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2024年07月17日
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カテゴリ: 民間航空
 日本航空は2024年7月11日、民間航空の安全性向上に取り組む非営利国際組織「フライト・セーフティー財団(Flight Safety Foundation)」から、今年のリチャード・クレーン賞(The Richard Crane Award)」を受賞したと発表した。民間航空の安全に対する継続的な貢献などが評価される賞で、日本の企業や団体の受賞は初。
     ​
 2024年1月2日、羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突。滑走路への進入許可を受けていない海上保安庁機が、離陸順1番を表す「ナンバーワン」の管制交信を取り違えたこと、管制官が、海保機が滑走路に進入したことを知らせる監視システムの表示に気づかなかった可能性があること、自機の位置を緯度経度の座標情報を含んだ信号で、周囲にいる他の航空機に発信するシステム「ADS-B」が海上保安庁機に搭載されていなかったことなど大きな原因の一つとされている。
 その後も各空港では事故後も滑走路への誤進入が相次いでいた。
     ​
 この事故を受け、今年の6月時点で欠員が113人となっている航空管制官について、資格を持つ元管制官を復帰により欠員補充させる方向で国土交通省が検討に入ったことが7月2日報じられた。
 1月2日の事故発生後、日本航空が開いた記者会見では滑走路の誤進入を発見できなかった日本航空をマスコミはこぞって叩いた。
 海外マスコミは事故直後から、海上保安庁機に「ADS-B」が搭載されていなかったこと、日本航空が乗客全員を無事脱出させた快挙を報じた。
 監視システムの表示に気づかなかった航空管制官と、滑走路に無許可侵入した海上保安庁に責めが及ばぬよう、「官」が日本の大マスコミに入れ知恵したのだろう。
…羽田事故「奇跡」の379人脱出で各国から推薦
読売新聞  2024年7月11日 17時55分
 民間航空の安全性向上に取り組む国際団体「フライト・セーフティー財団」(本部・米バージニア州)は、航空安全に長く貢献した組織などをたたえる今年の「リチャード・クレーン賞」に日本航空を選んだ。2002年に同賞が創設されて以降、国内の企業・団体が受賞するのは初めて。日航が11日、明らかにした。
 195年8月に発生した日航123便墜落事故後、安全啓発センターを設置するなどして、社内外の安全文化の醸成に貢献してきたことが評価された。
 また今年1月、東京・羽田空港での海上保安庁機と日航516便の衝突事故で、国内外から「奇跡」と称賛された乗客乗員379人の全員脱出を受け、各国・地域から推薦が集まった。
 航空会社の受賞は米国・コンチネンタル航空、台湾・エバー航空に続き3例目。
  ―  引用終わり  ―
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 国交省は執行している法令などについても責任を負わないが、日本の大手航空会社も、日本の大手自動車メーカーも安全だ。

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最終更新日  2024年07月17日 06時00分15秒
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