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2020年05月28日

コロナ収束時期の科学的推測とアマビエ【新型コロナからの出口】

(1)

テーマ：注意！流行中の感染症(189)

カテゴリ：感染爆発

　ヒトは正体の分からないものを警戒、畏怖する。
　理屈で理解できないものに対処するには、現代日本も神仏に祈願したり、呪いの類を頼りたくなる。
　古から現代まで、「生老病死」はヒトの人生の重要なテーマ。
　このような心が、「アマビエ」や「ヨゲンノトリ」を再発見させた。
　「蘇民将来」は流行らなかったが「アマビエ」は大人気だ。
　武漢肺炎流行収束が近いとの科学的推測の記事があった。

アマビエのご利益も？
コロナ収束が近いと予言できる
 3つの科学的根拠 

2020.5.8　DIAMOND online

江戸時代の妖怪「アマビエ」が

全国的なブームになった本当の理由

　日本全国で「アマビエ」がブームになっています。江戸時代の熊本の海に出現したという伝承のある妖怪で、人魚のような外見ですが、くちばしがあるのが特徴です。その姿を絵に描いて流布すると疫病がやむという伝説から、新型コロナが拡大し始めたころから、全国的な人気者になりました。
　　…（略）…
　　　　　

新型コロナの収束が近いと

言える3つの科学的根拠

　新型コロナについていえば、読者の皆さんに安心してもらえるかもしれませんが、科学的な予言としては「その収束は近い」ということが言えると思います。
　これは私の予言なので、アマビエほどの説得力はないかもしれませんが、その科学的な根拠を3つ示しましょう。

　1つ目は、4月8日の緊急事態宣言の後、 感染拡大の中心だった東京都で実効再生産数が1を割ってきた ということです。
　実行再生産数とは、1人の感染者が何人の人にウイルスをうつすかを示す数字です。
　これが1より小さければ、新規の感染者数は2週間後には減少します。

　　…（略）…
　　　　

　2つ目に、新型コロナは 夏にはあまり流行しないという説が、どうやら正しそう なのです。
　新型コロナが流行し始めた2月25日頃は、まだフランスもドイツもスペインも感染者が十数名だったのですが、当時真夏だった南半球のオーストラリアで22人の感染者が出ていたことから、「新型コロナは夏でも流行するのではないか」と言われていました。

　しかしその後、感染が世界に広がるようになってわかったことは、南半球の国々では極端に死者が少ないということでした。
　4月15日までは、流行が拡大したスペインやイタリアで100万人あたりの死者が300名を超えていたのに、同じ時点でブラジルの死者は100万人あたり7人、オーストラリアは2人と、統計的に有為なレベルで少なかったのです。
　北半球は三寒四温でコートが手放せない頃でも、南半球ではまだ残暑が残るくらいの時期だったからでしょう。
　　…（略）…
　　　　　

　そしてもう1つの根拠は、 日本人全体にコロナと戦うための新しい習慣が根付いてきた ことです。
　日本人の良いところは、世界の国々の中でも特に、他人を思いやる気持ちが強いことです。
　自分のためでなく他人のためにマスクを身に着け、ソーシャル・ディスタンスを言われた通りに保つように心がける。
　そして帰宅すると、家族のことを思って手を洗いうがいをする。
　コロナをきっかけに、日本人の行動は急速に変わりました。

　　―　引用終り　―
　　　　　