし、独身で年配の社長が10年間同じ女性に通いつめ、誕生日には毎年、何百万もの指輪をプレゼントするというはなし・・・知的にも体にも障害をもった男性の手を引いた母親がやっててきて、嫌がらない女性を探して回っているという話も聞いたことがあります。その仕事を引き受けた女性の話では、母親から頼まれ、「いらっしゃいませ」と普通のお客と同じように迎えた時は母親から泣いて感謝されたそうです・・・「地獄を見ずにすみました」と・・・・僕の好みはさておいて、こういう話を聞くと、この商売も社会には必要な裏稼業業なんだとつくづく思います「やりたい」だけではない異性同士がを求め合うという「性」(さが)大抵の場合、男は「やりたい」にお金や労力を使い、女性は「独占したい」にお金や労力を使います。だからこそ風俗が儲かり、ホストクラブが儲かります「やりたい」も「独占したい」も性的欲求のなかの一つ・・・性的欲求は大きな原動力となるだけにベクトルを間違えると大変な犯罪にもなりかねないパワーです。お金で割り切るのも一つの手段ですし、時間をかけてお互いの信頼と人間関係のもと、そういうパートナーシップを結ぶのもいいかもしれません、物々交換と同じように、お互いの欲求を満たしあえる関係を作る人もいるかも知れません。「やりたい」と性的欲求はイコールではありません性的欲求のなかのひとつに「やりたい」が存在するのです。老若男女すべてが多かれ少なかれ必ず持つ「性的欲求」案外、人生の満足感はこの欲望に大きく左右されてしまうのかも知れませんね・・・・
Oct 23, 2004
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ディレクターを引退し、企業のプロモーションや、新規事業のメディア展開のお手伝いをするようになり、今まで見えていなかったものが見えてくるようになりました。大手企業の経営が破綻し、サラリーマンのリストラ、年収の減額よって、思ったより個人の起業に対する関心が強くなっており、独立、開業を目指す人が多くなったということも、テレビ番組を制作しているだけではとても気づかなかったことだと思います。当然、夢を求めて独立を目指すことは素晴らしいことですし、大阪、日本を盛り上げ景気を回復するためにも大切なことなんですが世の中、何かをしたいという欲望の裏には必ず落とし穴があることだけは知っておかなければいけません。連鎖販売取引・・・・別名はネットワークビジネス店舗を持たずに、まず商品の愛好者となった消費者が口コミでそれを販売しマージンを受けとる商売。最初に代理店になり、自分のお客さんを増やすとそのお客さんが口コミで売った商品のいくらかは何もしないでも権利として半永久的に手元に入るというおいしい話・・俗に言うマルチ商法です。忘れたころにこういったビジネスは流行りだします。なりを潜めていたマルチの先駆である外資系の会社数社も、また息を吹き返し始めたようです。昔はシャンプー、洗剤といった日用品が中心でしたが、今は流行の健康食品や通信機器が商品。そのセールストークも以前よりは洗練されているようです。なにより今はインターネット市場の普及や、通信販売の日常化により流通の常識が変ったことで、実際にその商法が悪質と言い切れないところがそういうビジネスにとっていい環境になったのかもしれません。実際、大企業が傾くと、良くも悪くも個人の事業主が動き始めます・・そういう時代だからこそ、本当にものを見極める目が必要となるのです。実際僕自身も、大阪市が主催する創業、起業セミナーに出席したときに知り合った人の何名かからは、こういったマルチの誘いを受けました。健康食品が2件と通信機器が1件・・・通信機器というのは液晶付きFAXでした。なにやら、自宅にいながらファックスだけで買い物ができるという端末だそうで、PCを触れない老人でも簡単に操作できるというのが特徴。買い物についてはメーカ直販が可能で、流通にともなうコストが削減されるため、ゆくゆくはほとんどの家庭に普及し、当たり前の買い物ツールになるとか・・・とりあえずは自分が買ってみて人に薦めれば・・・というマルチで売り買いされるのが怪しいところ。その額、本体18万円+代理店加盟料20万円の合計38万円これら、連鎖販売取引はねずみ講とは違い、決められた項目さえ守れば不法行為ではありません。したがって僕自身も否定はしません。