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と言ってもニーチェの哲学の話を始めるわけではありません。。。今夜の東京フィルのサントリー定期公演のメイン・プログラムの曲の話♪リヒャルト・シュトラウス作曲、交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」はもちろんニーチェのそれをモチーフにしているわけです。以前にウラジミール・アシュケナージ指揮N響の演奏(NHKホール)を聴いていまいちの感想でしたが今夜はサントリーホールでの公演なのでホール自慢のパイプオルガンが大活躍することでしょう。30分位の曲ですが聴くたびに味わいが増してくる良い曲です又、生演奏ならではの醍醐味がたまらない曲でもあります♪♪♪指揮は磯崎靖男さん、まったく初めて聞くお名前なのでどんな演奏を披露してくれるのか、未知との遭遇に接する気分です!この曲の冒頭の部分は「2001年宇宙の旅」にも使われてけっこう有名ですね。久々の東フィルの演奏、楽しみです。昨日のムストネン/ヘルシンキの演奏会も感動のコンサートになりました。感想は↓←。
2005年05月31日
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このところ素晴らしい演奏会にめぐり合わせてうれしい限りですが今夜はフィンランドの若手の期待の星、オリ・ムストネンのコンサート。ピアニスト、作曲家として素晴らしい活躍をされていますが今夜は何と指揮者としても登場、ヘルシンキ・フェスティバルオーケストラを相手に自作の作品の後にベートーヴェンの第3番を弾き振り、最後はお国物のシベリウス交響曲第2番を振ると言うまさにムストネンのスパー・バージョン・コンサートです。北欧の若手主体のオケらしいですが躍動感に溢れた名演が期待できそうです。それにしても今や北欧出身の音楽家の躍進は目覚ましいほどです♪♪♪
2005年05月30日
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きょうは一日休暇をとりまして年老いた母が一人で暮らしております北海道の実家で母とのんびりしております。昨日の夕方、札幌駅から「スーパー北斗」の特急列車で向かいました、約1時間半の車中です。今日の朝方は陽も差していたのですが天気予報が見事に外れ今は静かに雨が降っております。近くのJA(農協)のスーパー「いかにも田舎の風情です(笑)」で野菜、果物や牛乳などの買い物のついでに昼用にお寿司なども購入、昼間から缶ビール片手に美味しい食事です、毛蟹は少し小ぶりながら一杯(一匹)890円の安さです、しかも今朝採れ立てです。夕方の列車で新千歳空港へそして東京へ帰らなければなりませんが、束の間の親子水入らずです。。。↓ふるさとの海岸風景です。何もない殺風景な所ですが海あり山あり湖ありの意外と自然豊かな町でもあります。30年に一度の割合で火山の大噴火のおまけがつきますが・・・。
2005年05月25日
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昨日から札幌へ出張で来ています。お天気は昨日からの雨もようやく上がり日差しも出てきました。思ったほどの寒さでもなく午後からはいくらか過ごしやすい陽気になりそうです。先日の演奏会(大友/東響、ホール・オペラ「ラ・ボエーム」)の感想をアップしました。↓←
2005年05月24日
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サントリー・ホールの毎年恒例のホール・オペラ今年はプッチーニ:ラ・ボエーム(全4幕)直前にミミ役のソプラノ/エヴァ・メイからトモコ・ヴィヴィアーニにキャスト変更となり、いささか不安な感じではありましたが終わってみれば全く素晴らしい出来で涙をいっぱい溢しました。トモコさん初めてその名前を聞くソプラノ歌手でしたがまずは立派に代役の役目を果たしたのではないでしょうか、もっとも今夜のお目当てはロドルフォ役のジュゼッペ・サッバティーニでしょうけど見事に期待に応えた歌唱を披露、もう一つの成功の要因はニコラ・ルイゾッティ指揮の東京交響楽団の完璧な演奏です。詳しくは後ほど。
2005年05月21日
