仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2008.05.20
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カテゴリ: 東北
19日に、八戸信用金庫と十和田信用金庫が合併した新しい「八戸信用金庫」が業務を開始した。預金量は東北最大だという。

この新「八戸信用金庫」は本店八戸市、三八上北地域を中心に県内に36店舗を構える。合併により預金量は3425億円となり、東北地方に32ある信用金庫で1位の規模、融資量は1643億円で2位になる。地方銀行やゆうちょ銀行との顧客の綱引きなど厳しい環境の中「八戸信用金庫」は合併により体質強化をはかった。今後は県南地域の経済を支える金融機関として期待される。

以上は青森放送のニュースからまとめたが、東北の地域金融を考えるとき、信用金庫は欠かせない。信用金庫にも当然ながら再編の波が押し寄せているが、地域における役割は大変重要なものがある。青森県東部では、伝統的に地銀よりも信用金庫が強いのかも知れない。

この辺、地銀の根の張り方との関係と、それと今後の再編の展望にも関心がある。杜の都信用金庫はこれで東北第一の座を奪われたが、今後も再編の動きが加速するようだ。もともと東北は経済規模に対して金融機関数が多いのだそうだ。信用金庫というと、城南が思い浮かぶが、東北でも地銀に伍するような巨大信金が続々誕生するのだろうか。

ちょっと勉強してみたいところだ。

■関連する過去の記事
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最終更新日  2008.05.20 01:06:19
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