ただ、僕には違うビジョン、目的があるので今の段階では興味がないということは言えます。まあ冷静に考えれば、それが適正な値段かどうかはわかることなんですが・・・・とにかく今時代はかなりのスピードで流れています。今までの常識がこれからの常識であるとは限りません。もしかするとマルチビジネスが適正だという時代が来るかもしれないのです。マルチが悪くて、マスコミの情報は正しいという観念も崩壊するかもしれません。どんなものにも欲望のあるところには必ず落とし穴があるということをわかった上で、足元を見ながらしっかりと欲望をかなえる智恵をつけなければいけないんでしょうね・・・・
Oct 19, 2004
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西成区の北に飛田新地という地名を持つ町がある。知る人ぞ知る風俗の町・・・・明治に火災で焼け落ちた遊郭、難波新地の代替地として、大正7年に誕生した昔の名でいう赤線地帯だ。昭和33年の売春防止法の施行以降は、その遊郭の全ては料亭と名を変え営業することになった。そしてこの町は今もなお、風俗として全国からの男性客を迎え入れている。料亭の数、140軒。働く女性の数およそ300人ここで働く女性たちは明治時代のように人身売買で売られてくるわけではないが、当然何らかの理由があってこの場所で働いている。「あかんわ・・今日も3本しかあがらんかった・・」源氏名をかなちゃんというこの女性・・・年齢は48歳。店では歳を8歳ごまかして40歳ということで働いている。無理があるといえば無理があるが、サービスはいいということでなじみの客も多いらしい。この女性が言っていた「3本しかあがらんかった」というのは、売上が3万円しかなかったということだ。そのうちの半分が彼女の取り分となる。12時を過ぎるといつも居酒屋にやってきて一杯やって帰るのが日課だ・・・彼女は若いころ、九州で温泉芸者をやっていて、一年前にこの町に流れてきた推定月収は40万円。一人の女性が暮らすには充分な稼ぎのように思えるが彼女には借金があり、決して楽といえる状況ではない。借金の金額は100万ほどとたいしたことはないが、なんせ西成の闇金からの借金、10日で10万円の利息を払っていかなければいけない。さてこのかなちゃん・・どうしてそんな借金を作ってしまったのか・・・・答えは男。この町で働く女性にはある種の男性たちが群がる、寂しい女性に寄生しようとする最低の輩たちだ。かなちゃんはもうその男とは別れたが、いまだに借金は消えない男たちは最初は客として通い、羽振りのいい話をする。女性が「もしかするとこの人といれば店でも持たしてくれるかも」と思い、気を許し、部屋にあげたときから態度は急変する。不渡りを出しただの借金の保証人になっただのといってなきついてくるというのが決まったパターンだ・・風俗で働く女性のほとんどは人から必要とされることに飢えているおねがい・・・となきつけば80パーセントの女性はお金を出すというしくみだ。貢げば貢ぐほどそれは自分の生きがいとなり、自分が必要とされなくなることへの恐怖が沸き起こる。気が付いたときには借金まで作ってしまう。かなちゃんはもう48歳、必要とされなくなることが何よりも怖かったにちがいない。もうこれ以上取れないとわかったら男は次の女へと鞍替えをする。自分が好き好んで出した金・・・文句を言うことすら出来ない。飛田新地で働く女性は、お金を残さない人がほとんどだ。かなちゃんのように男に貢ぐもの、ブランドを買いあさるもの、整形手術にはまって何百万とつぎ込むもの、パチンコにはまるものほとんどの人間が何らかの依存症を抱えている。寂しさがその引き金・・・彼女たちは特別ではない。自分が必要とされていないんじゃないかと思ったとき、人は冷静な気持ちを失い、その寂しさを何かで埋めようとするそこに大きな落とし穴が待っていることに気づかずに・・・・
Oct 15, 2004