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今日はこれから池袋、東京芸術劇場での東京交響楽団の定期演奏会。楽しみなプログラムばかりで期待に胸が膨らみます(笑)。まずはハインリヒ・シフのドヴォルザークのチェロ協奏曲、もう耳にタコが出来るくらい聴いている曲ですがシフさんの「ドボ・コン」は初めて聴きます。おそらく深みのある暖かな音色で楽しませてくれるでしょう。後半は大友/東響コンビで過去素晴らしい演奏を披露しているエルガー作品。今回は演奏会用序曲「フロワッサール」と変奏曲「なぞ」の2作品。2ヶ月前に広上/日フィルで感銘深い「なぞ」を聴いたばかり、今夜の大友さんひねりをくれるのか、はたまたブリティシュなサウンドの正攻法でくるのか興味が尽きません。たぶん終演後は感動のあまり美酒に酔ってヘロヘロ状態で帰宅になるでしょうから感想リポートは明日ということで。
2005年05月20日
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紀尾井ホールでの公演、ウィーン・フィルのメンバーを主体としたアンサンブルで第1ヴァイオリンがVPOのコンマス、ライナー・ホーネック、第2ヴァイオリンは同じくVPOの首席ライムンド・リシー、ヴィオラはVPOでは第1ヴァイオリン奏者ですがここではヴィオラを担当ペーター・ゲッツェル、コントラバスは元ミュンヘン・フィルのソリスト、今はウィーン音大のコントラバス科教授のヨーゼフ・ニーダーハマーの4人にゲストはピアノの霧生トシ子、アンサンブル金沢のチェロ首席のルドヴィート・カンタ。前半はメンバー4人の演奏でスメタナの道化師の踊りをオープニングにシュトラウスのワルツやポルカ後半はゲスト2人を迎えてのシューベルトの五重奏曲「ます」まあ楽しめた演奏会でしたがなにぶんにも座席が紀尾井ホールの2階L側2列なので舞台の視界が半減されてイマイチではありました。このホールの2階2列目と新宿オペラシティ(タケミツ・メモリアル)コンサートホールの2階3列目はセンター以外のL列R列とも視界不充分であまりお薦めできません。今回はイープラスの<得チケ>A席2,750円(半額)でしたのであまり文句も言えませんですけど。当日チケットを受け取るまで座席がわからないのはちょっぴり不安ですね。若い頃は演奏会が聴ける喜びだけでホールのどこのどんな座席でもOKでしたが流石に残りの人生時間が黄昏時代突入(笑)の身としては予約の時の座席のポジションの良し悪しであっさりそのコンサートを諦めたりします。音が全然違いますから、実際。今夜の感想レポートはのちほど。
2005年05月18日
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このところ仕事関係で日記をサボっておりました。私の勤める会社は年次査定が5月からと言うことで先週末から今日まで自分の範囲の事業部の仲間の昇給及び昇格の査定で実はオオワラワでございました。その期間はとてものんびりと音楽の話題で日記の更新率をアップする(冗談ですけれど)という気分にはなれなくて・・・ようやっと今、音楽を聴くことが出来た次第であります。シベリウスの交響曲第5番変ホ長調作品82彼の交響曲全7曲の中でも特に好きな作品で順番で言うと1、5,2,4,7番の順でしょうか(なんだか殆どになってしまいますが)今日はその2番目に好きな第5番の初稿版(オリジナル1915年版)を聴きました。作曲家にはモーツァルト、シューベルト(この二人は30代の若さで亡くなっています)近代ではショスタコーヴィチのような速筆、完全型の決して書き直すことの無い作曲家とブルックナーやマーラーそしてシベリウスのように所謂(いわゆる)遅筆、何度も同じ素材を組みなおす悩み多い作曲家がおり今回のこのシベリウスの5番は1915年の初稿版の後、翌1916年に第2稿そして更に1919年に第3稿を完成して所謂これが現在広く演奏されている現行版になるのですが非常にこの初稿版は面白いです、暫らくぶりに聴きましたけれど。まず第1楽章の冒頭から響きが違うしホルンは和音の登場でしかなく最初から寂寥感が強調される始まりかたで興味深く最初のクライマックスはいきなり忽然と音楽が静止したり(現行の1楽章の終結部に相当)現行版では静止せずに2楽章へと流れは維持されるのですがその後の2楽章以降でもオリジナル版ではラッパでの主題が弦に置き換えられたりします、因みに現行版ではオリジナル版の1、2楽章が1楽章にくくられています。第4楽章(現行の第3楽章)ではどちらも珍しく同じ感じの出だしで、ホルンの二分音符の呼応も一緒なのですがオリジナル版ではラッパ(トランペット)が何とも妙な不協和音の喧嘩をふっかけたりします。特筆すべきはやはり最終のコーダ、クライマックスです、ここでも不協和音が飛び込んできたりしますが現行版を聴きなれている人は驚くでしょうね、ブルックナーのシンフォニーのような雄大なコーダになってます。素晴らしいです、ここだけ採ればオリジナル版のほうが完成度が高いような気がします。