今月の 16 日にカロリン諸島付近で発生した台風 21 号は、時速 10 ~ 15km と自転車ほどの速度で日本列島に向けて北上しているが、海水温の高いエリアを進んできたため徐々に大型化しながら勢力を強めており、3日前には「強い台風」となり、一昨日には「大型で強い台風」で、昨日には「超大型で強い台風」になっている。台風が超大型まで大型化するのは 2015 年の台風 23 号以来 2 年ぶりのことで、今世紀になってからは 9 個目となり今年初めてだという。台風の大きさは強風域の半径で決まり超大型は 800 キロメートル以上だとされ、それだけ広範囲に影響が及ぶ可能性がありま、秋雨前線と台風の影響による大雨のほか長時間かつ広範囲にわたる暴風にも十分な警戒が必要だという。
台風の進路によって大荒れの期間は変わってくることから最新の台風情報に注意が必要で、日曜日には九州・沖縄や私の住む四国地方に接近し、月曜日には本州にかなり接近し上陸の恐れがあるという予想になっている。さらに本州の南岸沿いに停滞する秋雨前線の活動が活発になり台風の上陸前から雨が強まる恐れもあり、台風や前線の影響で非常に激しい雨や猛烈な雨が降り記録的な大雨となる恐れがあるという。また広い範囲で非常に激しい風が吹き、走行中のトラックが横転するような猛烈な風が吹き荒れる所もあり、大雨や暴風・高波・高潮などによる重大な災害が発生する恐れがあって、大荒れの期間は交通機関が大きく乱れる可能性もあることから交通情報にも注意が必要だという。
今日の予報では沖縄地方から非常に激しい雨の降る所があり、日曜日にかけて大雨となる恐れがあって、九州地方は非常に強い風も吹き荒れた天気になるという。私の住む中国・四国地方では前線の活動が活発になり雨脚が強まり、日曜日には広い範囲で活発な雨雲がかかり大雨となる恐れがあると予想されている。暴風も吹き荒れる恐れがあって警戒が必要だという。近畿・東海地方は衆議院選挙の投票日には活発な前線の影響で雨が降って大雨となり、台風の接近に伴って雨・風ともに強まり大荒れの天気となりそうだという。交通機関への影響が心配されますので交通情報にもご注意が必要だとされているが、午後からは雨のピークは越えるが風の強い状態が続くとの予想がされている。
台風の上陸が懸念されている関東・北陸地方は前線の活動が活発になるため雨脚が強まる予想で、台風が最も接近すると予想される月曜日には、台風本体の雨雲がかかりさらに雨が強まるという。暴風も吹き荒れ大荒れの天気となる恐れがあり、月曜日の朝の通勤・通学の時間帯に交通機関に影響がでる可能性が高いことから交通情報にも注意が必要だという。午後は雨のピークは過ぎるが風の強い状態が続き、長い時間にわたって交通機関への影響が続く可能性があるという。第 48 回衆議院議員総選挙の投票が行われる日曜日には台風 21 号の影響を受ける可能性が高いことから、大雨や暴風等により避難情報が発表され避難所を投票所として使用していた場合も考えられるというのだ。
東京都等の選挙管理委員会では天災その他避けることのできない事故が起こった場合は、公職選挙法で緊急措置を行うことが定められているが、災害が起こる前の避難の段階については法律で具体的に定められていないという。投票日当日に発生した大雨や暴風等により避難所に関する緊急措置を行ったケースはまれで経験したことがないということのようだ。避難所が開設された場合に選挙管理委員会では、避難の規模や災害の状況に応じて緊急対応を想定しているそうで、施設内のコミュニティーセンターや集会所等を投票所スペースに変更して投票が行われるという。もっとも選挙には期日前投票制度というものもあり、台風接近など投票日当日が危険だと事前に判断出来る場合は期日前投票を推奨しているという。
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