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「金は天下の回りものちゅうのは嘘や!いっこもうちには回ってけえへん・・・金は寂しがりややさかいにぎやかなとこ集まりよる。寂しいとこには集まらんようになっとんねん」と一ヶ月前にぼやいてたスナック「T」のママと、久しぶりに居酒屋で会った・・・確かそのときは借金まみれの火の車、焼酎を飲む金さえままならなかったはずやのに、今は様子が違った。話を聞いてみると、今、そのママはいい金主(スポンサー)を見付けて金貸しをやっているらしい。西成は日本経済の縮図だと言う人間がいるが、まさにそのとおりだと思えることはよくある。日本表社会で消費者金融のコマーシャルが頻繁に流れ、儲かっている今、西成でも金貸しは潤っている。へたな金貸しは、商売人にまとめて貸して不良債権を作るが、儲けている金貸しは個人を狙う。そこで客を釣る漁場として選ばれたのが安い場末のスナックだ。ママに儲け話を持ちかければ乗ってこないわけはない。金を貸して欲しい客は続々と集まる。類は友を呼ぶという理論だ・・・このママの上客はなんと生活保護を受けている高齢者。そういう人たちからでもお金は取れる・・・というより最後の一滴を搾り取る。生活保護というシステムはあまりに曖昧である。働くことの出来ない人間がもらうのは仕方がないことだが、働く気のない人間も同じようにもらえる。西成では半数以上が後者だ。この地域の病院は、生活保護を受けることが出来る診断書をいとも簡単に出す。逆にそうしなければ、保険にも入っていない患者から医療費は取れないからだ・・・一ヶ月に家賃は最大4万2千円まで、生活に必要なお金は8万円これが一人分の生活保護。たとえば少し働いて月に5万円の収入があったとすると、8万円の生活保護は3万円に減らされる。その代わりに報奨金のような形で8千円がもらえる。悪い言い方をすれば、どれだけ働いても給料が13万を超えなければ収入的には全く何もしていないのと同じことだと言う事になる。家賃が4万2千円。ガス水道電気が2万、食費が3万としても、8万の生活費があれば3万の遊び金ができる。金融屋はその金を搾り取るという仕組みだ働く気のない生活保護者は月末に銀行でお金をもらうと月初めにパチンコ屋に朝から並ぶ。勝てばスナックや居酒屋に通い負ければ飯も食べずに部屋にこもるパチンコに勝ってスナックに来たそういう人たちに、ネタを振っておけば負けたときに必ず借りにくる。利息は「とさん」10日で3割。ミナミの帝王の萬田はんの利息が「といち」10日で1割というからその三倍、考えられない暴利な利息である。消費者金融のおよそ10倍・・・・というかこの計算は、利息にも利息がついてくるので時間がたつと10倍では効かなくなる。10万のお金を「とさん」で半年ほおっておくと返済額は単純計算で1124万となる。こんな法外な金額は法的には払う必要はないのだが、その債権を暴力団が引き継ぐと、法律では守りきれない闇の社会の制裁を受けることにもなりかねない・・実際に行方不明者はあとをたたないし、借金を苦に自殺という形をとって消された人間も数多い。そこで疑問になるのはその被生活保護者の返済能力だ、実はこれもうまく計算されている・・・担保になるものがない被生活保護者はお金を借りるとき通帳と印鑑を保障人となるスナックのママに預けるというシステムになっている、そして一人当たり最初は2万円を笑顔で貸す。10日で6千円の金利、一ヶ月に1万8千円がたった2万円の元金でその人間が死ぬまで入ってくる。当然その人間に元金と利息を同時に返せる能力はなくなる。パチンコの軍資金すら無くなるからだこの人間を20人集めれば、金融屋は次の商売の軍資金はすぐに集めることができる。ママに管理費一月15万を渡しても元金40万で月30万以上の儲けだ・・そのスナックの数を増やせば少しばかりの財産はできる。「そんなん違法ですぐに捕まるんとちゃう」と思うが、8万円の生活費から1万8千円とられても、被生活保護者はお酒を飲みながら十分生きていける。そもそも働いて得た金ではないので追い詰めなければ訴えもしない。仮に訴えたとしても、もっとたくさんの問題を抱えている西成署は被生活保護者がパチンコや酒で作った借金の面倒まで見ることはない。スナックのママが中に入っていることで個人と個人の民事的な問題として処理されるからだ。ママは10日に一度銀行で全員の金を下ろして金主にお金を振りこむだけで毎月15万が入るバイトが見つかったのだ・・・当然何人かの被生活保護者お金を管理する事になるので、そこから飲み代も管理し、ぎりぎりの生活をさせながら自分の店にも還元できる。僕たちの税金で支払われる生活保護は実はそんな仕組みで、吸い取られている。被生活保護者にとっては月に1万8000円を払って、パチンコに行かないようにお金を管理してもらっていると思えば、そう悪い話ではない。こんなアンダーグラウンドな話、全く関係ないと思う人が多いが、西成は社会をわかりやすく書いた縮図。全国に同じようなしくみで苦しんでいる人、得をしている人はいるはず・・・手段は違うがシステムは同じ・・・あなたは、お金社会の被支配者にはなってはいませんか?・・・・
