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2017年02月03日
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テーマ: 原子力発電(43)
カテゴリ: 地震、原子力
 東芝の減損処理等の損失額が7000億円にまで膨れ上がる見通しとなって、みずほ銀行は東芝の債務者区分を1ランク下の「要注意先」に引き下げた。
 東芝だけでなく三菱重工も原発事業でひどい目にあっている。
 …東芝は債務超過の兆候、三菱重工は「何もうまくいかず」
 巨額損失地獄
 …(略)…
 三菱重工は、巨額の損失を出した大型客船事業からの撤退、MRJ納入延期のほか、原発事業も先行きが見えない。
 米国の原発では、三菱重工製の蒸気発生器のトラブルが廃炉の原因になったとされ、電力会社から7000億円を超える損害賠償を求められている。
 仲裁機関の判断次第では、経営に大打撃となる懸念がある。
 そうなれば、日立との合併が一層、現実味を帯びてくる。
 さらに、経済産業省主導で東芝と日立、三菱重工の原発事業を統合する“日の丸原発”構想もあり、急展開を見せる可能性もある。
 …(略)…
 では、日立の原発事業は無傷かというと、そうとは言えない。
 東芝と同じように建設を抱え込み、さらに運営まで行う企業を取り込んでいる。
 丸儲けの構造なら良いのだが、最近の多くの事例をみるにつけ、リスク丸抱えとしか考えられない。

 財政が厳しくとも、原子力ムラを支える資金は出てくる。
  ソフトバンクに次ぐ英国への巨額投資の背景と今後の注目点
 2016.12.21 投信1
 …(略)…
 日立の目的は原発を作る「場所」の確保
 ここで注目すべきことは、原子力発電機器のメーカーである日立が、日本では電力会社が担う建設や運営までを行う企業を取り込んだことです。
 この点に関して、当時日立では、原子力発電事業を行う考えはなく、買収の目的は「プラントメーカーとして発電所を作る場が欲しいだけ」とコメントしています。
 2011年3月の東京電力福島第1原発事故以降、国内事業が先細りになる中で、技術を継承するためには必要な選択であったと考えられます。
 また、そのために出資者を募り、ホライゾンへの出資比率を引き下げていく考えを示していました。
 2016年12月15日付けの日本経済新聞によると、「総事業費約2.6兆円のうち、日立は約1割を負担することを前提に交渉が進められている」と報じられていますので、この考えには変化がないことが読みとれます。
 …(略)…
 引き取り手のない東芝の原発事業、リスク丸抱えの英原発事業を引き受けている
日立、大型客船事業とMRJの新規事業で収益を悪化させている三菱重工が、原発事業の一点で終結すれば、日本経済のリスク管理は1箇所で済む…という話ではないと思う。
 原発事業の明るさは、進展国の電力不足など、エネルギー需要の増大にかかっている。
 原子力ムラは、人類の未来を損ない、先行きに暗雲垂れ込める原発事業をいつまで続ける気なのだろうか?






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最終更新日  2017年02月03日 06時20分04秒
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