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2022年01月27日
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物流は混乱を続けている。
 人手不足とコンテナ輸送物の急増による港湾混雑、荷役の遅れによるコンテナ船の沖待ちにより輸送遅延、コンテナ自体の不足などだ。
 コロナ禍による商品・製品生産の不安定さを、物流の不安定さが倍加している。
 物流の混乱は、海上運賃、航空運賃の高騰をもたらした。
 荷主側は、輸送リードタイムが延びたこと、不安定化したことで、在庫を積み増し、緊急輸送による物流コストの増加となった。
 物流費の高騰は、原材料や商品の価格上昇をまねく。
     ​
世界の物流、コロナ下で停滞
輸送費も高騰、日本にも影響
2022年1月16日 47NEWS​
【上海、シンガポール、ロサンゼルス共同】
 新型コロナウイルスの変異株オミクロン株がまん延する中、世界で物流の停滞が深刻化している。コロナ下の「巣ごもり需要」で貨物量が増える一方、感染拡大による荷役労働力の不足や検疫強化で港湾機能は著しく低下し、コンテナ船の混雑は慢性化。輸送費も高騰し、日本でも身近な商品の流通に影響が及んでいる。
 米国ではアジアとつなぐハブ(拠点)の米西海岸のロサンゼルス、ロングビーチ両港でコンテナ船の渋滞が続く。
 関係者は「消費意欲の回復でコンテナ量が増え、港の処理能力を超えた」とみる。
  ―  引用終り  ―
     ​
 貿易量が増大する中、世界物流は様々な合理化をすすめながら、微妙な一線上で均衡を保ってきた。長引くコロナ禍が、この均衡を崩した。
例えば「コンテナの不足」ひとつをとっても理由は単純ではない。
     ​
■コンテナ不足の主な要因
①コロナ禍以前から、貿易量の増加に対し新造コンテナが不足気味だった
アジア発北米向け貨物の急増
港湾作業員不足によりコンテナ処理能力が低下
④欧米の航空コンテナ滞留による、アジアへのコンテナが回送不足

     ​
①の下位には、コンテナの船賃の低下などにより2019年のコンテナ生産量が前年比40%に激減状態だった。2020年、コロナ禍の先行き懸念と人手不足などによりコンテナ生産工場稼働率が低下し、コンテナ生産が低下していたことなどがぶら下がる。
新造コンテナが不足しているところを物流量の増大と、物流の混乱が同時的に発生した。

 米中対立が激化した2021年、船賃の上昇、新造船の受注増大などで、海運、造船業界は景気回復した。2022年も基調は変わっていない。
     ​
2020年通商白書
経済産業省
第3節 ​ 物流の寸断とサプライチェーン
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って渡航制限の導入や国境の封鎖が行われたことにより、陸・海・空の物流に寸断が発生した。この物流の寸断は、サプライチェーンの寸断につながり、各国の生産活動を停滞させ、その結果、貿易活動を縮小させることとなった。
物流の寸断の要因としては、まず感染の抑止のための外出制限や移動の制限が挙げられる。 さらに、国境を通過する貿易においては、税関、検疫において感染の有無を確認するプロセスが導入されるなど、従来以上の時間を要する場面も存在した。物流の形態別に見れば、陸上輸送においては一部の道路・線路の封鎖、海上輸送においては一部の港湾の封鎖、航空輸送においては特に旅客機の運航数の減少が影響した。
  ―  引用終り  ―






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最終更新日  2022年01月27日 06時00分08秒
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