Oct 14, 2004
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テレビ業界人として、テレビ番組の裏側を書き綴ってきた、通天閣電視台は一身上の都合にて本日をもって終了することになりました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました引き続き、テーマを変え通天閣有限公司として、管理人フェザーが継続していきます。内容も大きく変ると思いますので。以前リンクいただいてたかたがたも遠慮なくはずして頂いて結構です。今後は一般的な日常や、ビジネスの話。趣味の話や西成区で起こったディープな出来事を中心に書き起こしていきたいと思っています。これからもお付き合いいただける方は今後ともよろしくお願いします。
Oct 13, 2004
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禁煙一ヶ月が過ぎ、いろいろな驚きがありました。世の中ににおい、香りがこんなにあるということ、タバコを吸うということが吸わない人間にとってどれだけ迷惑かということ・・・タバコを吸う時間を省くと時間に余裕が出来るということ・・今まで気づくことのなかったことをたくさん知ることが出来ました。禁煙はいいことばかりではありません。4キロの体重増加という副作用を残しました。9月末から始めた減量・・・・いつもある一定の体重増加があると、コントロールし、元に戻すようにはしているのですが、禁煙中の精神状態は、思った以上に不安定だったため、気がついてみると今までに体験したことのなかった体重になってしまっていました。いつもダイエットするときに思うのですが、ダイエットが億劫な理由は結果の出る遅さにあるように思えます。いつもより食事を減らし、運動もしているのに最初の2週間ほどは全く結果が出ないどころか、今までの自分の体重を維持しようとする機能が働くのか、一旦増えることさえあります。それでも気にしないで続けていくと、必ず3週間後には2キロ、3キロと体重が減少していくことになります。そしてまた壁にぶつかり、その2週間後に変化が現れるといった結果・・・少しずつでも、右肩下がりの線で体重が落ちていけば、やりがいもあり、ダイエットそのものは難しいものではないのですが、そうはいきません。結果はそう簡単には出ないものなのです。しかしよく考えると、どんなことでも、努力と成功の間にはタイムラグがあって当然、やればやるだけ効果が現れる努力はないということに気づきます。こんなにがんばっているのになぜ報われないんだろう・・・それはまだ効果が現れていないだけで、成功の方向に進んでいることに間違いないのです。イチローが大記録をメジャーリーグで樹立しましたが、彼がこの目標設定をしたのは94年だと言います。10年の年月、モチベーションを持ち続け、スランプにもくじけず、目標達成を信じて努力してきた結果に他なりません人間、10年後に笑うために今、泣くということ・・・・なかなか出来ないことです。努力はすぐに報われないと不平不満をすぐに言ってしまいます。タイムラグはあっても、苦労したことは絶対無駄にはならないということをどれだけ信じれるかが、目標達成にはなくてはならない考え方なのだと思います。答えがすぐに出ないことは不安です。しかし、やったことは無駄にはならないはずです。種を植えて育てて花を咲かせ実をつける。それこそが目標を達成するということです。ダイエットは人生の様々な目標達成から比べると、早く結果が出るほうです。まずは簡単な目標から達成し、10年後のための今の努力を始めなくてはいけないと自分に言い聞かせている今日この頃です。
Oct 3, 2004
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