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2020年01月27日
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カテゴリ: 韓国、北朝鮮
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 K11複合型小銃は韓国国防科学研究所(ADD)が開発した、5.56mmアサルトライフルと20mmグレネードランチャーを上下並列に組合せるように設計された複合型小銃。
 最大の特徴は、20mm炸裂弾ランチャーの機構。
 サイトで目標を捕捉すると組込まれたレーザー距離測定器でマイクロプロセッサが距離を測定。
 この距離を弾丸の回転数に換算し、弾頭信管に入力して、炸裂弾を目標上空で正確に炸裂させることができること。


 2008年、正式採用が決定し量産。
 2010年、部隊配備。
 爆発事故の発生、射撃コントロール装置の亀裂など次々と欠陥、不祥事が続発。
 2013年、配備中止。
 2018年8月、戦力化中断が決定。
 2019年5月、防衛産業庁が使用中止決定。
【欠陥】
■部隊配備後の、K11の 不良率は47.5% にも及び、供給が中断された。
■2012年5月、韓国防衛事業庁は246挺を全量リコール。
撃発装置の設計変更、射撃統制装置・弾薬起爆装置のプログラム修正、電磁波干渉による誤動作の要因の除去 をする予定と発表。
■2014年3月、国防部関係者が国防科学研究所で試験射撃したK-11の 信管が爆発
 試験射撃中だった下士と、横で待機していた上兵など3人が破片で負傷した。
■2014年5月、国防技術品質院が「K11複合小銃電磁波影響性実験」で、同機種の20ミリ空中炸裂弾(知能型)は市販されている一般的な 磁石を近づけるとその磁気を撃発信号と誤認識して暴発 する危険があることが確認された。
■2015年1月、防衛事業庁関係者が「昨年11月にK-11小銃の公開試演会直後、全6000発を発射する規定上耐久性検査で 4000余発の発射でネジが緩み、射撃統制装置に亀裂現象 が発見された。
■2015年4月、防衛事業庁関係者は「国家科学研究院と技術品質院の主管で20mm空中爆発弾の弾薬に対し、電磁波影響性確認実験をした結果、 低周波帯域(60Hz)の高出力(180dBpT)電磁波からの影響を受ける ことが確認された」と明らかにした。
■2015年5月、防衛事業不正政府合同捜査団は、K11複合小銃射撃統制装置の試験検査を偽り、納品代金を受け取った疑いで、軍需企業の事業本部長ら3人を拘束、起訴したと明らかにした。
 部品メーカーは試験装置を無断で変更し、衝撃試験の際に規定の3分の1のエネルギーしか印加していなかった。
■2019年4月、50回以上射撃した場合、 リチウム電池の内部の圧力が増大し爆発 する可能性があることを防衛産業庁が報告した。


 まだまだ一部のメモにとどまるが、陸軍関係の「韓国性兵器」=韓国国産欠陥兵器は、いったん打ち止め。
 海軍編に移行する。






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最終更新日  2020年01月27日 06時00分13秒コメント(0) | コメントを書く
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