(ぶつぎりコーダの現行版に比べると長大な流れで・・)結果として今回のオリジナル版と現行版は全くの別物として聴いた方が違和感が無いのかも知れません。シベ5の好きな方には是非お薦めします。(何年か前のラハティ響/バンスカの東京公演を聴かれた人には余計なお世話ですが)↓ 参考資料(CD)オリジナル版:オスモ・ヴァンスカ指揮ラハティ交響楽団(BIS)比較した現行版:ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送交響楽団オリジナル盤は1996購入(BIS-CD-800)キングレコード現行盤は2002年購入 (WPCS-21104)ワーナーミュージック
2005年05月17日
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午後から新幹線のぞみで大阪へ出張しました。車中で池波正太郎の「剣客商売」を読みながら耳ではMDウォークマンをかけながらの道中でした。音楽はBS放送から録画録音したもので去年04年の小澤征爾/サイトウ・キネンのライブ演奏でブルックナーの交響曲第7番。ながらで聴いてましたので詳しい感想は控えますけれど全くもってオケの技術は完璧に近いですね、小澤さんの解釈は特別な目新しい工夫もなくどちらかと言えば「オーソドックス」な感じに聴こえます。画像で少しだけ見たのですがホルンのハボラクさんも乗っていたような、元ベルリン・フィル クラリネット首席のライスターさんは今やサイトウ・キネンの常連で乗ってますし管楽器にも日本のトッププレィヤーがずらり、もともと優秀な弦楽器群も含め、常設のオケではないですが間違いなく世界のトップグループに位置するでしょうね。今日は午後からは名古屋に移動します。車中の一時間を今度は読書はせず、もう一度小澤/サイトウ・キネンのブル7を集中して聴いてみたいと思います。先日のヒラリー・ハーン リサイタルのコンサートレビューをアップしました↓
2005年05月12日
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新宿オペラシティ・コンサートホール 1階は満席で後ろに補助席まで出ていましたけれど、まずは満足したリサイタルでした。モーツァルト、バッハと続き休憩後はモーツァルト28番、フォーレの1番ソナタと続く筈だったのですが何とハーンさんのヴァイオリンの肩当に不調があったとかで約20分ほどフォーレの演奏開始が遅れるハプニング、モーツァルトの28番が素晴らしい演奏でしたので少し集中力が途切れかけましたがフォーレもハーンさん、たうたうような自然な流れを紡いで香り豊かな演奏でした。アンコールは2曲だけ、ハプニングが無ければもう少し多かったかも知れませんね。コンサートレビューはのちほど。↓終演後のサイン会でのショット。
2005年05月11日
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GW明けの初コンサートはヒラリー・ハーンのヴァイオリン・リサイタル25歳のアメリカ生まれの新進気鋭の女性ヴァイオリニスト。03年4月に東フィルの定期にブルッフの曲で登場予定で楽しみにしていたのですがハーンさんの体調不良でキャンセルとなり残念な思いをしていましたので約2年振りに念願かなって今夜のコンサートでやっとナマ、ハーンさんを聴けることになりました。オペラシティ・コンサートホールへも去年の8月ミュンフン/東フィルの演奏会以来、久しぶりに足を運ぶことになります。
2005年05月10日
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本日は生憎の雨ですね、暫らくぶりのような気がします。もっとも東京が雨の日は何でか札幌出張で東京にはいなかったからかもしれません。録りためたDVDを徐々に整理をしております。ふとDVD器楽のジャンルを見ましたら今やアーカイヴ的なピアニストの録画が出てきました。ミケランジェリ、ギレリス、オボーリン、リヒテルなど・・・恥ずかしながらこれらはDVDに録画しっぱなしで一度も再生していません。と言う訳で整理を続けながらですがまずスヴャトスラフ・リヒテルを聴いてみました。シューベルトのソナタホ短調D.566とソナタト長調D.894リヒテルは1997年没ですから彼が亡くなる20年前の1977.9.27イギリスのアルドバラーにおける録音及び映像なのですが、リヒテルさん実はカメラが嫌いな方で、したがって映像はあまり残っていないのですが今回の映像はホールでの隠しカメラで撮影したものとのこと。(リヒテル夫人には事前に了解を得たうえで)収録後に夫人からの説得でリヒテル本人も了承したとのことでこの映像が世に出たわけなのですが。流石に映像は照明を堂々と使う訳にもいかずかなり暗くて粗い映像ですがそれでもリヒテルさんの分厚い掌がまさに”もぞもぞと”鍵盤上を走るのが妙にリアルです。シューベルトの作品も鋼鉄の異名を持つリヒテルさんのイメージとはうらはらに繊細で心に沁みる演奏でした。意外だったのは譜面を読みながらの演奏だったことです。未だDVD整理が終わりません、この連休中に出きるだけ再生鑑賞しようと企てたのですがトホホな結果になるかもしれません。
