SAC.COM

PR

バックナンバー

2025年11月
2025年10月
2025年09月
2025年08月
2025年07月
2025年06月
2025年05月
2025年04月
2025年03月
2025年02月

カレンダー

フリーページ

2023年03月02日
XML
テーマ: 未来へ(784)
 2023年2月17日に財務省が公表した国民負担率は、令和3年度(実績)48.1% 、令和4年度(実績見込み)47.5%、令和5年度(見通し)46.8%
 国民負担に財政赤字を加えた潜在的な国民負担率は、令和3年度(実績)57.4%、令和4年度(実績見込み 61.1%、令和5年度(見通し)53.9%
  昔、高福祉で国民負担率が50%近くになると勤労意欲が低下するとのウソが蔓延していた。
 食えなくなった者たちが、オレオレ詐欺などの犯罪に絡めとられてはいるが、今の日本で、国民負担率が高いために勤労意欲が低下してはいないだろう。
     ​
所得の半分近く占める 
財務省
2023年2月21日 NHK
 国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」について、財務省は今年度(2022年度)は47.5%となる見込みだと発表しました。過去最大だった昨年度をやや下回ったものの、国民所得の半分近くを占めています。
 財務省は21日、今年度の「国民負担率」は47.5%となる見込みだと発表しました。
 高齢化に伴って社会保険料の負担が増えた一方、企業の業績が回復したことや雇用者報酬が伸びたことから、過去最大だった昨年度より0.6ポイント下がりました。
 ただ、 過去3番目の水準となっていて、国民所得の半分近くを占めています。
 また、新年度の「国民負担率」は所得の増加が見込まれるとして、今年度から0.7ポイント下がって46.8%となる見通しです。
 一方、 国の財政赤字を加えた「潜在的な国民負担率」は、今年度は61.1%と去年11月に編成した大型の補正予算による歳出拡大が影響して、昨年度より3.7ポイント上がる見込みです
  ―  引用終り  ―
     ​
 福祉国家として有名なスウェーデンでは、社会保障における企業負担の比率が高いので、勤労意欲の低下は感じられない。また、小さな国(人口の少ない国)から世界的な企業が次々と生まれている。
 日本では中小事業者の負担が高まることを恐れ、勤労者の負担を重くしている。
 どうやら国を亡ぼすのは、福祉を重んじる社会主義勢力ではなく、長期的な最適を考えることができない保守勢力ということらしい。
 貧しくなったり、貧富の差が大きくなると、保守的な人が比率的に増える。第一次大戦後のワイマール共和国が生み出したナチスの成長をみるとよく分かる。
     ​
 維持できなくなっている「現状」維持を重視する有権者が多い現在の日本は、将来の発展につながらない「不幸な道」を政策的に選択する傾向が強い。
 人口減少社会の日本は、高齢化率が今後も高まり、所得の増加よりも社会保険料の負担が増え続ける。
 相変わらず、日本人の多く(大半の庶民・貧民)は、金持ちと違って「我慢強い」んだね!
     ​
令和5年2月21日
財務省
令和5年度の国民負担率を公表します
 租税負担率と社会保障負担率を合計した国民負担率について、令和5年度の見通しを推計しましたので、公表します。
  ―  引用終り  ―





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2023年03月02日 06時00分09秒
コメント(0) | コメントを書く
[少子高齢化 退職金/年金] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Ta152R

Ta152R

コメント新着

私はイスラム教徒です@ Re:マスク効果とマスク・リスク(05/05) 神神は言った: コーランで 『 人びとよ…
maki5417 @ Re:コメ 品薄の構図、値上げの秋(09/09) 需給ギャップは20万トン程度。 6月頃か…
maki5417 @ Re:福島原発の核燃料デブリ取り出し…着手できず作業中止(08/31) 核燃料デブリ取り出し 元請けから下請け…
maki5417 @ Re:香川産 養殖鮭に注目(07/07) 外国のように船ごとの漁獲高制限をしない…
maki5417 @ Re:星野リゾートトマム 施設売却(07/05) 中国に買われていたとは知りませんでした…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: