仁志・多喜馬の戯言日記&戯言通信

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2008年03月22日
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 数日前に今年退職する人の送別昼食会があったのだが、この人は現場一筋の作業員さん(重機などの機械運転をしてくれる、通称オペレーターさんだったのだが・・・)「定年退職をもうすぐ近くにまで迎えながらも、まだ心と生活費の整理があまりできていない」と言っていた。実は私の事務所も、平成16年の法律の改正によって、65歳までの定年(雇用)延長を段階的に進めることになっているのだが、本来なら今年がその運用に初年度なのだ。

 この定年延長の法律の施行日は平成18年4月1日からだが、ただちに65歳までの定年(雇用)延長が義務付けられたわけではなく、段階的に引き上げていくことが認めらたというもので、私の事務所でも今年から技術者と技能者に限り、1年に限っての雇用延長ができるようになっているのだ。つまりこの人も申請さえすれば、来年は今までどおり働くことが出来るのだ。

 今までは何処の会社でも定年年齢が60歳だったのが、65歳へと段階的に引き上げられる理由は「公的年金の受給開始年齢が65歳になるため」というのが大きくあるようなのだが、とりあえず今年は年金が支払われないということはないのだ。年金のほうも段階的に60歳支給から65歳支給になっていくのだが、完全に65歳支給になるのはまだまだ向こうである。

 60歳で定年になっても、65歳にならないと年金がもらえないということは、5年間もの間収入がまったくないという状況になってしまいます。そこで、必然的に「定年の年齢」も引き上げようということになったわけだが、年金支払いの絡みもあって再雇用と言うことで、今までの給料分くらいを、年金と再雇用の給料である程度の期間払おうと言うのだ。

 ちなみに、私の事務所では今年定年退職を迎える人(該当者は一人だけなのだが・・・)で、まだまだ働きたい…という人には、定年延長をする方法が制度上では、「継続雇用」と「再雇用」の2種類あるのだが、今いった年金支給の関係で現在は再雇用しかないのが現実なのだ。「再雇用」や「継続雇用」は労使協定を結べば、会社側は希望者全員を再雇用しないことも可能となっており、私に事務所でも事務方にはどちらの制度も利用できない。

 今年定年退職する人は住んでいるところに、少しばかりの田畑を持っているし、お子さんの全員独立して特に多くの費用がいるわけでもないし、奥さんが現役の学校の先生(あと数年は奥さん自身の定年まであるとのことだった・・・)と言うこともあって、再雇用は申請しなかったようである。本来ならこのように余裕のある人が、申請してくれたらと思っている





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最終更新日  2008年03月22日 11時52分59秒
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