2005年05月06日
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去年のラトル/ベルリン・フィルの来日公演でのおそらく唯一の演奏記録、BSーフジで放映されたものを聴きました。曲目は1・ハイドン 交響曲第86番2・ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死3・ブラームス 交響曲第2番 (2004.11.20 サントリーホール) 実は私は同じプログラムを11月7日にミューザ川崎で聴いております。小気味良いハイドン、押し寄せる圧倒的な情念のワーグナー、そして相当入念に打ち合わせたであろうブラームスの2番、ミューザで聴いたときにも圧倒的感動でありましたがこのサントリーホールでのDVD録画をみてもラトル氏の演奏解釈は微動だにせずやはり素晴らしい、聴き終わってミューザでのあの時の感動がまざまざと甦ってきました。今回やはり後半のブラームスがベルリン・フィルの揺るぎない底力を感じさせたしラトル氏の要所のみに指示を出す指揮振りが非常に大河の流れのようなスケールの大きな演奏になっていたと思います。終楽章のコーダだけはラトルさん、鬼のような表情で楽員を煽っていましたけど、これなんかはテレビ画面だからの特典でふだんのコンサート会場ではお目にかかれませんね。サントリーでのバックステージ(P席)でと言う手もあるけど。 オケのメンバーはミューザもサントリーでも同じでホルンはハボラク、オーボエはマイアー、太鼓はゼーガースさん、安永さんもヴィオラの清水直子さんもそれぞれトップのサイドに座って熱演でした。ホルンの一方の雄、S・ドールさんはマーラー5番のみ、フルートのパユさんは「フィデリオ」のみの出番だったようです。ラトルさん、テレビでのインタヴューで新潟地震の被災者のためのスケジュールにないチャリティコンサートまで開催したのですが(楽員ともども正装でのリハーサル・コンサート)、普段来ない(或いは来れない)「若い聴衆の方にも聴いていただいて大変喜ばしいこと」と述べられてました。また往年の名指揮者ブルーノ・ワルター氏の「音楽は記憶された感情で演奏してはならない、その瞬間の感情と新生な感情を映し出さなければならない」という言葉を引用してまさしくそのように実践している現在のベルリン・フィルのメンバーを評価しています。ラトル氏の↓のコメントに彼らとの最高のコンビネーションの秘密があるようです。「野に群がる1000匹もの野生の虎の如く演奏する彼らに私も惹きつけられるのです」 夜はNHK-FM で放送されたトマス・ハンプソンのバリトン・リサイタル(シューマンの詩人の恋など)を聴きましたのでこのへんで。
2005年05月04日
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今日は去年の来日オーケストラのコンサートを聴いてみました。まずサー・コリン・デーヴィス指揮ロンドン交響楽団(2004.3.9 京都コンサートホール)1・シベリウス 交響詩「大洋の女神」2・シベリウス バイオリン協奏曲 (Vn)庄司紗矢香休憩後3・ストラヴィンスキー バレエ音楽「火の鳥」1910年版アンコール1・エルガー 変奏曲「なぞ」からニムロット 同じプログラムの東京公演をサントリーホールで聴きましたけど年間の特選入りにはしませんでした(二者択一で内田光子共演の公演を選択) 理由は「火の鳥」の演奏がイマイチ散漫な印象に感じたためなのですがこの京都での公演を観る限り色彩豊かな響きでいいですね。サントリーでの公演、私自身が散漫な気持ちで聴いていたからかもしれません。シベリウスの庄司紗矢香さんは申し分ない出来です、感情表現も共感できますし、なにより豊かな音色、緊迫感に溢れるリズム/テンポが素晴らしいです。いつも思うのですがこの人の演奏表現にブレは全く見られません。サントリーの公演でも熱狂的な声援を聴衆から受けてました。アンコールのニムロットが超名演、ロンドン響の面目躍如、さすがデーヴィス御大と言ったところ。余談ですがデーヴィス/ロンドン響のエルガー作品の実況録音盤を待ちたいところです。さて今度はウィーン・フィルの演奏会(2004.11.21 サントリー・ホール)ワレリー・ゲルギエフ指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団1・ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 (Pf)イェフィム・ブロンフマンアンコール1・スカルラッティ ソナタハ短調K.112・ショパン 練習曲第12番ハ短調「革命」休憩後2・チャイコフスキー 交響曲第4番へ短調以前にこの公演のFM放送を聞いてはいましたが今更ながらブロンフマンの凄さが映像で確認できました。指が鍵盤に吸い付くようです、かなり掌も大きい人です、体も確かにでかいけど。2楽章も結構リリシズム溢れていてFMで聴いた時より数段素晴らしい印象に残る演奏です。映像プラス音質がデジタルですから同じ土俵でFM音源と比較するのもおかしいですけど。同じ理由でチャイコフスキー4番もオケのダイナミズムが非常にメリハリがあり実際以上にダイナミックな風圧をオケから感じました。ゲルギエフ氏の煽りにも何とか理性の限界のところで踏みとどまりフィナーレのコーダでは大爆発しながらきっちり決めるところは流石(さすが)ウィーン・フィルです。弦の低音域や打楽器の音もクリアーに録音されており素晴らしい、FMの音源とでは既に音質が違いすぎますね。そもそもFMとではダイナミック・レンジが違いすぎますから仕方ありません。ま、それでもウィーン・フィルのFM同時生中継やN響定期公演のFM生中継は捨てがたい魅力ではあります。 マイルドブレンドのロンドン響メローブレンドなウィーン・フィルの響きを堪能いたしました。明日はラトル/ベルリン・フィルとヤンソンス/ロイヤル・コンセルトヘボー管の来日公演を聴く予定です。時間が許せばマズア/フランス国立管も。
2005年05月03日
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今日も録画DVDをせっせと聴いております。本日の一押し。クラウディオ・アバド指揮ルツェルン音楽祭管弦楽団1・R・シュトラウス 4つの最後の歌 ルネ・フレミング(ソプラノ)2・ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」から第2幕 V・ウルマナ(ソプラノ) 藤村実穂子(メゾ・ソプラ) J・トレレーヴェン(テノール) ルネ・パーペ(バス) P・ブレヒビュラー(バリトン) ラルフ・ルーカス(テノール) 2004.8.13 スイス/ルツェルン・コンサートホールでのBS-hi録画 今回のルツェルン音楽祭管弦楽団はアバドのもと自主的に集まったメンバーで構成されたオケで主体はベルリン・フィルのメンバーのようです。 ルネ・フレミングさんの4つの歌、凄いですね、彼女の音域の広さと言ったら。1曲目のまるで妖艶な”春”4曲目の”夕映えに”の諦観の境地に達した作曲者自らの想いを鳥肌が立つような表現と歌唱でお見事でした。余談ですがフレミングさん、舞台衣装以外で拝見すると普通のおばさんですね、じみです。そのアンバランスもまた魅力なんですけど。さて後半のトリスタン、オケの後ろ舞台後方の高台に歌手が登場、コンサート形式の演奏です。秘薬によってトリスタンを愛してしまったイゾルデの心の葛藤と二人の愛を歌う情景がメインですがブランゲーネ役の藤村さんが凄くいいです、堂々としていて発音もはっきりで声も芯がとおっていて安定感抜群でした。さすがにイゾルデ役のウルマナさん、殆ど出ずっぱりなので程よくコントールした歌い方でしたが少し軽い声質に聞こえました。トリスタン役のトレレーヴェン氏、役に適った声です、往時のルネ・コロ氏を肥満児にした体型ですが。マルケ王のパーペはMETでもお馴染みのアタリ役でたっぷりの声量で貫禄十分の歌いぶりで風格すら感じます。アバド指揮ルツェルン音楽祭管弦楽団も重厚な音楽をスピード感を感じさせるキレの良い演奏で素晴らしい出来です。アバド氏の元気はつらつな姿も久しぶりですが喜ばしいことです。観客席にB・ハイティンクさんの顔も見えました。フレミング、藤村、パーペが今夜のベスト・スリー歌手ということで。今日は他に2002.3.8 サントリーでのブロムシュテット/ゲヴァントハウス管の録画でシベリウスの7番とブルックナーの5番 特にシベリウスがスリリングで一気呵成の濃厚な解釈が意外性とともに深く感動。
2005年05月02日
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